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外為リアルタイムレビュー: 2017年7月バックナンバー

2017年7月バックナンバー

7/28に発表されたIMMポジション

以下、ポイントです。

・円
121489枚ショートと、前週比5430枚減。内訳(図3)を見ると、ロングが9千枚以上減少したが、それ以上にショートが約1.5万枚減少しており、ネットでのショート減となっている。両方とも減っており、夏休み前のポジション調整が出たと推測。ただし、その後もドル/円相場は下げており、投機筋が円ショートを抱えたまま踏み留まるのか気になるところ


図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
CFTC_YEN_170731.jpg

図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)

通貨枚数前週比
121489枚ショート5430枚減
ユーロ90842枚ロング479枚減
ポンド26197枚ショート9724枚増
スイスフラン1550枚ショート2117枚減
カナダドル26613枚ロング18570枚増
豪ドル56374枚ロング5018枚増
メキシコペソ112890枚ロング351枚増
ニュージーランドドル34805枚ロング1176枚減


図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
 17/07/2817/07/21
Long28,01837,419
Short149,507164,338
Net-121,489-126,919

今夜から明日昼の注目材料は?

東京市場のドル/円は、時間外の米長期金利が低下する中、仲値公示に向けた本邦輸出企業からのドル売りを受けて一時110.30円台まで下落しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/31(月)
18:00  6月ユーロ圏失業率
18:00☆7月ユーロ圏消費者物価指数・速報
21:00  6月南アフリカ貿易収支
21:30  6月カナダ鉱工業製品価格
21:30  6月カナダ原料価格指数
22:45  7月米シカゴ購買部協会景気指数
23:00  6月米中古住宅販売保留件数指数

8/1(火)
10:45☆7月中国財新/製造業PMI
13:30☆RBAキャッシュターゲット
※☆は特に注目の材料

本日は目玉となりそうな経済イベントが見当たらないため、今月中旬からの上値の重い地合いを覆すのは容易ではなさそうです。米長期金利が低下する場面や、欧米株価が軟調な動きを見せる場面では、ドル/円相場の重石となる公算です。

なお、ユーロ圏で7月消費者物価指数・速報が発表されます。事前予想は前年比+1.3%となっています。

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、今月10日高値114.491円を基点とする下落局面が継続しており、本日10時前に110.40円台まで一段安となっています。ちょうど、日足の一目均衡表の雲下限がサポートとなっている様子ですが、割るようならば、4月や6月の下値を支えた52週線のサポート力を試す事となりそうです。

USDJPY_170731.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/31の10:20現在)

○下値目処について
足元で日足の一目均衡表の雲下限(110.410円)を割り込みつつあり、目先は110円ちょうどの心理的節目に注目です。冒頭で触れた52週線(110.088円)やボリンジャーバンド-2シグマ(110.063円)が近くにあり、この水準では攻防が見込まれます。こうした中で割るようならば、4月と6月の安値を結ぶサポートライン109.300円)や4/17安値(108.134円)を目指す事も考えれます。

○上値目処について
111円台前半に6日線(111.099円)や日足の一目均衡表の雲上限(111.361円)があり、上値は重そうです。反発局面に向かうためには、まずは6日線を突破した後で線の傾きが上向きに転じるのを確認してからでも遅くはなさそうな雰囲気です。仮に突破したとしても、75日線(111.644円)や200日線(112.119円)があり、これらも抵抗が予想されます。

ちなみに、月足の一目均衡表の雲上限は現在レートから2円以上上にあり、本日中の回復は容易ではなさそうです。来月は114.515円にせり上がります。雲自体厚みがあることから、当面の間は雲の中でも見合う事も考えられます。


○下値目処
110.301円(現時点での、7/31安値)
110.410円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.235円(5/18安値)
109.924円(月足の一目均衡表の転換線)
110.088円(52週線)
110.063円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
109.300円(4月と6月の安値を結ぶサポートライン
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
108.787円(6/14安値)
108.134円(4/17安値)

○上値目処
111.099円(6日線)
111.361円(日足の一目均衡表の転換線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線)
111.644円(75日線)
111.723円(13週線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.838円(26週線)
112.113円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.119円(200日線)
112.340円(20日線)
112.396円(日足の一目均衡表の基準線)
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)

28日のドル/円相場ときょうのひとこと(7/31 月)

WS000864.JPG 

----------7/28ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.227
HI 111.331
LO 110.543
CL 110.734
 
東京市場は、オープン直後の111.331円を高値にじり安で推移。日本株の下落もあって110.80円台まで弱含んだ。欧州市場は米長期金利の上昇を受けてドルに買戻しが入り111.20円台に持ち直した。NY市場では米GDPはともかく米雇用コスト指数の下ブレに長期金利とドルが低下。さらに、北朝鮮が(真夜中に)ミサイルを発射し、IMFがドル割高を指摘した事も相まって再び110.60円台へ続落。その後も米長期金利の低下とともに110.534円の安値を示現。クローズ間際には小幅に買い戻しも入ったが110.70円台の安値圏で取引を終えた。
 
-----------7/28主な出来事----------------------------
 
08:30 (日) 6月全国消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比) +0.4% 
前回+0.4% 
予想+0.4% 
 
08:30 (日) 6月失業率 2.8%
前回3.1% 
予想3.0%
  
10:30 (豪) 4-6月期生産者物価指数 (前年比) +1.7%
前回+1.3% 
 
14:30 (仏) 4-6月期GDP・速報 (前年比) +1.8%
前回+1.1% 
予想+1.6%  
 
15:45 (仏) 7月消費者物価指数 (前年比) +0.7%
前回+0.7% 
予想+0.7% 
 
19:00 (独) 7月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.7%
前回+1.6% 
予想+1.5% 
 
21:30 (加) 5月GDP (前月比) +0.6% 
前回+0.2% 
予想+0.2% 
 
21:30 (米) 4-6月期GDP・速報 (前期比年率) +2.6%
前回+1.4%→+1.2%
予想+2.7%  
 4-6月期個人消費・速報 (前期比年率) +2.8%
前回+1.1%→+1.9%
予想+2.8%  
 
21:30 (米) 4-6月期雇用コスト指数 (前期比) +0.5% 
前回+0.8% 
予想+0.6% 
 
23:00 (米) 7月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 93.4
前回93.1 
予想93.2  
 
24:08 北朝鮮がミサイル発射
 
24:10 ドルは10-20%過大評価-IMF
 
26:40 北朝鮮が発射したのはICBM-米国防総省
 
-----------7/28株式・債券・商品-----------------------
 
WS000865.JPG
 
---------7/31きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    6月鉱工業生産速報
19:00    外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
 
<海外>
07:45    6月NZ住宅建設許可件数
10:00    7月NBNZ企業信頼感
10:00    7月中国製造業PMI
15:00    6月独小売売上高指数
15:00    6月南アフリカマネーサプライM3
17:30    6月英消費者信用残高
17:30    6月英マネーサプライM4
18:00    6月ユーロ圏失業率
18:00    7月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値
21:00    6月南アフリカ貿易収支
21:30    6月カナダ鉱工業製品価格
21:30    6月カナダ原料価格指数
22:45    7月米シカゴPMI
23:00    6月米住宅販売保留指数
 
--------7/31きょうのひとこと-------------------------
 
ドル円は111円台に戻せず、期待していた週足ベースの底入れシグナル点灯もなりませんでした。それどころか上ヒゲ陰線引けとなってしまい、上値の重さを再確認させられた格好です。こうなると52週移動平均線(現在110.088円)が頼みの綱となってしまうかもしれません。
 
今週もよろしくお願いいたします。
 
 
 

ドル円「底入れ」か「底抜け」か 米GDPと雇用コスト指数に注目

本日のNY市場では、米4-6月期国内総生産(GDP)・速報値が発表される。市場予想によると中央値で前期比年率+2.7%と高めの伸びが見込まれており、1-3月期の同+1.4%から成長が加速する見通しだ。トランプ米政権が3%の経済成長を目標として掲げる中、結果に注目が集まっている。
 
ただ、インフレ見通しや追加利上げ見通しに影響が大きいのは、同時刻に発表される米4-6月期雇用コスト指数のほうかもしれない。文字通り雇用にかかわるコストにつき、同指数の上昇は賃金アップを意味する。ひいてはインフレ期待を左右するため、長期金利の変動にも繋がりやすいと考えられる。なお、市場予想は前期比+0.6%であり、2007年10-12月期以来の高い伸びとなった1-3月期(同+0.8%)からはやや減速する見込みとなっている。
 
足元のドル/円相場は上値の重い展開が続いているが、110円台に差し込むと悉く反発するなど下値の堅さも目立つ。そうした中、本日の米4-6月期GDPと雇用コスト指数が「底入れ」のシグナルとなるか、あるいは「底抜け」のきっかけとなるか注目される。
 
 

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、日経平均が軟調に推移する中で上値が重く推移すると、15時過ぎに110.80円台まで下落しています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/28(金)
18:00  7月ユーロ圏消費者信頼感指数
21:00☆7月独消費者物価指数・速報
21:30☆5月カナダGDP
21:30☆4-6月期米GDP・速報
23:00  7月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報
26:20  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
※☆は特に注目の材料

本日は米4-6月期国内総生産(GDP)・速報が最大の注目材料です。事前予想は前期比年率+2.7%と、前期(+1.4%)から大幅に上昇する見込みです。強い予想を上回る結果となればドルが買われる可能性があります。同時に発表される米4-6月期雇用コスト指数(予想:前期比+0.6%)にも注目です。

なお、ドイツで7月消費者物価指数・速報が発表されます。事前予想は前年比+1.5%と6月(+1.6%)からわずかに伸びが鈍化する見通しです。

今日のテクニカル見通し:メキシコペソ/円

メキシコペソ/円は昨年11月安値を基点とする上昇トレンドが続きましたが、足元で複数の目標値が位置する6円台前半から半ばで上値が重そうです。

日足を見ると、今月6.40円台まで上昇するもど薄い順で伸び悩んでいます。足元で20日線を割り込んだことや、本日は日足の一目均衡表の基準線より下でスタートするなど、調整局面に入る可能性があります。

MXNJPY_170728.JPG
(上記メキシコペソ/円週足の外貨ネクストネオのチャートは7/28の11:21現在)

○下値目処について
6.10円台にボリンジャーバンド-2シグマ(6.167円)や週足の一目均衡表の転換線(6.150円)、13週線(6.131円)など、複数の目標値があります。その下5.90円台には、昨年11月と今年1月の安値を結ぶサポートライン5.986円)や、日足の一目均衡表の雲下限(5.978円)、26週線(5.958円)があり、こちらも下値を支えそうです。したがって、5.90円台で踏みとどまるようならば、超背一服で再び上昇する可能性もありそうです。

○上値目処について
6.30円前後に日足の一目均衡表の基準線(6.276円)や20日線(6.314円)があり、上値を抑えそうです。仮に突破出来たとしても、6.40円台には7/19高値(6.426円)や月足の一目均衡表の基準線(6.476円)があり、こちらも強力な抵抗が予想されます。ただし、突破できれば上値余地が拡大して、14年11月高値8.710円-16年11月安値4.878円の下げ幅1/2戻し(6.794円)を目指す事も考えられます。

○下値目処
6.167円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
6.150円(週足の一目均衡表の転換線)
6.131円(13週線)
6.088円(75日線、日足の一目均衡表の雲上限)
5.986円(昨年11月と今年1月の安値を結ぶサポートライン
5.978円(日足の一目均衡表の雲下限)
5.958円(26週線)
5.912円(週足の一目均衡表の基準線)
5.874円(6/5安値)
5.780円(200日線)
5.751円(4/20安値)
5.738円(5/18安値)
5.712円(週足の一目均衡表の雲上限)
5.699円(52週線)

○上値目処
6.276円(日足の一目均衡表の基準線)
6.286円(6日線)
6.314円(20日線)
6.328円(日足の一目均衡表の転換線)
6.342円(14年11月高値8.710円-16年11月安値4.878円の下げ幅38.2%戻し)
6.426円(7/19高値)
6.462円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
6.476円(月足の一目均衡表の基準線)
6.546円(16年3月高値)
6.736円(15年8月安値)
6.794円(14年11月高値8.710円-16年11月安値4.878円の下げ幅1/2戻し)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/28 金)

WS000848.JPG 

 
----------7/27ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.164
HI 111.708
LO 110.783
CL 111.288
 
東京市場は、前夜のFOMCの余韻が残りドル売りが先行。一時110.783円まで下落したが、株価が堅調に推移する中で下値は堅く111.10円台に小反発して欧州勢を待つ展開。欧州市場は、米長期金利とドルが持ち直す展開となりドル円も111.40円台へ上伸。NY市場では耐久財受注の好結果や株高を背景に111.708円まで上値を伸ばした。しかし、ムニューシン財務長官の為替に関する発言を受けて急落。断続的にストップロスを巻き込んで110.953円まで下落した。その後は米国株の底堅い推移が支えとなり111.30円前後に値を戻して取引を終えた。
 
-----------7/27主な出来事----------------------------
10:30 (豪) 4-6月期輸入物価指数 (前期比) -0.1%
前回+1.2% 
予想+0.7%  
 
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を 8.00% に据え置き
・後期流動性貸出金利も12.25%に据え置き
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.4万件
前回23.3万件→23.4万件
予想24.0万件  
 
21:30 (米) 6月耐久財受注 (前月比) +6.5%
前回-0.8%→-0.1%
予想+3.9%  
(米) 6月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器) +0.2%
前回+0.3%→+0.6%
予想+0.4%  
 
21:30 (米) 6月卸売在庫 (前月比) +0.6%
前回+0.4% 
予想+0.3%  
 
25:45 ムニューシン米財務長官
・為替操作国と厳しい交渉をするだけでは効果がない
・北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で為替条項を求める公算
 
-----------7/27株式・債券・商品----------------------
WS000849.JPG
 
---------7/28きょうの注目材料-------------------------
<国内>
08:30    6月完全失業率
08:30    6月有効求人倍率
08:30    6月全国消費者物価指数
08:30    7月東京都区部消費者物価指数
08:50    日銀金融政策決定会合における主な意見(7月19-20日分)
 
<海外>
08:01    7月英Gfk消費者信頼感指数
10:30    4-6月期豪生産者物価指数
14:30    4-6月期仏GDP・速報値
15:45    7月仏消費者物価指数・速報値
16:00    7月スイスKOF景気先行指数
18:00    7月ユーロ圏消費者信頼感指数
21:00    7月独消費者物価指数・速報値
21:30    5月カナダGDP
21:30    4-6月期米GDP・速報値
23:00    7月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
26:20    カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
 
--------7/28きょうのひとこと-------------------------
 
今週のドル円は、何度も110円台に差し込みながらも終値では111円台を維持しています。きょうのNYクローズで111円台半ばを超えれば(一度110円台に差し込んでからの反発が理想的)、週足は下ヒゲの長い陽線引けとなります。場合によっては底入れのサインになるかもしれません。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

今夜から明朝の注目材料は?7/27

 東京市場のドル/円は、前夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)の影響が残る中、上値の重い展開となりました。110円台後半では押し目買いも見られましたが、111円台前半では伸び悩むという展開でした。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。

 
7/27(木)
18:30   南ア6月生産者物価指数
20:00☆ トルコ中銀、政策金利発表
21:30☆ 米6月耐久財受注
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
21:30  米6月卸売在庫
26:00   米7年債入札(280億ドル)
29:00   インテル第2四半期決算
 
7/28(金)
08:30☆ 日本6月消費者物価指数  
08:30  日本6月失業率 
10:30☆ 豪 4-6月期生産者物価指数
※☆は特に注目の材料
 
FOMCを受けて強まった米長期金利の低下とドル安の流れが今夜も続くのかが最も気になる点でしょう。米6月耐久財受注や新規失業保険申請件数などの重要統計もドルの動きに影響すると見られ、予想を下回った場合にはドル売りが強まりやすいと考えられます。

ユーロ/ドル、需給・ファンダメンタルズにも支えられる

ユーロ/ドルは26日に2015年8月高値(1.17127ドル)を突破すると、本日の東京市場で2015年1月以来の高値となる1.1770ドル台まで上値を伸ばしました。欧州中銀(ECB)の緩和縮小期待を背景として、直近で発表されたシカゴIMM先物のユーロポジションが9万枚以上のロングと2011年5月以来の高水準となるなど、テクニカルのみならず、需給やファンダメンタルズ面からもユーロ先高感が高まっています。

前述の2015年8月高値は2014年後半からの急落後の戻り高値であり、ここを突破した事で2年以上続いた安値もみ合いを上抜けた可能性があります。2010年6月安値(1.18740ドル)を突破すると、次のポイントである、2015年1月以来となる1.20ドルの大台乗せを試す機運が高まりそうです。

今日のテクニカル見通し:豪ドル/円

豪ドル/円相場は、24日に87.60円台まで下落したものの、そこから切り返して本日の東京市場で89.20円前後まで再び上昇しています。

目先は20日高値(89.313円)を超えられるかが、焦点です。突破できれば90円の大台が見えてきますが、超えられないようならばWトップ形成に動く事も考えられます。まさに、攻防の分岐点に位置していると言えます。


AUDJPY_170727.JPG
(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/27の11:25現在)

○上値目処について
7/20高値(89.313円)を突破すると、90円の大台が否応なく意識されると見ます。突破した際の目処として、15年12月高値(90.720円)や、14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し(91.187円)が挙げられます。

