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外為リアルタイムレビュー: 2017年8月 8日バックナンバー

2017年8月 8日バックナンバー

ランド/円、無記名で不信任投票実施

南アフリカのズマ大統領について、汚職疑惑が取りざたされているのを始め、ゴーダン財務相の更迭により同国の格付けが引き下げられた事や、国内の景気後退を防げなかった事などから、野党のみならず与党からも辞任要求が出ています。

こうした中、昨日南アフリカのムベテ国民議会議長が「ズマ大統領の不信任投票について無記名で8日に実施」と発言しました。大統領罷免観測の高まりを受けてランドが上昇したのを始め、南ア国債の利回りが低下、南ア株式市場では銀行株が上昇しました。これまでも不信任投票が行われたが、いずれも記名式であった事から辞任には至らなかったため、今回の不信任投票に期待が高まっています。

ただ、不信任案が成立するためには、下院議席(400)の過半数が必要であり、与党アフリカ民族会議(ANC、現在249議席)から50人の造反者が必要となります。ANCは大統領を支持する方針を示しており、予断を許さない。もし罷免となればランドが一段と買い進まれる公算が大きいが、その一方で造反者が少なく不信任案不成立となるリスクにも注意が必要です。 

今夜から明朝の注目材料は?8/8

東京市場のドル/円は、中国当局が人民元の対ドル基準値を元高・ドル安水準に設定した影響などから上値が重く、110円台後半から半ばへと小緩む展開となりました。欧米市場の展開を読む上で、まずは注目イベントを確認しておきましょう。
 
8/8(火)
26:00  米3年債入札(240億ドル)
未定 ☆南アフリカ議会、大統領不信任投票
未定  OPECと非加盟国、専門家会合
 
8/9(水)
10:30☆中国7月消費者物価指数 
10:30  中国7月生産者物価指数
10:30  豪6月住宅ローン件数
 
※☆は特に注目の材料
 
ドル/円相場は今夜も手掛り材料難です。欧米の株価や長期金利が大きく動かなければ、昨晩と同じく動意・値幅ともに限られそうです。
 
その他、南アフリカでは大統領に対する不信任投票が下院議会で行われます。ズマ大統領は既に市場からの信任を失っているため、退陣期待が高まればランド高に振れる一方、政権維持観測が強まるとランドが下落する事になりそうです。

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は、今月2日に2015年1月以来の高値となる1.19ドル台に乗せたものの、その後は伸び悩んでいます。足下で6日線を割り込んでおり、日足の一目均衡表の転換線も下抜けてしまうようならば調整局面入りの可能性が高まりそうです。

EURUSD_170808.JPG
(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは8/8の10:44現在)

○下値目処
日足の一目均衡表の転換線(1.17800ドル)が上値抵抗に変化するようならば、相場は調整局面入りの可能性が高まります。その際は20日線(1.16658ドル)や日足の一目均衡表の基準線(1.16111ドル)が機能するかがポイントとなるでしょう。これらでも下げ止まらないようならば、ボリンジャーバンド-2シグマ(1.13623ドル)に向けた一段安も考えられます。

○上値目処
6日線(1.18177ドル)を回復できれば、8/2高値(1.19099ドル)リトライの公算です。突破できれば1.20ドルの大台が否応なく意識されると見ます。もし大台に乗せられれば、2年超続いた下落局面から反発する可能性が一段と高まる公算です。その場合はm14年高値-17年安値の下落幅に対する戻り具合を確かめる局面に移行する事が予想されます。目先の目標値として、下げ幅の38.2%戻し(1.21663ドル)が挙げられます。


○下値目処
1.17800ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.17351ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.17127ドル(15年8月高値)
1.16658ドル(20日線)
1.16160ドル(16年5月高値)
1.16111ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.15572ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/3戻し)
1.15829ドル(7/18高値)
1.15144ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.14259ドル(13週線)
1.13623ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)

○上値目処
1.18177ドル(6日線)
1.18740ドル(10年6月安値)
1.18792ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.19099ドル(8/2高値)
1.19693ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.20420ドル(12年7月安値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/8 火)

 WS000910.JPG

 
----------8/7ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.710
HI 110.917
LO 110.647
CL 110.741
 
東京市場は、前週の米雇用統計の名残で110.80円台までやや買いが先行したが、勢いは続かなかった。それでも110.60円台で下げ渋るなど値動きも限定された。欧州市場ではさらに値動きが細り110.70-80円台でもみ合った。NY市場に入ると110.917円まで上昇したが、米長期金利が伸び悩むと110.70円前後まで押し戻された。一日を通して材料を欠く中、値幅は今年最低の27銭となった。
 
-----------8/7主な出来事----------------------------
 
15:00 (独) 6月鉱工業生産 (前月比) -1.1%
前回+1.2% 
予想+0.2%  
 
16:15 (スイス) 7月消費者物価指数 (前年比) +0.3%
前回+0.2% 
予想+0.3%  
 
24:48 ブラード米セントルイス連銀総裁
「最近のデータでインフレ率の目標達成に疑問」「最近のインフレデータは予想外に低い」「バランスシート縮小が市場に大きな影響を与えるとは見込まず」
 
-----------8/7株式・債券・商品-----------------------
 
WS000915.JPG
 
---------8/7きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    6月国際収支速報
         経常収支/貿易収支
 
<海外>
08:01    7月英BRC小売売上高調査
10:30    7月豪NAB企業景況感指数
未定    7月中国貿易収支
14:45    7月スイス失業率
15:00    6月独貿易収支
15:00    6月独経常収支
15:45    6月仏貿易収支
15:45    6月仏経常収支
26:00    米3年債入札(240億ドル)
-----  南アフリカ議会、大統領不信任投票
-----  OPECと非加盟国、専門家会合(アブダビ、最終日)
 
--------8/7きょうのひとこと-------------------------
 
まさに「夏枯れ」といった昨日のドル円相場、いや外為市場、いや金融市場でした。なんだか今日も朝から同じニオイが漂っています。甲子園日和ですかね・・・
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

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