サイト内検索:

外為リアルタイムレビュー: ドルの最近のブログ記事

ドルの最近のブログ記事

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、本邦衆院選での与党大勝を受けて114.10円前後まで上昇するも一時的となり、その後は米長期金利が低下する中で一時113.60円台まで押し戻されました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

10/23(月)
21:30  8月カナダ卸売売上高
23:00  10月ユーロ圏消費者信頼感指数
※☆は特に注目の材料

本邦衆院選について、投開票前からほぼ織り込まれていた事もあり、円売りはやや失速気味です。海外市場では次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長人事や米税制改革期待に再び関心が集まるか、米長期金利の反応にも注目です。
 

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、先月末から今月始めにかけて113円台前半から半ばが上値抵抗となっていましたが、今日は窓を開けて抵抗突破して一時114円台に乗せました。

この窓はトレンドの開始時に出現するとされる「ブレイクアウェイ」であると考えられます。このまま窓が埋まらなければ、上昇トレンド再開のきっかけとなる事も考えられます。

USDJPY_171023.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは10/23の11:15現在)

○上値目処について
減じてのでの本日高値(114.100円)を更新すると、冒頭で触れた春以降の上値抵抗である114円台前半から半ばが見えてきます。もし7/11高値(114.491円)を突破すると、3/10高値(115.503円)まで主だった目標値が見当らないため、心理的節目の115円ちょうどに注目です。

なお、フォーメーションの観点からは、冒頭で触れた窓(10/20高値113.568円-現時点での10/23安値113.765円)を維持できるか注目です。窓が埋まらなければ強い上昇トレンド発生の可能性が伺える一方、すぐに埋まりるようならば窓明けは一時的との解釈もあり得ます。

○下値目処について
前述の窓を埋めるようならば、20日線(112.623円)や200日線(111.744円)を再び試す事が予想されます。特に200日線に重なるようにボリンジャーバンド-2シグマ(111.731円)もあり、割ると下値余地が拡大する降参です。

○上値目処
114.100円(現時点での、10/23高値)
113.435円(10/6高値)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)
115.838円(月足の一目均衡表の雲上限)

○下値目処
113.765円(現時点での、10/23安値)
113.568円(10/20高値)
113.514円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
112.876円(日足の一目均衡表の転換線)
112.858円(6日線)
112.623円(20日線)
112.549円(日足の一目均衡表の基準線)
112.314円(10/9安値)
112.062円(52週線)
111.744円(200日線)
111.731円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
111.688円(10/13安値)
111.410円(月足の一目均衡表の転換線)
111.378円(26週線)
111.274円(月足の一目均衡表の基準線)
111.127円(75日線)
111.047円(8/4高値)
111.042円(13週線)
110.904円(日足の一目均衡表の雲上限、週足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)

20日のドル円相場ときょうのひとこと(10/23 月)

231.PNG

----------10/20ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.533
HI 113.568
LO 112.516
CL 113.509
 
東京市場のドル円は、米予算決議案の可決を受けてトランプ税制への期待が高まりドル買いに傾いた。113円台を回復して113.30円台へと上昇した。欧州市場ではポンド買いの反動でドル売りに傾く場面もあったが、下値は113.00円台にとどまった。NY市場に入ると、トランプ税制への期待から株高と債券安が進行する中、ドル買いが再度優勢となり113.568円まで上値を伸ばした。その後もトランプ大統領の次期FRB議長に関する発言などもあって高値圏を維持したまま越週態勢に入った。
 
-----------10/20主な出来事----------------------------
 
10:30 米上院、予算決議案を可決
 
15:00(独) 9月生産者物価指数 (前年比)+3.1%
前回+2.6%
予想+2.9%
 
17:30(英) 9月財政収支-53億GBP
前回-51億GBP(-41億GBP)
予想-57億GBP
 
19:00 メイ英首相
「英とEUはブレグジット交渉の進展に向けて、共同で働くべき」
「ブレグジット交渉について楽観的に見ている」
 
21:30(加) 9月消費者物価指数 (前月比)+0.2%
前回+0.1%
予想+0.3%
(加) 9月消費者物価指数 (前年比)+1.6%
前回+1.4%
予想+1.7%
 
