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外為リアルタイムレビュー

今日のテクニカル見通し:NZドル/円

NZドル/円相場は、昨年末以降「14年高値-16年安値の下げ幅61.8%戻し」の壁が強力な抵抗となって上伸を阻んでいます。月足から見ても徐々に下値が切り上がっており、上抜けが試されやすいと見ます。もっとも、月足の一目均衡表を見る限り、昨年末以降は雲上限が上値を抑える格好となっている事からも、まずは雲上限を巡る攻防の行方に注目する事となりそうです。

なお、日足では6日線を割り込もうとしており、目先的には調整局面入りの可能性が出ています。こうしたことからも、冒頭の61.8%戻し突破を試す前に下値模索の動きが先行する可能性があります。

NZDJPY_M170922.JPG
(上記NZドル/円・月足の外貨ネクストネオのチャートは9/22の11:27現在)

NZDJPY_170922.JPG
(上記NZドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/22の11:27現在)

○下値目処について
6日線(81.623円)を割ると、75日線(80.990円)や200日線(80.095円)を順に試す事となりそうです。もっとも、200日線のすぐ下に20日線(79.882円)があり、このあたりで切り返せるか注目です。

○上値目処について
9/21高値(82.739円)を突破すると、7/27につけた年初来高値(83.915円)が射程に入ります。このあたりを越えられれば、冒頭で触れた「14年高値-16年安値の下げ幅61.8%戻し(84.471円)」を巡る攻防の行方が注目されそうです。


○下値目処
81.623円(6日線)
81.362円(日足の一目均衡表の雲下限)
81.114円(13週線)
81.055円(週足の一目均衡表の転換線)
80.990円(75日線)
80.841円(日足の一目均衡表の転換線)
80.095円(200日線)
80.468円(日足の一目均衡表の基準線)
79.882円(20日線)

○上値目処
82.739円(9/21高値)
83.915円(7/27高値)
83.065円(月足の一目均衡表の雲上限)
84.471円(14年高値94.031円-16年安値69.006円の下げ幅618%戻し

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/22 金)

WS001112.JPG  

 
----------9/21ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.215
HI 112.716
LO 112.131
CL 112.483
 
東京市場は、前夜の米FOMCの余韻が残る中、底堅く推移。片岡新日銀委員の緩和拡大主張や黒田日銀総裁の緩和継続発言を受けて112.716円まで上値を伸ばした。欧州市場でも112.20円台に弱含む場面があったが底堅さは維持。NY市場ではトランプ大統領の発言や株の安寄りを受けて112.131円まで下落したが、FOMCの余韻で米国債利回りが上昇する中、112.60円前後まで持ち直した。もっとも、ユーロやポンド買いが根強く、ユーロドルやポンドドルが上昇する中でドル円の上値は伸びなかった。
 
-----------9/21主な出来事----------------------------
 
07:45 (NZ) 4-6月期GDP (前年比) +2.5% 
前回+2.5% 
予想+2.5% 
 
12:16 (日) 日銀金融政策決定会合
・マイナス金利0.1%維持
・8対1で金融政策の現状維持を決定
・長期国債の買い入れ額は概ね現状程度(年間80兆円増) 
 
14:00 ロウRBA総裁
「豪経済に改善が見られる」「金利は低下よりも上昇の可能性の方が高い」
「すぐにインフレが2.5%を超えることは困難」「世界的な金利上昇が自動的に豪州と関連するわけではない」
 
15:00 黒田日銀総裁
「強力な金融緩和を今後とも粘り強く続けていく」「片岡委員の金融政策の反対意見について詳細は控える」「必要があればさらなる緩和もある」
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 25.9万件
前回28.4万件→28.2万件
予想30.2万件  
 
