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外為リアルタイムレビュー: 2017年9月 7日バックナンバー

2017年9月 7日バックナンバー

今夜から明朝の注目材料は?9/7

 東京市場のドル/円は、北朝鮮絡みの報道を受けて一時108.80円台に下落するなど、弱含みの展開となり、前日のNY市場の上げ幅を削る動きとなりました。欧米市場の動きが注目されるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

 
9/7(木)
18:00   ユーロ圏4-6月GDP確定値
20:45☆ ECB政策金利発表
21:30☆ ドラギECB総裁、定例記者会見
21:30   7月カナダ住宅建設許可件数
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
21:30   米4-6月期非農業部門労働生産性・確報
21:30  米4-6月期単位労働コスト・確報
22:00  メキシコ8月消費者物価指数
23:00   カナダ8月Ivey購買部協会景気指数
24:00   EIA週間原油在庫統計
25:15   メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
 
9/8(金)
08:50  日本7月貿易収支 
08:50  日本7月経常収支 
08:50  日本4-6月期GDP・二次速報 
 
※☆は特に注目の材料
 
トランプ米大統領は、北朝鮮への軍事行動は第1の選択肢ではないと表明しましたが、北朝鮮が9日の建国記念日に合わせてミサイルを発射するとの観測は根強く、市場心理を圧迫し続けています。また、米議会は3カ月の債務上限引き上げに合意しましたが、12月に再引き上げで揉めれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げの可能性がさらに低下するとの見方も出ています。こうした中で発表される米新規失業保険申請件数などの経済指標は、ドル/円相場の方向性を決定付ける材料にはなりにくいでしょう。トランプ米大統領の不規則発言などに注意しつつ、市場センチメントに左右される展開が続きそうです。

また、なんといっても注目はECB理事会です。来年の緩和縮小に向けて示唆があるのか、ドラギ総裁会見に注目が集まっています。

ユーロ/ドル、ECBのスタンスに関心集中

前回7月の欧州中銀(ECB)理事会でドラギ総裁が「金融緩和の縮小の議論を秋に開始」と発言した事で緩和縮小期待が高まるも、先月末から今月始めにかけてECB関係者が相次いで「意見集約に時間が掛かる」との見通しを示した事で、本日のECB理事会では18年1月以降の資産買い入れに関する決定は先送りされる公算です。ECB声明やECBスタッフ予想、ドラギECB総裁会見から、今後の緩和縮小路線に変更がないかが、今回のポイントです。物価や景気に強気な見方が示されるといったタカ派的な内容となれば、緩和縮小期待が維持されてユーロ買いが再開する公算です。

ただ、ユーロ/ドル相場は緩和縮小期待などを背景として年始からほぼ一方向で上昇しており、予想外にハト派的な内容となれば失望からユーロが売られる事もあり得ます。ユーロ高けん制発言にも注意が必要です。直後のユーロ相場は荒れる可能性が高そうです。


=====
なお、今回のECB理事会については「外為情報ナビ」の動画でも取り上げていますので、合わせてご覧いただければ幸いです。


※「外為情報ナビ」はご利用条件がございます。
  詳しくはこちらへ → http://www.gaitame.com/navi/index.html

※外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
  Webブラウザ版ログイン画面 → https://tradefx.gaitame.com/pcweb/gneo/login.html
 

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/7 木)

WS001044.JPG  

 
----------9/5ドル円相場概況---------------------
 
OP 108.694
HI 109.398
LO 108.451
CL 109.196
 
東京市場は、ブレイナード発言や北朝鮮懸念で下落した前日の流れを引き継いで108.50円台まで売りが先行。このでは大口買いの観測から下げ渋ったが、108.80円台では上げ渋る展開。欧州市場に入ると、仕掛け的な売りに108.451円まで下落したが、やはり下値での買いは厚く、108.90円台へとリバウンドした。NY市場ではカナダ円の急騰やISM非製造業の上昇を受けて109.10円台へ続伸。フィッシャーFRB副議長の退任発表で108.70円台に押し戻される場面もあったが、トランプ大統領の相次ぐ発言(北朝鮮&債務上限)を好感して109.398円まで一時上昇した。
 