○下値目処について
少なくとも、日足の一目均衡表の転換線(88.406円)や20日線(87.585円)が生きている間は上昇トレンド継続と見たほうが良さそうです。そうした中、7/24安値(87.649円)を割ると、Wトップ形成の可能性が出てきます。スタート地点(6/6安値81.790円)間では距離がありますので、まずは天井とネックライン下げ幅の倍返しに当る、7/20高値89.313円-7/24安値87.649円の倍返し(85.985円)に注目です。

○上値目処
89.313円(7/20高値)
89.804円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
90.720円(15年12月高値)
91.187円(14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し)

○下値目処
88.177円(2/16高値)
88.728円(月足の一目均衡表の雲下限)
88.653円(6日線)
88.406円(日足の一目均衡表の転換線)
87.649円(7/24安値)
87.585円(20日線)
86.517円(日足の一目均衡表の基準線)
85.985円(7/20高値89.313円-7/24安値87.649円の倍返し)
85.552円(週足の一目均衡表の転換線)
85.404円(週足の一目均衡表の基準線)
84.954円(26週線)
84.671円(月足の一目均衡表の基準線)
84.552円(200日線)
84.530円(75日線)
84.134円(13週線)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/27 木)

WS000839.JPG 

 
----------7/26ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.886
HI 112.183
LO 111.063
CL 111.147
 
東京市場は、前日海外市場の流れを引き継いで112.00円台まで買いが先行するも上値が重かった。北朝鮮リスクや豪ドル円の下落が重し。欧州市場では111.70円台に小緩む場面もあったが調整の範囲内の動きに留まり111円台後半でもみ合った。NY市場に入ると、原油高・株高の流れに沿って112円台を回復。一時112.183円まで上値を伸ばしてFOMCの結果待ち。FOMCはインフレ判断をやや後退させた他は概ね6月声明を踏襲したが、市場はこれをややハト派的と受け止めた。長期金利の低下とともにドル売りが活発化すると111.063円まで下値を切り下げた。
 
-----------7/26主な出来事----------------------------
 
07:45 (NZ) 6月貿易収支 +2.42億NZD
前回+1.03億NZD→+0.74億NZD
予想+1.50億NZD  
 
10:30 (豪) 4-6月期消費者物価指数 (前年比) +1.9% 
前回+2.1% 
予想+2.2% 
 
12:05 ロウ豪準備銀行(RBA)総裁
・世界の他の中銀に金利で歩調を合わせる必要はない
・2%の平均賃金成長では2.5%のCPIを生み出すのに苦労するだろう
・豪ドルがやや下落すれば、もっとよい
 
17:30 (英) 4-6月期GDP・速報 (前年比) +1.7%
前回+2.0% 
予想+1.7%  
 
23:00 (米) 6月新築住宅販売件数61.0万件
前回 61.0万件→60.5万件
予想61.5万件  
 
27:00 FOMC、FF金利を1.00-1.25%に据え置き
・全体のインフレ率と食品やエネルギーの価格を除く指標は低下し、2%を下回っている
・インフレは短期的には引き続き2%をやや下回るが、中期的には目標の2%付近で安定すると予測
・委員会は物価の動向を注意深く監視する
・比較的早期にバランスシートの正常化計画の実施に着手すると見込む
 
-----------7/26株式・債券・商品----------------------
WS000844.JPG
 
---------7/27きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
<海外>
10:30    豪4-6月期輸入物価指数
15:00    独8月Gfk消費者信頼感指数
17:00    ユーロ圏6月マネーサプライM3
18:30    南ア6月卸売物価指数
20:00    トルコ中銀、政策金利発表
21:30    米6月耐久財受注額
21:30    米新規失業保険申請件数
21:30  米6月卸売在庫
26:00    米7年債入札(280億ドル)
29:00    インテル第2四半期決算
 
--------7/27きょうのひとこと-------------------------
 
FOMC声明に対する市場の評価は「ややハト派的」というものでした。物価の現況判断こそ引き下げたものの、見通しは従来どおりなので、ちょっと腑に落ちない部分もありますが、B/S縮小の開始時期を「今年中に」から「比較的早期に」へ変更した事で9月利上げの目が消えた(B/S縮小と利上げは同時に行われないとの見方が一般的)との判断なのかもしれません。もっとも、そうした「屁理屈」的な見方よりも、前日にFOMC警戒モードで金利上昇とドル高に振れていたのでその反動(巻き戻し)が出たと考える方がしっくりきます。早い話が、金利もドルも2日がかりの「往って来い」ですね。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

ドル円、上下に調整済ませてFOMCを待つ

本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が発表する声明が最大の注目点だ。ドル/円相場は24日に110.60円台まで下落したものの、今朝方には一時112.00円台へ反発するなど、FOMCを控えて上下双方向に「調整」を済ませている。
 
FOMCでは追加利上げは見送りの公算が大きく、今回はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見も行われない。とはいえ、追加利上げやバランスシート縮小に着手する時期などをめぐり、声明への注目度は非常に高い。声明文中のインフレ見通しの部分が下方修正と受け止められる表現に変更されれば、ドル売りが再燃する可能性もある。なお、6月声明では「インフレ率は短期的には引き続き2%をやや下回るが、中期的には委員会の目標である2%近辺で安定すると予測している」としていた。今回、この見通しが上方修正される事は考えにくいが、ほぼ踏襲されるようなら、年内の追加利上げやバランスシート縮小開始の方針にも変わりなしと受け止められるかもしれない。
 
いずれにしても、声明文の解釈というコンセンサスの形成が困難な材料がメインの手掛りとなるため、市場のリアクションを予測するのも困難だ。声明が何を伝えたかよりも、市場がどう受け止めたかのほうが肝心という事になるだろう。ドル/円は「調整」を済ませて動きが軽くなっていると考えられるため、上下双方向への備えが必要であろう。

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、112円を挟んで小動きとなりました。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードの強い中、高安はわずか30銭弱に留まっています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/26(水)
17:30☆4-6月期英GDP・速報
23:00  6月米新築住宅販売件数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
24:30  ラウテンシュレーガーECB理事、講演
26:00  米5年債入札(340億ドル)
27:00☆米FOMC政策金利発表

7/27(木)
10:30  4-6月期豪輸入物価指数
※☆は特に注目の材料

本日は米FOMCが最大の注目材料です。今回は政策金利の変更が予想されていないほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見もないため、市場の関心は声明に集まっています。先月イエレン議長は「インフレ率の低迷は一時的」との見方を示すも、今月の議会証言では「インフレ率が目標の2%を持続的に下回り推移するリスクを認識」との見方を示しています。したがって、今回の声明はインフレ見通しが焦点です。

なお、英国で4-6月期国内総生産(GDP)が発表されます。事前予想は前期比+0.3%、前年比+1.7%となっています。
 

今日のテクニカル見通し:ポンド/ドル

ポンド/ドル相場は、先月窓を空けて下押すも一時的となり、その後窓を受けると今月に入り昨年9月以来の高値となる1.31ドル台まで上昇しています。

足元の相場は、昨年6月高値-10月安値の下げ幅に対する戻りを確かめつつあると考えられます。そうした中、目先は下落幅の38.2%戻しの水準(1.31393ドル)を突破できるか注目です。


GBPUSD_170726.JPG
(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/26の11:02現在)

○上値目処について
足元では、日足の一目均衡表の転換線(1.30289ドル)付近で伸び悩み気味となっていますが、突破すると冒頭で触れた7/18高値(1.31246ドル)が焦点となるでしょう。すぐ近くにボリンジャーバンド+2シグマ(
1.31137ドル)もあり、突破すると16年夏の下落に対する戻りを確かめる動きに移行する事が予想されます。
16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し(1.31393ドル)を超えると、前述の下げ幅1/2戻し(1.34975ドル)に向けた一段高も考えられます。

○下値目処について
20日線(1.29745ドル)や13週線(1.29131ドル)を割ると、1.28ドル台半ばから後半が焦点となりそうです。近くに75日線(1.28758ドル)や、日足の一目均衡表の基準線&週足の一目均衡表の転換線(1.28568ドル)もあり、注目です。すぐ下のボリンジャーバンド-2シグマ(1.28352ドル)を明確に割り込むようならば、200日線(1.25835ドル)に向けた一段安も考えられます。


○上値目処
1.30289ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.31137ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.31246ドル(7/18高値)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.32096ドル(14年7月高値1.71903ドル-16年10月安値1.19799ドルの下げ幅23.6%戻し)
1.34442ドル(16年9月高値)
1.34811ドル(16年7月高値)
1.34975ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅1/2戻し)
1.34974ドル(週足の一目均衡表の雲上限)
1.35010ドル(09年1月安値)

○下値目処
1.30120ドル(6日線)
1.29745ドル(20日線)
1.29131ドル(13週線)
1.28758ドル(75日線)
1.28568ドル(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
1.28352ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.27630ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.27252ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.27019ドル(26週線)
1.26680ドル(52週線)
1.26167ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.26140ドル(3/27高値)
1.25835ドル(200日線)
1.25459ドル(週足の一目均衡表の雲下限)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/26 水)

WS000838.JPG
----------7/25ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.097
HI 111.954
LO 110.830
CL 111.921
 
東京市場は、111.30円台まで買いが先行するも5・10日仲値を過ぎると売り優勢に転換。株価が弱含む中、午後には110.830円の安値を付けた。欧州市場は、原油高・株高を背景に欧米超金利が上昇する中、ドル買い・円売りが優位となり111.50円台へ反発。NY市場では、消費者信頼感指数の好結果もあって111.70円前後へ続伸。さらにヘルスケア法案審議の動議が上院で可決されると、株高や長期金利の上昇とともにドルが上伸。終盤に111.954円まで上値を伸ばして高値圏で取引を終えた。
 
-----------7/25主な出来事----------------------------
 
08:50 (日) 日銀・金融政策決定会合議事要旨 (6月15-16日開催分)
・予想物価上昇率は、弱含みの局面が続いている
・景気は緩やかな拡大に転じつつある
・物価2%目標に向けたモメンタム、維持されているが力強さに欠ける
・個人消費は、雇用・所得環境の着実な改善を背景に、底堅く推移している
・物価2%の目標にはなお距離があり、強力な金融緩和推進が必要
・主要先進国が同じ物価上昇率を目指すことは、長い目でみると為替レートの安定につながる
・2%の物価安定目標の実現は、日本経済にとって極めて重要
・(出口議論で何人かの委員)日銀財務への影響を含め、しっかり説明し理解を得ていくことが重要
・(出口議論で複数の委員)内部でしっかりと調査や分析を進める必要がある 
 
 
17:00 (独) 7月Ifo景況感指数 116.0
前回115.1→115.2
予想114.9  
 
鈴木日銀審議委員、就任会見
・銀行員としての経験役立てる
・2%物価目標はなんとしても達成したい
・時としてサプライズは必要だが対話も重要
 
片岡日銀審議委員、就任会見
・なんとしても2%物価目標を達成したい」
・(政策手段について)金利か量かはその時々の判断に応じて変わってくる
 
21:22 トランプ米大統領
・EUは米国に対して非常に保護主義的
 
22:00 (米) 5月住宅価格指数 (前月比)+0.4%
前回 +0.7%→+0.6%
予想 +0.5%  
 
22:00 (米) 5月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比) +5.69%
前回+5.67%→+5.77%
予想 +5.80%  
 
23:00 IMF、「ECBは金融緩和継続すべき」
 
23:00 (米) 7月消費者信頼感指数 121.1 
前回118.9→117.3
予想116.5 
 
23:00 (米) 7月リッチモンド連銀製造業指数 14 
前回7→11
予想 7 
 
28:30 トランプ米大統領
・オバマケアを廃止に追い込む
・上院の採決はヘルスケア審議のための大きな進歩だ
 
28:54 トランプ米大統領
・イエレン氏とコーン氏がともに次期FRB議長の候補
 
 
-----------7/25株式・債券・商品----------------------
WS000837.JPG  
---------7/26きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
10:30   中曽日銀副総裁、あいさつ
 
<海外>
07:45   6月NZ貿易収支
10:30  4-6月期豪消費者物価指数
12:05  ロウRBA総裁、講演
15:45   7月仏消費者信頼感指数
17:30  4-6月期英GDP・速報値
23:00   6月米新築住宅販売件数
23:30   EIA週間原油在庫統計
24:30   ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演
26:00   米5年債入札(340億ドル)
27:00  米FOMC政策金利発表
 
--------7/26きょうのひとこと-------------------------
 
昨日は、米消費者信頼感指数の好結果や米ヘルスケア法案の審議再開などを背景に米債利回りが大きく上昇する中、ドルが反発しました。もっとも、今夜のFOMCを前にしたポジション調整とも言える動きであり、持続力については割り引いて考えておく必要がありそうです。ドル高の持続性のカギはFOMC声明が握っていると見られ、中でもインフレ見通しに関する部分が注目されます。なお、6月声明では「インフレ率は短期的には引き続き2%をやや下回るが、中期的には委員会の目標である2%近辺で安定する」と予測していました。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 

本日「G.comチャート」のセミナーを行います

先日、外為どっとコムで「G.comチャート」がリリースされました。

今回はリリース記念としてまして、本日20時よりセミナーを行います。

G.com チャートは初めて実装された機能が多数あります。
その使い方はもちろん、今回実装された「比較チャート」についても解説いたします。
トレードに役立つこと請け合いです。

事前申し込み不要とでどなたでもご参加いただけます。

詳細やセミナー入り口は下記URLからどうぞ
http://www.gaitame.com/seminar/1707/25_on_kawabata.html


皆様のご参加をお待ちしております。

170725.JPG

豪ドル/円、利上げ期待後退の中で迎えるインフレ指標

豪州で明朝に4-6月期消費者物価指数が発表されます。事前予想は前年比+2.2%と1-3月期(+2.1%)から伸びが加速する見通しであるが、豪準備銀行(RBA)が重視する基調インフレ率は前年比+1.75%と1-3月期(1.80%)から伸びが鈍化する見通しとなっています。RBAのインフレ目標(年2?3%)内への回帰のハードルは低くはなさそうです。

前週21日にデベルRBA副総裁が「豪州でも利上げが必要とは限らない」など発言した事で、年内利上げ観測がやや後退している事も、豪ドルにとって重石となっています。基調インフレ率が予想を下回る場合は、年内利上げ観測が一段と後退して豪ドル売り圧力が強まる公算が大きいと見ます。その後予定されているロウRBA総裁の講演にも注目です。

今夜の注目材料は?7/25

 東京市場のドル/円は、111.30円台まで買いが先行しましたが、5・10日の仲値公示を通過すると失速。午後には111円台を割り込むなど、上値の重い展開となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

 
7/25(火)
17:00☆ 独7月IFO景況感指数
22:00   米5月住宅価格指数
22:00   米5月ケース・シラー住宅価格指数
23:00☆ 米7月消費者信頼感指数
23:00   米7月リッチモンド連銀製造業景気指数
26:00   米2年債入札(260億ドル)
26:00   ホールデン英MPC委員、講演
 
7/26(水)
07:45  NZ6月貿易収支 
10:30☆ 豪4-6月期消費者物価指数
※☆は特に注目の材料
 
 
今夜は複数の米経済指標が発表予定であり、中でも米景気の先行指標である7月消費者信頼感指数の結果が注目されます。とはいえ、今日から明日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)が行われている事を踏まえると、強い手掛りにはなりにくそうです。という事は、今夜についてはドルの上値の重さも払拭されにくいと考えるべきかもしれません。
 
また、明朝には豪中銀(RBA)の政策スタンスに影響を与える可能性がある豪4-6月期消費者物価指数が発表されます。
 
 
 
 
 
 
 
 

今日のテクニカル見通し:ユーロ/円

ユーロ/円相場は11日に130.70円台まで上昇後はやや下押すも限定的となっており、三角もち合いを形成しているように見えます。しかし、よく見ると高値と高値、安値と安値をそれぞれ結んだだけであり、高値→安値→高値→安値、というリズムに沿って引いているわけではありません。

したがって、三角もち合いなどと構えずにただの中段もち合いと見て、まずはレジスタンスとサポートのどちらをブレイクするか待つ姿勢でよいと思います。

EURUSD_170725.JPG
(上記ユーロ/円日足の外貨ネクストネオのチャートは7/25の10:29現在)

○上値目処について
まずは、7/11と7/21の高値を結ぶレジスタンスライン130.568円)に注目です。すぐ上に7/11高値(130.770円)もあり、超えると上値模索の動きが再開する公算です。なお、近くに主だった目標値が見当らないこともあり、その際は思いのほか上昇スピードが速まるかのしれません。4/17安値114.841円-5/16高値125.812円の上げ幅を、6/15安値122.399円に加えた値(N計算値。133.370円)や、14年12月高値149.760円-16年6月安値109.197円の下げ幅61.8%戻し(134.265円)をが上値目処となるか注目です。

○下値目処について
(7/13と7/19の安値を結ぶサポートライン128.667円)を割ると、ボリンジャーバンド-2シグマ(127.803円)がポイントです。もしバンド下限を押し下げるローソク足が出現するようならば、相場は下落局面に移行する可能性が高まります。目先の下値目処として、5/16高値(125.812円)や75日線(124.418円)が挙げられます。


○上値目処
129.490円(6日線)
129.744円(7/18高値)
130.568円(7/11と7/21の高値を結ぶレジスタンスライン
130.571円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
130.770円(7/11高値)
132.294円(16年1月に付けた同年高値)
133.370円(4/17安値114.841円-5/16高値125.812円の上げ幅を、6/15安値122.399円に加えた値。N計算値)
134.265円(14年12月高値149.760円-16年6月安値109.197円の下げ幅61.8%戻し)