21:30 (米) 9月フィラデルフィア連銀製造業指数 23.8
前回18.9 
予想17.1  
 
22:20 (南ア) SARB政策金利を利下げ予想に反して 6.75%に維持
 
 
22:30 トランプ大統領
「北朝鮮への制裁を強化するつもりだ」
 
 
------------9/21株式・債券・商品----------------------
 
 WS001113.JPG
 
------------9/22きょうの注目材料----------------------
 
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
<海外>
15:45  仏4-6月期GDP・確定値
16:00  仏9月製造業PMI速報値
16:00  仏9月サービス業PMI速報値
16:15  クーレECB理事、講演
16:30  独9月製造業PMI速報値
16:30  独9月サービス業PMI速報値
17:00  ユーロ圏9月製造業PMI速報値
17:00  ユーロ圏9月サービス業PMI速報値
17:30  ドラギECB総裁、講演
19:00  ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
20:15  コンスタンシオECB副総裁、講演
21:30  カナダ8月消費者物価指数
21:30  カナダ7月小売売上高
22:30  ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
26:30  カプラン米ダラス連銀総裁、講演
未定   メイ英首相、EU離脱について重要演説
23日   NZ総選挙
23日   NAFTA再交渉第3回会合(カナダ・オタワ、27日まで)
24日   独総選挙
 
------------9/22きょうのひとこと----------------------
 
ドルは昨日、対円や対豪ドルなどで上昇したものの、ユーロやポンドに対して下落するなどマチマチの動きでした。FOMCを受けたドル全面高の動きは一服したと考えた方が良いのでしょう。きょうは、金融政策正常化をめぐるドラギECB総裁の発言や、EU離脱に関するメイ英首相の発言が注目される中、神経質なドルの動きが続きそうです。また、米国ではFRB高官の発言が複数予定されています。ドル/円相場は、要人発言に振り回されやすい一日となりそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

今夜の注目材料は?9/21

 東京市場のドル/円は、一時112.60円台まで上昇して約2カ月ぶりの高値を付けました。米連邦公開市場委員会(FOMC)が年内の追加利上げ見通しを維持した事を受けてドルが買われた昨夜の流れを引き継いだ格好です。欧米市場の展開を読むにあたって、まずは注目材料を確認しておきましょう。

 
9/21(木)
17:00   ノルウェー中銀、政策金利発表
17:30   香港8月消費者物価指数
18:30   プラートECB専務理事、講演
21:30   カナダ7月卸売売上高
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
21:30   米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:00   米7月米住宅価格指数
22:30☆ ドラギECB総裁、講演
23:00   ユーロ圏9月消費者信頼感指数・速報
23:00   米8月景気先行指標総合指数
未定 ☆ 南ア中銀(SARB)政策金利発表
 
※☆は特に注目の材料
 
このドル高の流れを後押しできるか、米経済指標が注目されるところですが、今夜の指標はどれも格落ち感が否めません。新規失業保険申請件数はハリケーンの影響が引き続き読めないため参考外でしょう。そうした中、ドル/円は欧米の株価や長期金利の動き(FOMCの消化)に左右されやすい展開となりそうです。
 
また、来月の欧州中銀(ECB)理事会に向けてドラギECB総裁の発言にも耳を傾けておきたいところです。その他、南アフリカ中銀は本日の会合で利下げ(6.75%から6.50%へ)を行う見通しです。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/21 木)

WS001107.JPG  

  
----------9/20ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.546
HI 112.533
LO 111.087
CL 112.147
 
東京市場は、仲値公示までは111円台半ばを維持したが、公示後は利益確定売りに押される展開となり、一時111.30円台へと弱含んだ。欧州市場でも五月雨式に調整売りが出て111.20円台へと下落した。NY市場に入ると、FOMCを前に動意を失い111.30-50円前後でもみ合った。その後、FOMCが年内の追加利上げに前向きな見方を(16人のメンバー中11人が利上げを予想)示すとドルが急騰。一気に112円台を回復し、イエレンFRB議長が楽観的な見通しを示すと112.533円まで上値を伸ばした。
 
