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外為リアルタイムレビュー: 2017年10月26日バックナンバー

2017年10月26日バックナンバー

ユーロ/ドル、ECBの発表を注視

先月の欧州中銀(ECB)理事会でドラギ総裁が「政策変更について『おそらく10月に決定する』」と発言した事により、本日の理事会で緩和縮小の具体策が発表されるとの期待が高まっています。

今回は(1)資産買い入れの規模・期間、(2)緩和終了後について、の2点がポイントです。

(1)について、市場予想はばらつきが大きいものの、毎月の資産買い入れ額を200?400億に減額(現在600億ユーロ)すると共に、その期間を6カ月?9カ月とするとの声が多いようです。昨年12月は緩和縮小規模とその期間を巡ってユーロ相場が神経質に推移しました。今回も総額(買い入れ規模×期間)で考える必要があり、総額が小さければユーロ買い、大きければユーロ売り材料となるでしょう。

(2)について、準オープンエンド(期間終了後の再投資がありうる事を示唆)型となるかに注目です。ECBが緩やかな緩和縮小の方針であるならば、前回に続いて「資産購入プログラムの規模、期間を拡大、延長する用意がある」との文言を残す事が予想されます。仮に削除されるとECBの出口論が浮上してユーロ買いが強まりかねないため、その可能性は小さいと見ます。

その他、ドラギECB総裁会見もあり、変数の多い中で直後は神経質な値動きが予想されます。

今夜から明朝の注目材料は?10/26

東京市場のドル/円は、前日の海外市場で下落した流れを引き継いで113円台前半へと弱含みました。欧州市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
 
10/26(木)
16:30   スウェーデン中銀、政策金利発表
16:50   デベルRBA副総裁、講演
17:00   ノルウェー中銀、政策金利発表
17:00   ユーロ圏9月マネーサプライM3
18:30   南ア9月生産者物価指数
20:00   トルコ中銀、政策金利発表
20:45☆ ECB理事会、政策金利発表
21:30☆ ドラギECB総裁、会見
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
23:00   米9月住宅販売保留件数指数
26:00   米7年債入札(280億ドル)
29:01☆ アマゾン・ドット・コム7-9月期決算
 
10/27(金)
08:30  日本9月消費者物価指数
09:30  豪7-9月期生産者物価指数
 
※☆は特に注目の材料
 
ドル/円は、ここ半年のレンジ上限でもある114円台前半の壁に阻まれた格好で、上値模索の機運がすぐに戻るとも思えません。今夜は材料面でも迫力不足の印象です。市場の関心が欧州中銀(ECB)の政策発表に集まっている事もあって、ひとまず113円台でもみ合う展開となりそうです。
 
ECBについては、資産買い入れの縮小と買入れ期間の延長を組み合わせて、来年から緩やかに金融政策を正常化に向かわせる公算です。ドラギ総裁がそうした方針をどう説明するのかも気になるところです。 

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は、9月に1.2090ドル台まで上昇した後はじり安で推移。足下で日足の一目均衡表の雲の中でもみあいとなっています。雲を上下どちらにブレイクするか注目ですが、既に基準線が上値抵抗となっています。また、週足の移動平均を見ると13週線が上値を抑えている事からも、下方向への警戒も必要と見ます。

EURUSD_W171026.JPG
(上記ユーロ/ドル週足の外貨ネクストネオのチャートは10/26の10:32現在)

EURUSD_171026.JPG
(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは10/26の10:33現在)

○下値目処
6日線(1.17968ドル)や日足の一目均衡表の転換線(1.17910ドル)が位置する1.1790ドル前後を下抜けると、日足の一目均衡表の雲下限(1.17315ドル)に注目です。割ると下値余地の拡大が予想されます。目先は10/6安値(1.16692ドル)や8/17安値(1.16621ドル)を割るようならば、形の悪いH&Sのネックライン下抜けにより下落トレンド入りとなる事も考えられます。

○上値目処
日足の一目均衡表の基準線(1.18368ドル)や13週線(1.18381ドル)が位置する、1.1830ドル台が重くなりつつあります。すぐ上にボリンジャーバンド+2シグマ(1.18714ドル)や日足の一目均衡表の雲上限(1.19056ドル)があり、これらも上値を抑えそうです。ただし、バンド上限を押し上げる陽線が出現して雲を突破できるのであれば、9/8高値(1.20922ドル)リトライが視野に入ると見ます。

