サイト内検索:

外為リアルタイムレビュー: 2010年8月31日バックナンバー

2010年8月31日バックナンバー

外為平衡操作の実施状況、当然ですが今回もゼロ円・・・

さきほど、財務省ホームページにおいて、『外国為替平衡操作の実施状況(2010年7月29日から8月27日』が公表されました。

いわゆる為替介入の実施金額ですが、当然今回もゼロ円でした。

次回公表の来月分ではこの数字がゼロ以外になるのかどうかが注目され始めています。

今後発表される米国の経済指標の結果が鍵を握るとみられます。

ご質問、ご感想などはこちらから

カナダ/円 GDPはプラス成長を保てるか

カナダでは7月の利上げ以降、経済指標に好悪入り混じり、これまで順調だった景気回復ペースの鈍化が懸念されています。そうした中、今夜21時30分に同国の6月および第2四半期国内総生産(GDP)が発表される予定です。

今回の6月GDPについては、市場では前月比+0.2%、第2四半期の分については年率換算で+2.5%と予想されています。第1四半期のGDPが+6.1%だったことを考えるとすでに大幅な成長減速予想です。これを下回る結果が出れば、来週9月8日に行われるカナダ中銀の金融政策委員会において、政策金利が据え置かれるとの見方が強まる可能性があります(現時点では0.75%から1.00%へ利上げ予想が大勢)。

そうなれば、カナダドルには売り要因となり、カナダ/円は下押す公算が大きいです。カナダ/円が下落した場合、24日に付けた安値78.40円が攻防の要になるとみられます。ここを割り込んでしまうと、下落基調に拍車が掛かることもあり得えるでしょう。

ただ、クロス円は主要国株価との連動性が高く、カナダのGDPの結果にも関わらず主要国の株価が上値を伸ばす展開になってクロス円が上昇すれば、カナダ/円は指標の結果を問わず上昇することも考えられます。GDPの結果と主要国株価の2本の柱を今夜の取引の軸として、注視していきたいところですね。

ご質問、ご感想などはこちらから

【外為番付・9月場所編成会議】アップしました

当社HP内映像コンテンツ「外為番付」では、8月場所の振り返りと
9月場所の見どころなどをお伝えする「9月場所番付編成会議」をお送りしています。

9月も米雇用統計をはじめ、注目の経済イベントが目白押しです。
ご興味ある方はコチラからご覧になってみてください。

※HP内の番付表は8月のものとなっています。9月の新番付は明日更新いたします。

ご質問、ご感想などはこちらから

FOMC議事録=国債買い入れには反対意見も

本日(日本時間1日03:00)、8月10日のFOMC議事録が公開されます。
モーゲージ担保証券(MBS)の満期資金を国債に再投資する事を決めた
会合の議事録ですが、この決定には反対意見があったことも伝えられており、
興味深い内容の議事録となりそうです。再投資を決めたくらいですから、
経済見通しについてはやや悲観的な内容の議論があったと予想される一方で、
この再投資をめぐっては幹部17人のうち7人が異を唱えたとの報道もあり、
議論の内容によっては、今後、米経済状況が悪化した場合の
追加緩和に対する見方も変わってくる可能性があります。
つまり、バーナンキ議長は必要ならば追加緩和も辞さない姿勢を示しましたが、
FRB内に追加緩和に反対するメンバーが多いとなれば、
迅速な対応は難しくなる可能性があると言えそうです。

ご質問、ご感想などはこちらから

夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/31/18:00)

WS002648.JPG


提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は一時の下げでだいぶ買いも消化されました。ただ、84.00円界隈の買いは健在です。
ユーロ/円も一時の買いでだいぶ買い注文が消化されています。ただ、ここにきて106.80円に大量の売りストップが並んでいます。

ご質問、ご感想などはこちらから

夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/31/18:00)

AX000502.JPG
 
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は74.60円の買いが目立つ以外、売り・買いともに板は薄めです。ポンド/円も板が薄い中、129.40円と、128.60円から129.00円にかけて、買い注文が散見しています。

ご質問、ご感想などはこちらから

ユーロ圏経済指標:予想通り→為替は無反応

18時に発表されたユーロ圏経済指標の結果は以下の通りです。

【8月消費者物価指数・速報(前年比)】
前月:+1.7% 予想:+1.6% 結果:+1.6%

【7月失業率】
前月:10.0% 予想:10.0% 結果:10.0%


見事に市場予想通りのためか、これを受けてユーロが特に反応した様子は見受けられません。
 

ご質問、ご感想などはこちらから

独雇用:予想ほど良くない⇒ユーロ買い一服

16時55分に発表された独8月雇用統計の結果は以下の通りです。

【失業率(季節調整済)】
前月:7.6% 予想:7.6% 結果:7.6%

【失業者数】
前月:2万人減 予想:2万人減 結果:1万7000人減(前月分を2万1000人減に修正)