○下値目処
129.496円(日足の一目均衡表の転換線)
129.187円(20日線)
128.667円(7/13と7/19の安値を結ぶサポートライン
128.493円(7/13安値)
127.803円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
127.213円(日足の一目均衡表の基準線)
126.585円(週足の一目均衡表の転換線)
126.168円(13週線)
125.812円(5/16高値)
125.124円(月足の一目均衡表の基準線)
124.418円(75日線)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/25 火)

WS000826.JPG 


----------7/24ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.115
HI 111.313
LO 110.623
CL 111.120
 
東京市場は、株安・円高の流れとなり110.70円台まで売りが先行。ただ、その後は実需のドル買いなどに支えられて111円台を回復する「往って来い」の展開。欧州市場は、株安を受けて円買い優位の展開となり、110.623円まで下落して安値を更新。ただ、原油価格とともに米長期金利が持ち直すと110.90円台に小戻した。NY市場でも米長期金利が上昇する中でドルを買い戻す動きが優勢となり111.313円まで反発。もっとも、米国株が冴えない中で上値は限られ111.10円台で取引を終えた。
 
-----------7/24主な出来事----------------------------
 
16:00 (仏) 7月製造業PMI・速報 55.4
前回54.8 
予想54.6  
(仏) 7月サービス業PMI・速報 55.9 
前回56.9 
予想56.7 
 
16:30 (独) 7月製造業PMI・速報  58.3 
前回59.6 
予想59.2
(独) 7月サービス業PMI・速報 53.5
前回54.0 
予想54.3  
 
17:00 (ユーロ圏) 7月製造業PMI・速報 56.8
前回57.4 
予想57.2  
(ユーロ圏) 7月サービス業PMI・速報 55.4 
前回55.4 
予想55.4 
 
21:30 (加) 5月卸売売上高 (前月比) +0.9%
前回+1.0%→+0.8%
予想+0.5%  
 
23:00 (米) 6月中古住宅販売件数 552万件
前回562万件 
予想557万件  
 
クシュナー米大統領上級顧問、非公開証言
・ロシア当局者と昨年4回にわたり接触
・いかなる外国政府とも共謀しなかった
・選挙陣営内で共謀した人物も認識していない
・不適切な接触はなかった
・民間セクターにおける自分の事業ためにロシアの資金を融通したことはない
 
-----------7/24株式・債券・商品----------------------
WS000831.JPG
 
---------7/25きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    6月15-16日分の日銀金融政策決定会合議事要旨
17:00    片岡・鈴木日銀審議委員、就任会見
 
<海外>
13:00    メルシュECB専務理事、シンガポールで講演
15:00    6月独輸入物価指数
15:45    6月仏生産者物価指数
17:00    7月独IFO企業景況感指数
22:00    5月米住宅価格指数
22:00    5月米ケース・シラー住宅価格指数
23:00    7月米消費者信頼感指数
23:00    7月米リッチモンド連銀製造業景気指数
26:00    米2年債入札(260億ドル)
26:00    ホールデン英MPC委員、講演
 
--------7/25きょうのひとこと-------------------------
 
昨日のドル円は日足の足型が下ヒゲの長い十字線となり底入れを示唆。きょうはひとまず、どこまで戻せるかを試す流れとなっています。5・10日の仲値公示後のドル買いの持続力が焦点でしょう。200日移動平均線(111.973円)の回復を試せるか注目したいと思います。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、米長期金利が低下する中で一時110.70円台まで下落したものの、本邦輸入企業などからのドル買いを受けて111.10円台まで値を戻しています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/24(月)
16:30  7月独製造業PMI・速報
16:30☆7月独サービス業PMI・速報
17:00☆7月ユーロ圏製造業PMI・速報
17:00☆7月ユーロ圏サービス業PMI・速報
21:30  5月カナダ卸売売上高
23:00☆6月米中古住宅販売件数
25:00  スメッツ・ベルギー中銀総裁、講演
※☆は特に注目の材料

本日は米国で6月中古住宅販売件数が発表されるものの、反応は限られそうです。なぜなら、米年内利上げに対する不透明感や、ロシアゲート疑惑などにおけるトランプ米政権に対する不透明感が漂う中では、これらを払拭する材料としては力不足と考えられるためです。したがって、海外市場でも引き続きドル/円は上値の重いムードが見込まれます。

なお、欧州ではドイツやユーロ圏で7月の製造業やサービス業のPMIが発表されます。
 

7/21に発表されたIMMポジション

以下、ポイントです。

・円
126919枚ショートと、前週比14794枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが約1.1万枚増加しており、押し目買い意欲が根強いと推測

・それ以外
一部で「ドルが1年以上ぶりの売り越し」と報じるなど、円とスイスフランを除くと全般的にドル売りが優勢の展開。特に資源国(豪ドル、カナダ、メキシコ)はネットで1万枚以上のショート増となるのが目立つ


図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
CFTC_YEN_170724.jpg

図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)

通貨枚数前週比
126919枚ショート14794枚増
ユーロ91321枚ロング7533枚増
ポンド16473枚ショート7665枚減
スイスフラン3667枚ショート3875枚増
カナダドル8043枚ロング16647枚増
豪ドル51356枚ロング14550枚増
メキシコペソ112539枚ロング14680枚増
ニュージーランドドル35981枚ロング4076枚増

図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
 17/07/2117/07/14
Long37,41940,778
Short164,338152,903
Net-126,919-112,125

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、今月11日高値(114.491円)を基点とする下落トレンドが継続しており、本日朝に111円ちょうどの心理的節目を割ると110.70円台まで続落しています。

目先は日足の一目均衡表の雲下限が焦点であり、割り込むようならば4月や6月の下押し局面でサポートとして機能した52週線が試されると見ます。


USDJPY_170724.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/24の11:02現在)

○下値目処について
足元で日足の一目均衡表の雲下限(110.756円)で何とか踏みとどまっているものの、割ると、冒頭で不fれた52週線(109.923円)リトライに傾く公算です。割ると4月と6月の安値を結ぶサポートライン109.222円)や4/17安値(108.134円)を目指す事も考えれます。

○上値目処について
まずは、日足の一目均衡表の雲上限(111.248円)が焦点です。突破したとしても、すぐ上に75日線(111.506円)や13週線(111.723円)、26週線(111.838円)など複数の目標値があり、上伸を阻みそうです。これらを突破できれば、日足の一目均衡表の基準線(112.367円)や転換線(112.630円)などがが位置する112円台半ばが見えてくるでしょう。


○下値目処
110.768円(現時点での、7/24安値)
110.756円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.235円(5/18安値)
109.924円(月足の一目均衡表の転換線)
109.923円(52週線)
109.429円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
109.222円(4月と6月の安値を結ぶサポートライン
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
108.787円(6/14安値)
108.134円(4/17安値)
○上値目処
110.927円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.506円(75日線)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線)
111.723円(13週線)
111.751円(6日線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.838円(26週線)
111.935円(200日線)
112.228円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.367円(日足の一目均衡表の基準線)
112.630円(日足の一目均衡表の転換線)
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.689円(20日線)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/24 月)

WS000824.JPG 


----------7/21ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.880
HI 112.077
LO 110.010
CL 111.143
 
東京市場は、仲値公示に向けた買いなどで上昇するも112円台に乗せると失速。午後は112.077円の高値を付けた後に111.70円台に反落するなど上値が重い展開。欧州市場でも、株安と独長期金利の低下で米長期金利も低下する中、111.50円を割り込んで続落。NY市場に入っても、原油安が重しとなり米朝金利が低下したため、一時110.010円まで下値を切り下げた。
 
-----------7/21主な出来事----------------------------
 
11:16 ジョイスNZ財務相
・NZドルは強いNZ経済を反映している
・NZ企業は現行水準のNZドルに上手く対応している
 
11:43 デベルRBA副総裁
・海外の利上げの動きに自動的に追随する理由ない
・豪ドルの上昇は豪経済の支援とならず
・世界の成長による恩恵を通貨高が阻害
 
17:30 (英) 6月財政収支 -63億GBP
前回-60億GBP→-64億GBP
予想 -42億GBP  
 
21:30 (加) 6月消費者物価指数 (前月比) -0.1% 
前回+0.1% 
予想-0.1% 
(加) 6月消費者物価指数 (前年比) +1.0% 
前回+1.3% 
予想+1.1% 
 
21:30 (加) 5月小売売上高 (前月比)+0.6%
前回 +0.8%→+0.7%
予想+0.3%  
 
25:00 スパイサー米大統領報道官、辞任へ
 
-----------7/21株式・債券・商品----------------------
 
WS000825.JPG
 
---------7/24きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
14:00    5月景気動向指数改定値
 
<海外>
16:00    7月仏製造業PMI・速報値
16:00    7月仏サービス業PMI・速報値
16:30    7月独製造業PMI・速報値
16:30    7月独サービス業PMI・速報値
17:00    7月ユーロ圏製造業PMI・速報値
17:00    7月ユーロ圏サービス業PMI速報値
21:30    5月カナダ卸売売上高
23:00    6月米中古住宅販売件数
25:00    スメッツ・ベルギー中銀総裁、講演
 
--------7/24きょうのひとこと-------------------------
 
今朝も早々にドル円が111円台を割り込むなどドル安の流れが続いています。ただ、ロイター社の集計によるとシカゴIMMのポジションがドルショートに転じたらしく、ドル安の第1ステージは終了が近いのではないかとも感じています。米FRBが利上げ+B/S縮小の方針を転換した訳でもないのにドルショートがブーム化する可能性は低いのではないでしょうか。25-26日のFOMCでFRBの方針が再確認されればドル買戻しのきっかけになりそうです(可能性は低いと見ますが、もしFRBがスタンスを弱気化させた場合はドル安第2ステージ入りです)。
 
今週もよろしくお願いいたします。
 
 
 

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、週末を控えたポジション調整により上値が重く推移。15時過ぎに111.70円台まで値を下げています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/21(金)
21:30  6月カナダ消費者物価指数
21:30  5月カナダ小売売上高
※☆は特に注目の材料

本日は米国で主だった経済イベントが予定されていません。ロシアゲート疑惑などにおけるトランプ米政権に対する不透明感を払拭する材料が見当らない中、引き続きドル/円は上値の重いムードとなりそうです。

なお、カナダで6月消費者物価指数(事前予想:前年比+1.1%)と5月小売売上高(同:前月比+0.3%)が予定されています。
 

今日のテクニカル見通し:トルコリラ/円

トルコリラ/円は、先月に続いて200日線を回復。先月と違うのは、現時点で同線が下値支持として機能している点です。足元で、三角もち合いの一種であるアセンディング・トライアングルのような形が出現する中、目先的には32円ちょうど前後の上値抵抗を突破できるか注目です。

TRYJPY_170721.JPG
(上記トルコリラ/円日足の外貨ネクストネオのチャートは7/21の11:29現在)

○上値目処について
三角もち合いのような形の上限に当たる、6/29高値(32.033円)にまずは注目です。同水準にボリンジャーバンド+2シグマ(32.076円)や52週線(32.159円)もあり、突破に再際し抵抗が予想されるものの、それだけに超えると上値余地が拡大する公算です。その場合、2015年前半に下抜けてから一度も突破できていない、週足の一目均衡表の雲上限(35.038円)を意識した動きとなる事も考えられます。

○下値目処について
足元で下値を支えている200日線(31.571円)を割ると、5/18と7/6安値を結ぶサポートライン31.364円)に注目です。すぐ下にある75日線(31.227円)も割ってしまうようならば、下押し局面に入る事も考えられます。その場合は日足の一目均衡表の雲の下限(30.425円)を目指す事も考えられますが、すぐ下にある日足チャート上に開いた窓(4/21高値30.023円-4/24安値30.267円)の存在を考えると、一旦は下値が支えられやすいポイントと見ます。


○上値目処
31.760円(6日線)
31.780円(週足の一目均衡表の雲下限)
32.033円(6/29高値)
32.076円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
32.159円(52週線)
33.894円(16年12/8高値)
34.475円(4/14安値28.853円-2/23高値31.664円の下げ幅倍返し)
35.038円(週足の一目均衡表の雲上限)

○下値目処
31.699円(20日線)
31.607円(日足の一目均衡表の転換線)
31.571円(200日線)
31.549円(日足の一目均衡表の基準線)
31.521円(13週線)
31.387円(週足の一目均衡表の転換線)
31.373円(月足の一目均衡表の転換線)
31.364円(5/18と7/6安値を結ぶサポートライン
31.322円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
31.227円(75日線)
31.161円(日足の一目均衡表の雲の上限)
31.064円(7/6安値)
30.968円(26週線)
30.443円(週足の一目均衡表の基準線)
30.425円(日足の一目均衡表の雲の下限)
30.205円(5/18安値)
30.199円(3/27安値)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/21 金)

WS000819.JPG 

 
----------7/20ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.904
HI 112.420
LO 111.477
CL 111.868
 
東京市場は、111.80円前後で下げ渋ると、株高の流れに乗って112円台を回復。日銀が物価目標達成時期の見通しを先送りした事もあって午後には112.20円台へと上昇した。欧州市場ではECB理事会を控えてユーロに調整が入るとドルが上昇したため112.420円まで上値を伸ばしたが他力本願型の上昇は続かず。ECBの政策据え置き後はユーロの変動に惑わされて112円台前半で右往左往。NY市場も対ユーロでのドルの動きに翻弄されて112.00-30円台を上下したが、ロシアゲート疑惑に絡む報道が流れるとドル売りに傾いた。米長期金利の低下もあって111.477円まで急落したが、株価が底堅く推移した事で金利もドルも持ち直すと午後には112円前後まで反発するなど、最後まで方向感が定まらなかった。
 
-----------7/20主な出来事----------------------------
 
08:50 (日) 6月貿易収支 +4399億円 
前回-2034億円→-2042億円
予想 +4880億円 
 
10:30 (豪) 6月就業者数 +1.40万人
前回+4.20万人→+3.80万人
予想+1.50万人  
10:30 (豪) 6月失業率 5.5%
(5.6%) 5.6% 5.6% 
12:10 (日) 日銀金融政策決定会合
・マイナス金利0.1%維持
・7対2で金融政策の現状維持を決定
・長期国債の買い入れ額は概ね現状程度(年間80兆円増) 
 
12:30 (日) 日銀展望レポート
・物価2%達成、2019年度ごろになる可能性が高い
 
15:00 (独) 6月生産者物価指数 (前年比) +2.4%
前回+2.8% 
予想+2.3% 
 
15:30 黒田日銀総裁
・経済・物価ともに下振れリスクの方が大きい
・2%目標に向けモメンタム力強さ欠け注意深く点検必要
・経済物価・金融踏まえモメンタム維持に必要な政策調整
・現時点でさらなる総括検証が必要とは考えていない
・現時点で追加緩和が必要だとは考えていな
・ETF購入が副作用生んでいるとも思わない
 
17:30 (英) 6月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +0.6%
前回-1.2%→-1.1%
予想+0.4%  
 
20:45 ECB、政策金利を 0.00%に据え置き
 
21:30 ドラギECB総裁
・月額600億ユーロの資産買入を少なくとも今年12月まで実施。必要なら継続
・最近のデータは強い経済を確認
・基調的なインフレ圧力はまだ弱い
・景気の一層の上振れに向けて勢いは増している
・今後数カ月にわたり現行水準程度のインフレ率を見込む
・委員会は秋に決定を下す」
・ECBはインフレ率が次第に目標に到達することに自信
・ついにしっかりした回復を経験しつつある
・テーパリングのシナリオは議論されていない
・9月会合で何が起きるか議論しなかった
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 23.3万件
前回24.7万件→24.8万件
予想 24.5万件  
 
21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業指数 19.5
前回27.6 
予想23.0 
 
22:20 (南ア) SARB政策金利を 6.75% に引き下げ
 
23:00 (ユーロ圏) 7月消費者信頼感・速報 -1.7
前回-1.3 
予想-1.2  
 
23:30 (ロシアゲート疑惑に絡んで)モラー特別検察官、トランプ米大統領のビジネスに捜査範囲を拡大したようだ-関係者
 
-----------7/20株式・債券・商品----------------------
 
WS000818.JPG
  
---------7/21きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
<海外>
11:40 デベルRBA副総裁、講演
21:30   6月カナダ消費者物価指数
21:30   5月カナダ小売売上高
 
--------7/21きょうのひとこと-------------------------
 
ドラギ総裁の昨日の発言内容を振り返ると、強気と弱気のミックスで、テーパリングに関しても明確な手掛りは示さなかったと思うのですが、それでもユーロは大きく上昇しました。ドイツの長期金利が低下しているところを見ると、債券市場はドラギ会見をどちらかと言えば「ハト派的」と受け止めた模様で、為替市場の受け止め方と食い違いが見られます。日銀の緩和維持で円は買えない、ドルもだらしない、ポンドも買いにくいという中でユーロに上昇圧力がかかっているのかもしれませんが、ちょっと違和感を感じるユーロ高でした。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

ユーロ/ドル、ECBの姿勢に関心集中

先月27日に欧州中銀(ECB)のドラギ総裁が「すべての兆候はユーロ圏の景気回復の強まりと広がりを示しています。デフレ圧力はリフレに変わった」などとタカ派的発言を行いました。これをきっかけとしてECBの緩和縮小観測が強まると、ユーロ/ドルは今月18日に1.1580ドル台まで上昇して昨年5月高値(1.16160ドル)に迫りました。

