昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/20木)
米長期債買い入れ消却の増額で金利低下・ドル安 ただし、あくまでも「対症療法」
——-8/19ドル円相場——-
米債バイバック倍増で158.041までドル売り
OP:159.601 HI:159.641 LO:158.041 CL:158.151

——-8/19主な出来事——-
10:30 オーストラリア4-6月期賃金指数(前年比) +3.2%
前回+3.3%(+3.2%)
予想+3.2%
12:32 ハウザーRBA副総裁
「インフレ率が高すぎる」
「インフレ率が低下しなければ、追加利上げが必要になるだろう」
15:00 イギリス7月消費者物価指数(前年比) +2.9%
前回+2.6%
予想+2.9%
15:00 イギリス7月消費者物価指数・コア(前年比) +2.6%
前回+2.6%
予想+2.5%
21:30 米財務省
「9月9日より、長期債の買い戻しオペ(バイバック)の規模を、少なくとも2倍の40億ドルに引き上げる」
27:00 FOMC議事録
「当局者はインフレリスクが上振れ方向に偏っていると判断」
「AI投資が物価により広範な影響を及ぼすとみる参加者が複数いた」
「インフレが低下しない場合、利上げが必要になるとの意見が多くあった」
——-8/19株式・債券・商品——-
日経平均: 65326.42 ▼2,134.31
豪ASX: 9053.774 ▼16.261
上海総合: 3894.422 ▼95.882
英FT: 10743.35 △15.31
独DAX: 26091.33 ▼37.03
NYダウ: 53463.05 △119.65
日10年債: 2.902 ▼0.058
豪10年債: 5.0570 ▼0.0405
英10年債: 5.044 ▼0.036
独10年債: 3.262 △0.003
米2年債: 4.1623 ▼0.0086
米10年債: 4.6466 ▼0.0575
NY原油: 85.83 △0.89
NY金: 4545.30 △124.70
——-8/20注目材料ときょうのひとこと——-
<国内>
08:50 7月貿易収支(通関ベース)
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
10:30 7月豪雇失業率
10:30 7月豪新規雇用者数
15:00 7月独生産者物価指数
16:30 スウェーデン中銀、政策金利
17:30 7月香港消費者物価指数
18:00 6月ユーロ圏建設支出
21:30 8月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 7月米景気先行指数
24:10 ムサレム米セントルイス連銀総裁、講演
28:30 スレイペン・オランダ中銀総裁、講演
米財務省は、つい2週間前に9月9日から11月4日までの国債買い入れ消却(バイバック)計画を公表したばかりでしたが、昨日これを少なくとも2倍に拡大すると発表しました。バイバックは、取引量が減少した古い米国債を買い入れることで国債市場全体の流動性を支えるのが本来の目的ですが、今回の増額は市場の不安のタネだった超長期金利の上昇を抑える狙いがあると見られます。もっとも、バイバックはあくまでも「対症療法」であり、これまで米債利回りを押し上げてきたイラン戦争に伴うエネルギー価格の上昇や財政拡張をめぐる不透明感などの改善につながる「原因療法」ではありません。その意味では、為替介入と同様に時間稼ぎの措置に過ぎないとも言えそうです。
本日もよろしくお願いします。