失業者数の改善が市場予想よりも鈍い結果になりました。
夕方、東京市場中のユーロ安に対するショートカバーなどにより、発表前はユーロ買いが進んでいましたが、発表後はその流れが一旦ストップしています。
相場をユーロ売りに転換させるほどの材料にはならなかったようですが、一応ユーロ買いを控える要因にはなったようです。

ご質問、ご感想などはこちらから

今夜から明朝の注目材料

東京市場の円相場は、日経平均の大幅安を受けて円高が進行しました。特にユーロ/円は107円を割り込んで106円前半まで一時下落しているほか、祝日明けのポンド/円は夕方の欧州勢の参加とともに、一段のポンド安・円高が進みました。この円高傾向は今夜このまま続くのか。手掛かり材料を確認していきましょう。

8/31(火)
16:55☆(独) 8月雇用統計
17:30  (英) 7月消費者信用残高
18:00☆(ユーロ圏) 8月消費者物価指数・速報
18:00☆(ユーロ圏) 7月失業率
21:00  (南ア) 7月貿易収支
21:30☆(加) 6月GDP 
21:30☆(加) 第2四半期GDP
22:00☆(米) 6月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
22:45☆(米) 8月シカゴ購買部協会景気指数
23:00☆(米) 8月消費者信頼感指数
27:00☆(米) FOMC議事録(8月10日分)

9/1(水)
10:30☆(豪) 第2四半期GDP
※☆は特に注目の材料


今日は手掛かり材料多めです。米国については22時から23時にかけての経済指標ラッシュが注目されます。S&P/ケース・シラー住宅価格指数は6月分と少し古い結果の発表になりますが、手掛かり材料にされやすいため、注目しておきたいところです。


♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから

ご質問、ご感想などはこちらから

為替介入時は日銀には非不胎化を=池田副大臣

先ほど、池田財務副大臣からのコメントが伝わってきました。

・為替介入をした場合、日銀には非不胎化をしっかりやってもらいたい
・急激な為替変動には断固たる措置を取る
・現在の円高は日本経済にマイナスであり対処が必要
・議員としての考えでは、インフレターゲットを導入するべき
・断固たる措置は与えられた機能であり、選択肢としては排除しない

=====
この中で、非不胎化についての言及が出たきた点が目に入りました。これはドル買い・円売りの介入をした場合、通常であれば売った円を回収するのですが、この場合は売った円を銀行に預けたままにするため、銀行には円が多くなり、金融緩和の効果が期待できます。そのほかインフレターゲット導入や、現在の円高を懸念する発言が出ています。

ドル/円はこの円高けん制発言を受けて反発しており、15:40過ぎにつけた84.05円から16:05時点では一時84.27円前後まで上昇する場面が見られました。

ご質問、ご感想などはこちらから

日経平均325円安、豪ドル円は75円割れ・・・

31日の日経平均株価終値は325.20円安の8824.06円。
25日に付けた年初来安値である8807.41円まであとわずかのところで取引を終えました。

リスク回避の円買いが優勢となっており、豪ドル円は27日以来の74円台まで下落。
一時74.89円の安値を付けています。

クロス円の下落につれてドル円も一段安となっており、84.13円まで値を下げています。

この後の欧州勢の動き(株価も含む)が注目されます。

ご質問、ご感想などはこちらから

アングロ・アイリッシュ銀行、清算も選択肢に=アイルランド政府

さきほど、本日のユーロ売りの背景について解説しましたが、その後、新たなニュースがありました。

アイルランド政府は30日、経営が悪化して国有化されたアングロ・アイリッシュ銀行を段階的に清算する可能性もある、との考えを示唆しました。  

アングロ・アイリッシュ銀行を存続させるコストによって、アイルランドの財政赤字を押し上げ、昨年の財政赤字は欧州連合(EU)域内で最高を記録しました。

アングロ・アイリッシュの秩序ある清算が最もコスト効率の高い選択肢として実行されたとしても、過去の財政赤字の急速な解消につながるわけでもないので、これでユーロが買われるとも思えないところです。

 