-----------9/20主な出来事----------------------------
 
07:45 (NZ) 4-6月期経常収支 (対GDP比) -2.8%
前回-3.1%→-2.9%
予想-3.1%  
 
08:50 (日) 8月貿易収支 +1136億円
前回+4188億円→+4217億円
予想+1044億円  
 
15:00 (独) 8月生産者物価指数 (前年比) +2.6%+2.3% +2.5%  
 
17:00 (南ア) 8月消費者物価指数 (前年比) +4.8%
前回+4.6% 
予想+4.9%  
 
17:30 (英) 8月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +1.0%
前回 +0.3%→+0.6%
予想+0.2% 
 
23:00 (米) 8月中古住宅販売件数 535万件
前回544万件 
予想545万件  
 
27:00 (米) FOMC政策金利を 1.00-1.25%に維持
 
27:00 FOMC声明
「労働市場が引き締まり続け、経済活動が今年ここまで緩やかに拡大している」
「ハリケンーンが中期的な経済の流れを変える可能性は低い」
「バランスシート縮小を10月に開始へ」
「全会一致で政策決定」
「インフレ、ハリケーンが寄与し一時的に上昇へ」
「インフレ動向を注視」
「雇用の伸びは堅調さを継続」
「家計支出は緩やかに拡大、企業支出は数四半期で拡大」
「経済の短期的なリスク、概ねバランス」
 
27:30 イエレン米FRB議長
「緩和的な政策が雇用市場を一段と支援するだろう」
「バランスシート縮小、段階的かつ予測可能に進行へ」
「雇用者数、9月の数値に影響が出る可能性も」
「インフレは2%目標をしばらく下回る」
「インフレを2%に戻すため必要に応じて金融政策を調整する用意」
「FRB議長の任期を全うするつもりだ」
 
------------9/20株式・債券・商品----------------------
WS001106.JPG 
------------9/21きょうの注目材料----------------------
 
<国内>
未定    日銀金融政策決定会合
15:30    黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
 
<海外>
07:45    4-6月期NZ・GDP
14:10    ロウRBA総裁、講演
15:00    8月スイス貿易収支
15:55    スメッツ・ベルギー中銀総裁、講演
17:00    ECB月報
17:00    ノルウェー中銀、政策金利発表
17:30    8月香港消費者物価指数
18:30    プラートECB専務理事、講演
21:30    7月カナダ卸売売上高
21:30    前週分の米新規失業保険申請件数
21:30    9月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:00    7月米住宅価格指数
22:30    ドラギECB総裁、講演
23:00    9月ユーロ圏消費者信頼感指数
23:00    8月米景気先行指標総合指数
未定    南ア準備銀行(SARB)、政策金利発表
 
------------9/21きょうのひとこと----------------------
 
FOMCは今年10-12月期のコアPCEの見通しを1.5%に引き下げました。その上で16人中11人が12月利上げを予測したという事は、12月の追加利上げのハードルを下げたという事になります。最新(7月)のコアPCEは1.4%。29日に発表される8月コアPCEが注目されそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、111.30円台?111.60円台で小動きとなりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

9/20(水)
23:00  8月米中古住宅販売件数
23:30  米EIA週間原油在庫統計
27:00☆米FOMC政策金利発表
27:00☆米FOMC、経済・金利見通し発表
27:30☆イエレン米FRB議長、会見

9/21(木)
07:45☆4-6月期NZGDP
※☆は特に注目の材料

本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目材料です。今回はバランスシートの縮小がほぼ織り込まれているものの、年内の利上げ観測が復活するかは見方が分かれています。今回はFOMCメンバーの経済・金利見通しの発表や、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見もあり、6月に示された「年内あと1回」の利上げ見通しが維持されるかが焦点です。

なお、翌朝にNZで4-6月期国内総生産(GDP)が発表されます。市場予想は前期比+0.8%、前年比+2.5%となっています。

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は、今月8日に2014年12月以来の高値となる1.2090ドル台まで上昇。その後やや下押すも、引値で20日線や日足の一目均衡表の転換線を明確に割り込まなかった事から切り替えしており、本日の東京市場では1.20ドルを挟んでも見合いとなっています。