21:30(加) 8月小売売上高 (前月比)-0.3%
前回+0.4%
予想+0.5%
(加) 8月小売売上高 (前月比:除自動車)-0.7%
前回+0.2%
予想+0.3%
 
23:00(米) 9月中古住宅販売件数539万件
前回535万件
予想530万件
 
27:10 トランプ米大統領
「テイラー氏、パウエル氏の両名は非常に有能」「テイラー氏、パウエル氏両名のFRB入りも選択肢」「イエレン氏については非常に好感を持っている」「FRB議長人事については間もなく決定するつもり」
 
------------10/20株式・債券・商品----------------------
 1023.PNG
 
 
------------10/23きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
なし
 
<海外>
16:00    プラートECB専務理事、講演
17:30    9月香港CPI
21:30    8月カナダ卸売売上高
23:00    10月ユーロ圏消費者信頼感指数
 
 
------------10/23きょうのひとこと----------------------
 
衆院選は自・公合計で3分の2以上の議席を獲得して与党の圧勝に終わりました。野党分裂のおかげもあったとはいえ、海外勢には「日本は最も政権が安定」と評価されそうです。アベノミクスと日銀の大規模緩和が継続するとの見方は日本株高・円安要因になるでしょう。もっとも、ドル円に関しては、すでに結果が出た日本の選挙よりも、米国の次期FRB人事やトランプ税制の「これから」のほうに市場の関心が向かうと考えられます。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、米上院での予算決議案の可決を受けて米長期金利が上昇すると、一時113.30円前後まで上昇しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

10/20(金)
17:00  8月ユーロ圏経常収支
17:30  ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
21:30☆9月カナダ消費者物価指数
21:30☆8月カナダ小売売上高
23:00☆9月米中古住宅販売件数
27:00  メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
--:--  EU首脳会議(19日?)
※☆は特に注目の材料

米国で9月中古住宅販売件数が発表されますが、やや小粒です。こうした中、ドル/円が一段と上値を追う展開となるか、海外市場での米予算決議案可決を受けた米長期金利の動きがカギとなるでしょう。

なお、カナダで9月消費者物価指数が発表されます。市場予想は前年比+1.7%と8月(+1.4%)を上回る見通しとなっており、予想を上回れば加中銀(BOC)の利上げ期待が再浮上する事も考えられます。
 

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/20 金)

1020.PNG 
----------10/19ドル円相場概況---------------------

 
OP 112.923
HI 113.147
LO 112.295
CL 112.551
 
東京市場のドル円は、113.00円を挟んで一進一退の攻防。日経平均が13連騰する中で下値は堅かったが、113円台では戻り売りが出た。15時半過ぎには113.147円まで上昇する場面もあったが、そこで力尽きた。欧州市場に入ると、カタルーニャ懸念などから株価が反落する中、ドル売り・円買いが優勢となり、一時112.295円まで下値を切り下げた。NY市場に入ると、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀指数の好結果が支えとなり持ち直した。米国株の下げ渋りもあって112.60円台まで戻したが、次期FRB議長にパウエル氏有力との一部報道にドル売りで反応するなど上値が重かった。
 
-----------10/19主な出来事----------------------------
 
08:50(日) 9月貿易収支+6702億円
前回1136億円(+1126億円)
予想+5568億円
 
09:30(豪) 9月就業者数+1.98万人
前回+5.42万人(+5.30万人)
予想+1.50万人
(豪) 9月失業率5.5%
前回5.6%
予想5.6%
 
11:00(中国) 7-9月期GDP (前年比)+6.8%
前回+6.9%
予想+6.8%
 
11:00(中国) 9月鉱工業生産 (前年比)+6.6%
前回+6.0%
予想+6.5%
 
11:00(中国) 9月小売売上高 (前年比)+10.3%
前回+10.1%
予想+10.2%
 
14:59 NZファースト党党首「政権樹立に向けて労働党を支持」 
 
17:15 スペイン政府、カタルーニャ州の自治停止プロセスを開始へ
 
17:30(英) 9月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比)-0.8%
前回+1.0%(+0.9%)
予想-0.1%
 