ご質問、ご感想などはこちらから

豪州では早くも利上げ観測が浮上

本日の豪7月小売売上高が市場予想を上回る伸びとなったことを受け、早くも一部では豪準備銀行(RBA)の利上げ観測が浮上しています(経済指標の発表結果はこちら)。

利上げの時期について、早ければ次回(9/7)、遅くても年内、との意見が見られました。今までは次の一手は利上げであると見られながらも、具体的な時期は年内か、もしくは来年前半か、といったぼんやりとした利上げ予想出会ったことに比べると、やや利上げ時期が見えてきた印象です。

ただし、クレディ・スイスが算出する金利先物からの利上げ予想を見る限り、利上げ期待が高まっている様子はないことから、今日のところは利上げ期待が市場のコンセンサスにまで結びついていないことが考えられます。また今週末は米8月雇用統計もあり、その結果を含め、市場で利上げ期待が高まってゆくのかが注目されそうです。

ご質問、ご感想などはこちらから

成長基盤強化支援の貸出制度、初回は47機関で4625億円

さきほど、日本銀行は

6月の金融政策決定会合で示された『成長基盤強化支援のための新貸出制度』について、

・第1回目の貸付日は9月6日
・低利資金の貸付先数は47金融機関
・貸付予定総額は4625億円

になることを発表しました。

新貸出制度の資金供給枠の上限は3.0兆円なので、同制度での資金枠はあと2.5兆円以上余っていることになります。日本銀行としては異例の業務が稼働し始めることになりますが、この発表を受けた為替相場、株式相場の反応は限定的です。

日経平均株価の下げ幅は一段と拡大して下落幅は前日比300円くまで拡大しています。

ご質問、ご感想などはこちらから

買い注文の壁を徐々に浸食するドル/円

WS002642.JPG

ドル/円の30分足チャートです。(クリックすると拡大します)
朝からじりやすが進んでいますね。
お昼前後の時点では84.30円のラインがサポートとなり、底堅く推移していましたが、
午後にもう一段小幅に円高が進みました。
下は12時20分時点(左下)と14時時点(右下)の外為どっとコムのドル/円の板です。
昼過ぎの時点で84.30円台に厚めにあった買い注文が食べられてしまい、
84.20円の部分も減少している様子
が分かります。

WS002639.JPGWS002643.JPG

次の壁は84.10、その次は84.00と、10銭刻みで壁があります。
日経平均の下げは落ち着いてきているので、次は株の引け後の欧州勢がどのような形で反応するかが焦点です。ちなみに英国は祝日明け。比較的大きめの動きになることもあり得ます。

ご質問、ご感想などはこちらから

円高・株安圧力再燃で強まる『官民認識ギャップ』への不安感

日銀の追加金融緩和策の発表から一夜が明けた昼下がりの東京市場で円高・株安の動きが再燃しています。現在、ドル円は84円台前半に下落、日経平均も再び8800円台に軟化してきました。

昨日日銀が発表した『6か月物新型オペの10兆円追加』という政策が織り込み済みで失望売りを呼んだとの声が多く聞かれますが、個人的には、今回発表された政策の内容よりも、政策発表後に明らかになった市場と当局の認識ギャップへの不信感が最大の原因であるように思います。

今回日銀が独自判断で決めたとされる追加金融について、政府関係者は『迅速な対応』として評価、日銀総裁も『前倒しの金融緩和』という見解を示しましたが、ドル円が83円台、ユーロ円が105円台、日経平均が8800円台に下落してから動いたことについて、迅速だと思っている市場関係者は少ないと思います。ほとんどの人は『かなり後手を引いた対応』だと思っており、これを以て『迅速』、あるいは『前倒し』と称する当局との認識ギャップに不安を感じているのではないでしょうか。

市場の一部で期待されている『国債買い切りの増額』、『セロ金利の復活』、『リフレ目標の設定による日本版時間軸文言の提示』などについては、当面ゼロ回答であることが判明した現在、将来的にそうした政策に日銀が追い込まれるにしてもあくまで後追いになるとの見方が強まっています。

アメリカ景気が突如良くなると言う神風が吹いてこない限り、政策要求相場再来のリスクは常に燻った状態が続きそうです。日銀の追加緩和による『のりしろ』作りが不発に終わった現在、ドル円相場は15年ぶり安値圏で薄氷の米国経済指標にらみの展開となりそうです。

ご質問、ご感想などはこちらから

ドル円84.20円まで下落、日経平均3%を超える下げ

日経平均株価が3%を超える下落となっており、リスク回避の円買いが強まっています。
ドル円は84.20円、ユーロ/円は106.50円、予想を上回る小売売上高で75.71円まで
上ヒゲを伸ばした豪ドル円も75.17円まで下落し、いずれも本日安値を更新しています。