日足では高値もみ合いのように見えますが、週足を見ると、移動平均は「ローソク足>13週線>26週線>52週線」に加えていずれの線も急角度で上向きを維持しています。一目均衡表は転換線を割り込む事無く三役好転が点灯しているなど、強い上昇トレンドの中にあるといえます。少なくとも前述の20日線や基準線が機能している間は、上昇トレンドが継続していると見たほうが良さそうです。

EURUSD_170920.JPG
(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは9/20の10:45現在)

○上値目処
9/8に1.20922ドルまで上昇して12年7月安値(1.20420ドル)を突破しています。目先はボリンジャーバンド+2シグマを押し上げる陽線が出現するかがカギとなるでしょう。現在、バンドの上下の幅は縮小気味となっており、バンドが再び拡大することがあればトレンドを伴った動きとなる可能性があります。なお、9/8高値(1.20922ドル)のみならず、14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し(1.21663ドル)を達成すると、目標値の少ないゾーンに足を踏み入れることとなります。その場合は1.22ドルちょうどなどの心理的節目が機能するか注目です。

○下値目処
目先は、冒頭で触れた日足の一目均衡表の転換線(1.19647ドル)や20日線(1.19360ドル)が、ポイントです。これらを割った場合、次は週足の一目均衡表の転換線(1.18524ドル)や13週線(1.17542ドル)が機能するか注目です。これらで下げ止まらない場合は下押しが深くなる事が予想されます。


○上値目処
1.20508ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.20922ドル(9/8高値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)

○下値目処
1.19506ドル(6日線)
1.19647ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.19360ドル(20日線)
1.18792ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.18772ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.18740ドル(10年6月安値)
1.18524ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.18211ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.17542ドル(13週線)
1.17351ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.17128ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.17127ドル(15年8月高値)
1.16621ドル(8/17安値)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/20 水)

WS001101.JPG  

 
----------9/19ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.455
HI 111.882
LO 111.202
CL 111.598
 
東京市場は、衆院解散・総選挙の思惑もあって円売りが先行。日経平均の上げ幅が400円を超えた午後には111.882円まで上値を伸ばして7月26日以来の高値を付けた。欧州市場に入ると、米長期金利が低下する中、111円台前半へと軟化。NY市場に入りトランプ大統領の過激発言が伝わると111.202円までげらくした。しかし、減税への期待などから米国株が値上がりする中、米長期金利も上昇。つれてドル円も111.80円台に値を戻した。とはいえ、FOMCを前に一方的なドル買いに傾く事もなく、買い一巡後は111.50円前後に落ち着いた。
 
-----------9/19主な出来事----------------------------
10:30 RBA議事録
・家計債務の高リスクと低インフレのバランスをとる必要がある
・豪ドルの上昇は米ドル安が背景
・雇用は堅調な伸びを見込む
・豪ドルのさらなる上昇は経済成長やインフレを鈍化させる
・金利据え置き、成長・インフレ目標に整合的
・中国の経済は予想以上に力強いが、高債務は脅威
・鉱業以外の投資見込みも改善。公共インフラ投資は力強い
 
18:00 (独) 9月ZEW景気期待指数 17.0
前回10.0 
予想12.0
  
18:00 (ユーロ圏) 9月ZEW景気期待指数 31.7
前回29.3   
 
18:00 (ユーロ圏) 7月建設支出 (前月比) +0.2%
前回-0.5%→+0.2%
 
21:30 (米) 8月住宅着工件数 118.0万件 
前回115.5万件→119.0万件
予想117.4万件 
 
21:30 (米) 8月建設許可件数 130.0万件
前回122.3万件→123.0万件
予想122.0万件  
 
21:30 (米) 4-6月期経常収支 -1231億USD 
前回-1168億USD→-1135億USD
予想-1160億USD 
 
21:30 (米) 8月輸入物価指数 (前月比)  +0.6%
前回+0.1%→-0.1%
予想+0.4% 
 
23:08 トランプ米大統領
・北朝鮮が挑発をやめなければ「完全に破壊」せざるを得なくなる可能性も
・『ロケットマン(金正恩氏)』は、自身および自身の体制に対する自爆任務に就いている
 
