総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/6金)

利下げ織り込み上昇でもドル堅調 衆院選後の一段高に警戒

———–2/5ドル円相場————————–

高市財政睨みの円売りで157.341まで上昇、米雇用指標悪化で155.529まで反落も下値堅い

OP156.774 HI157.341  LO155.529 CL157.045

———-2/5主な出来事——————————-

09:30 オーストラリア12月貿易収支 +33.73億豪ドル
前回+29.36億豪ドル(25.97億ドル)
予想+32.50億豪ドル

16:00 ドイツ12月製造業新規受注(前月比) +7.8%
前回+5.6%(5.7%)
予想-2.2%

16:45 フランス12月鉱工業生産(前月比) -0.7%
前回-0.1%(0.1%)
予想+0.2%

19:00 ユーロ圏12月小売売上高(前月比) -0.5%
前回+0.2%(0.1%)
予想-0.2%

21:00 BOE、政策金利を3.75%に据え置き
「据え置きは5人が支持、4人が利下げを主張」
「現状のエビデンスに基づくと、政策金利はさらに引き下げられる可能性が高い」
「更なる緩和に関する判断は、今後より慎重になる必要がある」

22:15 ECB、政策金利を2.00%に据え置き
「最新の評価では、インフレ率が中期的に2%の目標で安定する見込みであることを再確認」
「理事会は特定の金利経路を事前にコミットしない」

22:45 ラガルドECB総裁
「見通しに対するリスクは上下方向でおおむね均衡した状況」
「ECBは為替レートを注視。成長やインフレ見通しに重要な要素」
「ユーロのレートは依然として平均レンジ内」
「昨年以降の為替変動の影響はベースラインの一部」

26:42 トランプ米大統領
「高市首相を3月19日にホワイトハウスに迎える」
「日本は8日に非常に重要な選挙を控えている」
「高市首相とその連合を支持する」

———-2/5株式・債券・商品———————-

日経平均 53818.04▼475.32
豪ASX  8889.221▼38.611
上海総合 4075.917▼26.285
英FT   10309.22▼93.12
独DAX  24491.06▼111.98
NYダウ 48908.72▼592.58

日10年債利回り 2.241%▼0.015
豪10年債利回り 4.8570%▼0.0091
英10年債利回り 4.559%△0.013
独10年債利回り 2.843%▼0.016
米02年債利回り 3.4504%▼0.1028
米10年債利回り 4.1801%▼0.0934

NY原油 63.29▼1.85
NY金  4889.50▼61.30

———–2/6注目材料—————————–

<国内>
08:30  12月家計調査(消費支出)
08:50  1月外貨準備高
10:30  増日銀審議委員、講演

<海外>
07:30  ブロックRBA総裁、議会証言
15:45  チポローネECB専務理事、講演
16:00  12月独鉱工業生産
16:00  12月独貿易収支
16:00  1月スウェーデン消費者物価指数
16:45  12月仏経常収支/貿易収支
17:00  1月スイス失業率
18:00  コッハー・オーストリア中銀総裁、講演
21:15  ピル英MPC委員兼チーフエコノミスト、講演
22:30  1月カナダ新規雇用者数
22:30  1月カナダ失業率
24:00  1月カナダIvey購買部協会景気指数
24:00  2月米ミシガン大消費者態度指数・速報値
27:00  ジェファーソンFRB副議長、講演
29:00  12月米消費者信用残高
—–  米・イラン高官協議(オマーン)

———–2/6きょうのひとこと———————-

本来なら今夜発表される予定だった米1月雇用統計は来週11日に延期されました。その分、注目が集まっていた4日のADP雇用統計、きのうのチャレンジャー人員削減数、新規失業保険申請件数、JOLTS求人件数はいずれも悪化。ADP発表前に8.6%だった3月FOMCの利下げ確率は雇用指標の全滅で27.0%に上昇しました。それでも今週のドルは堅調。きのうにしてもドルはむしろ上昇しています。謎に底堅い背景のひとつとして考えられるのは、ドル売りポジションが飽和状態に近かったと推測されることでしょうか。ドルの総合的な価値を示すドルインデックスは1月に4年ぶりの安値まで売り込まれており、その対価として金(ゴールド)を買う動きが強まりました。これに乗じて安全資産のはずのゴールドが投機対象になったことで、きのうのようにリスクオフの中でゴールドが売られるとドルに買戻しが入るという展開になったのではないかと考えています。ドルが堅調な中で8日の衆院選を迎えるのだとすると、ドル円は上値リスク(円安リスク)をより強く警戒すべきではないでしょうか。

本日もよろしくお願いします。