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外為リアルタイムレビュー: 2017年12月 7日バックナンバー

2017年12月 7日バックナンバー

トルコリラ/円、自律反発に持ち込めるか

トルコリラ/円は先月28日に過去最安値となる27.993円まで下落したが、その後は6日移動平均線を上抜くと同線の傾きが下向きから上向きに転じたほか、9月高値を基点とするレジスタンスラインを突破するなど、底入れの兆しが見られます。

今月に入りエルドアン大統領の首席経済顧問であるセミル・エルテム氏が「インフレ見通しが悪化した場合は中銀はいつでも利上げできる」と発言した上、トルコ11月消費者物価指数が前年比+12.98%(予想:+12.50%)と2003年に現行の統計方式として以降最も高い伸びとなった事などから、トルコ中銀の利上げ期待が高まっている事は見逃せません。

こうした中、相場は自律反発に向かう可能性が出てきました。日足上のボリンジャーバンド+2シグマ(執筆時29.615円)を突破すると、一目均衡表の雲下限(本日は30.361円)に向けた一段高もあるでしょう。

今夜から明朝の注目材料は?12/7

 東京市場のドル/円は、日本株が昨日の下げの大半を埋める形で反発する中、112.50円台を回復しています。欧米市場に向けて、まずは注目材料を確認しておきましょう。

 
12/7(木)
16:00   独10月鉱工業生産
16:45   仏10月貿易収支
16:45   仏10月経常収支
19:00   ユーロ圏7-9月期GDP・確定値
21:30   米11月チャレンジャー人員削減予定数
22:30   カナダ10月住宅建設許可件数
22:30☆ 米新規失業保険申請件数
24:00   カナダ11月Ivey購買部協会景気指数
25:00   ドラギECB総裁会見
29:00   米10月消費者信用残高
 
12/8(金)
08:50  日本7-9月期GDP・2次速報 
08:50  日本10月国際収支(経常収支・貿易収支)
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜のラインナップは軽量級の顔ぶれと言わざるを得ません。米新規失業保険申請件数などが予想から大きく外れないようだと、明日の米11月雇用統計待ちで様子見という事になりそうです。その他、小幅とはいえ続落中の独DAX指数やNYダウ平均の動きも気になるところです。

今日のテクニカル見通し:ポンド/ドル

ポンド/ドル相場は、先月30日に1.35ドル台半ばまで上昇するも、9月高値(136ドル台半ば)に届かず伸び悩み。現状は6日線の下に沈んでいることや、同線の傾きが下向となっている事などから、上値模索の動きは一服したと考えられます。

もっとも、今年春以降は26週線がサポートとして機能している他、週足の一目均衡表で三役好転の点というが目前となっている事もあり、上昇基調は継続していると考えられます。したがって、下げが一巡したところでは反発狙いの買いに妙味がありそうです。

GBPUSD_171207.JPG
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは12/7の11:09現在)

○上値目処について
6日線(1.34498ドル)を回復すると、ボリンジャーバンド+2シグマ(1.35517ドル)や12/1高値(1.35491ドル)が位置する1.35ドル台半ばが次のポイントです。この辺りを超えられれば、9/20高値(1.36490ドル)リトライが見えてくるでしょう。

なお、冒頭で触れた週足の一目均衡表について、来週以降は雲の上限が1.27ドル台に急低下します。しばらく1.30ドルより下で推移していますので、よほどのことがない限り三役好転が点灯しそうです。そうした流れの中で9/20高値(1.36490ドル)を超えられるかが、今後の相場を読む上で最大の注目点となるでしょう。

○下値目処について
まずは13週線(1.32934ドル)が位置する1.32ドル台後半に注目です。近くに週足の一目均衡表の転換線や日足の一目均衡表の基準線(共に1.32943ドル)もあり、下押しが浅いと反発が予想されます。割り込んだ場合でも、上昇基調に変化がなければ、26週線(1.31309ドル)が引き続きサポートになると見ます。


○上値目処
1.33851ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.34498ドル(6日線)
1.34974ドル(週足の一目均衡表の雲下限)
1.35491ドル(12/1高値)
1.35517ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.36490ドル(9/20高値)
1.37383ドル(月足の一目均衡表の基準線)
1.38355ドル(16年2月安値)
1.38556ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅61.8%戻し)

○下値目処
1.33123ドル(20日線)
1.32943ドル(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
1.32934ドル(13週線)
1.32677ドル(8/3安値)
1.32375ドル(75日線)
1.32118ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.32115ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.32096ドル(14年7月高値1.71903ドル-16年10月安値1.19799ドルの下げ幅23.6%戻し)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.31309ドル(26週線)
1.31246ドル(7/18高値)
1.31190ドル(週足の一目均衡表の基準線)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/7 木)

 ------------12/6ドル円相場概況-----------------------

WS001414.JPG
中東地政学リスクで一時112円割れも下げ渋る
 
OP-112.583 HI-112.620 LO-111.991 CL-112.288
 
-----------12/6主な出来事----------------------------
 
09:30 (豪) 7-9月期GDP (前期比) +0.6%
前回+0.8%→+0.9%
予想 +0.7%  
(豪) 7-9月期GDP (前年比) +2.8%
前回+1.8%→+1.9%
予想 +3.0%  
 
トランプ米大統領、エルサレムをイスラエルの首都と認め米大使館移転の手続き開始へ
 
16:00 (独) 10月製造業受注 (前月比) +0.5%
前回+1.0%→+1.2%
予想-0.2%  
 
17:15 (スイス) 11月消費者物価指数 (前年比) +0.8%
前回+0.7% 
予想+0.8%  
 
20:00 北アイルランドの国境問題についての今週中の合意はないだろう-英メディア
 
22:15 (米) 11月ADP全国雇用者数 +19.0万人
前回+23.5万人 
予想+19.0万人  
 
24:00 カナダ中銀、政策金利を1.00%に維持
「現在の金融政策のスタンスが適切であると判断」「理事会は今後、政策金利の調整に慎重を期する予定」
「世界経済は予想通り大きく進展」「原油価格は上昇し財務状況は緩和された」「最近のカナダのデータは10月の見通しと一致」「雇用の伸びは非常に強く、賃金は改善しており、第3四半期の堅調な消費支出を支えている」「インフレ率は予想をわずかに上回り、短期的には一時的な要因、特にガソリン価格によって引き続き上昇するだろう」
 
------------12/6株式・債券・商品---------------------
 
WS001415.JPG
 
------------12/7きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
08:50    11月外貨準備高
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
 
<海外>
09:30    10月豪貿易収支
15:45    11月スイス失業率
16:00    10月独鉱工業生産
16:45    10月仏貿易収支
16:45    10月仏経常収支
19:00    7-9月期ユーロ圏GDP確定値
21:30    11月米チャレンジャー人員削減数
22:30    10月カナダ住宅建設許可件数
22:30    前週分の米新規失業保険申請件数
24:00    11月カナダIvey購買部協会景気指数
25:00    ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁会見
29:00    10月米消費者信用残高(予想:170億ドル)
 
------------12/7きょうのひとこと---------------------
 
日経平均を最大で500円も押し下げた中東の地政学リスク増大懸念に対して、米市場は特別な反応を見せることなく冷静でした。中東和平の仲介役のはずの米国が、各宗教の聖地であるエルサレムをイスラエルの首都に認定した事に国際社会は強い懸念を表明していますが、NY市場の反応を見る限り、米国内にはこの決定を歓迎する向きも一定程度存在するという事でしょう。また、「ユダヤと米金融業界の強い結びつき」という点も市場の反応に関係しているのかもしれません。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 

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