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外為リアルタイムレビュー: 2017年9月 8日バックナンバー

2017年9月 8日バックナンバー

ドル/円、本日終値が焦点

ドル/円相場は4月以降概ね108-114円台でレンジを形成してきたが、本日の東京市場でレンジ下限を割ると107.50円台まで下落。本日の終値は日足のみならず週足にも影響を与えるため、今後のトレンドを読む上で重要な手がかりとなるでしょう。

もし、このまま108円台を回復できずに終わるようならば、相場は下落トレンドに入った可能性が高まりそうです。現在の相場を2016年6月安値-12月高値の上げ幅に対する調整局面とするならば、その61.8%押し(106.386円)に向けた一段安もあるでしょう。

ただし、108円台を回復して陽線引けとなるようならば、下げ一巡で翌週以降反発する事もあり得る。本日の終値に注目です。
 

今夜から週末の注目材料は?

東京市場のドル/円は、前日下落した流れを引き継いで始まると、昨年11月以来の安値となる107.60円台まで一段安となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

9/8(金)
17:00  リーカネン・フィンランド中銀総裁、講演
17:30☆ロウRBA総裁、講演
17:30☆7月英鉱工業生産
17:30  7月製造業生産
17:30☆7月英貿易収支
18:00  バイトマン独連銀総裁、講演
20:00  リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演
21:30  4-6月期カナダ設備稼働率
21:30☆8月カナダ雇用統計
21:45  ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
23:00  7月米卸売売上高
28:00  7月米消費者信用残高

9/9(土)
10:30  8月中国消費者物価指数
10:30  8月中国生産者物価指数
※☆は特に注目の材料

米国で7月卸売売上高やハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演などが予定されていますが、いずれも材料としてやや小粒です。東京市場で4月からのレンジ下限に当たる108円台を割り込んでおり、欧米市場でも下値模索の動きが先行しやすいと見ます。

また、カナダで8月雇用統計が発表されます。市場予想は失業率が6.3%、就業者数は1.50万人増となっています。


 

今日のテクニカル見通し:カナダドル/円

カナダ/円相場は、6日に89.70円付近まで上昇して7月高値(89.719円)に迫りました。もし突破すると2015年12月以来の高値水準に足を踏み入れることとなります。近くには主だった目標値が見当らないため、90円ちょうどといった心理的節目や、14年高値-16年安値の下げ幅に対する戻り、などが目処となるでしょう。

CADJPY_170908.JPG
(上記カナダ/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/8の11:42現在)


○上値目処について
冒頭で触れた、16年12/15高値88.916円と17年7月高値89.719円を結んだレジスタンスライン89.80円台)を突破すると、上値余地が拡大する公算です。90円台に載せると、14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅1/2戻し(90.664円)や61.8%戻し(94.440円)を順に試す事となりそうです。

○下値目処について
20日線(87.678円)が上向きとなっている事から、まずは同線が機能するか注目です。割った場合は8月の下押し局面で意識された75日線(86.395円)に注目する事となるでしょう。もし、75日線でも止まらずに8/11安値(85.465円)を下抜けるようならアば、7月と9月の高値でWトップ形成との見方となる事もあり得ます。


○上値目処
89.699円(9/6高値)
89.719円(7/26高値)
89.720円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
89.80円台(16年12/15高値88.916円と17年7月高値89.719円を結んだレジスタンスライン
90.664円(14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅1/2戻し)
93.241円(15年10月高値)
94.440円(14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅61.8%戻し)

○下値目処
89.318円(月足の一目均衡表の雲下限)
88.955円(6日線)
88.212円(日足の一目均衡表の雲の上限)
88.071円(日足の一目均衡表の転換線)
87.678円(20日線)
87.592円(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
87.582円(日足の一目均衡表の雲下限)
87.389円(13週線)
86.395円(75日線)
85.637円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
85.465円(8/11安値)
85.436円(200日線)
85.144円(週足の一目均衡表の基準線)
 

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/8 金)

