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外為リアルタイムレビュー: 2017年9月14日バックナンバー

2017年9月14日バックナンバー

ポンド/ドル、高値更新するもかぶせ線に注意

ポンド/ドル相場は13日に昨年9月以来の高値となる1.3320ドル台まで上昇するも、その勢いを維持できずに失速。前日の陽線にかぶさる陰線が出現している。これは「かぶせ足」と呼ばれ、高値圏で出現すると天井示唆と解されます。

GBPUSD_170914.JPG
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/14の16:28現在)

本日は英国で金融政策が発表される。市場予想では政策金利や資産買い入れ規模の変更は予想されておらず、声明文でのインフレや経済の見通しに注目が集まっています。

12日に発表された英8月消費者物価指数は前年比+2.9%と、英中銀(BOE)のインフレ目標上限(3%)に迫った事により一部で利上げ期待が浮上するも、13日の英8月雇用統計で週平均賃金の伸びが予想を下回ったため、その後は期待がややしぼんでいます。BOEがインフレ高進は一時的との見方を示すようならば、利上げ期待が後退してポンド相場に下落圧力が掛かる公算です。
 

今夜の注目材料は?9/14

東京市場のドル/円は、一時110.70円台まで上昇して月初来高値を更新しましたが、その後は伸び悩んでいます。北朝鮮が日本列島を核爆弾で海に沈めるなどと威嚇したと事から、リスク選好ムードが弱まり、日経平均がマイナス圏に沈む中、110.40円前後まで押し戻されました。欧米市場の展開を読む上で、注目材料を確認しておきましょう。
 
9/14(木)
16:30☆ スイス中銀(SNB)政策金利発表
17:00   4-6月期南アフリカ経常収支
20:00☆ BOE政策金利発表
20:00☆ BOE議事録
20:00☆ トルコ中銀政策金利発表
21:30   カナダ7月新築住宅価格指数
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
21:30☆ 米8月消費者物価指数
24:30   バイトマン独連銀総裁、講演
25:00   メルシュECB理事、講演
 
※☆は特に注目の材料
 
米連邦公開市場委員会(FOMC)が次の利上げ時期を模索する中、今夜の米8月消費者物価指数に注目が集まっています。インフレ率の上昇が加速すれば、12月利上げ観測が高まりドル高に振れる公算ですが、反対にもし減速してしまうと米国債利回りの低下とともにドル安が進む事になるでしょう。なお、市場予想は前月比+0.3%、前年比+1.8%、コア前年比+1.6%(前回:+0.1%、+1.7%、+1.7%)となっています。
 
また、今夜は英中銀(BOE)が金融政策発表を行います。政策は据え置きの見込みですが、8月のインフレ上ブレの評価とともに、利上げ支持票の数(据え置き反対票、前回は2票)などが焦点となりそうで、同時発表の議事録に関心が集まっています。
 
その他、本日はスイス中銀(SNB)とトルコ中銀(TCMB)も政策金利を発表する予定であり、いずれも現状維持が見込まれています。 

今日のテクニカル見通し:カナダドル/円

カナダ/円相場は、今月に入り7月に付けた年初来高値(89.719円)を突破すると、14日の東京市場で91円台に上伸しています。

日足と週足の一目均衡表では、上昇を示唆するとされる三役好転が点灯しています。したがって、日足の一目均衡表の転換線や20日線などが機能している間は特に、上昇トレンド継続と見たほうが良さそうです。


CADJPY_W170914.JPG
(上記カナダ/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは9/14の12:24現在)

CADJPY_170914.JPG
(上記カナダ/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/14の12:24現在)

○上値目処について
足下でボリンジャーバンド+2シグマ(91.099円)を押し上げる形で上昇しており、まずはこの水準が目処となりそうです。この水準を突破すると、15年10/9高値(93.241円)まで主だった目処が見当らないため、92円ちょうど等の心理的節目に注目する事となりそうです。

