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外為リアルタイムレビュー: 2017年12月15日バックナンバー

2017年12月15日バックナンバー

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、日経平均が軟調に推移する中で112.10円台まで小幅安となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

12/15(金)
19:00  10月ユーロ圏貿易収支
19:00  リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演
22:15  ホールデン英MPC委員、講演
22:30  10月カナダ製造業出荷
22:30☆12月米NY連銀製造業景況指数
23:15☆11月米鉱工業生産
23:15  11月米設備稼働率
30:00  10月対米証券投資
--:-- EU首脳会議(ブリュッセル、14日?)
※☆は特に注目の材料

米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過した事で、市場の関心は米税制改革法案の行方に集まっています。同法案について、米共和党は来週の採決を見込んでいますが、依然として年内採決に持ち込めるかは不透明です。この後の海外市場では、同法案の関連報道に一喜一憂する展開となりそうです。

 

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は今月に入り方向感が定まらない展開が続いています。より広い視点ということで、週足を見ると、上値の重さが目立つと共に、13週線が26週線を上から下に抜こうとしており、調整局面入りの可能性があります。先月安値付近で下げ止まるようならばディセンディング・トライアングル形成が予想されますが、下げ止まらないようならば年初からの上昇に対する調整局面に移行したと考えたほうが良いのかもしれません。


EURUSD_W171215.JPG
(上記ユーロ/ドル週足の外貨ネクストネオのチャートは12/15の10:43現在)

EURUSD_171215.JPG
(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは12/15の10:43現在)

○下値目処について
ほぼ横ばいで推移しているボリンジャーバンド-2シグマ(1.16992ドル)を明確に割り込むようならば、11/7安値(1.15541ドル)に向けた一段もあるでしょう。

○上値目処について
1.18ドルちょうど前後に75日線(1.17992ドル)や20日線(1.18193ドル)などがあり、抵抗が予想されます。もし突破できれば、週足チャートに引いた、9月に付けた今年高値を基点とするレジスタンスライン1.19ドル台前半)突破を試す事も考えられます。


○上値目処
1.17917ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.17970ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.17992ドル(75日線)
1.18193ドル(20日線)
1.18232ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.18596ドル(11/15安値)
1.18796ドル(10/12高値)
1.19394ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.19610ドル(11/27高値)
1.20922ドル(9/8高値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)


○下値目処
1.17810ドル(13週線)
1.17777ドル(6日線)
1.17576ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.16992ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.167370ドル(26週線)
1.16695ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.16577ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.16055ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.15737ドル(10/27安値)
1.15541ドル(11/7安値)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/15 金)

 ------------12/14ドル円相場概況-----------------------


WS001453.JPG
 
米小売大幅増も税制改革への不透明感からドル失速
 
OP-112.565 HI-112.879 LO-112.064 CL-112.406
 
-----------12/14主な出来事----------------------------
 
09:30 (豪) 11月就業者数 +6.16万人
前回+0.37万人→+0.78万人
予想+1.90万人  
(豪) 11月失業率 5.4% 
前回5.4% 
予想5.4% 

11:00 (中国) 11月鉱工業生産 (前年比) +6.1%
前回+6.2% 
予想+6.1%  
 (中国) 11月小売売上高 (前年比) +10.2%
前回+10.0% 
予想+10.3% 
 
17:00 (仏) 12月製造業PMI・速報 59.3
前回57.7
予想 57.2  
 (仏) 12月サービス業PMI・速報 59.4
前回60.4 
予想60.0  
 
17:00 (南ア) 7-9月期経常収支 (対GDP比) -2.3%
前回-2.4% 
予想-2.0%  
 
17:30 (スイス) スイス中銀政策金利を-0.75%に維持
 
17:30 (独) 12月製造業PMI・速報  63.3
前回62.5 
予想62.0 
 (独) 12月サービス業PMI・速報 55.8 
前回54.3 
予想54.6 
 
18:00 (ユーロ圏) 12月製造業PMI・速報 60.6
前回60.1 
予想59.7  
 (ユーロ圏) 12月サービス業PMI・速報  56.5 
前回56.2 
予想56.0
 
18:00 (ノルウェー) ノルウェー中銀政策金利を0.50% に維持
 
18:30 (英) 11月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +1.1%
前回+0.3%→+0.5%
予想 +0.4%  
 