 
------------9/19株式・債券・商品----------------------
WS001100.JPG 
------------9/20きょうの注目材料----------------------
 
<国内>
08:50    8月貿易統計
 
<海外>
07:45    4-6月期NZ経常収支
15:00    8月独生産者物価指数
17:00    8月南アフリカ消費者物価指数
17:30    8月英小売売上高指数
23:00    8月米中古住宅販売件数
23:30    EIA週間在庫統計
27:00    米FOMC政策金利発表
27:00    FOMC、経済・金利見通し発表
27:30    イエレン米FRB議長、会見
 
------------9/20きょうのひとこと----------------------
 
いよいよきょうはFOMCです。B/S縮小はほぼ確定的であり、焦点は12月利上げという事になりそうです。12月利上げの可能性を巡っては、インフレ見通しもさることながら、金利見通し(政策金利予測分布)が本命でしょう。現状、12月の利上げ確率は5-6割で、市場はいわば「半信半疑」の状態です。それだけに、どちらに転んでも(12月利上げあり/なし)、大きな相場変動に見舞われる可能性が高いのかもしれません。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

ユーロ/円、61.8%戻しの壁

ユーロ/円は先月後半以降132円ちょうど前後が上値抵抗となっていたが、15日に突破すると、本日の東京市場で2015年12月以来の高値となる134.10円台まで上昇して、2014年高値(149.760円)-2016年安値(109.197円)の下げ幅61.8%戻し(134.265円)に迫りました。

年初からの欧州中銀(ECB)の金利正常化観測が根強い中、衆議院解散観測に絡んで日経平均が年初来高値を更新するなど、ファンダメンタルズ面からもユーロ買い/円売りの流れとなっている事が大です。こうした流れを変える材料が出ない間は、上昇トレンドが継続する可能性が高そうです。前述の61.8%戻しを突破すると、月足の一目均衡表の雲上限(今月は137.927円)まで主だった目標値が見当らないため、目先は心理的節目の135円ちょうどを目指す事となるでしょう。

今夜から明朝の注目材料は?9/19

 東京市場のドル/円は先週来の上昇基調が継続。日経平均が400円前後の大幅高となる中、111.80円台まで上昇して7月26日以来の高値を付けました。欧米市場の展開が気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

 
9/19(火)
17:00   ユーロ圏7月経常収支
18:00   ユーロ圏7月建設支出
18:00☆ 独9月ZEW景況感指数
18:00   ユーロ圏9月ZEW景況感指数
21:30   カナダ7月製造業出荷
21:30   米4-6月期経常収支
21:30☆ 米8月住宅着工件数
21:30   米8月建設許可件数
21:30   米8月輸入物価指数
未定  NZフォンテラ乳製品電子入札
 
9/20(水)
07:45  NZ4-6月期経常収支
08:50  日本8月貿易収支 
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜の米経済指標は、格落ち感が否めません。もっともそれは、足元のドル高の流れを遮る手掛りにもなりにくいという事でしょう。明日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策発表を行う事もあって、このまま一方的に上昇する展開は考えにくいものの、欧米株式市場が崩れなければ、底堅さは維持する公算です。

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、8日に107円台に突入したことで下値余地が拡大したかに見えましたが、翌日以降は赤三兵が出現するなど、一転して底入れムードに。その後は8月高値を突破すると、18日に111.60円台まで一段高となっています。

日足では一目均衡表の雲上限付近での攻防戦を繰り広げていますが、すぐ下の111.30円台には週足の一目均衡表の雲上限もあります。したがって、日足の雲を突破できれば上値余地が拡大する公算です。


USDJPY_170919.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/19の11:40現在)

○上値目処について
日足の一目均衡表の雲上限(111.597円)が、焦点です。しっかり突破できれば上値余地が拡大する公算であり、目先的には200日線(112.236円)が視野に入りそうです。週足の移動平均を見ると、ローソク足が13、26、52週線の上に位置しています。このままこれらの線を下値支持に出来るかと共に、13週線が26週線や52週線を上抜けることが出来れば、意外と強い上昇となる可能性があります。

