昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18金)

即座に利下げすべきとFRB理事、ブラックアウト入りを前に今夜もう一度主張へ
———–7/17ドル円相場————————–
米小売りと失業保険で149.084までドル高も3日続けて149円台に定着できず
OP147.809 HI149.084 LO147.723 CL148.601

———-7/17主な出来事—————————-
08:50 日本6月貿易収支(通関ベース) +1531億円
前回-6376億円(-6386億円)
予想+3539億円
10:30 オーストラリア6月新規雇用者数 +0.20万人
前回-0.25万人(-0.11万人)
予想+2.00万人
10:30 オーストラリア6月失業率 4.3%
前回4.1%
予想4.1%
15:00 イギリス3-5月失業率(ILO方式) 4.7%
前回4.6%
予想4.6%
15:00 イギリス3-5月週平均賃金・除賞与(前年比) +5.0%
前回+5.3%
予想+4.9%
15:00 イギリス6月失業保険申請件数 2.59万件
前回3.31万件(1.53万件)
15:00 イギリス6月失業率 4.5%
前回4.5%
21:30 アメリカ6月小売売上高(前月比) +0.6%
前回-0.9%
予想+0.1%
21:30 アメリカ6月小売売上高(除自動車)(前月比) +0.5%
前回-0.3%(-0.2%)
予想+0.3%
21:30 アメリカ6月輸入物価指数(前月比) +0.1%
前回0.0%(-0.4%)
予想+0.3%
21:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 22.1万件
前回22.7万件(22.8万件)
予想23.5万件
21:30 アメリカ7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 15.9
前回-4.0
予想-1.0
22:35 クーグラーFRB理事
「失業率の低さと関税による物価上昇圧力の高まりを踏まえると、政策金利を当面据え置くことが適切」
「インフレ率は目標の2%を上回っている」
「労働市場は安定し、底堅い」
23:00 アメリカ7月NAHB住宅市場指数 33
前回32
予想33
25:56 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「依然として問題なのは、物価安定が達成されていないこと」
「今年2回の利下げは妥当」
「関税の影響は予想よりも控えめになる可能性」
———-7/17株式・債券・商品———————-
日経平均 39901.19△237.79
豪ASX 8639.024△77.255
上海総合 3516.825△13.048
英FT 8972.64△46.09
独DAX 24370.93△361.55
NYダウ 44484.49△229.71
日10年債利回り 1.568%▼0.017
豪10年債利回り 4.3464%▼0.0530
英10年債利回り 4.655%△0.016
独10年債利回り 2.675%▼0.012
米02年債利回り 3.9045%△0.0128
米10年債利回り 4.4513%▼0.0040
NY原油 67.54▽1.16
NY金 3345.30▼13.80
———–7/18注目材料————————–
<国内>
08:30 6月全国消費者物価指数
<海外>
07:30 ウォラーFRB理事、講演
15:00 6月独生産者物価指数
17:00 5月ユーロ圏経常収支
21:00 ウォラーFRB理事、インタビュー
21:30 6月米住宅着工件数
21:30 6月米建設許可件数
23:00 7月米ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
—– G20財務相・中銀総裁会議
———–7/18きょうのひとこと———————-
さきほど、FRBのウォラー理事が今月30日のFOMCで「25bpの利下げを行うべきだ」と発言。これまでよりも利下げを強く推す発言です。とはいえ、6月FOMCのドットチャートや議事要旨から、こうした意見はきわめて少数派であることがわかっています。明日19日からは7月FOMC前の発言自粛期間・ブラックアウト期間に入ることから、ウォラー理事としては自説をもう一度強く主張しておきたかったのでしょう。なお、ウォラー理事は今夜21時からブルームバーグTVに出演してもう一度発言する予定です。いまさら市場が強く反応することは考えにくいですが、ブラックアウト前の最後の発言が「超ハト派」というのも若干気になるところです。
本日もよろしくお願いします。