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ドル/円、米雇用統計に注目が集まる - 外為リアルタイムレビュー

ドル/円、米雇用統計に注目が集まる

本日の米8月雇用統計を前に、ドル/円は早くも様子見ムードが漂っています。今回の事前予想では失業率が9.6%と前回より0.1%悪化しているのを始め、非農業部門雇用者数は10.5万人減、民間部門雇用者数が4.0万人増となっており、先月に続きやや弱めの予想となっています。今回の雇用統計はドル安観測が根強い中で発表を迎えることになりそうです。

今回、もし市場の予想通り雇用状況の悪化が伝えられた場合、ドル/円はテクニカル的には83.58円(8月24日安値)割れを再び試すことが予想されます。ちなみにすぐ近くには83.50円(1995年6月安値)が位置しており、容易には突破できない状況が続いてます。しかしここを割ると1995年5月以来の安値水準となり、市場では下値を試す機運が高まると見られ、82.80円前後(9月3日時点での2009年1月21日安値87.10円と11月27日安値84.79を結んだ線)や81.85円(1995年5月安値)といったところが目標値として浮上しそうです。

なおドル/円が年初来安値を更新して下値模索の動きが続く場合、政府からの円高けん制発言や、為替介入が出る可能性も予想されるものの、特に後者の可能性は極めて低いと見られます。

一方で事前予想を上回る場合、ドル/円は反発が見込まれます。しかし小幅な改善に留まる場合、上値が重い状況を考慮すると、ドル/円は85.91円(8月30日高値)を始め、既に85円後半が抵抗となっていることから、突破は容易ではなさそうです。

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