昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/12火)

CPIを前に雇用統計による下げ幅の38.2%を回復
———–8/11ドル円相場————————–
148.253までドル買戻し CPIを前に9月利下げの織り込みがやや低下
OP147.630 HI148.253 LO147.354 CL148.136

———-8/11主な出来事—————————-
10日 26:00 ベッセント米財務長官-日経新聞インタビュー
「強いドルとは基軸通貨を維持し続ける政策だ」
「(円安について)日銀がインフレ率や成長率に焦点を当てて金融政策を進めれば、為替レートは自然と調整される」
26:36 トランプ米大統領
「金には関税をかけない」
27:32 トランプ米大統領
「対中関税休戦を90日間延長」
———-8/11株式・債券・商品———————-
日経平均 —–
豪ASX 8844.773△37.657
上海総合 3647.547△12.419
英FT 9129.71△33.98
独DAX 24081.34▼81.52
NYダウ 43975.09▼200.52
日10年債利回り —–
豪10年債利回り 4.2466%△0.0001
英10年債利回り 4.565%▼0.036
独10年債利回り 2.696%△0.006
米02年債利回り 3.7684%△0.0060
米10年債利回り 4.2849%△0.0020
NY原油 63.96△0.08
NY金 3404.70▼86.60
———–8/12注目材料————————–
<国内>
なし
<海外>
13:30 RBA政策金利
15:00 7月英失業率
15:00 7月英失業保険申請件数
15:00 4-6月英失業率(ILO方式)
15:00 4-6月英週平均賃金
16:00 6月トルコ経常収支
18:00 8月独ZEW景況感指数
18:00 8月ユーロ圏ZEW景況感指数
18:30 4-6月期南アフリカ失業率
21:30 6月カナダ住宅建設許可件数
21:30 7月米消費者物価指数
23:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
23:30 シュミッド米カンザスシティ連銀総裁、講演
27:00 7月米月次財政収支
———–8/12きょうのひとこと———————-
一時9割を超えていたFedWatchの9月利下げ織り込みがジリっと8割5分に低下しています。今夜の米7月CPIがトランプ関税の影響で上振れするとの警戒感が滲み出ているようです。そうした中、7月雇用統計で進んだ利下げ観測によるドル安に修正の動きが入り、ドル円は148円台を回復。昨日の高値148.253円は、その雇用統計で下げた値幅(150.917→146.614)の38.2%戻し148.258円とほぼイコールでした。テクニカルに沿った調整のドル買い戻しをひとまず終えたところで、CPIの発表待ちということになりそうです。
本日もよろしくお願いします。