21:30(米) 新規失業保険申請件数22.2万件
前回24.3万件(24.4万件)
予想24.0万件
 
21:30
(米) 10月フィラデルフィア連銀製造業指数27.9
前回23.8
予想22.0
 
28:55 トランプ米大統領、FRB議長人事でパウエル氏に傾く 一部報道  
 
------------10/19株式・債券・商品----------------------
 
日経平均 21448.52 +85.47 
上海株 3370.17 -11.62
英FT  7523.04 -19.83
独DAX 12990.10 -52.93
米ダウ23163.04  +5.44      
 
日10年債 0.065%
英10年債 1.279%%
独10年債 0.395%
米10年債 2.3178%
米2年債 1.5386%
 
WTI 51.29 -0.75
GOLD 1290.00 +7.00
 
------------10/20きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
15:35    黒田日銀総裁、あいさつ
 
<海外>
15:00    9月独生産者物価指数
17:00    8月ユーロ圏経常収支
17:30    ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
21:30    9月カナダ消費者物価指数
21:30    8月カナダ小売売上高
23:00    9月米中古住宅販売件数
27:00    メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
-----  EU首脳会議(ブリュッセル、最終日)
 
 
------------10/20きょうのひとこと----------------------
 
注目の次期FRB議長人事は、パウエル現理事が有力と報じられました。ただし、これは米政治サイト・ポリティコの見解で、ポリティコはもともと「ムニューシン財務長官はパウエル推し」と報じてきたサイトです。ホワイトハウスは一昨日の段階で「数日中に」発表するとしていましたから、今日明日中にも決定する可能性があります。そのほか、きょうは日経平均が14連騰なるか注目の週末となります。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

今夜の注目材料は?10/19

東京市場のドル/円は、113円台に乗せると重い一方、日経平均が13連騰を記録する中で下値も限られ、狭いレンジ中でもみ合いました。欧州市場の動きに期待したいところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
 
10/19(木)
 
17:30☆ 英9月小売売上高指数
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
21:30   米10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:30   ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
23:00   米9月景気先行指数
-----☆ 欧州連合(EU)首脳会議(20日まで)
※☆は特に注目の材料
 
今夜はこのほかにトランプ米大統領とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が会談する予定です。次期議長人事に絡む面談と見られるため、声明などが発表される事はなさそうですが、念のためトランプ大統領のツイートをフォローしておきたいところです。
 
FRB議長人事に限らず、足元の市場の関心は政治方面に向かっています。EU首脳会議における英EU離脱(ブレグジット)交渉に絡む発言にも注意です。 

ドル/円、今月高値更新の条件

ドル/円相場は今月16日に111.60円台まで下落しましたが、200日移動平均線付近で切り返すと、18日に113円台に乗せて6日に付けた今月高値(113.435円)に迫りました。このまま高値更新となるか、テクニカル面では以下の点がポイントとなるでしょう。

一つは、113円台定着です。先月末から今月始めにかけて何度も113円台に乗せる場面はあったが、いずれも112円台に押し戻されて取引を終えています。こうした中で113円台に乗せて終わる事が出来れば、直近の上昇局面より勢いが増していると考えられます。もう一つは、ボリンジャーバンドです。足下でバンドの上下の幅が狭くなっており、トレンドの発生が待たれる中、本日の東京市場で113.10円付近まで上昇してバンド+2シグマ(執筆時113.206円)に迫りました。こうした中でバンドを押し上げる陽線が出現するようならば、上昇トレンドに入った可能性が高まります。

これらを達成できれば6日高値を突破する期待が高まると共に、今年春以降の上値抵抗であった114円台前半?半ばに向けた一段高が視野に入りそうです。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/19 木)

WS001227.JPG
 ----------10/18ドル円相場概況---------------------

 
OP 112.159
HI 113.048
LO 112.135
CL 112.929
 
東京市場のドル円は、112円台で膠着していたが、午後には112.40円前後まで上昇するなどじわりとドル買い・円売りの動き。欧州市場でもドル買いが先行。株高・円売りの流れも相まって112.90円台まで上昇した。NY市場に入っても株高でリスクオンの流れが継続。113円にワンタッチしたが、対ユーロや対ポンドでドルが下落に転じた事から上値が抑えられた。113.048円で頭打ちとなり112.80円台に押し戻される場面もあった。
 
