総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/29火)

原油高・米長期金利上昇で一時の下げから切り返す 日米オールスター口先介入の効果は?

——-9/28ドル円相場——-

三村財務官発言で156.502まで下落も原油高・米金利高で切り返す

OP:157.335 HI:157.860  LO:156.502 CL:157.392

——-9/28主な出来事——-

08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(7月)
「多くの委員は、基調的な物価上昇率を2%程度に定着させていくことを目指して政策判断を行う方向に徐々にシフトしつつあるとの認識」
「ある委員は、以前のように待つことのリスクが小さいとは言えないことから、金融緩和度合いの調整をペースアップする必要があるとの見解を示した」

16:59 三村財務官
「高市首相・片山財務相・米国からのメッセージは非常にクリア」
「市場が素直に受け止めてくれればいい」
「日米首脳・財務相間の議論踏まえ”しっかり対応”」
「足元の為替に満足も安心もしていないとした9月の発言、基本的には変わっていない」

23:58 ラガルドECB総裁
「インフレを抑制するには慎重かつ段階的な対応が適切」
「成長は多くの国やセクターで広範に見られており、今後も続くと予想」

——-9/28株式・債券・商品——-

日経平均: 65877.62 ▼486.58
豪ASX: 8679.688 △14.675
上海総合: 3823.621 ▼64.753
英FT: 10684.88 ▼10.37
独DAX: 25374.42 ▼34.22
NYダウ: 51481.51 ▼347.11

日10年債: 3.101 △0.018
豪10年債: 5.4165 △0.0479
英10年債: 5.422 △0.056
独10年債: 3.643 △0.042
米2年債: 4.9305 △0.0789
米10年債: 5.2361 △0.0757

NY原油: 92.60 △0.19
NY金: 4168.40 ▼152.80

——-9/29注目材料ときょうのひとこと——-

ここ数日間、トランプ米大統領、ベッセント米財務長官、高市首相、片山財務相、三村財務官が、大なり小なり円安是正の必要性に言及しています。ただ、日米オールスター級の円安けん制でもドル円の下落は合計1.5%ほど(約2.5円)で、昨日などは一時156円台半ばに下落したものの、原油高・米長期金利上昇を受けて小幅ながらプラ転しました。昨日の切り返しは、口先介入(by三村財務官)では、投機筋の円売りは抑制できてもファンダメンタルズ(原油高・日米金利差拡大)に由来する円安は止められないことをあらためて示す象徴的な動きでしょう。

今週もよろしくお願いします。