○下値目処
1.18040ドル(75日線)
1.17968ドル(6日線)
1.17910ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.17560ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.17351ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.17315ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.17127ドル(15年8月高値)
1.16692ドル(10/6安値)
1.16621ドル(8/17安値)
1.16972ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)

○上値目処
1.18305ドル(20日線)
1.18368ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.18381ドル(13週線)
1.18807ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.19056ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.18715ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.20922ドル(9/8高値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/26 木)

WS001249.JPG 
----------10/25ドル円相場概況---------------------

 
OP 113.892
HI 114.242
LO 113.482
CL 113.737
 
東京市場のドル円は、日経平均の連騰記録が16で途切れる中、114円手前で足踏み。しかし、欧州市場に入ると、米長期金利の上昇とポンド円の上昇に支えられて114円台に乗せた。ただ、7月高値(114.491円)を越えられず114.242円で頭打ちとなった。NY市場でも米耐久財受注の好結果に114.20円台に上昇する場面があったが上値は重く、一転してドル売りが強まった。昨日と打って変わって米企業決算が冴えず、米国株が反落する中、113.482円まで下値を切り下げた。その後は株価の下げ渋りを背景に113.80円前後まで戻してクローズした。
 
-----------10/25主な出来事----------------------------
 
09:30 (豪) 7-9月期消費者物価指数 (前年比)  +1.8% 
前回+1.9% 
予想+2.0%
7-9月期基調インフレ率 (前年比) +1.85%
前回1.80%→1.85%
予想2.00%
 
17:00 (独) 10月Ifo景況感指数  116.7 
前回115.2 
予想115.1
 
17:30 (英) 7-9月期GDP・速報 (前期比) +0.3% +0.3% +0.4% 
(英) 7-9月期GDP・速報 (前年比) +1.5% +1.5% +1.5% 
 
21:30 (米) 9月耐久財受注 (前月比) +2.2% 
前回+2.0% 
予想+1.0% 
(米) 9月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) +0.7%
前回+0.5%→+0.7%
予想+0.5% 
 
22:00 (米) 8月住宅価格指数 (前月比) +0.7%
前回+0.2%→+0.4%
予想+0.4%  
 
23:00 (米) 9月新築住宅販売件数 66.7万件 
前回56.0万件→56.1万件
予想55.4万件 
 
23:00 (加) カナダ中銀政策金利を1.00%に維持
「現在の金融政策のスタンスが適切であると判断」「理事会は今後、政策金利の調整に慎重を期する予定」
「カナダドルが7月の想定よりも強いため、予測される輸出の伸びはこれまでよりもやや鈍化している」「インフレ率は2018年後半に2%に上昇する予定。これは、最近のカナダドル高のため7月の予想よりもやや遅れている」
 
ポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「カナダ経済は潜在的なペースを上回る成長を維持」
「BOCはインフレの下振れリスクを懸念している」
 
トランプ大統領、次期FRB議長人事について、イエレン議長の続投も依然検討している
 
ホワイトハウス高官、コーンNEC委員長を議長に指名する公算小さい
 
------------10/25株式・債券・商品----------------------
 
WS001248.JPG 
 
------------10/6きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
08:50    9月企業向けサービス価格指数
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
<海外>
06:45    9月NZ貿易収支
09:30    7?9月期豪輸入物価指数
15:00    11月独Gfk消費者信頼感指数
16:30    スウェーデン中銀、政策金利発表
17:00    ノルウェー中銀、政策金利発表
17:00    9月ユーロ圏マネーサプライM3
18:30    9月南アフリカ生産者物価指数
20:00    トルコ中銀、政策金利発表
20:45    ECB理事会、政策金利発表
21:30    ドラギECB総裁、会見
21:30    米新規失業保険申請件数
23:00    9月米住宅販売保留指数
26:00    米7年債入札(280億ドル)
29:01    アマゾン・ドット・コム7-9月期決算
29:09    マイクロソフト7?9月期決算
 
 
------------10/26きょうのひとこと----------------------
 
昨日は、日経平均の連騰記録が16で止まり、史上最高値の更新が続いていた米国株も反落するという、「調整含み」の一日でした。ドル円も114.242まで上昇して3ヵ月半ぶりの高値を付けたものの、後が続かず113円台に押し戻されるという「調整」ぶりでした。ここ半年のレンジ上限でもある114円台前半の重さを再確認した格好で、上値模索の動きはひとまず収まりそうです。とはいえ、トランプ政権の税制改革への期待などからドルの下値も堅いのでしょう。市場の関心がECBに集中する事もあって、きょうのドル/円は「次なる材料待ち」で113円台を中心にもみ合う展開となりそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

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