-----------10/18主な出来事----------------------------
 
17:30 (英) 9月失業者数 +0.17万人
前回-0.28万人(-0.02万人)   
(英) 9月失業率 2.3%
前回 2.3% 
(英) 6-8月週平均賃金 前年比+2.2%
前回+2.1%→+2.2%
予想+2.2% 
 
21:00 ダドリー米NY連銀総裁
「インフレの上昇力が弱いのは謎」「FRBは2017年、3回の利上げの道筋に乗って動いている」
 
21:30 (米) 9月住宅着工件数 112.7万件 
前回118.0万件(118.3万件) 
予想117.5万件 
21:30 (米) 9月建設許可件数 121.5万件
前回130.0万件→127.2万件
予想124.5万件  
 
21:30 (加) 8月製造業出荷 (前月比) +1.6%
前回-2.6% 
予想-0.3%  
 
27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「経済活動は緩慢あるいは緩やかなペースで拡大」
「労働市場の逼迫にも関わらず、ほとんどの地区で賃金上昇は緩慢か緩やか」
「物価上昇圧力は依然として緩やか」
 
 
------------10/18株式・債券・商品----------------------
 
 WS001226.JPG
 
------------10/19きょうの注目材料---------------------
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
08:50    9月貿易統計(通関ベース、季節調整前)
 
<海外>
09:30    9月豪雇用統計
11:00    9月中国鉱工業生産
11:00    9月中国小売売上高
11:00    7-9月期中国GDP
15:00    9月スイス貿易収支
17:30    9月英小売売上高指数
21:30    前週分の米新規失業保険申請件数
21:30    10月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:30    ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
23:00    9月米景気先行指標総合指数
-----  EU首脳会議(ブリュッセル、20日まで)
 
 
------------10/19きょうのひとこと----------------------
 
これまでなびかなかった株価の上昇にようやく反応した格好でドル円は113円台にタッチしました。この流れが続けば米9月雇用統計で付けた月初来高値(113.435円)の更新も視野に入りそうです。ただ、昨日の上昇はもっぱら円売りに頼っており、ドル(インデックス)はむしろ下落しています。ドル円の上昇は言わば「片肺飛行」の状態でした。ドル高エンジンへの点火なくしては「早く・高く・遠く」へ飛ぶのは難しそうです。FRB議長人事やトランプ税制など、ドルの動きでカギを握るのは引き続き「政治」なのでしょう。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は手がかり材料に乏しい中、112.10-30円台で小動きでした。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

10/18(水)
17:00  9月南アフリカ消費者物価指数
17:10  ドラギECB総裁、講演
17:30☆9月英雇用統計
18:00  8月ユーロ圏建設支出
20:00  8月南アフリカ小売売上高
20:45  プラートECB理事、講演
21:00☆ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁が討論
21:30  8月カナダ製造業出荷
21:30☆9月米住宅着工件数
21:30☆9月米建設許可件数
23:15  クーレECB理事、講演
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
27:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック)
--:--  中国共産党大会開幕

10/19(木)
08:50☆9月日貿易収支
09:30☆9月豪雇用統計
11:00☆7-9月期中国GDP
11:00☆9月中国鉱工業生産
11:00  9月中国小売売上高
※☆は特に注目の材料

次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長人事の決定が11月にずれ込むとの報道や、中国共産党大会中は北朝鮮が軍事的行動を控えるとの見方などから、相場にこう着ムードが漂っています。本日は米国で9月住宅着工件数など複数の経済イベントがあるもののいずれもやや小粒である事から、引き続き動意薄の展開が見込まれます。

また、前日に複数の英中銀(BOE)要人が利上げに消極的な発言を行った事で11月利上げに暗雲が立ち込める中、本日の英9月雇用統計が発表されます。その中でも6-8月の週平均賃金(市場予想:前年比+2.1%)に注目です。
 

