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今日のテクニカル見通し:ドル/円
- 2017年9月11日(月)11:56
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ドル/円相場は、8日に昨年11月以来の安値となる107.30円台まで下落。引値でも108円台を回復することが出来ず、週足の一目均衡表で三役逆転が点灯しています。
本日は108円台半ばまで値を戻しているものの、前述の雲が上値を抑えています。したがって、雲付近での上値の重さを払拭できなければ、近いうちに8日安値更新を試す可能性があります。
(上記ドル/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは9/11の11:35現在)
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/11の11:35現在)
○下値目処について
冒頭で触れた週足の一目均衡表の雲下限(108.730円)を回復できない間は、下値が意識されやすい展開が続く見通しです。9/8安値(107.318円)を更新するようならば、相場は昨年後半の上昇分に対する戻りを確かめる展開に移ったと考えられます。その場合、下げ幅の61.8%押し(106.386円)や2/3押し(105.419円)が目処となるでしょう。あわせて、16年6月と16年8月の安値を結ぶサポートライン(104.70円付近)が機能するか注目です。
○上値目処について
まずは、108.70円レベルがポイントです。週足の一目均衡表の雲下限(108.730円)のほか、6日線(108.744円)もあり、上値を抑えそうです。超えると次の目処として20日線(109.397円)が挙げられますが、下向となっている線の傾きを考えると、引き続き抵抗として機能しそうです。仮に突破したとしても、引き続き13週線(110.528円)が重しとなるでしょう。
○下値目処
107.999円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
107.318円(9/8高値)
106.386円(16年6月安値98.798円-12月高値118.661円の上げ幅61.8%押し)
105.419円(16年6月安値98.798円-12月高値118.661円の上げ幅2/3押し)
104.70円付近(16年6月安値98.798円と16年8月安値99.534円を結ぶサポートライン)
103.486円(16年6月安値98.798円-12月高値118.661円の上げ幅76.4%押し)
○上値目処
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
108.774円(6日線)
109.132円(日足の一目均衡表の基準線)
109.397円(20日線)
108.994円(日足の一目均衡表の転換線)
110.090円(週足の一目均衡表の転換線)
110.530円(13週線)
110.775円(26週線)
110.796円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
110.824円(75日線)
110.899円(52週線)
110.904円(週足の一目均衡表の基準線)
110.946円(8/16高値)