総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/5水)

米財務長官、「人為的円高」から「政策的円高」への転換促す 

——-8/4ドル円相場——-

追加介入なくショートカバー優勢

OP:157.165 HI:157.958  LO:157.150 CL:157.744

——-8/4主な出来事——-

10:30 豪6月家計支出(前月比)+0.8%
前回+1.2%
予想+0.2%

20:36 ベッセント米財務長官
「安定した円は、米国だけでなくアジア地域全体にとって重要」
「今後も日本を助けるために、あらゆる手段を講じる」
「介入によって市場にシグナルを送ることはできても、相場の流れを変えるのは政策とファンダメンタルズだ」
「植田日銀総裁が必要な措置を講じるだろうと確信」
「ホルムズ海峡の開放に向けたイランとの合意がきょうか明日にも成立する可能性がある」

21:30 カナダ6月貿易収支 38.6億カナダドル
前回42.4億カナダドル(37.0億カナダドル)
予想30.0億カナダドル

21:30 アメリカ6月貿易収支 -733億ドル
前回-776億ドル
予想-730億ドル

23:00 アメリカ6月JOLTS求人件数 735.9万件
前回759.4万件(753.7万件)
予想747.0万件

——-8/4株式・債券・商品——-

日経平均: 63957.53 △202.63
豪ASX: 9145.751 △126.469
上海総合: 3822.285 △12.622
英FT: 10879.38 △21.68
独DAX: 26202.35 △201.04
NYダウ: 54085.88 △907.47

日10年債: 2.860 △0.025
豪10年債: 4.9709 △0.0427
英10年債: 4.897 ▼0.056
独10年債: 3.107 ▼0.045
米2年債: 4.1917 ▼0.0456
米10年債: 4.6126 ▼0.0629

NY原油: 75.77 ▼4.57
NY金: 4152.60 △62.10

——-8/5注目材料ときょうのひとこと——-

<国内>
08:30  6月毎月勤労統計(現金給与総額)
08:50  6月15-16日分の日銀金融政策決定会合議事要旨

<海外>
07:45  4-6月期NZ失業率(予想:5.4%)
07:45  4-6月期就業者数
09:15  シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、講演
10:45  7月RatingDog中国サービス業PMI
15:45  6月仏鉱工業生産
16:50  7月仏サービス業PMI・改定値
16:55  7月独サービス業PMI・改定値
17:00  7月ユーロ圏サービス業PMI・改定値
17:30  7月英サービス業PMI・改定値
18:00  6月ユーロ圏生産者物価指数
21:15  7月ADP全米雇用報告
22:45  7月米サービス業PMI・改定値
23:00  7月米ISM非製造業景況指数
23:30  EIA週間原油在庫統計
29:05  クックFRB理事、講演

ベッセント米財務長官の発言が話題です。昨日のTV番組で日本の為替介入に協調したことについて、アジア通貨危機への発展を警戒していたことを明かしました。一方で、「介入では相場の流れ(円安)を変えられない」「決め手は政策やファンダメンタルズだ」と発言。日経新聞とのインタビューでも「15年間という景気刺激が、持続的で強固な経済基盤を作った。アベノミクスの段階は終わりタカイチノミクスの時期だ」として日本に政策転換を促しました。今後は、協調介入による「人為的な円高」を、日本の金融・財政による「政策的な円高」へとつなげられるか、市場は注目することになるでしょう。高市首相の良くも悪くも頑固な気質を考えると、「政策的な円高」にはいささか不安が募るところではあります。

本日もよろしくお願いします。