総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/27木)

日銀副総裁の講演、9月利上げ織り込み済みで円高誘導には高いハードル

——-8/26ドル円相場——-

米PCE受けて159.442まで上昇もドル買いに勢い欠く

OP:159.176 HI:159.442  LO:158.875 CL:159.323

——-8/26主な出来事——-

10:30 オーストラリア7月CPI(前年比) +3.5%
前回+3.8%
予想+3.3%
10:30 オーストラリア7月トリム平均CPI(前年比) +3.6%
前回+3.6%
予想+3.5%

14:22 シュナーベルECB専務理事
「インフレ率は長期にわたって2%を上回る可能性が高い」
「インフレリスクで金利をさらに引き上げる必要がある」

21:30 アメリカ7月個人所得(前月比) +0.4%
前回+0.2%
予想+0.2%
21:30 アメリカ7月個人消費支出(PCE)(前月比) +0.2%
前回+0.3%
予想+0.1%

21:30 アメリカ7月PCEデフレーター(前年比) +3.7%
前回+3.7%
予想+3.6%
21:30 アメリカ7月コアPCEデフレーター(前年比) +3.3%
前回+3.3%
予想+3.3%

21:30 アメリカ7月耐久財受注(前月比) +1.1%
前回+0.5%
予想+0.5%
21:30 アメリカ7月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) +0.4%
前回+0.7%(1.1%)
予想+0.6%

21:30 アメリカ4-6月期GDP・改定値(前期比年率) +1.5%
前回+1.5%
予想+1.5%
21:30 アメリカ4-6月期個人消費・改定値(前期比年率) +3.4%
前回+3.2%
予想+3.2%

——-8/26株式・債券・商品——-

日経平均: 66262.16 △405.73
豪ASX: 9127.800 ▼36.780
上海総合: 3912.523 △23.078
英FT: 10878.12 ▼8.04
独DAX: 26285.96 △19.82
NYダウ: 53463.88 ▼113.52

日10年債: 2.904 △0.001
豪10年債: 5.0320 △0.0098
英10年債: 5.031 △0.043
独10年債: 3.234 △0.033
米2年債: 4.2093 △0.0352
米10年債: 4.6465 △0.0177

NY原油: 82.23 ▼0.13
NY金: 4653.30 ▼41.20

——-8/27注目材料ときょうのひとこと——-

<国内>
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
10:30 氷見野日銀副総裁、講演
14:30 氷見野日銀副総裁、会見
—– 8月月例経済報告

<海外>
10:30 4-6月期豪民間設備投資
15:00 9月独Gfk消費者信頼感指数
15:00 4-6月期ノルウェーGDP
15:45 7月仏卸売物価指数
18:30 7月南アフリカPPI
20:30 ECB理事会議事要旨(7月22-23日分)
21:00 7月メキシコ失業率
21:00 7月メキシコ貿易収支
21:30 4-6月期カナダ経常収支
21:30 7月米卸売在庫
21:30 米新規失業保険申請件数
26:00 米7年債入札
—– ジャクソンホール会議「金融イノベーション:決済と政策への含意」

きょうから、夏の金融市場の一大イベント「ジャクソンホール・シンポジウム」が始まります。注目はなんといっても明日のウォーシュFRB議長の講演です。根強いインフレを背景に、市場はFRBが年内のどこかで利上げに転換すると見込んでいます。そうした中で、歴代議長のようにウォーシュ氏がジャクソンホールの地で金融政策の変更に向けたシグナルを出すのか、あるいは市場との対話に否定的な姿勢を貫き多くを語らないのか、市場は肩透かしを喰らうリスクを承知で注視しています。なお、きょうはウォーシュ議長とは対照的に市場との対話を重視する日銀の氷見野副総裁が埼玉で講演します。ただし、こちらは市場が9月利上げをすでに9割近く織り込んでいるため、利上げ期待をさらに高めるには利上げの「ペースアップ」を強く示唆するしかありません。利上げ期待をさらに高めて円高に誘導するには高いハードルが存在すると言えそうです。

本日もよろしくお願いします。