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2018年6月14日バックナンバー
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/14 木)
- 2018年6月14日(木)09:19
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-----------6/13ドル円相場--------------------------
FOMC利上げペースアップ示唆を受けて110.80円台へ上伸するも、対中関税発動リスクで急反落の「往って来い」。
OP110.359 HI110.847 LO110.271 CL110.354
-----------6/13主な出来事---------------------------
12:30 ロウRBA総裁
「利上げはまだ先の話」「金融政策の調整が必要となる短期的な強い根拠はない」
17:30 (英) 5月消費者物価指数 (前年比) +2.4%
前回+2.4%
予想+2.4%
(英) 5月生産者物価指数 (前年比) +2.9%
前回+2.7%→+2.5%
予想+2.9%
(英) 5月小売物価指数(前年比) +3.3%
前回 +3.4%
予想 +3.4%
18:00 (ユーロ圏) 4月鉱工業生産 (前月比)-0.9%
前回 +0.5%→+0.6%
予想-0.7%
20:00 (南ア) 4月小売売上高 (前年比) +0.5%
前回+4.8%→+4.6%
予想+4.4%
21:30 (米) 5月生産者物価指数 (前月比) +0.5%
前回+0.1%
予想 +0.3%
(米) 5月生産者物価指数 (コア:前月比) +0.3%
前回+0.2%
予想+0.2%
(米) 5月生産者物価指数 (前年比) +3.1%
前回+2.6%
予想+2.8%
(米) 5月生産者物価指数 (コア:前年比) +2.4%
前回+2.3%
予想+2.3%
27:00 (米) FOMC政策金利を1.50-1.75%から 1.75-2.00% へ引き上げ
「労働市場が引き続き強化され、経済活動が堅調に上昇」「インフレは2%に近づいた」 「長期的なインフレはならしてみるとほぼ変わらず」「政策を全会一致で決定」「経済見通しへのリスクはおおむね均衡」
※「FF金利は当面、長期的に到達すると見込まれる水準を下回るレベルで推移する可能性がある」の一文を削除
27:30 パウエルFRB議長
「米経済は非常に良好」「失業率とインフレは低い」「来年1月から毎回のFOMC終了後に記者会見を行う意向」「最近のインフレ指標は心強い。勝利宣言には時期尚早」「フォワードガイダンスを削除するのに適切な時期」「FRBは緩やかな追加利上げを想定」「2020年のFF金利見通しは長期的水準をやや上回る」「インフレに関する考えは3月から変わっていない」 「金利は比較的早期に中立水準になるだろう」
---------6/13株式・債券・商品---------------------
日経平均 22966.38△88.03
豪ASX 6023.533 ▼30.904
上海総合 3049.796▼30.006
英FT 7703.71▼0.10
独DAX 12890.58△48.28
NYダウ 25201.20▼119.53
日10年債利回り 0.0540%±0.0000
豪10年債利回り 2.776%▼0.026
英10年債利回り 1.369%▼0.032
独10年債利回り 0.482%▼0.009
米2年債利回り 2.5675%△0.0288
米10年債利回り 2.9663%△0.0055
NY原油 66.64 △0.28
NY金 1301.30△1.90
------------6/14きょうの注目材料---------------------
<国内>
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
13:30 4月鉱工業生産確報
<海外>
08:01 5月英RICS住宅価格
10:30 5月豪雇用統計
11:00 5月中国鉱工業生産
11:00 5月中国小売売上高
15:00 5月独消費者物価指数・改定値
15:45 5月仏CPI改定値
17:30 5月スウェーデンCPI
17:30 5月英小売売上高指数
20:45 ECB理事会、政策金利発表
21:30 ドラギECB総裁、記者会見
21:30 4月カナダ新築住宅価格指数
21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 5月米小売売上高
21:30 5月米輸入物価指数
23:00 4月米企業在庫
------------6/14きょうのひとこと---------------------
お決まりのトランプリスク
昨日のドル円は、WSJが「トランプ米政権は中国製品への追加関税を早ければ15日にも発動する可能性」と報じた事をきっかけに、FOMCの上げ幅を吐き出すどころか、利上げ前の水準を下回って反落するという展開でした。「トランプリスク」がドル/円の上値を阻むというお約束のパターンです。ただ、市場には「トランプリスク」への耐性がある程度備わっていることでしょう。きょうは市場の関心がECBに向かう公算のため、ドル円は脇役という事になりそうです。
本日もよろしくお願いいたします。