英11月利上げの期待は後退 雇用統計に注目

一時は既定路線と思えた英中銀(BOE)の11月利上げが不透明になってきた。昨日、英議会で行われた証言で、ラムスデン新副総裁は、自身の立場について「数カ月で利上げが必要になりそうだと考える英中銀政策立案者の多数派には属していない」と説明。また、金融政策委員会(MPC)の新メンバーであるテンレイロ委員に至っては「11月の利上げに賛成する準備はできていない」と明言した。
 
前回(9月)のMPCでは、金融政策の据え置きを賛成7、反対(利上げ支持)2で決定したが、次回11月2日のMPCで利上げを決めるためには、前回据え置きに賛成した7人のうち少なくとも3人が反対に回る必要がある。今回のラムスデン副総裁とテンレイロ委員の「利上げ不支持表明」によって、その可能性は低下したと考えるべきだろう。
 
なお、カーニーBOE総裁は昨日の証言で「今後数ヶ月内」の利上げを支持する考えを示しながらも、BOEは雇用創出と成長を後押しする必要性と、目標を上回る可能性があるインフレ率との間でバランスを取らなくてはならない」と述べて、金融政策の決定が「データ次第」であるとの考えを強調した。
 
そうした中、本日の英雇用統計ではインフレ圧力の観点から6-8月平均賃金が注目されよう。市場予想は前年比+2.1%となっているが、2%台前半の伸び率ではインフレを高めるには力不足だ。仮に予想を下回る伸びにとどまれば、利上げ期待が一段と後退する事になり、ポンド安を誘発する公算が大きい。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/18 水)

WS001221.JPG

----------10/17ドル円相場概況---------------------

 
OP 112.159
HI 112.475
LO 112.036
CL 112.197
 
東京市場のドル円は、仲値公示に向けて112.30円台まで買いが先行するも後が続かず。とはいえ111円台に差し込むでもなく112円台前半でもみ合った。欧州市場も同様の展開となり112.10-20円台で膠着。NY市場では長期金利の上昇と共に112.475円まで上昇したが、金利が上げ幅を縮めると112.10円台に押し戻されるなど、方向感なく推移。NYダウが23000ドルの大台に乗せて史上最高値を更新したが、強い円売り材料にはならなかった。
 
-----------10/17主な出来事----------------------------
 
06:45 (NZ) 7-9月期消費者物価指数 (前年比) +1.7% +1.8% +1.9% 
 
09:30 RBA議事要旨
「他国の利上げに向けた動きは歓迎すべきことだが、豪政策設定に機械的に影響を及ぼすことはない」
「豪ドルのさらなる『大幅』上昇は、成長・インフレ鈍化につながる可能性がある」 
 
17:30 (英) 9月消費者物価指数 (前年比) +3.0%
前回+2.9% 
予想+3.0%  
 (英) 9月小売物価指数 (前年比) +3.9% 
前回+3.9% 
予想+4.0% 
 (英) 9月生産者物価指数 (前年比) +3.3%
前回+3.4% 
予想+3.3%  
 
17:35 ラムスデンBOE副総裁
「数ヶ月以内の利上げに賛成票を投じる準備はできていない」
 
18:00 (独) 10月ZEW景気期待指数 17.6
前回17.0 
予想20.0  
 (ユーロ圏) 10月ZEW景気期待指数 26.7 
前回31.7  
 
18:00 (ユーロ圏) 9月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.5% 
前回+1.5% 
予想+1.5% 
 
18:30 テンレイロMPC委員
「11月の会合で利上げに賛成票を投じる準備はできていない」
「インフレ圧力が増せば、数カ月以内に賛成票を投じる可能性」
 
19:30 カーニーBOE総裁
「雇用創出と成長を後押しする必要性と、目標を上回る可能性があるインフレ率との間でバランスを取らなくてはならない」
 
21:30 (米) 9月輸入物価指数 (前月比) +0.7%
前回+0.6% 
予想+0.6%  
 
22:15 (米) 9月鉱工業生産 (前月比) +0.3%
前回-0.9%→-0.7%
予想+0.3%  
(米) 9月設備稼働率 76.0%
前回76.1%→75.8%
予想76.2%  
 
