総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/15水)

米CPI、6月下振れも「ミッション完了ではない」 焦点は7月分

——-7/14ドル円相場——-

米CPI下振れで161.601まで下落もFRB議長タカ派証言で持ち直す

OP:162.400 HI:162.467  LO:161.601 CL:162.258

——-7/14主な出来事——-

09:47 片山財務相
「GPIFは運用環境が大きく変わる可能性の有無を適時検証」
「GPIFに関して日米共同声明について変更はない」
「GPIF基本ポートフォリオについては、策定時の環境が大きく変わったら検証するルール」

09:49 上野厚生労働相
「GPIFのポートフォリオについて、今後必要あれば見直しの検討進める」
「金融環境が想定からかい離しているとは考えていない」

11:30 中国6月貿易収支 +1256.2億ドル
前回+1054.3億ドル
予想+1201.0億ドル

12:35 日本20年債入札に旺盛な需要

21:30 アメリカ6月消費者物価指数(前年比) +3.5%
前回+4.2%
予想+3.8%

21:30 アメリカ6月消費者物価指数・コア(前年比) +2.6%
前回+2.9%
予想+2.8%

23:30 ウォーシュFRB議長
「インフレの高止まりを容認しない」
「(タスクフォースを通じて)より良い金融政策を決定できるようにし、ここ数年の高インフレに終止符を打つ」
「(6月CPIについて)これでミッション完了ではなく、やるべきことはたくさんある」

26:33 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「6月CPIのインフレ率は驚くほど落ち着いたものだった」
「単月のデータに過剰反応すべきではない」

——-7/14株式・債券・商品——-

日経平均: 67743.50 △500.77
豪ASX: 8808.484 ▼0.027
上海総合: 3967.126 △53.332
英FT: 10529.39 △31.10
独DAX: 25147.03 △32.78
NYダウ: 52508.27 △9.63

日10年債: 2.719 ▼0.071
豪10年債: 4.9095 △0.0501
英10年債: 4.977 △0.007
独10年債: 3.113 △0.004
米2年債: 4.1934 ▼0.0881
米10年債: 4.5894 ▼0.0343

NY原油: 79.34 △1.20
NY金: 4069.70 △64.00

——-7/15注目材料ときょうのひとこと——-

<国内>
なし

<海外>
11:00  4-6月期中国GDP
11:00  6月中国鉱工業生産
11:00  6月中国小売売上高
17:00  パネッタ伊中銀総裁、講演
18:00  5月ユーロ圏鉱工業生産
19:30  ピル英MPC委員委員兼チーフエコノミスト、講演
21:30  6月米生産者物価指数
21:30  7月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:45  ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、あいさつ
22:45  カナダ中銀、政策金利
23:00  ウォーシュFRB議長、議会証言(上院)
23:30  EIA週間原油在庫統計
25:00  ナーゲル独連銀総裁、講演
27:00  クックFRB理事、講演
28:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック)

米6月CPIは前年比+3.5%とエネルギー価格の下落を主因に5月の+4.2%から伸びが鈍化しました。0.7ポイントの鈍化幅は3年ぶりの大きさだそうです。食品とエネルギーを除いたコアCPIも+2.6%に鈍化(5月+2.9%)しており、FRBとしては利上げを急がずに済むとして一安心でしょうか。ただ、足元で米国とイランの対立が再び激化しており、原油価格が急騰していることから7月にはCPIの伸びが再び加速する公算です。ウォーシュFRB議長も「(6月CPIで)ミッション完了ではない」と述べています。そのため、現時点では強いドル売り材料になっていません。8月12日に発表される7月CPI、中でもコアCPIに、より大きな注目が集まることになるでしょう。

本日もよろしくお願いします。