こうした中で迎える本日のECB理事会に、市場の関心が集まっています。ECBは今年12月までの期限で毎月600億ユーロの資産買い入れを実施しているが、来年1月以降の具体的なスケジュールについては9月の理事会で発表するとの見方が大勢となっています。したがって、本日の理事会では買い入れ縮小に向けた地ならしが行われるかに注目です。「見通しが悪化すれば緩和を追加」との文言を削除するなど「タカ派的」な内容となれば、ユーロ買いが一段と活発化する公算です。昨年5月高値を突破すると、2015年8月高値(1.17127ドル)が否応なく意識されると見ます。

ただ、シカゴIMMでのユーロのロングポジションが2011年5月以来の高水準となる83788枚まで積みあがるなど、ユーロ上昇に過熱感も窺えます。そうした中、ドラギECB総裁がユーロ高けん制発言を行ったり、早急な出口論に慎重な見方を示すようならば、前のめりの緩和縮小期待が巻き戻される事もあり得ます。思惑が交錯する中、直後は荒れた展開となる可能性が高そうです。

今夜の注目材料は?7/20

 東京市場のドル/円は、112円台を回復するなど堅調に推移しました。日銀がインフレ目標達成時期の見通しを先延ばしにした事で円売りが強まる場面もありました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

 
7/20(木)
17:00   ユーロ圏5月経常収支
17:30   英6月小売売上高指数
20:45☆ ECB政策金利発表
21:30☆ ドラギECB総裁、会見
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
21:30   米7月フィラデルフィア連銀製造業指数
23:00   ユーロ圏7月消費者信頼感・速報値
23:00   米6月景気先行指数
未定    南ア中銀政策金利発表
 
※☆は特に注目の材料
 
日銀は、予想通りに大規模緩和の維持を決定。黒田日銀総裁の会見がこれから始まりますが、大きな波乱を呼ぶ可能性は低く、市場の関心は欧州中銀(ECB)に向かいそうです。ECBについても政策変更の可能性はほぼゼロと見られていますが、量的緩和(QE)縮小に向けたヒントが出るか注目が集まっています。ドラギ総裁の会見などを通じてECBの政策スタンスが市場に「タカ派的」と受け止められれば、ユーロ/円経由でドル/円にも上昇圧力がかかる可能性もあります。

今日のテクニカル見通し:ユーロ/円

ユーロ/円相場は、直近1週間ほどは129円±1円弱でもみ合う展開が続いています。今月11日に130.770円をつけた後で日足の一目均衡表の転換線が上値抵抗となるなど上昇に一服感が漂うものの、未だ20日線を割り込んでおらず、下落トレンドに入ったとの感触も乏しいものとなっています。

こうした中、足元のレンジを上下どちらに抜けるかが、次の動きを読む上でポイントとなるでしょう。直近の動きを見る限りだと上抜けのほうが分がありそうに見えます。ただ、4月安値を基点に3ヶ月以上に渡り上昇しており、一度割れると調整局面を迎える事も考えられます。

EURJPY_170720.JPG
(上記ユーロ/円日足の外貨ネクストネオのチャートは7/20の11:53現在)


○上値目処について
足元のレンジ上限にあたる7/18高値(129.744円)を突破すると、上値模索の動きが再開する公算です。その場合は7/11高値(130.770円)やボリンジャーバンド+2シグマ(131.504円)を目指した一段高が予想されます。特にバンド上限を突破した場合は、近くに目標値が見当らないこともあり、思いのほか上昇スピードが速まるかのしれません。その場合、4/17安値114.841円-5/16高値125.812円の上げ幅を、6/15安値122.399円に加えた値(N計算値。133.370円)や、14年12月高値149.760円-16年6月安値109.197円の下げ幅61.8%戻し(134.265円)をが上値目処となるか注目です。


○下値目処について
足元のレンジ下限に当たる7/13安値(128.493円)に注目です。すぐ上に日足の一目均衡表の転換線(128.632円)や20日線(128.557円)もあり、レンジを下抜けると調整局面入りの可能性が高まります。目先の下値目処として、週足の一目均衡表の転換線&日足の一目均衡表の基準線(126.585円)やボリンジャーバンド-2シグマ(125.610円)が挙げられます。


○上値目処
129.113円(6日線)
129.744円(7/18高値)
130.770円(7/11高値)
131.504円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
132.294円(16年1月に付けた同年高値)
133.370円(4/17安値114.841円-5/16高値125.812円の上げ幅を、6/15安値122.399円に加えた値。N計算値)
134.265円(14年12月高値149.760円-16年6月安値109.197円の下げ幅61.8%戻し)

○下値目処
128.632円(日足の一目均衡表の転換線)
128.557円(20日線)
128.493円(7/13安値)
126.585円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
125.812円(5/16高値)
125.610円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
125.124円(月足の一目均衡表の基準線)
124.668円(13週線)
123.908円(75日線)
123.829円(日足の一目均衡表の雲上限)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/20 木)

WS000807.JPG 

 
----------7/19ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.076
HI 112.228
LO 111.548
CL 111.874
 
東京市場は、小動きに終始。112円ちょうどを挟んでもみ合った。欧州市場も手掛り薄く、ほぼ同じ水準でもみ合いが継続。NY市場では米長期金利の低下につれて111.548円まで下落して6月27日以来の安値を示現。円ショートの投げが出たとの観測もあり、米住宅着工件数の好結果は支えにならなかった。ただ、原油が在庫統計後に反発すると米株と米長期金利の持ち直しにつれてドル円も反発。引けにかけて111.90円前後まで緩やかに買い戻された。
 
-----------7/19主な出来事----------------------------
 
18:00 (ユーロ圏) 5月建設支出 (前月比) -0.7% 
前回+0.3% 
 
21:30 (米) 6月住宅着工件数 121.5万件
前回109.2万件→112.2万件
予想116.0万件  
(米) 6月建設許可件数 125.4万件
前回116.8万件 
予想120.1万件  
 
-----------7/19株式・債券・商品----------------------
WS000812.JPG
 
---------7/20きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    6月貿易統計(通関ベース)
未定    日銀金融政策決定会
未定    経済・物価情勢の展望(7月、基本的見解)
15:30    黒田日銀総裁、定例記者会見
 
<海外>
10:30    6月豪雇用統計
15:00    6月スイス貿易収支
15:00    6月独生産者物価指数
17:00    5月ユーロ圏経常収支
17:30    6月英小売売上高指数
17:30    6月香港消費者物価指数
20:45    ECB政策金利発表
21:30    ドラギECB総裁、定例記者会見
21:30    前週分の米新規失業保険申請件数
21:30    7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
23:00    7月ユーロ圏消費者信頼感指数
23:00    6月米景気先行指標総合指数
未定     南アSARB政策金利発表
 
--------7/20きょうのひとこと-------------------------
 
きょうは日銀とECBの政策発表が行われます。一時は市場のメインテーマとなったものの、このところややピンボケ感が出始めた「金融政策の温度差」に再び焦点が当たるのか、両総裁の発言が注目されるところです。発言内容によって、来週26日のFOMCに対する注目度合いも変わってきそうです。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、手がかり材料に乏しい中で112円ちょうどを挟んでもみ合う展開となりました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/19(水)
17:00  南アフリカ6月消費者物価指数
18:00  ユーロ圏5月建設支出
20:00  モルガン・スタンレー決算
20:00  南アフリカ5月小売売上高
21:30  カナダ5月製造業出荷
21:30☆米6月住宅着工件数
21:30☆米6月建設許可件数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計

7/20(木)
08:50☆日6月貿易収支
10:30☆豪6月雇用統計
※☆は特に注目の材料

本日は米国で6月住宅着工件数が発表されますが、注目度はやや低めです。それ以上に、米政治情勢に対する不透明感を払拭する材料が見当らない中、ドル/円は上値の重い展開が続きそうです。昨日に続いて米長期金利が低下するようならば、昨日安値(111.686円)割れを試す機運が高まる見通しです。

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は今週に入り15年8月と16年5月の高値を結ぶレジスタンスラインを突破すると、昨年5月以来の高値となる1.1580ドル台まで一段高となっています。もし15年8月高値(1.17127ドル)を突破するようならば、相場は2年超続いた下落局面から反発局面に入る可能性が高まります。

EURUSD_170719.JPG
(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは7/19の10:50現在)


○上値目処
16年5月に付けた直近高値(1.16160ドル)を超えると、15年8月高値(1.17127ドル)が否応なく注目されると見ます。冒頭で触れましたが、突破できれば2年超続いた下落局面から反発する可能性が高まり、相場は14年高値-17年安値の下落幅に対する戻り具合を確かめる局面に移行する事が予想されます。目先の目標値として、下げ幅の38.2%戻し(1.21663ドル)が挙げられます。

○下値目処
6日線(1.14750ドル)を割るようならば、20日線(1.13581ドル)や日足の一目均衡表の転換線(1.13509ドル)が位置する1.13ドル台後半が注目されます。この水準でも下げ止まらないようならば、5/30安値(1.11099ドル)や、75日線(1.10110ドル)を順に試す事も考えられます。この水準にボリンジャーバンド-2シグマ(1.11701ドル)もあり、下押しが浅いとサポートとなる事が予想されるものの、割るようならば75日線(1.10982ドル)に向けた一段安も考えられます。


○上値目処
1.15572ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/3戻し)
1.15829ドル(7/18高値)
1.16002ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.16160ドル(16年5月高値)
1.17127ドル(15年8月高値)
1.17351ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.18740ドル(10年6月安値)
1.19511ドル(月足の一目均衡表の雲上限)
1.20420ドル(12年7月安値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)


○下値目処
1.14750ドル(6日線)
1.14768ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.14468ドル(15年8月と16年5月の高値を結ぶレジスタンスライン
1.13851ドル(20日線)
1.13509ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.13464ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.12236ドル(13週線)
1.11701ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.11491ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.10982ドル(75日線)
1.10386ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.10259ドル(月足の一目均衡表の基準線)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/19 水)

WS000803.JPG 

----------7/18ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.614
HI 112.678
LO 111.686
CL 112.077
 
東京市場は、米ヘルスケア法案の可決が困難になった事を受けてドル売りが再燃。日本株の下落も相まって一時112円台を割り込んで下落した。欧州市場は、112.30円台に小戻す場面もあったが、米10年債利回りが2.3%を割り込んで低下する中で上値は重く、再び112円台を割り込む軟調推移。NY市場に入っても米長期金利の低下が続き、111.686円まで下値を切り下げた。ただ、その後は米株が下げ幅を縮小した事が支えとなり112円台を回復するなど下げ渋った。
 
-----------7/18主な出来事----------------------------
 
07:45 (NZ) 4-6月期消費者物価指数 (前年比) +1.7%
前回+2.2% 
予想+1.9%
 
09:45 米共和党上院議員でさらに2人がヘルスケア法案に反対(与党造反4名となり可決は困難に)
  
10:30 (豪) RBA議事録
・第2四半期の経済指標は概ね好調
・金利の据え置きは持続的成長・インフレ目標と合致している
・国内の労働市場や住宅市場は注意深く見守る必要
・豪ドル高は、豪経済のリバランスを複雑にする
・第2四半期のGDP伸び率は上向き、家計消費が回復
・2017-18年度の財政政策は以前の予想より積極的
・中立実質金利は1%前後に低下、中立名目金利は3.5%
・雇用の指標は良好であり、労働市場の改善を裏付け 
 
17:30 (英) 6月消費者物価指数 (前年比) +2.6%
前回+2.9% 
予想+2.9%  
(英) 6月小売物価指数 (前年比) +3.5%
前回+3.7% 
予想+3.6%  
(英) 6月生産者物価指数 (前年比) +3.3%
前回+3.6% 
予想+3.4%  
 
18:00 (独) 7月ZEW景気期待指数 17.5
前回18.6 
予想18.0  
 (ユーロ圏) 7月ZEW景気期待指数 35.6
前回37.7 
  
21:30 (米) 6月輸入物価指数 (前月比) -0.2%
前回-0.3%→-0.1%
予想-0.2%  
23:00 (米) 7月NAHB住宅市場指数 64
前回 67→66
予想 67 
 
29:00 (米) 5月対内証券投資 +919億USD 
前回+18億USD→+97億USD
 
------------7/18株式・債券・商品----------------------

 WS000805.JPG
 
---------7/19きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
未定    7月月例経済報告
 
<海外>
17:00    南アフリカ6月消費者物価指数
18:00    ユーロ圏5月建設支出
20:00    モルガン・スタンレー第2四半期決算
20:00    南アフリカ5月小売売上高
21:30    カナダ5月製造業出荷
21:30    米6月住宅着工件数
21:30    米6月建設許可件数
23:30    米EIA週間原油在庫統計
 
--------7/19きょうのひとこと-------------------------
 
経済と政治の両面からドルに下落圧力がかかっており、ドル円は3週間ぶりに111.60円台まで下落しました。ただ、この111.60円台は6-7月の上げ幅の半値押し(フィボナッチ50%押し)という象徴的な水準です。多少「贔屓目」に見れば、安値示現後に200日線を回復した動きと相まって底入れの兆しと言えなくもありません。下げが先行していた米ハイテク株が切り返して、ナスダックが高値を更新したのも心強い動きです。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

ポンド/円、来月BOE理事会の重要な手がかり

ポンド/円相場は、先月後半より堅調に推移すると、今月11日に約2カ月ぶり高値となる147.70円台まで上昇。インフレ高進を背景に英中銀(BOE)が緩和的な金融政策を正常化に向かわせるとの観測が強まった事が追い風となりました。

本日、英6月消費者物価指数が発表されます。英中銀(BOE)の中で利上げと金利据え置きで主張が分かれる中、本日の指標は次回8月の理事会を占う上で市場の関心が集まっています。事前予想は前年比+2.9%、コア・前年比+2.6%と、5月並みの伸びが見込まれています。既にBOEのインフレ目標(年1?3%)の上限に迫る中、予想を上回るようならば、来月3日の理事会での利上げ観測が一段と高まってポンド相場に上昇圧力が掛かる公算です。ポンド/円は昨年12月高値(148.455円)を突破すると、月足の一目均衡表の雲下限(今月は156.341円)まで主だった目処が見当らないため、目先は150円ちょうどの心理的節目を目指す事となるでしょう。

今夜の注目材料は?7/18

 東京市場のドル/円は、一時112円台を割り込んで下落。追加利上げ期待が後退しているのに加え、米議会

でヘルスケア法案に対する反対票が増加したと報じられた事も重しとなったようです。欧米市場の動きが
気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。
 
7/18(火)
17:30☆ 英6月消費者物価指数
17:30☆ 英6月小売物価指数
17:30☆ 英6月生産者物価指数
18:00☆ 独7月ZEW景気期待指数
18:00   ユーロ圏7月ZEW景気期待指数
19:45   米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算
20:30   米ゴールドマン・サックス第2四半期決算
21:30   米6月輸入物価指数
未定  NZフォンテラ社乳製品電子入札
23:00   米7月NAHB住宅市場指数
29:00   米5月対内証券投資
29:00   米IBM第2四半期決算
 
※☆は特に注目の材料
 
米議会でヘルスケア(オバマケア代替)法案の合意に手間取れば、市場が期待を寄せる「歴史的な減税」
の実施も後ずれする公算が大きくなります。市場の関心が再び政治に向かうきっかけとなる可能性もある
ため、米ヘルスケア法案絡みの続報に注意です。なお、本日は米経済指標もいくつか発表予定ですが、重
要統計は見当たらずドル相場への影響は限られそうです。

☆7月前半の騰落ランキングが出ました♪

17071801.jpg
7月前半の騰落率から算出した「通貨強弱ランキング」が出ました♪

今回最も買われたのは「ブラジルレアル」、一方、最も売られたのは「スイスフラン」でした。

ブラジルレアルはなんと、6月の最下位から一気に首位に躍り出ました!
一方、しばらく上位で健闘していたNZドルは12位に転落しています。

日本円は14位と6月に続き低位で安定してしまっているようですが、今後もこの流れが続くのでしょうか。

7月後半の通貨強弱ランキングも要注目ですよ!