-----------9/5主な出来事----------------------------
 
10:30 (豪) 4-6月期GDP (前期比) +0.8%
前回+0.3% 
予想+0.9%  
(豪) 4-6月期GDP (前年比) +1.8% 
前回+1.7%→+1.8%
予想+1.9% 
 
15:00 (独) 7月製造業受注 (前月比) -0.7%
前回+1.0%→+0.9%
予想+0.2%  
 
21:30 (米) 7月貿易収支 -437.0億USD 
前回-436.0億USD→-435.0億USD
予想 -447.0億USD 
 
21:30 (加) 7月貿易収支 -30.4億CAD
前回-36.0億CAD→-37.6億CAD
予想-33.0億CAD  
 
23:00 (加) 加中銀政策金利を0.75%から1.00%へ引き上げ
・未来の政策は事前に決定されていない
・刺激策の解除が正当化される
・カナダの成長は安定してきている
・過剰な労働市場が賃金上昇を抑制
・利上げに対する経済の反応を注意深く見ている
・地政学リスクや交易条件の不透明さ、カナダドル高を注視
 
23:00 (米) 8月ISM非製造業景況指数  55.3
前回53.9 
予想55.6 
 
25:00 ECB関係筋
・量的緩和(QE)に関して10月26日まで決定に至る公算は小さい
・(翌日発表の)スタッフ予測の草案では2018-19年のインフレ見通しを小幅下方修正へ
 
25:25 トランプ米大統領
・北朝鮮での軍事行動は第1の選択肢ではない
 
26:22 トランプ米大統領
・3カ月の債務上限延長で合意した
 
27:00 (米) ベージュブック
・経済活動は緩慢ないし緩やかに拡大
・物価は緩やかに上昇。仕入れコスト全般に高い
・仕入れの価格転嫁は限定的。住宅価格は上昇
・賃金上昇圧力は限定的。賃金の伸び緩やか
・住宅、商業不動産は若干上昇
・製造業は緩やかに拡大。自動車はまちまち
・自動車産業の減速長期化を懸念する報告があった
・設備投資は増加
・ハービーの影響を判断には時期尚早
・様々な地域で人手不足
 
------------9/5株式・債券・商品----------------------
 WS001043.JPG
------------9/6きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
08:50    8月外貨準備高
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
14:00    7月景気動向指数速報値
 
 
<海外>
10:30    豪7月小売売上高
10:30    豪7月貿易収支
15:00    独7月鉱工業生産
15:45    仏7月貿易収支
15:45    仏7月経常収支
16:30    スウェーデン中銀、政策金利発表
18:00    期ユーロ圏4-6月GDP確定値
20:45    ECB政策金利発表
21:30    ドラギECB総裁、定例記者会見
21:30    7月カナダ住宅建設許可件数
21:30    米新規失業保険申請件数
21:30    米4-6月期非農業部門労働生産性・確報
21:30  米4-6月期単位労働コスト・確報
23:00    カナダ8月Ivey購買部協会景気指数
24:00    EIA週間原油在庫統計
25:15    メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
 
 
------------9/6きょうのひとこと----------------------
 
トランプ米大統領に、北朝鮮とすぐに交戦する気がなさそうな事や、米議会と大統領府が3ヶ月間という短期とはいえ債務上限の引き上げに合意した事で、昨日はリスク警戒ムードが緩みました。もっとも、昨日のNYダウ平均は54ドルの上昇にとどまり、前日の下げ(234ドル)の半分も埋められなかった他、前日に0.1%超低下した米10年債利回りも0.045%戻したのみです。市場のリスク許容度の回復度合いも半分以下といったところでしょう。今朝の韓国首相の発言「北朝鮮は9日にミサイルを発射する可能性」に反応したところを見ても神経過敏な様子が見て取れます。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。

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