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- 21日のドル円相場ときょうのひとこと(9/24 月)
21日のドル円相場ときょうのひとこと(9/24 月)
- 2018年9月24日(月)08:24
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------------9/21ドル円相場--------------------------
貿易戦争懸念が後退したとの見方からアジア株が全面高となる中、7月19日以来の高値112.871円を示現。しかし欧州市場以降は売りに押され気味の展開。ブレグジットへの不透明感が再燃したほか、週末を控えた持ち高調整も相まって、NY市場では112.50円付近まで弱含む場面も。それでもなんとか日足陽線は維持して112.560円で越週へ。
OP112.452 HI112.871 LO112.427 CL112.560
-----------9/21主な出来事---------------------------
08:30 (日) 8月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く前年比)+0.9%
前回+0.8%
予想+0.9%
15:45 (仏) 4-6月期GDP確定値(前期比)+0.2%
前回+0.2%
予想+0.2%
16:30 (独) 9月サービス業PMI速報値56.5
前回55.0
55.0
(独) 9月製造業PMI速報値53.7
前回55.9
予想55.7
17:00 (ユーロ) 9月サービス業PMI速報値54.7
前回54.4
予想54.4
(ユーロ) 9月製造業PMI速報値53.3
前回54.6
予想54.4
20:40 ラーブ英EU離脱担当相
「合意なき離脱に対しての準備は継続」
「EUが交渉内容について真剣なのか疑問が残る」
「EU側にも妥協が必要」
「北アイルランド問題は英国が支払わなければならない代償と、欧州側は騒いでいる」
21:30 (加) 7月小売売上高(前月比)+0.3%
前回-0.2%(-0.1%)
予想+0.4%
21:30 (加) 8月消費者物価指数(前年比) +2.8%
前回+3.0%
予想+2.8%
22:09 メイ英首相
「EU離脱について悪い合意よりは合意なしの方が良い」
「ブレグジット協議について英・EUは袋小路に陥っている」
22:45 (米) 9月製造業PMI速報値55.6
前回54.7
55.0
(米) 9月サービス業PMI速報値52.9
前回54.8
予想55.0
英政権の一部閣僚は、24日の閣議でメイ首相がまとめたブレグジット計画「チェッカーズ」案の代替案を求める見通し。首相が聞き入れなければ、閣僚らには辞任する考えも--英テレグラフ紙
---------9/21株式・債券・商品-----------------------
日経平均 23,869.93△195.00
豪ASX 694.56△25.06
上海総合 2797.49△68.24
英FT 7490.23 △122.91
独DAX 12430.88 △104.40
NYダウ 26743.50 △86.52
日10年債利回り 0.130%
豪10年債利回り 2.701%
英10年債利回り 1.553%
独10年債利回り 0.462%
米2年債利回り 2.8041%
米10年債利回り 3.0665%
NY原油 70.78△0.46
NY金 1201.30▼10.00
------------9/24きょうの注目材料---------------------
<国内>秋分の日の振替休日で休場
<海外>
17:00 9月独Ifo企業景況感指数
21:30 7月カナダ卸売売上高
22:00 ドラギECB総裁、講演
26:00 米2年債入札 (370億ドル)
------------9/24きょうのひとこと---------------------
きょうは秋分の日の振り替え休日で東京市場は2週連続の月曜休みです。ということで、今年これまで9回あった日本の祝日のドル円の動きを振り返ってみました。結果はなんと、日足陽線が2に対して陰線が7と、77.8%の確率で始値より終値のほうが安くなる傾向が見て取れました。日本人投資家の外モノ投資が出にくいという事なのかもしれませんが、それにしてもちょっと気になる円高方向への偏り方ですね。アノマリー的には、きょうの113円トライは厳しいという事になります。
本日もよろしくお願いいたします。
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