7/14に発表されたIMMポジション

以下、ポイントです。

・円
112125枚ショートと、前週比37089枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが約3.5万枚の大幅増となっている。ドル/円相場は前月後半からの上昇基調に乗って今月11日に3月以来となる114.40円台に上昇しており、円先安感が強まった様子が窺える

・カナダドル
8604枚ショートと、前週比30768枚減。内訳を見るとショートが前週の約7.4万枚から約5.4万枚に減少すると共に、ロングは約3.4万枚から4.6万枚に増加している。算出対象(7/5-11)翌日の加中銀(BOC)理事会での利上げ観測が高まる中、ショートポジションを手仕舞う動きが強まったようだ


図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
CFTC_YEN_170718.jpg

図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)

通貨枚数前週比
112125枚ショート37089枚増
ユーロ83788枚ロング6324枚増
ポンド24138枚ショート3629枚減
スイスフラン208枚ロング321枚増
カナダドル8604枚ショート30768枚減
豪ドル36806枚ロング4392枚増
メキシコペソ97859枚ロング13000枚増
ニュージーランドドル31905枚ロング2772枚増

図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
 17/07/1417/07/07
Long40,77843,648
Short152,903118,684
Net-112,125-75,036

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、今月に入り5月高値(114.362円)を突破するも、心理的節目の114.50円を前に伸び悩み。足元で日足の一目均衡表の転換線を下抜けたほか、本日の東京市場でわずかながら今月安値を更新しており、目先的には下値模索の動きが先行しやすくなっていると見ます。目先は75日線や200日線といった、チャートポイントで反発するか注目です。

USDJPY_170718.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/18の10:35現在)

○下値目処について
7/14安値(112.259円)を割り込んだ事で、目先は200日線(111.490円)や日足の一目均衡表の基準線(111.639円)、75日線(111.476円)などが位置する、111円台半ばが支持帯となるか注目です。割るとボリンジャーバンド-2シグマまで下値余地が広がる公算です。この水準でも下げ止まらないようならば、日足の一目均衡表の雲下限(111.076円)割れを意識した一段安も考えられます。

○上値目処について
足元で20日線(112.697円)が重そうです。すぐ上に6日線(112.960円)や日足の一目均衡表の転換線(113.323円)もあり、行く手を阻みそうです。もし終値で転換線を突破できれば、調整一服期待が高まりそうです。7/14高値(113.574円)を超えると、5月以降強力な上値抵抗となっている114.50円レベルを再び試す事も考えられます。

○上値目処
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.697円(20日線)
112.960円(6日線)
113.375円(日足の一目均衡表の転換線)
113.574円(7/14高値)
114.362円(5/11高値)
114.416円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)
116.047円(16年12/30安値)
116.177円(16年12月高値118.661円-17年4月安値108.134円の76.4%戻し)
118.661円(16年12月高値)

○下値目処
112.183円(現時点での、7/18安値)
112.052円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.043円(26週線)
111.857円(13週線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.785円(200日線)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
111.476円(75日線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.076円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.978円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
110.235円(5/18安値)
110.141円(週足の一目均衡表の雲下限)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火)

WS000788.JPG 

----------7/17ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.477
HI 112.863
LO 112.325
CL 112.624
 
東京市場は、海の日の祝日につき動意限定。前週末の米CPI&小売ショックの余韻が残り小緩む場面もあったが、中国GDPの好結果などもあって午後には112.70円台へ持ち直した。欧州市場は欧州国債利回りが低下する中、ユーロ円やポンド円の下落が重しとなり112.30円台へと弱含んだ。NY市場に入ると、112.325円の安値を付けたのち、ロンドンフィキシングに絡んだ円売り観測などで112.863円の高値まで急反発。ただ、フィキシングタイム通過後は、米長期金利の低下や米国株の弱含みが重しとなり、112.50円台に押し戻されるなど上値が重かった。
 
-----------7/17主な出来事----------------------------
 
11:00 (中国) 6月鉱工業生産 (前年比) +7.6%
前回+6.5% 
予想+6.5%  
 
11:00 (中国) 4-6月期GDP (前年比) +6.9% 
前回+6.9% 
予想+6.8% 
 
11:00 (中国) 6月小売売上高 (前年比) +11.0%
前回+10.7% 
予想+10.6%  
 
16:00 (トルコ) 4月失業率 10.5%
前回11.7% 
予想11.0%  
 
18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.3% 
前回+1.3% 
予想+1.3% 
 
21:30 (米) 7月NY連銀製造業景況指数 9.80
前回19.80 
予想15.00 
 
21:30 (加) 5月国際証券取引高 +294.6億CAD 
前回+106.0億CAD→+106.1億CAD
 
------------7/17株式・債券・商品----------------------
 
WS000794.JPG
  
---------7/18きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
なし
 
<海外>
07:45    4-6月期NZ消費者物価指数
10:30    RBA議事録
17:30    英6月消費者物価指数
17:30    英6月小売物価指数
17:30    英6月生産者物価指数
18:00    独7月ZEW景気期待指数
18:00    ユーロ圏7月ZEW景気期待指数
19:45    米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算
20:30    米ゴールドマン・サックス第2四半期決算
21:30    米6月輸入物価指数
23:00    米7月NAHB住宅市場指数
29:00    米5月対内証券投資
29:00    米IBM第2四半期決算
 
--------7/18きょうのひとこと-------------------------
 
米ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが、昨年9月以来の水準に下落しています。トランプラリーによる上げ幅をそっくり吐き出しただけでなく、そこからさらに下落している事になります。ユーロが強い事もドルインデックス下落の背景ですが、ちょっとやりすぎな気もします。ここからのドルの動きは要注目です。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

14日のドル円相場ときょうのひとこと(7/17 月)

 0714.PNG 

 
----------7/14ドル円相場概況---------------------
 
OP 113.286
HI 113.574
LO 112.259
CL 112.520
 
東京市場は、3連休前の実質5・10日とあって実需のドル買いが先行すると113.574円まで上昇。しかし、仲値公示後はじり安の展開となり、午後には113.20円前後まで弱含んだ。欧州市場は米長期金利が低下する中、113.00円前後まで続落。NY市場に入ると、米6月消費者物価指数と米6月小売売上高のダブルパンチを浴びて5分で50銭の急落を演じた。その後も米長期金利が低下幅を拡大する中、ドル売り圧力は収まらず112.259円まで下値を切り下げた。その後は、米国株の上昇に支えられて買い戻しが入ったが、長期金利の巻き戻しにもかかわらず112.70円台で頭打ちになると112.50円付近に押し戻されてクローズした。
 
-----------7/14主な出来事----------------------------
 
18:00 (ユーロ圏) 5月貿易収支(季調前)+214億EUR
前回+179億EUR
 
21:30 (米) 6月消費者物価指数 (前月比)0.0%
前回-0.1%
予想+0.1%
(米) 6月消費者物価指数 (前年比)+1.6%
前回+1.9%
予想+1.7%
(米) 6月消費者物価指数 (コア:前年比)+1.7%
前回+1.7%
予想+1.7%
 
21:30 (米) 6月小売売上高 (前月比)-0.2%
前回-0.3%→-0.1%
予想+0.1%
(米) 6月小売売上高 (前月比:除自動車)-0.2%
前回-0.3%
予想+0.2%
 
22:15 (米) 6月鉱工業生産 (前月比)+0.4%
前回0.0%→+0.1%
予想+0.3%
(米) 6月設備稼働率76.6%
前回76.6%→76.4%
予想76.8%
 
23:00 (米) 7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報93.1
前回95.1
予想95.0
 
23:00 (米) 5月企業在庫 (前月比)+0.3%
前回-0.2%
予想+0.3%
 
------------7/14株式・債券・商品----------------------
 
日経平均 20118.86(△19.05)
上海総合3222.42(△4.25)
 
英FT 7242.13(▼15.16)
独DAX12733.41(▼60.59)
 
NYダウ21637.74 (△84.65)
 
日10年債0.078% (▼0.001)
豪10年債2.718% (△0.031)
英10年債1.310% (△0.008)
独10年債0.597% (▼0.006)
米2年債 1.356% (▼0.007)
米10年債2.332% (▼0.013)
 
NY原油 46.54(△0.46)
NY金 1227.50(△10.20)
 
--------7/17きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
海の日の祝日で休場
 
<海外>
11:00    中国6月鉱工業生産
11:00    中国6月小売売上高
11:00    中国4-6月期GDP
16:00  トルコ4月失業率
18:00    ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP)・改定値
21:30    カナダ5月国際証券投資
21:30    米7月NY連銀製造業景気指数
 
--------7/17きょうのひとこと------------------------
 
米6月消費者物価指数は、たしかに期待外れでしたが、コア指数が前年比+1.7%と底堅い伸びを示しており低インフレ懸念が高まるほどではないと感じます。それより、米6月小売売上高が除自動車で2カ月連続で減少した事のほうが消費大国アメリカの景気先行きに対する不安を抱かせます。ドル円は200日移動平均線(111.741)や6-7月の上げ幅の半値押し(111.639)のサポートを試す展開がやってきそうです。
 
 
今週もよろしくお願いいたします。
 
 
 

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、連休前の仲値公示に絡んで113.50円台まで値を上げるも一時的となり、その後は113.20円台まで失速しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/14(金)
17:00  ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
18:00  ユーロ圏5月貿易収支
20:00  米JPモルガン・チェース決算
21:00  米シティグループ決算
21:30☆米6月消費者物価指数
21:30☆米6月小売売上高
22:15☆米6月鉱工業生産
22:15  米6月設備稼働率
22:30  カプラン米ダラス連銀総裁、講演
23:00☆米7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報
23:00  米5月企業在庫
※☆は特に注目の材料

本日は重要な経済イベントが多数ありますが、その中で最も注目されるのは米6月消費者物価指数です。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が昨日・一昨日の議会証言で「低インフレが続けば利上げ余地は限られる」との見方を示しました。そうした中、インフレ率の伸びが予想(前月比+0.1%、前年比+1.7%、コア・前年比+1.7%)を下回るようならば、年内利上げ期待が一段と後退してドル売りが優勢となる公算です。

また、同時刻に米6月小売売上高も発表されます。個人消費は米国の国内総生産(GDP)の約7割を占めるとされており、こちらも注目です。
 

今日のテクニカル見通し:豪ドル/円

豪ドル/円相場は、6月に81.50円レベルの底堅さを確認した後は堅調に推移。本日朝に87.90円台まで上昇して2月に付けた年初来高値(88.177円)に迫っています。突破すると2015年12月以来となる高値圏に足を踏み入れることになります。近くに主だった目標値が見当らない事もあり、上値余地が広がる事も考えられます。

AUDJPY_170714.JPG
(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/14の10:49現在)

○上値目処について
2/16に付けた年初来高値(88.177円)を突破すると、月足の一目均衡表の雲下限(88.728円)が射程入りとなります。このあたりを突破すると、15年12月高値(90.720円)まで主だった目処が見当らないため、90円ちょうどの大台といった心理的節目を試すことが予想されます。

○下値目処について
足元で6日線(87.103円)や日足の一目均衡表の転換線(86.788円)を割り込む事無く推移しており、これらを割るか注目です。現状では84円台に週足の一目均衡表の基準線(84.836円)や200日線(84.115円)を始め多数の目標値があります。下押しが浅い場合はこの辺りで下げ渋る事も考えられます。


○上値目処
88.177円(2/16高値)
88.211円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
88.728円(月足の一目均衡表の雲下限)
90.720円(15年12月高値)
91.187円(14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し)

○下値目処
87.103円(6日線)
86.788円(日足の一目均衡表の転換線)
85.876円(20日線)
85.251円(日足の一目均衡表の基準線)
84.954円(26週線)
84.843円(週足の一目均衡表の転換線)
84.836円(週足の一目均衡表の基準線)
84.671円(月足の一目均衡表の基準線)
84.134円(13週線)
84.115円(200日線)
83.877円(75日線)
83.626円(日足の一目均衡表の雲上限)
82.871円(日足の一目均衡表の雲下限)
82.676円(52週線)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/14 金)

WS000785.JPG
----------7/13ドル円相場概況---------------------
 
OP 113.161
HI 113.526
LO 112.857
CL 113.274
 
東京市場は、イエレン証言の余韻で上値が重い。113.526円まで謎買いが先行するも早々に息切れすると株価の伸び悩みも相まって112.857円まで反落した。欧州市場にかけても上値が重く113円台を出たり入ったりのもみ合いが続いた。NY市場では、ECB絡みの報道で欧米長期金利が上昇する中、日銀絡みの報道で円安が進行。ただ、113.50円台には乗せきれずに伸び悩むと、113.20円台に押し戻されてクローズした。
 
-----------7/13主な出来事----------------------------
 
08:01 (英) 6月RICS住宅価格 +7%
前回+17% 
予想+15%  
 
12:22 (中国) 6月貿易収支 +428.0億USD 
前回+408.1億USD→+407.9億USD
予想+426.0億USD 
 
20:00 ECB、9月会合でQEを段階的に縮小する計画を公表する可能性-WSJ
 
21:30 (米) 6月生産者物価指数 (前月比) +0.1% 
前回0.0% 
予想0.0% 
(米) 6月生産者物価指数 (前年比) +2.0%
前回+2.4% 
予想+1.9%  
(米) 6月生産者物価指数 (コア:前年比) +1.9% 
前回+2.1% 
予想+2.0% 
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.7万件
前回24.8万→25.0万件
予想24.5万件  
 
21:30 (加) 5月新築住宅価格指数 (前月比) +0.7%
前回+0.8% 
予想+0.3%  
 
21:30 日銀、2%物価目標達成時期について先送りを含め議論-ロイター
 
22:30 イエレンFRB議長、上院で証言
・ボルカールールは複雑。負担を軽減する方法を見出せる
・インフレを非常に注意深く見守っている
・インフレが2%目標を下回っていることを重々承知している
・保有資産の縮小期、長期金利はいくらか上昇へ
 
------------7/13株式・債券・商品----------------------
 
WS000786.JPG
 
  ---------7/14きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
13:30    5月鉱工業生産確報
 
<海外>
17:00   ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
18:00   ユーロ圏5月貿易収支
20:00   米JPモルガン・チェース第2四半期決算
21:00   米シティ・グループ第2四半期決算
21:30☆ 米6月消費者物価指数
21:30☆ 米6月小売売上高
22:15☆ 米6月鉱工業生産指数
22:15   米6月設備稼働率
22:30   カプラン米ダラス連銀総裁、講演
23:00☆ 米7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
23:00   米5月企業在庫
 
--------7/14きょうのひとこと-------------------------
 
足元の米インフレ鈍化を巡り、様々な見方が交錯する中、今夜は米6月消費者物価指数(CPI)に注目が集まりそうです。また、同時刻に6月小売売上高、少しおいて6月鉱工業生産、さらに7月ミシガンと、今夜のNYタイムは材料の大盤振る舞い状態です。金曜日(日本は3連休前)とあって、消化不良を起こさないか少し心配になるほどです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

豪ドル/円、リスク・オンの恩恵で年初来高値が視野に

昨日はドル/円を始め6日移動平均線を割り込むクロス円が相次ぐ中、豪ドル/円は同線を割り込む事無く堅調に推移しました。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が利上げを緩やかに進める方針を示した事に反応した欧米株の全面高が、上昇を後押ししたようです。前日の欧米株高に反応して本日のアジア株が比較的堅調に推移する中、11日に付けた今月高値(87.257円)を突破しており、地合いの強さを感じさせます。

豪州では来週18日のRBA議事録まで主だった経済イベントが予定されていないため、主要国株価の動向が豪ドル/円相場の注目材料となるでしょう。昨日のイエレンFRB議長発言に反応して欧米株の堅調推移が続くようならば、豪ドル/円も上昇基調が続く公算が大きいと見ます。3月以降上値抵抗となっている87.50円レベルを超えると、2月に付けた年初来高値(88.177円)に向けた一段高も考えられます。 

今夜の注目材料は?7/13

 東京市場のドル/円は、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長のハト派発言の直後とあって上値が重く、一時112.80円台へと下落しました。その後は113円台を回復するなど下げ渋っていますが、欧米市場の動きが気になるところです。まずは注目イベントを確認しておきましょう。

 
7/13(木)
21:30☆ カナダ5月新築住宅価格指数
21:30☆ 米6月生産者物価指数
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
22:00   コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演
22:30☆ イエレン米FRB議長、米上院銀行委員会で証言
26:00   米30年債入札(120億ドル)
26:00☆ ブレイナードFRB理事、講演
27:00   米6月財政収支
 
※☆は特に注目の材料
 
イエレンFRB議長の議会証言が今夜も行われますが、証言内容は昨日の下院でのものと同じです。鮮度が落ちる分、注目度も落ちそうです。そのイエレン議長が懸念を示したインフレ動向について、今夜は米6月生産者物価指数が発表されます。伸び率が予想に届かないようだとドル売り材料視される可能性があります。

そのほか、昨日住宅価格の高騰などを背景に7年ぶりに利上げに踏み切ったカナダで5月の新築住宅価格指数が発表されます。追加利上げの可能性を巡って注目されそうです。

今日のテクニカル見通し:ポンド/円

ポンド/円相場は、先月の下押し局面で200日線のサポート力を確認すると、5/10と5/16の高値を結ぶレジスタンスラインを突破。これらにより上昇局面に入りましたが、5月高値を前に伸び悩み。ローソク足が6日線を下抜けた上、線の向きも下向に転換しており、目先は調整局面に入った可能性があります。

GBPJPY_170713.JPG
(上記ポンド/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/13の11:57現在)

○下値目処について
7/12安値(145.279円)を割ると、20日線(144.500円)や75日線(142.728円)、200日線(140.132円)を試すことが予想されます。特に200日線は先月の下押し局面でサポートとして機能していることや、線の傾きが上向きであることから、引き続き注目です。

○上値目処について
6日線(146.398円)を回復できれば、昨年12/15高値(148.455円)を再び目指す可能性があります。ただ、今年に入り2度上値トライに失敗している事から、引き続き突破は容易ではないと見ます。


○下値目処
145.279円(7/12安値)
144.500円(20日線)
143.776円(13週線)
143.379円(日足の一目均衡表の雲上限)
143.222円(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
142.728円(75日線)
141.879円(26週線)
141.861円(週足の一目均衡表の基準線、日足の一目均衡表の雲下限)
140.132円(200日線)

○上値目処
146.398円(6日線)
146.526円(日足の一目均衡表の転換線)
147.774円(7/11高値)
148.455円(12/15高値)
148.908円(週足の一目均衡表の雲上限)
149.216円(ボリンジャーバンド+2シグマ)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/13 木)

 WS000772.JPG

----------7/12ドル円相場概況---------------------
 
OP 113.897
HI 113.965
LO 112.930
CL 113.176
 
東京市場は、ドル売り・円買い優位の展開。 株価の弱含みも相まって五月雨式に売りが出て113.90円台から113.30円台に水準を切り下げた。欧州市場はFRB議長の証言待ちで113.30-50円台のもみ合い。NY市場に入りイエレン議長が低インフレへの懸念を示した点(下記☆付き発言がハト派的と受け止められた)などを材料視してドルが急落すると112.930円まで下落。米長期金利も大きく低下しており、利上げペースダウン観測にも繋がった模様。一方で、米国株はこの証言を好感する形で上昇。NYダウの史上最高値更新を眺めて113.30円台まで買い戻しが入る場面もあったが、長期金利低下の重しには勝てず、113.20円前後に落ち着いた。
 