○下値目処について
6日線(90.068円)を割ったとしても、日足の一目均衡表の転換線(89.279円)や20日線(88.407円)が下値を支えそうです。これらで下げ止まらないようならば、75日線(86.820円)に向けた下押しもあるでしょう。


○上値目処
91.006円(現時点での、9/14高値)
91.099円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
93.241円(15年10/9高値)
94.080円(15年8/4安値)
94.400円(14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅61.8%戻し)
96.935円(月足の一目均衡表の雲上限)

○下値目処
90.664円(14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅1/2戻し)
90.068円(6日線)
89.719円(7/26高値)
89.318円(月足の一目均衡表の雲下限)
89.279円(日足の一目均衡表の転換線)
88.407円(20日線)
88.236円(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
87.508円(日足の一目均衡表の雲の上限)
87.844円(13週線)
86.820円(75日線)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/14 木)

WS001072.JPG  

 
 
----------9/13ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.119
HI 110.689
LO 109.904
CL 110.460
 
東京市場は、買い先行も110.20円台で頭打ちの展開。ただ、110円台を割り込むと押し目買いが入り下値も堅かった。欧州市場は、109.904円まで弱含んだが、株価が持ち直す中で下げ渋った。NY市場では、トランプ減税への期待から株高・国債利回り上昇・ドル高の展開。生産者物価指数の伸びが加速(予想は下回ったものの)した事もあって、110.689円までドル高が進んだ。その後、110.30円台に押し戻される場面もあったが、下値は堅く110.460円で取引を終えた。
 
-----------9/13主な出来事----------------------------
 
12:48 ハーパーRBA委員
「利上げを正当化するには、経済成長は弱すぎる」
 
17:30 (英) 8月失業者数 0.28万人 
前回-0.42万人→-0.29万人
 (英) 8月失業率 2.3%
前回 2.3% 
(英) 5-7月週平均賃金(前年比)+2.1%
前回+2.1%
予想+2.3%
 
18:00 (ユーロ圏) 7月鉱工業生産 (前月比) +0.1%
前回-0.6% 
予想+0.1%  
 (南ア) 7月小売売上高 (前年比) +1.8%
前回+2.9% 
予想+2.5%  
 
20:39 トランプ米大統領
「過去最大の減税承認プロセスが近く始まる」
 
21:30 (米) 8月生産者物価指数 (前月比) +0.2%
前回-0.1% 
予想+0.3%   
(米) 8月生産者物価指数 (前年比) +2.4%
前回+1.9% 
予想+2.5%  
(米) 8月生産者物価指数 (コア:前年比) +2.0%
前回+1.8% 
予想+2.1%  
 
23:24 米共和党のライアン下院議長
「9月25日の週に税制改革の草案を公表する」
 
------------9/13株式・債券・商品----------------------
WS001071.JPG
 
------------9/14きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
 
<海外>
08:01    8月英RICS住宅価格
10:30    8月豪雇用統計
11:00    8月中国鉱工業生産
11:00    8月中国小売売上高
15:45    8月仏消費者物価指数・改定値
16:30    スイス中銀(SNB)政策金利発表
17:00    4-6月期南アフリカ経常収支
20:00    英中銀金融政策委員会(MPC)政策金利発表
20:00    MPC議事要旨
20:00    トルコ中銀政策金利発表
21:30    7月カナダ新築住宅価格指数
21:30    前週分の米新規失業保険申請件数
21:30    8月米消費者物価指数
24:30    バイトマン独連銀総裁、講演
25:00    メルシュECB理事、講演
 
 
------------9/14きょうのひとこと----------------------
 
ドル円は110円台後半に続伸して月初来高値を更新中です。かつての強力な下値支持であった52週移動平均線(110.94円前後)を回復できるか、米8月消費者物価指数の結果が注目されます。きょうは、そのほか豪雇用統計、英中銀政策金利発表など、注目イベントが目白押しです。
 
本日もよろしくお願いいたします。

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