200日線を突破すると、5月以降上値抵抗となっている114円台半ばまで主だった目処が見当らないため、113円ちょうど等の心理的節目が試されそうです。


○下値目処について
週足の一目均衡表の雲上限(111.364円)や52週線(111.147円)などが位置する、111円台前半がポイントです。ちょうどこのゾーンには8/4高値(111.047円)などがあり、直近で上値抵抗と目されてきただけに、下値支持に変えられるか注目です。もし下げ止まらずに75日線(110.858円)付近でも下げ止まらない場合、再び下値を試す流れとなる事も考えられます。その場合、目先的には20日線(109.781円)が試されると見ます。

○上値目処
111.597円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.660円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
111.661円(9/18高値)
112.037円(月足の一目均衡表の基準線)
112.100円(7/11高値114.491円-9/8安値107.318円の下げ幅2/3戻し)
112.237円(200日線)
112.960円(月足の一目均衡表の転換線)
114.451円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)

○下値目処
111.364円(週足の一目均衡表の雲上限)
111.147円(52週線)
111.047円(8/4高値)
110.904円(週足の一目均衡表の基準線)
110.877円(26週線)
110.858円(75日線)
110.810円(6日線)
110.735円(13週線)
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
109.781円(20日線)
109.489円(日足の一目均衡表の基準線、転換線)
109.751円(週足の一目均衡表の転換線)
107.902円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
107.318円(9/8高値)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/19 火)

WS001092.JPG  

 ----------9/18ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.123
HI 111.661
LO 110.999
CL 111.577
 
東京市場は、敬老の日で休場とあってやや動意を欠いたが、オープンから111円台を回復するなど堅調に推移した。安倍首相が28日の臨時国会冒頭にも衆院を解散する方針を固めたとの報道が(自民圧勝観測による)円売りを誘ったとの見方も。欧州市場は英長期金利の上昇につれて米長期金利も上昇したため111.40円台へと続伸。NY市場では、株高・債券安(金利上昇)の流れに乗って111.661円まで上値を伸ばした。FOMCがタカ派化するとの観測もあった模様。
 
-----------9/18主な出来事----------------------------
 
18:00 (ユーロ圏) 8月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.5%
前回+1.5%→+1.3%
予想+1.5%  
 
21:30 (加) 7月国際証券取引高 +239.5億CAD
前回-9.2億CAD→-8.6億CAD
 
23:00 (米) 9月NAHB住宅市場指数 64
前回68→67
予想67  
 
24:00 カーニーBOE総裁
「BOEは今後数カ月でいくぶん引き締めが必要になる公算」「BOEの利上げは限定的かつ緩やかになるだろう」「見通しに著しいリスクがある」
 
29:00 (米) 7月対米証券投資 +13億USD 
前回+344億USD 
 
------------9/18株式・債券・商品----------------------
WS001091.JPG 
------------9/19きょうの注目材料----------------------
<国内>
特になし
 
<海外>
10:30    4-6月期豪住宅価格指数
10:30    9月RBA理事会議事要旨
17:00    7月ユーロ圏経常収支
18:00    7月ユーロ圏建設支出
18:00    9月独ZEW景況感指数
18:00    9月ユーロ圏ZEW景況感指数
21:30    7月カナダ製造業出荷
21:30    4?6月期米経常収支
21:30    8月米住宅着工件数
21:30    8月米建設許可件数
21:30    8月米輸入物価指数
 
------------9/19きょうのひとこと----------------------
 
きょうから明日にかけて行われるFOMCを前に12月利上げの確率が上昇しています(織り込み度合いは1週間前の41.3%から56.9%まで上昇)。今回のFOMCでは、バランスシートの縮小を正式に発表した上で、12月利上げの見通しを維持するとの見方がじわりと優勢になってきたようです。先週発表された米8月消費者物価指数の上ブレも影響している模様です。もっとも、明日の正式発表を前に利上げ確率がボーダーラインの6割を超えて続伸する事は考えにくく、金融市場には次第に「FOMC待ち」のムードが広がりそうです。
 
