総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/24火)

TACOで「有事のドル買い」鎮静化 クロス円は上昇ターンか

———–3/23ドル円相場————————–

米大統領発言でイラン停戦期待 158.020までドル売り

OP159.286 HI159.653  LO158.020 CL158.425

———-3/23主な出来事——————————-

09:08 三村財務官
「(為替について)いかなる時もあらゆる方面で対応する」

20:23 トランプ米大統領
「米国とイランは過去2日間、敵対行為の解決について非常に良好な会談を行った」
「国防総省にイランのエネルギー関連施設への空爆を5日間延期するよう指示」

25:01 イランのガリバフ国会議長
「米国とは何の交渉も行っていない」
「フェイクニュースが原油市場を操作するために使われた」

25:59 トランプ米大統領
「より広範な合意が可能かどうかを判断するため、イランと協議中」
「彼らは解決を望んでいる」
「イランとの合意の可能性は非常に高い」

———-3/23株式・債券・商品———————-

日経平均 51515.49▼1857.04
豪ASX  8365.916▼62.531
上海総合 3813.283▼143.770
英FT   9894.15▼24.18
独DAX  22653.86△273.67
NYダウ 46208.47△631.00

日10年債利回り 2.313%△0.036
豪10年債利回り 5.1180%△0.0937
英10年債利回り 4.920%▼0.074
独10年債利回り 3.005%▼0.038
米02年債利回り 3.8519%▼0.0482
米10年債利回り 4.3420%▼0.0376

NY原油 88.13▼10.10
NY金  4407.30▼167.60

———–3/24注目材料—————————–

<国内>
08:30  2月全国消費者物価指数

<海外>
17:15  3月仏製造業PMI・速報値
17:15  3月仏サービス業PMI・速報値
17:30  3月独製造業PMI・速報値
17:30  3月独サービス業PMI・速報値
18:00  3月ユーロ圏製造業PMI・速報値
18:00  3月ユーロ圏サービス業PMI・速報値
18:30  3月英製造業PMI・速報値
18:30  3月英サービス業PMI・速報値
19:00  コッハー・オーストリア中銀総裁、講演
21:00  スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
21:30  10-12月期米非農業部門労働生産性・改定値
22:30  チポローネECB専務理事、講演
22:30  ピル英MPC委員、講演
22:45  3月米製造業PMI・速報値
22:45  3月米サービス業PMI・速報値
23:00  3月米リッチモンド連銀製造業景気指数
24:45  レーンECB専務理事、講演
26:00  米財務省、2年債入札

———–3/24きょうのひとこと———————-

株安、債券安(長期金利上昇)、原油高、これらはいずれもトランプ大統領が嫌がる市場の動きです。今回もイランとの対話を急に持ち出した(TACOった)のは、これらが理由と見て間違いありません。特にガソリンの値上がりにつながる原油高は、11月の中間選挙に向けてどうしても長期化を避けたいところなのでしょう。原油高を抑えれば、債券安も株安も止まるという昨日の反応を見れば、今後もあの手この手で原油の押し下げに躍起になる可能性が高そうです。とすれば、「有事のドル買い」はこの先鎮静化に向かいそうです。ドル円の160円突破はひとまず難しくなったと見ています。ただ、イラン情勢が制御可能な状態であれば、今度はクロス円が上昇する(ドル以外に対する円売り)ターンに入る可能性が高まります。金利水準が絶対的にも実質的にも低い円を買う理由は乏しいという事実は変わらないでしょう。

本日もよろしくお願いします。