-----------7/12主な出来事----------------------------
 
15:06 ブロードベントBOE副総裁
・まだ利上げの準備はできていない
・BOEが利上げに向かっていると考える根拠はあるが、見極められない要因が多い
 
17:30 (英) 6月失業者数 +0.59万人
前回+0.73万人→+0.77万人  
(英) 6月失業率 2.3% 
前回2.3% 
(英) 2-5月週平均賃金(前年比)+1.8%
前回+2.1%
予想+1.8%
 
18:00 (ユーロ圏) 5月鉱工業生産 (前月比)+1.3%
前回 +0.5%→+0.3%
予想+1.0%  
 
21:30 イエレンFRB議長議会証言(テキスト)
・今後数年間で緩やかな追加利上げが必要に
☆経済に対するインフレの反応が重要な不透明性
☆米国の財政政策も不透明性もたらす要因
・年内にバランスシート縮小を開始する見込み
☆インフレは目標を下回っており、最近は低下傾向も
☆インフレの状況を注意深くみる
・労働市場の強さがいずれ賃金を押し上げる
・インフレ鈍化は一時的要因
・インフレ鈍化が続くようであればアプローチを調整
・2%目標に向かっていないとの判断は時期尚早
・高齢の労働人口が参加率に影響
・バランスシート縮小は年内の比較的早い時期に開始
・インフレの弱さの一部は一時的要因
 
23:00 (加) 加中銀政策金利を0.50% から 0.75% に引き上げ
 
27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・全ての地区は緩やかから適度な程度に拡大している
・雇用も緩やかから適度な程度に拡大している
・多くの地区で雇用と賃金は依然緩やかから適度な程度に上昇
・ほとんどの地区で物価は緩やかに上昇しているが、いくつかの地区で上昇率は弱まっている
・ほとんどの地区で個人消費は強まっているが、半分の地区で自動車売上は減少している 
 
 
------------7/12株式・債券・商品----------------------
 
WS000778.JPG
---------7/13きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
<海外>
08:01    6月英RICS住宅価格指数
未定    6月中国貿易収支
15:00    6月独消費者物価指数・改定値
15:45    6月仏消費者物価指数・改定値
16:15    6月スイス生産者輸入価格
21:30    5月カナダ新築住宅価格指数
21:30    6月米生産者物価指数
21:30    米新規失業保険申請件数
22:00    コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演
23:00    イエレン米FRB議長、米上院銀行委員会で証言
26:00    米30年債入札(120億ドル)
26:00    ブレイナードFRB理事、講演
27:00    米6月財政収支
 
 
--------7/13きょうのひとこと-------------------------
 
イエレンFRB議長の証言は、6月FOMC後の会見に倣ってそこそこ前向きな内容になるものと見ていましたが、市場の評価は「どちらかと言えばハト派的」という結果になりました。実際には両論併記の部分が多く、それほどハト派的には見えませんが、低インフレの評価のくだりなど「思ったほどタカ派的ではなかった」事は確かです。結局のところは「政策の道筋はデータ次第」という事なので、ドル安の流れが強まるのか弱まるのかも「データ次第」なのでしょう。明日の米6月CPIはいつもより注目されそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、日経平均が軟調に推移する中で113.30円台まで下げました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/12(水)
17:00  ビスコ・イタリア中銀総裁、講演
17:30☆6月英雇用統計
18:00  5月ユーロ圏鉱工業生産
21:30☆イエレンFRB議長の証言原稿を公表
23:00☆カナダ中銀政策金利発表
23:00☆イエレンFRB議長、証言
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
24:15☆ポロズBOC総裁、記者会見
26:00  米10年債入札(200億ドル)
27:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック)
27:15  ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
※☆は特に注目の材料

本日は重要な経済イベントが多数ありますが、その中で最も注目されるのは米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言です。昨日はブレイナードFRB理事らがハト派的な発言していますが、議長が先月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に続いて景気やインフレ動向について楽観的な見通しを示すようならば、ドルが買われる可能性があります。

また、カナダで金融政策が発表されます。今回は0.25%利上げ予想が優勢となっています。金利先物市場では年内1回の追加利上げが見込まれる中、声明や加中銀(BOC)のポロズ総裁会見で示される今後の政策スタンスにも注目です。
 

今日のテクニカル見通し:カナダドル/円

カナダドル/円は、今月11日に88.835円まで上昇するも昨年12月高値を前に伸び悩み。今月に入り88円台後半で上髭を連発しており、上値が重い様子です。足元で下押し目処となっている6日線を割るようならば、調整局面に入る事も考えられます。

もっとも、一目均衡表では日足・週足で三役好転が点灯しており、週足の転換線や基準線が位置する84円台後半や、雲上限がある83円台後半で下げ渋るようならば、調整一服で再び上昇することも考えられます。


CADJPY_170712.JPG
(上記カナダ/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/12の11:25現在)

○下値目処について
現時点では月足の一目均衡表の基準線(87.983円)や6日線(87.960円)が位置する87.90円台でもみ合いとなっています。同水準を下抜け、すぐ下の日足の一目均衡表の転換線(87.453円)でも下げ止まらないようならば、下値余地が拡大する公算です。その場合の目処として、20日線(85.926円)もありますが、日足の一目均衡表の基準線(84.848円)や週足の一目均衡表の基準線(84.702円)など、複数の目標値が集まる84円台後半に注目です。

○上値目処について
目先は、16年12/15高値(88.916円)に注目です。この水準を突破できれば上値余地が拡大する公算であり、月足の一目均衡表の雲下限(89.318円)やボリンジャーバンド+2シグマ(89.559円)、14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅1/2戻し(90.664円)を順に試すと見ます。

○下値目処
87.983円(月足の一目均衡表の基準線)
87.960円(6日線)
87.724円(2/15高値)
87.453円(日足の一目均衡表の転換線)
85.926円(20日線)
84.848円(日足の一目均衡表の基準線)
84.746円(週足の一目均衡表の転換線)
84.702円(週足の一目均衡表の基準線)
84.305円(26週線)
83.736円(200日線)
83.675円(週足の一目均衡表の雲上限)
83.655円(13週線)
82.383円(日足の一目均衡表の雲の上限)
83.235円(75日線)
82.643円(52週線)
82.293円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
82.051円(日足の一目均衡表の雲下限)
81.874円(週足の一目均衡表の雲下限、月足の一目均衡表の転換線)
80.568円(4/21安値)

○上値目処
88.835円(7/11高値)
88.916円(16年12/15高値)
89.318円(月足の一目均衡表の雲下限)
89.559円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
90.664円(14年12月高値106.496円-16年11月安値74.832円の下げ幅1/2戻し)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/12 水)

WS000770.JPG 

 
----------7/11ドル円相場概況---------------------
 
OP 114.033
HI 114.491
LO 113.719
CL 113.947
 
東京市場は 、株高と米長期金利の上昇に支えられて午後には114.477円まで値を上げた。欧州市場では手掛りを欠き114.20-30円台でもみ合った。NY市場では株の高寄りとともに上昇を再開し114.491円まで上値を伸ばしたが、ロシアゲート疑惑に関する報道をきっかけに反落。株安・長期金利低下・ドル安に流れが一変。FRB理事や連銀総裁のハト派発言も重しとなり、113.719円まで下落した。その後は、米株が下げ渋ったため小幅に買戻しが入り113.90円台で取引を終えた。
 
-----------7/11主な出来事----------------------------
 
10:30 (豪) 5月住宅ローン貸出 (前月比) +1.0%
前回-1.9% 
予想+1.5%
  
21:15 (加) 6月住宅着工件数 21.27万件
前回19.47万件→19.46万件
予想20.00万件
  
23:00 (米) 5月卸売在庫 (前月比) +0.4%
前回+0.3%
予想+0.3%
 
24:15 ロシアはトランプ・ジュニア氏への電子メールで選挙を助けたい意向を示した
(大統領選中、ジュニア氏がクリントン候補に不利な情報を約束され、ロシア人弁護士と会談していたとされる問題を巡って)
 
ブレイナードFRB理事
・インフレ動向を緊密に注視し、一段の利上げには慎重に対応したい
 
ハーカーFF連銀総裁
・インフレが目標の2%に向け上昇しない場合、利上げを中断する論拠となる
 
------------7/11株式・債券・商品----------------------
WS000771.JPG
  
--------7/12きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
なし
 
<海外>
15:00    6月独卸売物価指数
17:00    ビスコ・イタリア中銀総裁、講演
17:30    6月英雇用統計
18:00    5月ユーロ圏鉱工業生産
21:30    イエレンFRB議長の証言原稿を公表
23:00    カナダ中銀政策金利発表
23:00    イエレンFRB議長、米下院金融サービス委員会で証言
23:30    EIA週間在庫統計
24:15    ポロズBOC総裁、記者会見
26:00    米10年債入札(200億ドル)
27:00    米地区連銀経済報告(ベージュブック)
27:15    ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演
 
--------7/12きょうのひとこと-------------------------
 
 
トランプ米政権のロシアゲート疑惑が再燃したようにも見えますが、トランプ・ジュニアが公開したメールが癒着の決定的な証拠になるとは思えませんね。「グレーだがクロではない」うちは市場への影響は小さいと考えて良さそうです。それよりも今夜はイエレンFRB議長証言に注目が集まりそうです。ブレイナードFRB理事からは昨日、賃金の上昇が鈍い事を理由に追加利上げに慎重になるべきとの見方が示されました。イエレン議長が6月FOMC後の会見のように「低インフレはノイズ」と言い切って、年内の追加利上げとバランスシート縮小開始の方針を堅持するのか注目されるところです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

ポンド/円、5月高値が射程に

ポンド/円相場は、今月7日に147.620円まで上昇して5月高値(148.125円)に迫りました。

GBPJPY_D170711.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/11の17:17現在)

GBPJPY_W170711.JPG
(上記ドル/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは7/11の17:14現在)

今回の上昇局面では、先月後半以降一度も終値で6日移動平均線を割り込んでいない事から、少なくとも同線を割り込まない限り上昇基調が継続していると考えた方が良さそうです。5月高値を突破すると2016年6月以来の高値水準に足を踏み入れる事となり、上値模索の機運が一段と高まる見通しです。目先は、15年末に下抜けてから一度も回復できていない週足の一目均衡表の雲上限(来週までは148.908円)に注目です。

ただ、相場は約1カ月に渡りほぼ一直線で上昇してきており、高値警戒感もくすぶっています。148円前後での上値の重さを嫌気して前述の6日線(執筆時146.774円)を割り込むようならば、20日線(同、144.034円)に向けた下押しも考えられます。
 

今夜の注目材料は?7/11

 東京市場のドル/円は、114.45円前後まで上昇して3月15日以来の高値を付けました。引き続き、日銀と米連邦準備制度理事会(FRB)の政策スタンスの違いが円売り・ドル買い材料として意識されています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。

 
7/11(火)
18:00   ホールデン英MPC委員、講演
20:00   ブロードベントBOE副総裁、講演
21:00   クーレECB理事、講演
21:15☆ カナダ6月住宅着工件数
23:00   米5月卸売在庫
25:00☆ ブレイナードFRB理事、講演
26:00☆ 米3年債入札(240億ドル)
-----  EU財務相理事会
 
※☆は特に注目の材料
 
 
市場は金融政策の方向性の違いに着目しています。そうした中でカギとなるのは米長期金利の動向でしょう。ブレイナードFRB理事の発言に加え、米3年債入札の結果も長期金利の変動要因として注目です。米長期金利が上昇するようなら、ドル/円が114円台後半に続伸する可能性が高まります。
 
そのほか、カナダ6月住宅着工件数は明日のカナダ中銀理事会における利上げ期待にも影響しそうです。
 

今日のテクニカル見通し:ユーロ/円

ユーロ/円は、先月後半以降ほぼ一本調子で上昇すると、今月10日に昨年2月以来の高値となる130.393円まで一段高となっています。上昇トレンドの中なので上値が意識されやすいところです。ただ、ローソク足がボリンジャーバンド+2シグマから脱落しそうな現在、調整局面入りへの備えも必要と見ます。

EURJPY_170711.JPG
(上記ユーロ/円日足の外貨ネクストネオのチャートは7/11の10:51現在)

○上値目処について
目先は7/10高値(130.393円)が焦点です。突破するとボリンジャーバンド+2シグマ(131.729円)に向けた一段高が見込まれます。もしバンド+2シグマをも超えると、誓うには主だった目処が見当りません。少し遠いですが、4/17安値114.841円-5/16高値125.812円の上げ幅を、6/15安値122.399円に加えた値(N計算値。133.370円)や、14年12月高値149.760円-16年6月安値109.197円の下げ幅61.8%戻し(134.265円)を意識しながら上値を試す公算です。

○下値目処について
現状でボリンジャーバンド2シグマから脱落しつつあり、20日線(126.716円)を割るようならば調整局面に入る可能性があると見ます。その場合は、5/16高値(125.812円)や75日線(122.919円)が下値を支えるか注目です。


○上値目処
130.393円(7/10高値)
131.729円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
132.294円(16年1月に付けた同年高値)
133.370円(4/17安値114.841円-5/16高値125.812円の上げ幅を、6/15安値122.399円に加えた値。N計算値)
134.265円(14年12月高値149.760円-16年6月安値109.197円の下げ幅61.8%戻し)


○下値目処
129.387円(6日線)
128.918円(日足の一目均衡表の転換線)
126.716円(20日線)
126.396円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
125.812円(5/16高値)
125.124円(月足の一目均衡表の基準線)
124.668円(13週線)
124.099円(日足の一目均衡表の雲上限)
122.919円(75日線)
122.617円(週足の一目均衡表の基準線)
122.561円(5/18安値)
122.424円(26週線)
122.399円(6/15高値)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/11 火)

WS000758.JPG
----------7/10ドル円相場概況---------------------
 
OP 114.011
HI 114.298
LO 113.898
CL 114.034
 
東京市場は 、日米の金融政策の方向性の違いが意識されてドルの下値が堅く円の上値は重い。113円台に差し込むとすかさず買いが入る展開となり、株高にも支えられて午後は114.20円台へ。欧州市場では114.298円まで買いが先行するも、欧州国債利に買戻しの動きが入り金利が低下する中、ユーロ円やポンド円の下落につれて一時114.00円台まで弱含んだ。ただ、欧州株が底堅く推移する中で下値も限られ114円台前半のもみ合いが続いた。NY市場でも長期金利の低下を受けて114円を割り込むも瞬間的に値を戻す底堅い展開。結局、114円台前半のもみ合いを抜け出すきっかけも手掛りもないまま取引を終えた。
 
-----------7/10主な出来事----------------------------
 
08:50 (日) 5月国際収支-経常収支 +1兆6539億円
前回+1兆9519億円 
予想+1兆7928億円  
 
5月貿易収支 -1151億円
前回+5536億円 
予想-450億円  
 
09:30 黒田日銀総裁
「景気は穏やかな拡大を続けるとみられる」「2%物価目標の実現を目指し、必要な時まで緩和を継続」
 
10:30 (中国) 6月消費者物価指数 (前年比) +1.5%
前回+1.5% 
予想+1.6%  
 
6月生産者物価指数 (前年比) +5.5% 
前回+5.5% 
予想+5.5% 
 
15:00 (独) 5月貿易収支 +220億EUR 
前回+181億EUR 
予想+187億EUR 
 
5月経常収支 +173億EUR
前回+151億EUR→+149億EUR
予想+154億EUR  
 
28:00 (米) 5月消費者信用残高 +184.10億USD 
前回+81.97億USD→+129.29億USD
予想+135.00億USD 
 
------------7/10株式・債券・商品----------------------
WS000763.JPG 
   
---------7/11きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    6月マネーストックM2
12:45 5年債入札
 
<海外>
08:01    6月英BRC小売売上高
10:30    6月豪NAB企業景況感指数
10:30    5月豪住宅ローン件数
12:05    ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
18:00    ホールデン英MPC委員、講演
20:00    ブロードベントBOE副総裁、講演
21:00    クーレECB理事、講演
21:15    6月カナダ住宅着工件数
23:00    5月米卸売在庫
25:00    ブレイナードFRB理事、講演
26:00    米3年債入札(240億ドル)
-----  EU財務相理事会
 
--------7/11きょうのひとこと-------------------------
 
一部通信社によると、為替市場では日本の5年債入札(12:45)に注目が集まっているそうです。入札結果次第では日銀が動くかもしれないとの警戒が広がっているとの事ですが、入札不調だった場合には日銀が金利の上昇を押さえ込むために指値オペを強行するかもしれないということでしょうか?もし、これが9時過ぎからの円安材料だとしたら、強い根拠はありませんが、ちょっと筋悪の材料のような気がしてなりません。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 

7/7に発表されたIMMポジション

以下、ポイントです。

・円
75036枚ショートと、前週比13686枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが2万枚近く増加している。今月3日に113円台に乗せた後も高止まりとなるなど、前週に続き投機筋の間で円先安感が優勢であったようだ


図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
CFTC_YEN_170710.jpg

図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)

通貨枚数前週比
75036枚ショート13686枚増
ユーロ77464枚ロング18769枚増
ポンド27767枚ショート11366枚減
スイスフラン113枚ショート4556枚減
カナダドル39372枚ショート10123枚減
豪ドル32414枚ロング12665枚増
メキシコペソ84859枚ロング3852枚増
ニュージーランドドル29133枚ロング3900枚増


図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
 17/07/0717/06/30
Long43,64838,254
Short118,68499,604
Net-75,036-61,350

