総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/10金)

米雇用情勢に減速の兆候、次のデータ待ち 戻り一服で来週に備えてひと休みか

———–5/9ドル円相場————————–

日銀タカ派意見で155.126まで下落 155.948まで反発も米失業保険申請の増加で再び失速

OP155.416 HI155.948  LO155.126 CL155.458

———-5/9主な出来事—————————-

08:50 日銀4月会合の主な意見
「円安を背景に基調的な物価上昇率上振れが続く場合、正常化ペース速まる可能性十分ある」
「金利のパス、市場に織り込まれているよりも高いものになる可能性」
「見通し確度の高まりに合わせ、適時適切な利上げ必要」

12:06 中国4月貿易収支 +723.5億ドル
前回+585.5億ドル
予想+775.0億ドル

20:00 BOE、政策金利を5.25%に維持
「今後発表されるデータを検討し、それらがインフレ持続リスクが後退しているという評価にどのように影響するかを検討」
「決定は7対2、2人は利下げを主張」

20:30 ベイリーBOE総裁
「今後数四半期に金利の引き下げが必要になる可能性が高い」
「現在市場金利に織り込まれている以上の利下げが必要になる可能性がある」

21:30 米新規失業保険申請件数 23.1万件
前回20.8万件(20.9万件)
予想21.5万件

27:00  デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
「今後数カ月のインフレ率について相当な不確実性がある」
「良い意味でディスインフレが起こっていると思う」
「雇用の伸びが鈍化している可能性はあるものの、利下げを正当化し得るほど労働市場が悪化している証拠はない」
「インフレが根強く、一段の進展が見られないというシナリオの下では、労働市場低迷の兆候が確認されない限り、金利の調整に着手するのは適切ではない」

———-5/9株式・債券・商品———————-

日経平均 38073.98▼128.39
豪ASX  7721.637▼82.849
上海総合 3154.320△25.840
英FT   8381.35△27.30
独DAX  18686.60△188.22
NYダウ  39387.76△331.37

日10年債利回り 0.918%△0.036
豪10年債利回り 4.347%△0.055
英10年債利回り 4.142%△0.002
独10年債利回り 2.495%△0.033
米02年債利回り 4.8154%▼0.0211
米10年債利回り 4.4531%▼0.0406

NY原油 79.26△0.27
NY金  2340.30△18.00

———–5/10注目材料—————————–

<国内>
08:50  3月経常収支/貿易収支
08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース、2週分)

<海外>
15:00  3月英GDP
15:00  1-3月期英GDP速報値
15:00  3月英鉱工業生産
15:00  3月英貿易収支
15:00  4月ノルウェー消費者物価指数
16:00  3月トルコ鉱工業生産
16:00  3月トルコ失業率
16:00  チポローネECB専務理事、講演
17:45  エルダーソンECB専務理事、講演
20:15  ピル英MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
20:30  ECB理事会議事要旨(4月11日分)
20:45  ディングラ英MPC委員、講演
21:00  3月メキシコ鉱工業生産
21:30  4月カナダ新規雇用者数
21:30  4月カナダ失業率
22:00  ボウマンFRB理事、講演
23:00  5月米ミシガン大消費者態度指数・速報値
23:00  ローガン米ダラス連銀総裁、講演
23:00  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
25:45  グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
26:30  バーFRB副議長、講演
27:00  4月米財政収支

———–5/10きょうのひとこと———————-

昨日発表された米新規失業保険申請件数は今年最多。先週の雇用統計に続いて米雇用市場が減速している兆候が示されました。いまのところ、デイリーSF連銀総裁が言うように、利下げを正当化し得るほど労働市場が悪化しているわけではないと思いますが、今後の労働関連データには要注目です。ドル円は米雇用減速の兆候を受けて156円手前で戻りが一服。介入騒動と弱めの雇用統計でGW中に下落した値幅の半値戻しをほぼ達成したこともあって、きょうは来週に備えて155円台でひと休みの一日になりそうな予感です。

本日もよろしくお願いします。