総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/12木)

意外に強い円買戻し圧力 一巡感が出るのはどの水準か見通しづらい 

———–2/11ドル円相場————————–

雇用統計で154.641まで上昇も、高市円安の巻き戻し圧力強く152.555まで反落

OP154.339 HI154.641  LO152.555 CL153.295

———-2/11主な出来事——————————-

10:30 中国1月生産者物価指数(前年比) -1.4%
前回-1.9%
予想-1.5%
10:30 中国1月消費者物価指数(前年比) +0.2%
前回+0.8%
予想+0.4%

11:16 ハウザーRBA副総裁
「インフレは依然として高すぎる」
「RBAは必要であれば引き締め措置を取る」
「政策バイアスは依然としてタカ派的」

22:30 アメリカ1月非農業部門雇用者数(前月比) +13.0万人
前回+5.0万人(4.8万人)
予想+7.0万人
22:30 アメリカ1月失業率 +4.3%
前回+4.4%
予想+4.4%
22:30 アメリカ1月平均時給(前月比) +0.4%
前回+0.3%(0.1%)
予想+0.3%
22:30 アメリカ1月平均時給(前年比) +3.7%
前回+3.8%(3.7%)
予想+3.6%

24:20 シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「さらなる利下げはインフレ高進の長期化を招く可能性」
「現在の金利水準が経済を抑制しているという証拠は見当たらない」
「インフレ率が3%近辺にある状況では、金融引き締め政策を維持するのが適切」

24:59 ハセット米NEC委員長
「今年は4%から5%のGDP成長を容易に達成できる」
「インフレの数字がFRBの決定の重要な要因となる」
「FRBが金利を引き下げる余地は十分にある」

———-2/11株式・債券・商品———————-

日経平均 —–
豪ASX  9014.780△147.421
上海総合 4131.985△3.612
英FT   10472.11△118.27
独DAX  24865.15▼131.70
NYダウ 50121.40▼66.74

日10年債利回り —–
豪10年債利回り 4.7565%▼0.0720
英10年債利回り 4.476%▼0.030
独10年債利回り 2.792%▼0.016
米02年債利回り 3.5099%△0.0579
米10年債利回り 4.1724%△0.0297

NY原油 64.63△0.67
NY金  5098.50△67.50

———–2/12注目材料—————————–

08:50 1月企業物価指数

<海外>
09:01 1月英RICS住宅価格指数
16:00 12月英GDP
16:00 10-12月期英GDP・速報値
16:00 12月英鉱工業生産
16:00 12月英製造業生産高
16:00 12月英貿易収支
18:00 チポローネECB専務理事、講演
22:30 米新規失業保険申請件数
24:00 1月米中古住宅販売件数
24:50 ラデフ・ブルガリア中銀総裁、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁、レーンECB専務理、講演
27:00 米30年債入札
28:30 ナーゲル独連銀総裁、講演

———–2/12きょうのひとこと———————-

大方の予想に反して衆院選後に円が買い戻されています。「自民圧勝はむしろ円買い要因」との予想が選挙前になかったわけではありませんが、ごく一部の見方にとどまっていた印象です。実際に選挙後に円が買われたことで、そうした一部の予想があらためてクローズアップされたといったところでしょうか。自民党内にはもともと野党に比べると緊縮派が多く、そうした議員も今回の選挙で多く当選した、これはまあ分かります。高市首相が掲げる食品消費税一時廃止の実施は早くて来年度、これも市場としては間延び感があるのでしょう。昨日、米雇用統計がかなりのポジティブサプライズだったにもかかわらず下落した円買い圧力の強さを考えると、1月安値152.09円を試しに行く展開を警戒しておくべきなのでしょう。とはいえ、足元の円買いの多くは「買い戻し」と推測されます。それ以上に円を買う理由は乏しいと考えられるだけに、一巡すれば実需やキャリーの円売りが優勢になると見込んでいます。ただ、現状ではどこで「買い戻し」一巡するのか見通しづらいのが難点です。

本日もよろしくお願いします。