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、利上げ継続姿勢の米国に対し、緩和姿勢を維持する日本との金融政策の方向性の違いにより、円安・ドル高が進みやすい地合いとなる中でじり高で推移。15時過ぎに114.20円台まで一段高となっています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/10(月)
23:00  6月米労働市場情勢指数(LMCI)
28:00  5月米消費者信用残高

7/11(火)
10:30  6月豪NAB企業信頼感
10:30  5月豪住宅ローン貸出
※☆は特に注目の材料

この後も目玉となる経済イベントは見当りません。したがって、日米の金融政策の方向性の違いというテーマからそれる可能性は低く、米長期金利が上昇する場面ではドル/円相場に上昇圧力が掛かりやすいと見ます。その他、欧米株価の動向にも注目です。
 

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は7日に114円台に乗せると約2カ月ぶり高値をつけました。本日朝に114.20円手前まで上昇して5月高値(114.362円)に迫っています。もし突破すると3月高値(115.503円)まで主だった目処が見当らないため、心理的節目の115円ちょうどを目指す事となるでしょう。

USDJPY_170710.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/10の11:00現在)


○上値目処について
まずは、5/11高値(114.362円)が焦点です。突破すると、ボリンジャーバンド+2シグマ(114.529円)付近では伸び悩む可能性はあるものの、上昇トレンドの中にあっては上値を抑える効果は一時的となる可能性があります。また、3/10に付けた直近高値(115.503円)まで主だった目処が見当らないため、心理的節目の115円ちょうどを試すことになりそうです。

なお、3月高値を更新するようならば、昨年末から今年始めにかけて上値を抑えた118.60円レベルの突破に向けて上値を伸ばす事も考えられます。

○下値目処について
足元で下値支持となっている6日線(113.538円)を明確に割り込むようならば、調整局面入りの可能性があります。その場合、日足の一目均衡表の転換線(112.963円)や20日線(112.038円)を試しつつ、200日線(111.490円)や75日線(111.336円)の今日独活を試しつつ、下値を模索する事も考えられます。

○上値目処
114.195円(現時点での、7/10高値)
114.362円(5/11高値)
114.529円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)
116.047円(16年12/30安値)
116.177円(16年12月高値118.661円-17年4月安値108.134円の76.4%戻し)
118.661円(16年12月高値)

○下値目処
113.538円(6日線)
112.960円(日足の一目均衡表の転換線)
112.872円(週足の一目均衡表の基準線)
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.196円(26週線)
112.038円(20日線)
111.781円(週足の一目均衡表の雲上限)
111.758円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.740円(13週線)
111.491円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
111.490円(200日線)
111.336円(75日線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.241円(週足の一目均衡表の雲下限)
110.235円(5/18安値)

7日のドル円相場ときょうのひとこと(7/10 月)

WS000754.JPG 

 
----------7/7ドル円相場概況---------------------
 
OP 113.155
HI 114.178
LO 113.105
CL 113.915
 
東京市場は 、日銀が指値オペで金利上昇を容認しない姿勢を示すと円売りで反応。朝方の安値113.105円から113.80円台まで上昇した。欧州市場は米雇用統計待ちで113.70円台中心の小競り合い。NY市場はマチマチの雇用統計にファーストアクションはドル売りとなり113.50円前後へ下落。ただ、FRBの政策正常化を妨げずの見方から長期金利が上昇に転じるとドルも反発して113.90円台へ。その後、米国株が堅調に始まると114円台に乗せて114.178円まで上値を伸ばした。ただ、午後に入ると利食い売りに押されて113.90円台で取引を終えた。
 
-----------7/7主な出来事----------------------------
 
10:10 日銀、5カ月ぶりに指し値オペを実施?長期金利の上昇抑制
 
15:00 (独) 5月鉱工業生産 (前月比) +1.2%
前回+0.8%→+0.7%
予想+0.2%  
 
17:30 (英) 5月鉱工業生産 (前月比) -0.1%
前回+0.2% 
予想+0.4%  
 
17:30 (英) 5月貿易収支 -118.63億GBP
前回-103.83億GBP→-105.95億GBP
予想-108.50億GBP  
 
21:30 (米) 6月非農業部門雇用者数 +22.2万人
前回+13.8万人→+15.2万人
予想+17.8万人  
6月失業率 4.4% 
前回4.3% 
予想4.3% 
6月平均時給 (前月比) +0.2%
前回+0.2%→+0.1%
予想+0.3% 
6月平均時給 (前年比) +2.5%
前回+2.5%→2.4%
予想+2.6%
 
21:30 (加) 6月就業者数 +4.53万人
前回+5.45万人
予想 +1.00万人  
 
21:30 (加) 6月失業率 6.5%
前回6.6% 
予想6.6% 
 
23:00 (加) 6月Ivey購買部景況指数 61.6 
前回53.8 
予想58.0 
 
------------7/7株式・債券・商品----------------------
WS000755.JPG

----------7/10きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    5月機械受注
08:50    5月国際収支(経常収支/貿易収支)
09:30頃  黒田日銀総裁、あいさつ
未定    日銀地域経済報告(さくらレポート)
 
<海外>
10:30    6月中国消費者物価指数
10:30    6月中国生産者物価指数
15:00    5月独貿易収支
15:00    5月独経常収支
23:00    6月米労働市場情勢指数(LMCI)
28:00    5月米消費者信用残高
 
--------7/10きょうのひとこと-------------------------
 
米6月雇用統計は、賃金の伸びが鈍かった点などを巡ってドルの値動きが不安定化する場面もありましたが、最終的には「FRBの金融政策正常化を妨げず」という評価に落ち着きました。日銀が指値オペを打った事もあって、日米金利差の拡大基調にも変化なしとの見方からドル高・円安が進みました。きょうは雇用統計明けで注目イベントも少なく、ややのんびりムードが漂っていますが、5月高値114.362円を超えると少しムードがピリッとしそうです。
 
今週もよろしくお願いいたします。
 
 
 

今夜の注目材料は?

東京市場のドル/円は、一時113.80円台まで上昇しました。日銀が指値オペと国債買い入れ増額を実施して緩和継続姿勢を示した事により、日米の金利差拡大が意識された模様です。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/7(金)
17:30☆5月英鉱工業生産
17:30  5月英貿易収支
21:30☆6月米雇用統計
21:30☆6月カナダ雇用統計
22:00☆6月メキシコ消費者物価指数
23:00  6月カナダIvey購買部景況指数
24:00  FRB半期金融政策報告書
--:--  G20首脳会議(-8日)
※☆は特に注目の材料

本日は多数の重要なイベントがありますが、その中で最も注目されるのは米6月雇用統計です。事前予想は失業率が4.3%、非農業部門雇用者数は+17.8万人、平均時給は前月比+0.3%、前年比+2.6%となっています。米国のインフレ見通しへの影響という点で、平均時給の伸びが焦点です。

その他、メキシコで6月消費者物価指数が発表されます。事前予想は前年比+6.34%と5月(+6.16%)から伸びが加速する見通しです。予想より強い結果となればメキシコ中銀の利上げ観測が浮上してメキシコペソが買われる事も考えられます。

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、先月108円台後半まで下押した後は堅調に推移すると、今月5日に113.683円まで上値を伸ばしました。ただ、その日の足形が十字線となったのを始め、翌日は前日高安の中で小動きとなるなど、様子見ムードが漂っています。上昇トレンド再開となるのか、目先は5日高値を更新できるかがポイントです。


USDJPY_170707.JPG
(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/7の10:29現在)

○上値目処について
7/5高値(113.683円)を超えると、ボリンジャーバンド+2シグマ(114.178円)が見えてきます。すぐ上に5/11高値(114.362円)もあり、突破は容易ではなさそうです。そうした中で越えられれば、次の目処として3/10高値(115.503円)が見えてくるでしょう。

○下値目処について
足元で下値支持となっている6日線(113.172円)を明確に割り込むようならば、調整局面入りの可能性があります。5日安値(112.823円)を更新すると、その見方が強まりそうです。その場合の下値目処として、20日線(111.804円)や200日線(111.423円)、75日線(111.283円)が位置する111円台が見えてくるものの、いずれの線の傾きが上向きであることから、下押しが弱いとこの水準での反発が予想されます。そうした中で割り込むようならば、1/3と3/10の高値を結ぶトレンドライン110.013円)に向けた一段安も考えられます。

○上値目処
113.683円(7/5高値)
114.178円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.362円(5/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)

○下値目処
113.172円(6日線)
112.831円(週足の一目均衡表の基準線)
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.571円(日足の一目均衡表の転換線)
112.183円(26週線)
111.804円(20日線)
111.762円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.575円(週足の一目均衡表の転換線)
111.283円(75日線)
111.266円(13週線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲下限)
111.235円(日足の一目均衡表の基準線)
111.423円(200日線)
110.896円(週足の一目均衡表の雲上限)
110.241円(週足の一目均衡表の雲下限)
110.235円(5/18安値)
110.013円(1/3と3/10の高値を結ぶトレンドライン

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/7 金)

WS000741.JPG
----------7/6ドル円相場概況---------------------
 
OP 113.253
HI 113.467
LO 112.889
CL 113.208
 
東京市場は 、日本株安が重しとなり上値が重い。それでも前日同様に112.889円で下げ渋ると、午後には113.20円台に持ち直すなど一定の底堅さも。欧州市場は独仏長期金利の上昇につれて米長期金利も上昇する中、113.467円まで値を上げた。NY市場は、ADPと新規失業保険が弱く113.00円まで小緩むも、ISMの好結果で113.30円台に持ち直すなど経済指標に一喜一憂。引けにかけては、株価が冴えない中で113.20円前後ですいした。
 
-----------7/6主な出来事----------------------------
 
10:30 (豪) 5月貿易収支 +24.71億AUD 
+5.55億AUD→+0.90億AUD
+10.00億AUD 
 
15:00 (独) 5月製造業受注 (前月比) +1.0%
前回-2.1%→-2.2%
予想 +1.9%  
 
16:15 (スイス) 6月消費者物価指数 (前年比) +0.2%
前回+0.5% 
予想+0.3%  
 
20:30 (米) 6月チャレンジャー人員削減予定数 (前年比) -19.3% 
前回+9.7% 
 
21:15 (米) 6月ADP全国雇用者数 +15.8万人 
前回+25.3万人→+23.0万人
予想+18.8万人 
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.8万件
前回24.4万件 
予想24.3万件
  
21:30 (米) 5月貿易収支 -465.0億USD 
前回-476.0億USD 
予想-463.0億USD 
 
21:30 (加) 5月建設許可件数 (前月比)  +8.9%
前回-0.2%→+0.5%
予想+1.0% 
 
21:30 (加) 5月貿易収支 -10.9億CAD
前回-3.7億CAD→-5.5億CAD
予想-5.0億CAD  
 
23:00 (米) 6月ISM非製造業景況指数 57.4
前回56.9 
予想56.5  
------------7/6株式・債券・商品----------------------
 
WS000748.JPG
 
---------7/7きょうの注目材料-------------------------
<国内>
08:50    6月外貨準備高
14:00    5月景気動向指数速報値
 
<海外>
08:30    フィッシャー米FRB副議長、講演
14:45    6月スイス失業率
15:00    5月独鉱工業生産
17:30    5月英鉱工業生産指数
17:30    5月英貿易収支
21:30    6月カナダ雇用統計
21:30    6月米雇用統計
23:00    6月カナダIvey購買部協会景気指数
24:00    FRB、半期金融政策報告書
-----  G20首脳会議(独ハンブルク、8日まで)
 
--------7/7きょうのひとこと-------------------------
 
きょうは、米雇用統計がメインイベントですが、日銀の動きに注目です・・・と思ったら、市場はもうオペ増額期待で円売りに動いているようです。先進国の中銀がこぞってタカ派化する(したように見える)中、日銀だけは頑なに緩和を維持するというのが、このところの円安シナリオのベースなので、0.1%越えに上昇した10年債利回りに日銀がどのような対応を取るか注目です。定例オペの10時10分や14時の前後は、為替市場でも変動に要注意の時間となりそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 

カナダドル/円、連騰は7でストップ

カナダ/円は先月中旬以降、加中銀(BOC)要人から利上げに前向きな発言が相次いだ事を受けて堅調に推移。先月末以降NY原油先物が反発基調を強めた事もあり、今月5日に約5カ月ぶり高値となる87.70円台まで上値を伸ばしました。

CADJPY_170706.JPG
(上記カナダ/円日足の外貨ネクストネオのチャートは7/6の16:19現在)

しかし、昨日はNY原油先物が2ドル近く下落して終わり、連騰がストップ。カナダ/円の連騰は7でストップしており、短期的には調整が入る可能性が出てきました。足元で下値支持となっていた6日移動平均線(執筆時87.067円)を割って終えるようならば、先月7日安値(80.861円)?今月5日高値(87.748円)の上げ幅1/2押し(84.305円)まで下値余地が拡大するでしょう。

今夜の注目材料は?7/6

 東京市場のドル/円は、113円ちょうどを挟んでの往来となり、方向感が定まりませんでした。欧米市場の動きに期待したいところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。

 
7/6(木)
16:15  スイス6月消費者物価指数
16:45  ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
19:00  プラートECB理事、講演
20:30  米6月チャレンジャー人員削減数
20:30  ECB理事会議事要旨(6月8日分)
21:15☆米6月ADP全国雇用者数
21:30  カナダ5月住宅建設許可件数
21:30  カナダ5月貿易収支
21:30☆米5月貿易収支
21:30☆米新規失業保険申請件数
23:00☆米6月ISM非製造業景況指数
23:00 パウエル米FRB理事、講演
24:00☆米EIA週間原油在庫統計
25:00  バイトマン独連銀総裁、ノボトニー・オーストリア中銀総裁、議論
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜は米重要統計の発表が続きます。中でも、6月ADP全国雇用者数と新規失業保険申請件数および6月ISM非製造業景況指数は明日の6月雇用統計の前哨戦として注目されます。それぞれ、良好ならドル高、悪化ならドル安という是々非々の反応を示す事でしょう。そのほか、EIA週間原油在庫統計で原油価格が変動すれば、米長期金利を経てドル/円にも影響が出る可能性があります。

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は、先月末に1.14ドル台に乗せるも、15年8月と16年5月の高値を結ぶレジスタンスライン1.14521ドル)付近で失速。足元で1.13ドル台で推移しています。前述のラインを突破できれば、2年以上続いた安値もみ合いから脱却する可能性が浮上するため、今後の行方を読む上で攻防に注目です。

EURUSD_170706.JPG
(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは7/6の11:37現在)

○上値目処
冒頭で触れましたが、15年8月と16年5月の高値を結ぶレジスタンスライン1.14521ドル)が引き続き焦点です。もし超えてゆけるようならば、2年以上続いたもみ合いを上抜ける可能性があります。その場合、16年5月高値(1.16160ドル)や15年8月高値(1.17127ドル)が否応なく意識されると見ます。なお、16年5月高値まで主だった目処が見当らないため、1.15ドルちょうど等の心理的節目を手がかりに上値を試す事となりそうです。

○下値目処
足元でしたね支持となっている日足の一目均衡表の転換線(1.13085ドル)を割ると、20日線(1.12561ドル)が次の目処として挙げられます。この水準でも下げ止まらないようならば、5/30安値(1.11099ドル)や、75日線(1.10110ドル)を順に試す事も考えられます。

○上値目処
1.13758ドル(6日線)
1.14273ドル(16年6月高値)
1.14452ドル(6/29高値)
1.14521ドル(15年8月と16年5月の高値を結ぶレジスタンスライン
1.14601ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.16160ドル(16年5月高値)
1.17127ドル(15年8月高値)
1.19511ドル(月足の一目均衡表の雲下限)

○下値目処
1.13085ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.12820ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.12561ドル(20日線)
1.11421ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.11213ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.11099ドル(5/30安値)
1.10903ドル(13週線)
1.10521ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.10259ドル(月足の一目均衡表の基準線)
1.10110ドル(75日線)

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/6 木)

WS000741.JPG 

 
----------7/5ドル円相場概況---------------------
 
OP 113.245
HI 113.683
LO 112.823
CL 113.253
 
東京市場は 、前日の北朝鮮のミサイル発射を巡る米朝の応酬に円買いで反応。6回目の核実験間近の報道もあって112.823円まで下落した。ただ、それ以上の不安は広がらず、午後に入り警戒感が緩むと113.30円前後まで持ち直した。欧州市場では独仏国債利回りの上昇が円売りを誘い、ユーロ円の上昇にも引っ張られて113.50円台へ。その後、クーレ発言を受けてユーロ円は反落したが、今度はドル買い主導で113.683円まで上値を伸ばした。NY市場では、米5月製造業受注が弱く、原油の下げも重なり、ダウが反落する中、113.00円台まで急反落。FOMC議事録でB/S縮小開始時期で見解が割れている事がわかると112.958円まで売られたが、インフレ鈍化は「特殊要因」との見方が多かったため113.50円台に反発するなど荒い反応。その後は113.20円前後で落ち着き取引を終えた。
 
-----------7/5主な出来事----------------------------
 
金正恩朝鮮労働党委員長
・実験の成功は核爆弾や水爆、ICBMを含む北朝鮮の戦略的能力の確立を示す
・米政府が北朝鮮に対する敵視政策をやめない限り、これら兵器の廃棄交渉に応じるつもりない
 
ティラーソン米国務長官
・北朝鮮によるICBM発射は同国による核の脅威の新たな高まり示す
・世界的な行動が必要
 
17:30 (英) 6月サービス業PMI 53.4
前回53.8 
予想53.5  
 
18:00 (ユーロ圏) 5月小売売上高 (前月比) +0.4%
前回+0.1% 
予想+0.4% 
 
18:15 クーレECB理事
・メンバーは政策の変更を議論していない
 
23:00 (米) 5月製造業受注指数 (前月比) -0.8%
前回-0.2%→-0.3%
予想-0.5%  
 
27:00 米FOMC議事要旨
・バランスシート縮小の開始時期で意見が分かれる
・多くのメンバーは段階的な利上げを支持
・メンバーは利上げにもかかわらず金融市場の状況は良好と認識
・軟調な物価は特殊要因が原因と大半の当局者が判断
・幾人かの当局者、インフレが鈍化した可能性を懸念
・数人のメンバーは株価が標準的な基準で高いと判断
 
------------7/5株式・債券・商品----------------------
 
WS000746.JPG
 
---------7/6きょうの注目材料-------------------------
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
 
<海外>
10:30    豪5月貿易収支
14:50    ビルロワ・フランス中銀総裁、講演
15:00    独5月製造業新規受注
16:15    スイス6月消費者物価指数
16:45    ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
19:00    プラートECB理事、講演
20:30    米6月チャレンジャー人員削減数
20:30    ECB理事会議事要旨(6月8日分)
21:15    米6月ADP雇用報告
21:30    カナダ5月住宅建設許可件数
21:30    カナダ5月カナダ貿易収支
21:30    米5月貿易収支
21:30    米新規失業保険申請件数
23:00    米6月ISM非製造業指数
23:00    パウエル米FRB理事、講演
24:00    EIA週間在庫統計
25:00    バイトマン独連銀総裁、ノボトニー・オーストリア中銀総裁、ユーロの将来について議論
 
--------7/6きょうのひとこと-------------------------
 
FOMC議事録は、WSJが報じた「B/S縮小9月開始」の可能性を感じる内容ではありませんでした。とはいえ、インフレ鈍化はあくまでも「特殊要因(ケータイ料金など)」との見方が示されたほか、株価の割高を指摘するなど、どちらかといえばタカ派的な内容だったと思われます。まあ、FOMCそのものがタカ派的だったので議事録がタカ派的なのは当たり前と言えば当たり前です。市場の反応もそんな様子だったかと思います。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 

☆まんがマンスリビューをお届けします!

