昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/30火)
162円をめぐる攻防 日米金融政策の「温度差」を背景にきょうにも上抜けの可能性
——-6/29ドル円相場——-
介入警戒なれど40年ぶり161.978まで円じり安
OP:161.798 HI:161.978 LO:161.718 CL:161.958

——-6/29主な出来事——-
20:36 トランプ米大統領
「イランが会談を要請した。明日、ドーハで開催される」
23:15 米連邦最高裁、クックFRB理事の職務継続を当面認める
27:58 ラガルドECB総裁
「6月の措置を『保険としての利上げ』と表現するのは正確ではない」
「戦争は著しいインフレ圧力を生じさせた」
「米イラン和平合意の持続性は保証されていない」
「欧州はショックに対する耐性を高めている」
——-6/29株式・債券・商品——-
日経平均: 69468.11 △107.23
豪ASX: 8823.369 △59.184
上海総合: 4073.902 △46.637
英FT: 10484.22 ▼23.80
独DAX: 24626.89 ▼44.33
NYダウ: 52182.74 △306.63
日10年債: 2.640 △0.019
豪10年債: 4.7481 △0.0297
英10年債: 4.716 ▼0.015
独10年債: 2.857 △0.006
米2年債: 4.1045 △0.0124
米10年債: 4.3744 △0.0058
NY原油: 70.75 △1.52
NY金: 4038.90 ▼57.40
——-6/30注目材料ときょうのひとこと——-
<国内>
08:30 5月完全失業率
—– 6月月例経済報告
19:00 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
<海外>
10:30 RBA理事会議事要旨(6月15-16日分)
10:30 6月中国製造業PMI
15:00 1-3月期英GDP・改定値
15:00 1-3月期英経常収支
15:00 5月独輸入物価指数
15:00 5月独小売売上高
15:45 6月仏消費者物価指数・速報値
16:00 5月トルコ失業率
16:00 5月トルコ貿易収支
16:40 ブイチッチECB副総裁、講演
16:55 6月独失業率
16:55 6月独失業者数
17:40 エルダーソンECB専務理事、講演
19:40 ブリーデンBOE副総裁、シュナーベルECB専務理事、講演
21:00 5月南アフリカ貿易収支
21:00 6月独消費者物価指数・速報値
21:30 4月カナダGDP
22:00 4月米住宅価格指数
22:00 4月米ケース・シラー住宅価格指数
22:30 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
22:45 6月米シカゴ購買部協会景気指数
23:00 6月米消費者信頼感指数
23:00 5月米JOLTS求人件数
—– ECBフォーラム(ポルトガル・シントラ、7月1日まで)
政府が7月に策定する「骨太の方針」には、日銀への追加利上げけん制が盛り込まれるとの観測報道で9月利上げの織り込みは20%を下回りました。そうした中、昨日のドル円は161.98円までゆっくりと上昇して1986年12月以来の高値を付けました。162.00円には多数のKOオプションが設定されているとして防戦売りが出やすいとの観測があります。ですが、それが事実なら162.00円を上抜けた際にはストップロスなどを巻き込んで上昇が加速する可能性が高いということにもなります。そして市場では日銀の利上げ期待が後退しつつある一方で、FRBは早ければ9月にも利上げに転じるとの見方が強まっています。FRBがインフレ抑制に向けて利上げに動くためのカギは雇用情勢の安定で、焦点は今週2日の雇用統計でしょう。ただ、きょうは雇用統計の先行指標のひとつに位置付けられる米5月JOLTS求人件数の発表が予定されています。日米金融政策の「温度差」を理由に、きょうにも162円台への上伸があってもおかしくないと見ています。
本日もよろしくお願いします。