本日もよろしくお願いいたします。

15日のドル円相場ときょうのひとこと(9/18 月)

0915.PNG  

 
 ----------9/15ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.234
HI 111.334
LO 109.541
CL 110.842
 
東京市場は、北朝鮮のミサイル発射を受けて109.541まで急落したが、前回と同じくコース(のちに飛行距離が前回より長かったことが判明したが)であった事などから深刻視されず、条件反射的なドル売り円買いが一巡すると早々に発射前の水準に持ち直した。午後に入ると株高の流れに乗って110.70円台まで上昇した。欧州市場でも、ロンドンの地下鉄テロ騒動には動じる事なく続伸。ブリハ英MPC委員のタカ派発言を受けてポンド円が急伸した事もあって111.334円まで円売り主導で上昇した。NY市場では小売売上高が予想外に減少した事で111円台を割り込み110.60円前後まで反落。その後も鉱工業生産が予想に反して減少したが、指標の悪化はハリケーンによる一時的ものとの見方もあってドル売りは続かなかった。その後は、米国株が上昇する中、111円台に戻したが、週末らしく買い戻しも続かず110.80円台で取引を終えた。
 
-----------9/15主な出来事----------------------------
 
07:01 北朝鮮がミサイルを発射-NHK
 
16:44 ロンドン西部の地下鉄で爆発
 
17:50 ブリハ英MPC委員
「今後数カ月以内に利上げが必要となる可能性」
 
18:00(ユーロ圏) 7月貿易収支(季調前)+232億EUR
前回+266億EUR
 
21:30(米) 9月NY連銀製造業景況指数24.40
前回25.20
予想18.00
 
21:30(米) 8月小売売上高 (前月比)-0.2%
前回+0.6%→+0.3%
予想+0.1%
 
(米) 8月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.2%
前回+0.5%→+0.4%
予想+0.5%
 
 
22:15(米) 8月鉱工業生産 (前月比)-0.9%
前回+0.2%→+0.4%
予想+0.1%
 
22:15(米) 8月設備稼働率76.1%
前回76.7%→76.9%
予想76.7%
 
23:00(米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報95.3
前回96.8
予想95.0
 
23:00(米) 7月企業在庫 (前月比)+0.2%
前回+0.5%
予想+0.2%
 
------------9/15株式・債券・商品----------------------
 
日経平均 19909.50 +102.06
英FT100  7215.47  -79.92  
独DAX   12518.81  -21.64  
NYダウ  22268.34 +64.86
 
日10年債利回り:0.015%  -0.020
独10年債利回り:0.433% +0.020
英10年債利回り:1.309% +0.079
米 2年債利回り:1.380% +0.019
米10年債利回り:2.202% +0.018
 
NY原油 49.89ドル ±0.00
NY金 1325.20ドル -4.10
 
------------9/18きょうの注目材料---------------------
 
 <国内>
敬老の日の祝日で休場
 
<海外>
08:01    英9月ライトムーブ住宅価格
18:00    ユーロ圏8月消費者物価指数(HICP)改定値
21:30    カナダ7月国際証券取引高
23:00    米9月NAHB住宅市場指数
23:30    ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演
24:00    カーニーBOE総裁、講演
29:00    米7月証券投資動向
 
------------9/18きょうのひとこと----------------------
 
北朝鮮のミサイル発射や英地下鉄テロに市場が動じる様子は見られませんでした。15日早朝のミサイル発射を受けた円買いはアルゴリズムによる文字通りの「機械的」な動きだった模様です。北朝鮮の行為はあくまでも挑発に過ぎず米国が先制攻撃に動かない限り大事には至らないというのが「人間的」な見方のようです。こうした市場の動きには心強さを感じます。ただし、市場を暗転させるのは、いつの世も「人間的」な意味での「慣れ」であるという点も忘れてはいけないのでしょう。
 
本日もよろしくお願いいたします。


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