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外為リアルタイムレビュー: 2017年9月19日バックナンバー

2017年9月19日バックナンバー

ユーロ/円、61.8%戻しの壁

ユーロ/円は先月後半以降132円ちょうど前後が上値抵抗となっていたが、15日に突破すると、本日の東京市場で2015年12月以来の高値となる134.10円台まで上昇して、2014年高値(149.760円)-2016年安値(109.197円)の下げ幅61.8%戻し(134.265円)に迫りました。

年初からの欧州中銀(ECB)の金利正常化観測が根強い中、衆議院解散観測に絡んで日経平均が年初来高値を更新するなど、ファンダメンタルズ面からもユーロ買い/円売りの流れとなっている事が大です。こうした流れを変える材料が出ない間は、上昇トレンドが継続する可能性が高そうです。前述の61.8%戻しを突破すると、月足の一目均衡表の雲上限(今月は137.927円)まで主だった目標値が見当らないため、目先は心理的節目の135円ちょうどを目指す事となるでしょう。

今夜から明朝の注目材料は?9/19

 東京市場のドル/円は先週来の上昇基調が継続。日経平均が400円前後の大幅高となる中、111.80円台まで上昇して7月26日以来の高値を付けました。欧米市場の展開が気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

 
9/19(火)
17:00   ユーロ圏7月経常収支
18:00   ユーロ圏7月建設支出
18:00☆ 独9月ZEW景況感指数
18:00   ユーロ圏9月ZEW景況感指数
21:30   カナダ7月製造業出荷
21:30   米4-6月期経常収支
21:30☆ 米8月住宅着工件数
21:30   米8月建設許可件数
21:30   米8月輸入物価指数
未定  NZフォンテラ乳製品電子入札
 
9/20(水)
07:45  NZ4-6月期経常収支
08:50  日本8月貿易収支 
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜の米経済指標は、格落ち感が否めません。もっともそれは、足元のドル高の流れを遮る手掛りにもなりにくいという事でしょう。明日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策発表を行う事もあって、このまま一方的に上昇する展開は考えにくいものの、欧米株式市場が崩れなければ、底堅さは維持する公算です。

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、8日に107円台に突入したことで下値余地が拡大したかに見えましたが、翌日以降は赤三兵が出現するなど、一転して底入れムードに。その後は8月高値を突破すると、18日に111.60円台まで一段高となっています。

日足では一目均衡表の雲上限付近での攻防戦を繰り広げていますが、すぐ下の111.30円台には週足の一目均衡表の雲上限もあります。したがって、日足の雲を突破できれば上値余地が拡大する公算です。


USDJPY_170919.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/19の11:40現在)

○上値目処について
日足の一目均衡表の雲上限(111.597円)が、焦点です。しっかり突破できれば上値余地が拡大する公算であり、目先的には200日線(112.236円)が視野に入りそうです。週足の移動平均を見ると、ローソク足が13、26、52週線の上に位置しています。このままこれらの線を下値支持に出来るかと共に、13週線が26週線や52週線を上抜けることが出来れば、意外と強い上昇となる可能性があります。

200日線を突破すると、5月以降上値抵抗となっている114円台半ばまで主だった目処が見当らないため、113円ちょうど等の心理的節目が試されそうです。


○下値目処について
週足の一目均衡表の雲上限(111.364円)や52週線(111.147円)などが位置する、111円台前半がポイントです。ちょうどこのゾーンには8/4高値(111.047円)などがあり、直近で上値抵抗と目されてきただけに、下値支持に変えられるか注目です。もし下げ止まらずに75日線(110.858円)付近でも下げ止まらない場合、再び下値を試す流れとなる事も考えられます。その場合、目先的には20日線(109.781円)が試されると見ます。

○上値目処
111.597円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.660円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
111.661円(9/18高値)
112.037円(月足の一目均衡表の基準線)
112.100円(7/11高値114.491円-9/8安値107.318円の下げ幅2/3戻し)
112.237円(200日線)
112.960円(月足の一目均衡表の転換線)
114.451円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)

○下値目処
111.364円(週足の一目均衡表の雲上限)
111.147円(52週線)
111.047円(8/4高値)
110.904円(週足の一目均衡表の基準線)
110.877円(26週線)
110.858円(75日線)
110.810円(6日線)
110.735円(13週線)
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
109.781円(20日線)
109.489円(日足の一目均衡表の基準線、転換線)
109.751円(週足の一目均衡表の転換線)
107.902円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
107.318円(9/8高値)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/19 火)

WS001092.JPG  

 ----------9/18ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.123
HI 111.661
LO 110.999
CL 111.577
 
東京市場は、敬老の日で休場とあってやや動意を欠いたが、オープンから111円台を回復するなど堅調に推移した。安倍首相が28日の臨時国会冒頭にも衆院を解散する方針を固めたとの報道が(自民圧勝観測による)円売りを誘ったとの見方も。欧州市場は英長期金利の上昇につれて米長期金利も上昇したため111.40円台へと続伸。NY市場では、株高・債券安(金利上昇)の流れに乗って111.661円まで上値を伸ばした。FOMCがタカ派化するとの観測もあった模様。
 
-----------9/18主な出来事----------------------------
 
18:00 (ユーロ圏) 8月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.5%
前回+1.5%→+1.3%
予想+1.5%  
 
21:30 (加) 7月国際証券取引高 +239.5億CAD
前回-9.2億CAD→-8.6億CAD
 
23:00 (米) 9月NAHB住宅市場指数 64
前回68→67
予想67  
 
24:00 カーニーBOE総裁
「BOEは今後数カ月でいくぶん引き締めが必要になる公算」「BOEの利上げは限定的かつ緩やかになるだろう」「見通しに著しいリスクがある」
 
29:00 (米) 7月対米証券投資 +13億USD 
前回+344億USD 
 
------------9/18株式・債券・商品----------------------
WS001091.JPG 
------------9/19きょうの注目材料----------------------
<国内>
特になし
 
<海外>
10:30    4-6月期豪住宅価格指数
10:30    9月RBA理事会議事要旨
17:00    7月ユーロ圏経常収支
18:00    7月ユーロ圏建設支出
18:00    9月独ZEW景況感指数
18:00    9月ユーロ圏ZEW景況感指数
21:30    7月カナダ製造業出荷
21:30    4?6月期米経常収支
21:30    8月米住宅着工件数
21:30    8月米建設許可件数
21:30    8月米輸入物価指数
 
------------9/19きょうのひとこと----------------------
 
きょうから明日にかけて行われるFOMCを前に12月利上げの確率が上昇しています(織り込み度合いは1週間前の41.3%から56.9%まで上昇)。今回のFOMCでは、バランスシートの縮小を正式に発表した上で、12月利上げの見通しを維持するとの見方がじわりと優勢になってきたようです。先週発表された米8月消費者物価指数の上ブレも影響している模様です。もっとも、明日の正式発表を前に利上げ確率がボーダーラインの6割を超えて続伸する事は考えにくく、金融市場には次第に「FOMC待ち」のムードが広がりそうです。
 
本日もよろしくお願いいたします。

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