0908.PNG  

 ----------9/7ドル円相場概況---------------------
 
OP 109.221
HI 109.261
LO 108.038
CL 108.492
 
東京市場は、ドル売り・円買い優位の展開。韓国首相が北朝鮮のミサイル発射の可能性を示唆すると108.80円台に差し込むなど、神経質な動きとなった。その後も上値は重く109.00円台を中心に推移した。欧州市場では、ECBの決定に関心が向かう中、ドル売りが継続。再び108.80円台へと軟化した。NY市場ではハリケーンの悪影響や独仏長期金利低下の影響から米10年債利回りが年初来最低の水準に低下する中、ドル売りが加速。4月に付けた年初来安値(108.134円)を更新して108.038円まで下値を切り下げた。その後は、108.70円前後まで急反発する場面もあったが、長期金利の戻りが一段落すると108.40円台に押し戻されてクローズした。
 
-----------9/7主な出来事----------------------------
 
 
10:30(豪) 7月小売売上高 (前月比)0.0%
前回+0.3%+0.2%
予想+0.2%
 
10:30(豪) 7月貿易収支+4.60億AUD
前回+8.56億AUD→+8.88億AUD
予想+10.00億AUD
 
15:00(独) 7月鉱工業生産 (前月比)0.0%
前回-1.1%
予想+0.5%
 
 
20:45(ユーロ圏) ECB政策金利を0.00%に維持
・金利は長期にわたって現行水準で維持する見込み
・量的緩和は12月まで継続、必要に応じて延長する
 
21:30 ドラギECB総裁
・最近のユーロ相場は不確実性のもと
・為替を注視する必要がある」
・ECBは秋に政策調整を決定する
・極めて大規模な金融緩和が必要
・成長のリスクは概ね均衡
・ECBのスタッフ予想では2017年のユーロ圏GDP伸び率は2.2%(6月時点1.9%)
・18年GDPは1.8%(6月時点1.8%)、19年GDPは1.7%(6月時点1.7%)
・ECBのスタッフ予想では2017年のインフレ率は1.5%(6月時点1.5%)
・18年は1.2%(6月時点1.3%)、19年は1.5%(6月時点1.6%)」
・今回の会合では成長、インフレ、為替がテーマ
・為替レートは政策目標ではない
・ユーロ相場は成長とインフレに重要
・為替レートは政策判断に関して考慮する必要がある
・QEに関する決定の大半は10月に下す
・QEに関する発表日を約束することには消極的
 
 
21:30(米) 新規失業保険申請件数29.8万件
前回23.6万件
予想24.5万件
 
21:30(米) 4-6月期非農業部門労働生産性・確報 (前期比年率)+1.5%
前回+0.9%
予想+1.3%
 
21:30(米) 4-6月期単位労働コスト・確報 (前期比年率)+0.2%
前回+0.6%
予想+0.3%
 
21:30(加) 7月建設許可件数 (前月比)-3.5%
前回+2.5%→+4.4%
予想-1.5%
 
22:00(メキシコ) 8月消費者物価指数 (前月比)+0.49%
前回+0.38%
予想+0.50%
 
23:00(加) 8月Ivey購買部景況指数56.3
前回60.0
 
 
------------9/7株式・債券・商品----------------------
 
09081.PNG 
 ------------9/8きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
08:50   7月経常収支/貿易収支
08:50    4-6月期GDP・二次速報
 
<海外>
07:45    4-6月期NZ製造業売上高
08:00    ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演
09:15    ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
10:30    7月豪住宅ローン件数
未定    8月中国貿易収支
14:45    8月スイス失業率
15:00    7月独貿易収支
15:00    7月独経常収支
15:45    7月仏財政収支
15:45    7月仏鉱工業生産指数
17:00    リーカネン・フィンランド中銀総裁、講演
17:30    ロウRBA総裁、講演
17:30    7月英鉱工業生産指数
17:30    7月英製造業生産高
17:30    7月英貿易収支
18:00    バイトマン独連銀総裁、講演
20:00    リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演
21:30    4-6月期カナダ設備稼働率
21:30    8月カナダ雇用統計
21:45    ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
23:00    7月米卸売在庫
28:00    7月米消費者信用残高
 
------------9/8きょうのひとこと----------------------
 
ドル円は年初来安値を更新して108.00円台まで下げる場面がありました。フロリダに超大型ハリケーンがまたしても接近中のようで、週末に上陸する恐れもあるそうです。米経済への下押し圧力が懸念されており(2つ続けて襲来となると復興需要で最終的にプラスとは言いにくくなる模様)、加えて明日は北朝鮮の建国記念日=ミサイル危険日です。言葉にしただけで息苦しささえ感じますが、下値不安を抱えたままで迎える週末相場という事になりそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

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