23:00 (米) 10月NAHB住宅市場指数 68
前回64 
予想64  
 
29:00 (米) 8月対米証券投資 +672億USD
前回+13億USD→+12億USD
 
 
------------10/17株式・債券・商品----------------------
 
 WS001222.JPG
 
------------10/18きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
10:30    櫻井日銀審議委員、あいさつ
 
<海外>
17:00    9月南アフリカ消費者物価指数
17:10    ドラギECB総裁、講演
17:30    9月英雇用統計
18:00    8月ユーロ圏建設支出
20:00    8月南アフリカ小売売上高
20:45    プラートECB理事、講演
21:00    ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁が討論
21:30    8月カナダ製造業出荷
21:30    9月米住宅着工件数
21:30        9月米建設許可件数
23:15   クーレECB理事、講演
23:30    EIA週間原油在庫統計
27:00    米地区連銀経済報告(ベージュブック)
----  中国共産党大会開幕(北京)
 
------------10/18きょうのひとこと----------------------
 
米金融政策に敏感な2年債利回りが約9年ぶりの水準に上昇したほか、NYダウ平均が史上最高値を更新するなど、ドル円には強い追い風が吹いていますが、ドル円はその追い風に乗る素振りをほとんど見せません。明確な理由は見つけられませんが、思い当たるとすればFRB議長人事の不透明感によるものなのかもしれません。WSJ紙によると候補は5人に絞られており、トランプ大統領はアジア歴訪(11月3日)前に決断するとの事です。イエレン(続投)、パウエル(昇格)、コーンのハト派議長誕生なら来年の利上げは3回以下にとどまる一方、タカ派のウォルシュもしくはテイラー議長が誕生なら利上げは4回以上になるとの観測を呼びそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

今夜の注目材料は?10/17

 東京市場のドル/円は、112円台前半で方向感なくもみ合う展開となりました。昨日の111.60円台からの反発で下値模索の機運はひとまず後退したようですが、上値を追うにはエネルギー不足の模様です。欧州市場の動きに期待したいところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

 
10/17(火)
 
17:00   コンスタンシオECB副総裁、講演
17:15☆ カーニーBOE総裁、講演
17:30☆ 英9月消費者物価指数
17:30   英9月小売物価指数
17:30   英9月生産者物価指数
18:00   ユーロ圏9月消費者物価指数・改定値
18:00☆ 独10月ZEW景況感指数
18:00   ユーロ圏10月ZEW景況感指数
18:30   プラートECB理事、講演
20:00   モルガン・スタンレー7-9月期決算
20:30   ゴールドマン・サックス7-9月期決算
21:30   米9月輸入物価指数
22:15☆ 米9月鉱工業生産指数
22:15   米9月設備稼働率
23:00   米10月NAHB住宅市場指数
未定  NZフォンテラ社乳製品電子入札
26:00   ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
29:00   8月対米証券投資動向
29:00   IBM7-9月期決算
 
※☆は特に注目の材料
 
米9月鉱工業生産指数の発表が予定されていますが、このところのドル/円相場は米経済指標の結果に強く反応するケースは多くありません。大型ハリケーンの「ノイズ」が混じっているとの見方が強い事も影響しているのでしょう。また、今夜は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が講演を行いますが、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事でひとしきり盛り上がった直後とあって、市場の関心は強くなさそうです。ドル/円は112円台前半を中心にもみ合う展開が見込まれます。
 
一方、英国ではカーニーBOE総裁の講演と英9月消費者物価指数などインフレ指標の発表が予定されています。BOEは、欧州連合(EU)離脱にともなう英経済への打撃とポンド安によるインフレ高進という2つのリスクを睨んで難しい舵取りを迫られているだけに注目が集まっています。

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

天使と学ぶ外国為替「天使のFX」



業界最狭水準スプレッド

上限なしキャッシュバックキャンペーン

高金利通貨キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン

G-1 BATTLE

RSSで購読

カテゴリ

最新の記事

外為どっとコム