18:30 (南ア) 11月生産者物価指数 (前年比) +5.1%
前回+5.0% 
予想+4.9% 
 
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を 8.00% に維持
後期流動性ウィンドウ金利を0.5ポイント引き上げ12.75%
 
21:00 (英) BOE政策金利を0.50%に維持
 
21:00 (英) BOE議事録
・0.50%の政策金利の据え置きを9対0で決定
・資産買い入れプログラムの規模の維持を9対0で決定した
・もし経済成長が11月の予想通りとなれば、数年以内に追加利上げの可能性
・追加利上げは、緩やかで限定的となる可能性
・インフレ率はピークに近づいており、中期的には目標値の2.0%へ低下する見通し 
 
21:45 (ユーロ圏) 欧州中銀政策金利を0.00%に維持
ECBスタッフ経済予測 
・2017年の成長見通しを2.2%から2.4%
・2018年の成長見通しを1.8%から2.3%
・2019年の成長見通しを1.7%から1.9%
 
・2017年のインフレ見通しを1.5%に据え置き
・2018年のインフレ見通しを1.2%から1.4%
・2019年のインフレ見通しを1.5%に据え置き
・2020年のインフレ見通し1.7%
・2020年のコアインフレ見通し1.8%
 
22:30 ドラギECB総裁、会見
「インフレにとって十分な刺激策が依然として必要」14日22:40「ECBのスタッフ予想では2017年のユーロ圏GDP伸び率は2.4%(9月時点2.2%)、18年GDPは2.3%(9月時点1.8%)、19年GDPは1.9%(9月時点1.7%)、20年GDPは1.7%」「インフレが上昇する強い勢いの示唆がある」「成長見通しに著しい改善が見られる」「ECBのスタッフ予想では2017年のインフレ率は1.5%(9月時点1.5%)、18年は1.4%(9月時点1.2%)、19年は1.5%(9月時点1.5%)、20年は1.7%」
「ヘッドラインインフレは今後数カ月で鈍化する可能性」「見通しの修正は正しい方向に進んでいる」「理事会はインフレの経路に確信を深めている」
 
22:30 (米) 新規失業保険申請件数  22.5万件
前回23.6万件 
予想23.6万件 
 
22:30 (米) 11月小売売上高 (前月比)+0.8%
前回+0.2%→+0.5%
予想+0.3%  
(米) 11月小売売上高 (前月比:除自動車) +1.0%
前回+0.1%(+0.4%) 
予想+0.6%  
 
22:30 (米) 11月輸入物価指数 (前月比) +0.7%
前回+0.2%→+0.1%
予想 +0.7%  
 
22:30 (加) 10月新築住宅価格指数 (前月比) +0.1%
前回+0.2% 
予想+0.2%  
 
24:00 (米) 10月企業在庫 (前月比) -0.1%
前回0.0% 
予想-0.1%  
 
28:00 (メキシコ) メキシコ中銀政策金利を 7.00% から 7.25% に引き上げ
 
マイク・リー氏とマルコ・ルビオ氏の両共和党上院議員が税額控除規模の拡大に向け税制改革法案の変更を要求
 
------------12/14株式・債券・商品---------------------
 
WS001454.JPG
 
------------12/15きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
08:50    日銀短観(12月調査)
          (大企業製造業の業況判断DI)
 
<海外>
19:00  10月ユーロ圏貿易収支
19:00  リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演
22:15  ホールデン英MPC委員、講演
22:30  10月カナダ製造業出荷
22:30  12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数
23:15  11月米鉱工業生産指数
23:15  11月米設備稼働率
30:00  10月対米証券投資動向
----  EU首脳会議(ブリュッセル、最終日)
 
------------12/15きょうのひとこと---------------------
 
英国とユーロ圏の金融政策発表を終えて、年内の重要イベントは米税制改革を残すのみとなっていたところに、共和党の上院議員2人が同法案の一部変更を要求したと伝わり、市場はびっくり。現状52/100の議席しか持たない上院共和党なので不安は否めませんが、2人とも法案自体に反対している訳ではありません。法案の一本化にもう少し時間がかかるということでしょう。共和党としては来週22日までの可決を目指しており、しばらくは水面下でも水面上でも様々な駆け引きが繰り広げられると見られます。そうした動きが洩れ伝わるたびに、ドル/円は神経質に反応する事になりそうです。
 
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 

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