17070502.png
毎月の相場展望をお届けする「外為マンスリービュー」を元にカンタン解説!
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「外為マンスリービュー」はひと目でわかる注目のデータ一覧や個人投資家の売買比率なども掲載しています♪

・北米編(ドル/円・カナダ/円)
・欧州編(ユーロ/円・ユーロ/ドル・ポンド/円・ポンド/ドル)
・南半球編(豪ドル/円・NZドル/円・南アランド/円)

と各種取り揃えていますよ(^^)

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、北朝鮮情勢への警戒感から一時112.80円台まで下押すも、その後は日経平均がプラス圏を回復する中で113.30円付近まで戻しています。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/5(水)
17:00  6月ユーロ圏サービス業PMI改定値
17:30  6月英サービス業PMI
18:00  5月ユーロ圏小売売上高
23:00  5月米製造業新規受注指数
27:00☆米FOMC議事録(6月13・14日分)

7/6(木)
10:30☆5月豪貿易収支
※☆は特に注目の材料


本日は、先月13-14日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表されます。この時の金利見通しで年内もう一回の利上げを示唆したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長はバランスシート縮小について「比較的早期」に始める可能性があると発言しています。議事録でこれらについての手がかりが示されるか注目です。

その他引き続き、北朝鮮情勢についての関連報道には注意が必要と見ます。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/5 水)

WS000735.JPG
 
----------7/4ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.202
HI 113.469
LO 112.731
CL 113.283
 
東京市場のドル円は 、北朝鮮に振り回された。まず、日本海に向けてミサイルを発射すると113.40円前後から113.10円台へ小幅に下落。その後、このミサイルが「有効射程距離の長い」大陸間弾道ミサイル(ICBM)であった事が発表されると113円台を割り込み112.731円まで続落した。ただ、欧州市場に入るとほどなく113.20円台に値を戻すなど、北朝鮮問題はいったん終息。独立記念日のNY市場は株・債券取引がないとあって閑散ムードが広がる中、113.10-20円台の小幅なレンジでもみ合った。
 
-----------7/4主な出来事----------------------------
 
9:57 北朝鮮がミサイルを発射
 
10:30 (豪) 5月小売売上高 (前月比) +0.6%
前回+1.0% 
予想+0.2%  
 
13:30 (豪) RBA政策金利を 1.50%に据え置き
・雇用の伸びはここ数カ月強まっている
・さまざまな先行指標、将来の雇用の伸びを示唆
・豪ドルの上昇、経済の調整を複雑に
・政策金利据え置きは持続的な経済成長と合致
・インフレ率は徐々に上昇の見通し
・住宅価格は一部市場で急速に上昇
・住宅市場が沈静化しつつある兆候
 
15:30 本日発射したのは大陸間弾道ミサイル(ICBM)であり発射は成功-北朝鮮
 
17:30 (英) 6月建設業PMI 54.8 
前回56.0 
予想55.0 
 
18:00 (ユーロ圏) 5月生産者物価指数 (前年比) +3.3%
前回+4.3% 
予想+3.5%  
 
------------7/4株式・債券・商品----------------------
 
WS000736.JPG

------------7/5きょうの注目材料-------------------------
<国内>
なし
 
<海外>
10:45    中国6月財新サービス業PMI
16:50    仏6月サービス業PMI改定値
16:55    独6月サービス業PMI改定値
17:00    ユーロ圏6月サービス業PMI改定値
17:30    英6月サービス業PMI
18:00    ユーロ圏5月ユーロ圏小売売上高
23:00    5月製造業新規受注
27:00    米FOMC議事録(6月13?14日分)
 
 
--------7/5きょうのひとこと-------------------------
 
ひとまず消化したかに見えた北朝鮮問題が、今朝方の報道で蒸し返されています。北の「独立記念日のICBM発射に米国は不満に違いない」に対して、米側は「米国と同盟国を防衛する用意、北朝鮮の脅威に対してあらゆる能力を使う」と応酬。この問題がドル円相場の骨太トレンドに影響するとは思えませんが、投資家が目先的に円売りを躊躇う要因にはなりそうです。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 

豪ドル/円、期待から失望に

先月以降米国のみならず、ユーロ圏や英国、カナダの中央銀行がタカ派色を帯びる中、豪準備銀行(RBA)についてもタカ派化観測が浮上。しかし、本日のRBA理事会声明は前月と変わらない内容であったため、豪ドル/円は発表前の水準から1円超下落して一時85.80円台まで値を下げました。また、足元で主要国の株高により「リスク・オン」の流れとなっていたが、本日朝に行った北朝鮮のミサイル実験について、北朝鮮が「大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実験は成功」「世界のどこにでも到達できるミサイル技術を獲得」などと声明を発表しており、東アジアを中心として地政学的リスクが高まっている事も、重石となりました。

AIDJPY_170704.JPG
(上記豪ドル/円日足の外貨ネクストネオのチャートは7/4の16:57現在)

これら複数の材料により、約1カ月続いた豪ドル/円の上昇トレンドが終了する可能性があります。現時点での本日安値を更新するようならば、先月6日安値(81.790円)と22日安値(83.721円)を結ぶサポートライン(本日は85.008円。約16.1銭/日のスピードで上昇)に向けた一段安も考えられます。

今夜の注目材料は?7/4

 東京市場のドル/円は、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射した上に、午後に国営放送を通じて「特別重大報道」を行うと発表した事から警戒感が広がり、113円台を割り込みました。「特別重大報道」の内容が気になるところですが、まずは欧米市場の注目イベントを確認しておきましょう。

 
7/4(火)
17:30   6月英建設業PMI
18:00   5月ユーロ圏生産者物価指数
21:30   プラートECB理事、講演
25:30   ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
※☆は特に注目の材料
 
本日7月4日は米国の独立記念日です。NYタイムは経済指標などの発表もなく、株や債券市場も休場となります。為替取引は行われるものの、参加者はごく少数で閑散ムードの公算が大です。北朝鮮の重大発表を無難に通過すれば、ドル/円は元の113円台に値を戻して推移する可能性が高まるでしょう。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/4 火)

 WS000726.JPG

----------7/3ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.202
HI 113.469
LO 112.196
CL 111.393
 
東京市場は 、都議選の自民惨敗を受けて下窓スタート。ただ、日銀短観が好内容だった事もあって日本株が底堅く推移したため下値は限られ、午後には112.60円台まで反発した。欧州市場は株高と長期金利の上昇に支えられて113円台へと続伸。NY市場ではISM製造業指数の好結果を受けて113.20円台へ。さらに、原油高・株高・長期金利上昇の流れで113.40円台へと上値を伸ばした。翌日の独立記念日に備えて株債券市場は午後休場となったが、そうした中でも113.469円の高値を付けるなど買い意欲が衰える事はなかった。
 
-----------7/3主な出来事----------------------------
 
08:50 (日) 日銀短観大企業製造業業況判断DI 17
前回12 
予想15  
 
08:50 (日) 日銀短観大企業非製造業業況判断DI 23
前回20 
予想23 
 
10:30 (豪) 5月住宅建設許可 (前月比) -5.6%
前回+4.4%→+4.8%
予想-1.3% 
 
10:45 (中国) 6月財新/製造業PMI 50.4
前回49.6 
予想49.8  
 
17:30 (英) 6月製造業PMI 54.3
前回56.7→56.3
予想56.3  
 
18:00 (ユーロ圏) 5月失業率 9.3%
前回9.3% 
予想9.3%  
 
23:00 (米) 6月ISM製造業景況指数 57.8
前回54.9 
予想55.3 
 
23:00 (米) 5月建設支出 (前月比)  0.0%
前回-1.4%→-0.7%
予想+0.3% 
 
------------7/3株式・債券・商品----------------------
 
WS000731.JPG
 
  ---------7/4きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    6月マネタリーベース
 
<海外>米国休場(独立記念日)
10:30    5月豪小売売上高
13:30    RBA政策金利発表
16:30    スウェーデン中銀、政策金利発表
17:30    6月英建設業PMI
18:00    5月ユーロ圏生産者物価指数
21:30    プラートECB専務理事、講演
25:30    ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
 
--------7/4きょうのひとこと-------------------------
 
ここまでのドル/円の上昇は、ユーロ/円の力に頼ったいわば「他力本願」型の上昇でしたが、昨日は米6月ISM製造業景況指数が2年10カ月ぶりの高水準を記録した事で株高・金利高に振れる中、113.40円台まで「自力」で上昇しています。このドル高復活の流れを見極めるうえでも、週末の米6月雇用統計が重要度を増しそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 

☆6月の通貨強弱ランキングが出ました!

17070301.jpg
6月の騰落率から算出した「通貨強弱ランキング」が出ました♪
今回最も買われたのは「カナダドル」、一方、最も売られたのは「ブラジルレアル」でした。
 
まず目を引くのはNZドル。首位はカナダドルに明け渡したものの、依然2位とトップレベルを保っています。豪ドルも15位→3位と躍進してオセアニア通貨の強さを見せつけましたね。
 
反対に弱さが際立ったのがブラジルレアル。なんと5月に引き続き最下位となってしまいました。
日本円も15位と弱さが目立って、「円キャリートレード」復活が囁かれた6月相場のムードを裏付ける格好になりましたよ。
 
NZドルの強さはどこまで腰が入ったものなのか、はたまた日本円の弱さは本物なのか、7月の通貨強弱ランキングも要注目ですよ!

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、前日の東京都議会選による影響は限定的となり、日経平均が小じっかりとなる中で112.60円台までやや値を上げました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

7/3(月)
17:00  6月ユーロ圏製造業PMI・改定値
17:30☆6月英製造業PMI
17:30  ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
18:00  5月ユーロ圏失業率
23:00☆6月米ISM製造業景気指数
23:00  5月米建設支出

7/4(火)
10:30  5月豪小売売上高
※☆は特に注目の材料


本日は米国で6月ISM製造業景気指数が発表されます。事前予想は55.2と前月(54.9)を上回ると見られています。予想より良好な結果となればドル買いを後押ししそうです。

ただ、米国は明日の独立記念日を前に株式や債券市場が短縮取引となっています。ロンドンフィキシング(日本時間24時)通過後は手控えムードが徐々に広がる事も考えられます。
 

6/30に発表されたIMMポジション

以下、ポイントです。

・円
61350枚ショートと、前週比11391枚増。内訳(図3)を見ると、ショートが約1万枚増加している。先月26日に約1カ月ぶりに112円に迫るなど円安気味に推移した事から、投機筋の間で円先安感が優勢であったように見える

・ユーロ
58695枚ロングと、前週比13843枚増。27日のドラギECB総裁のタカ派的発言がロング増を後押しした模様

・カナダドル
49495枚ショートと、前週比33386枚の大幅減。加中銀(BOC)要人から利上げに前向きな発言が相次いで伝わった事などから、ショートポジションを手仕舞う動きが強まった様子である


図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
WSD001282.jpg
図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)

通貨枚数前週比
61350枚ショート11391枚増
ユーロ58695枚ロング13843枚増
ポンド39133枚ショート1529枚増
スイスフラン4669枚ショート1687枚増
カナダドル49495枚ショート33386枚減
豪ドル19749枚ロング4716枚増
メキシコペソ19749枚ロング29236枚減
ニュージーランドドル25233枚ロング3778枚増

図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
 17/06/3017/06/23
Long38,25439,498
Short99,60489,457
Net-61,350-49,959

 

30日のドル円相場ときょうのひとこと(7/3 月)

WS000720.JPG 

----------6/30ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.134
HI 112.598
LO 111.726
CL 112.417
 
東京市場は 、日経平均が一時2万円を割り込むなど軟調に推移する中で上値が重く、一時111.726円まで弱含んだ。もっとも112円を割り込むと押し目買いが入るなど下値も堅かった。欧州市場では決め手を欠き112円ちょうどを挟んでもみ合った。NY市場では個人消費支出物価指数が下ブレしなかった事やシカゴPMIが上ブレした事を受けて米長期金利が上昇する中、一時112.598円まで上値を伸ばした。
 
-----------6/30主な出来事----------------------------
 
07:45 (NZ) 5月住宅建設許可 (前月比)+7.0%
前回 -7.6%→-7.4%
 
08:30 (日) 5月全国消費者物価指数 (生鮮食品除く:前年比)  +0.4%
前回+0.3%
予想+0.4% 
 
08:30 (日) 5月失業率 3.1%
前回2.8% 
予想2.8%  
 
08:50 (日) 5月鉱工業生産・速報 (前月比) -3.3%
前回+4.0% 
予想-3.0% 
 
10:00 (中国) 6月製造業PMI  51.7
前回51.2 
予想51.0 
 
15:00 (独) 5月小売売上高指数 (前月比) +0.5% 
前回-0.2% 
予想+0.3%
 
15:45 (仏) 6月消費者物価指数 (前年比) +0.7%
前回+0.8% 
予想+0.7%  
 
16:55 (独) 6月失業者数 +0.7万人
前回-0.9万人→-0.7万人
予想-1.0万人  
(独) 6月失業率 5.7% 
前回5.7%
予想5.7%
 
17:30 (英) 1-3月期経常収支 -169億GBP 
前回-121億GBP 
予想-169億GBP 
 
17:30 (英) 1-3月期GDP・確報 (前期比) +0.2% 
前回+0.2% 
予想+0.2% 
 
18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比) +1.3%
前回+1.4% 
予想+1.2%
  
21:00 (南ア) 5月貿易収支 +95億ZAR 
前回+51億ZAR→+50億ZAR
予想+93億ZAR 
 
21:30 (加) 4月GDP (前月比) +0.2%
前回+0.5% 
予想+0.2% 
 
21:30 (米) 5月個人所得 (前月比) +0.4%
前回+0.4%→+0.3%
予想+0.3%  
 
21:30 (米) 5月個人消費支出 (前月比) +0.1% 
前回+0.4% 
予想+0.1% 
 
21:30 (米) 5月コアPCEデフレーター (前年比) +1.4% 
前回+1.5% 
予想+1.4%
 
22:45 (米) 6月シカゴ購買部協会景気指数 65.7
前回59.4 
予想58.0  
 
23:00 (米) 6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報 95.1
前回94.5 
予想94.5  
 
------------6/30株式・債券・商品----------------------
 
WS000721.JPG
  
---------7/3きょうの注目材料-------------------------
<国内>
08:50    日銀・企業短期経済観測調査
 
<海外>
10:30    5月豪住宅建設許可件数
10:45    6月財新/中国PMI
16:15    5月スイス小売売上高
16:30    6月スイスSVME購買部協会景気指数
16:50    6月仏製造業PMI改定値
16:55    6月独製造業PMI改定値
17:00    6月ユーロ圏製造業PMI改定値
17:30    6月英製造業PMI
17:30    ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
18:00    5月ユーロ圏失業率
23:00    6月米ISM製造業景気指数
23:00    5月米建設支出
 
--------7/3きょうのひとこと-------------------------
 
昨日行われた都議選は自民党が惨敗。安倍首相の求心力低下はアベノミクスの推進力低下という連想で株安・円高要因になり得ます。一方、さきほど発表された日銀短観は大企業製造業DIが17と予想(15)以上に上昇したほか、大企業設備投資が前年比+8.0%もの高い伸びを示した事は株高・円安材料になる見込みです。都議選と短観で「差し引きチャラ」となり、日本の材料は早くも消化済みといったところでしょう。市場の関心は、米6月ISM製造業景況指数や欧米国債利回りなどに向かう事になりそうです。
 
 
今月もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 

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