株も為替も日銀の追加緩和の効果はすっかりはげ落ちた格好です・・・
野田財務相は「これから効果が出る」と述べていますが、
同じ会見で述べた「断固とした措置」が先に必要になりそうな気配も漂い始めています。

ご質問、ご感想などはこちらから

NZのサウス・カンタベリー・ファイナンスが破たん

先ほどは昨晩からのNZドル/円の下落の理由の一つとなった、NZIERのレポートについて触れました。

そのほか本日31日の早朝、NZの金融会社サウス・カンタベリー・ファイナンスが破たんし、管財人の管理下入りを申請しました。またNZ政府は同社のすべての預金者に返金を行うことを発表しました。ちなみに同社の総資産は16億NZドル(約950億円)とのことです。

この発表を受け、市場ではNZドル売りで反応しており、本日のNZドルの下げが目立つ格好となっています。

また格付け会社S&Pは今回の同社の破たんについて、NZの格付けに直接的な影響はないとしています。同社の見解が示されたのが13:20頃であり、NZドルは対円・対ドルでその辺りの時間帯にそれぞれ反転。13:35時点でもその傾向が続いています。

ご質問、ご感想などはこちらから

本日のユーロ売りの背景は?

昨日のNZドル/円下落の主な理由として、
・ドル/円の下落
・NYダウ平均の軟調推移
により、60円の大台を割り込み、弱含む展開が続いています。

そのほか、一部では昨日22時頃、NZIER(インスティチュート・オブ・エコノミック・リサーチ)は4半期のレポートがリリースされたことが、NZドル下落の一因となったとの見方があります。

(以下NZIERのリリース文よりピックアップ)
・NZ経済の回復は向う6カ月間、緩やかになる
・住宅需要は消費とあわせて注意が必要
・2010年の経済成長は2.2%、2011年は1.2%に減少、2012年は2.9%に反発
・小売業者にとって、GST(消費税。今年10月より税率が従来の12.5%から15.0%に引き上げられる予定)の導入により、しばらくの間景気後退局面のような状況となる見込み
・労働市場や賃金の回復は緩やか
・商業用不動産の建設部門は崩壊の淵にある
・NZ準備銀行(RBNZ)は2011年3月まで金利を現行の3.00%に据え置き、それから2012年前半にかけて段階的に5.50%までの引き上げを提案
・経済回復が強まれば、2011年の早い段階での利上げもあるかもしれない

この中では下から2番目、RBNZの金利据え置き予想が材料視され、NZドルの売り材料となった模様です。またクレディ・スイスが算出しているスワップ金利を基にした、次回の政策金利発表での利上げの確率では、8/2には80%近くであったものの、それ以降は右肩下がりの展開が続いており、本日12:50時点ではわずか12%にまで低下しています。

またタイトルは「Slowing recovery with cautious households and construction slump」となっており、住宅や建設市場への注意を訴えるものとなっています。

本日発表されたNZ7月住宅建設許可は前月比+3.1%(前回+3.3%(+3.5%より修正) 市場予想+2.0%)となりましたが、発表直後の市場では目立った反応は見られませんでしたが、今後しばらくはNZの住宅や建設関係の指標には注意した方がよいかもしれません。

ご質問、ご感想などはこちらから

昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/31/13:20)

WS002641.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
両通貨ペアともにジリジリと円高が進む中で、下値にある買い注文が少しずつ削られています。ドル/円の84.30円のラインはしぶとそうですね。11時過ぎから支えられています。

ご質問、ご感想などはこちらから

昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/31/12:20)

AX000499.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は75.00円の買いと売りストップが目立ちまs。ポンド/円は朝と比べ、130.00円買いがわずかに減少している様子です。

ご質問、ご感想などはこちらから

米住宅部門の不振ぶりは顕著

20100831NewHomeSales.jpg

8月30日付英紙フィナンシャルタイムズの記事によると、

米住宅セクターの不振が米労働市場の足かせになるだろう、との懸念が高まっている。過去3ヶ月で、建設及び関連ビジネスで、約120,000の雇用が失われている。
9/03に発表になる8月雇用統計にも注意。
建設セクターの就業者構成比は現在5.1%程度。

とのことです。


上記の当方が作成した新築住宅販売件数のグラフを見ても、30万戸で史上最も悪いと言われた5月以降、そこから回復するどころか、立ち直りの兆しすら見えません。

ご質問、ご感想などはこちらから

これから効果が出る=野田財務相

閣議後の記者会見の野田財務相の発言が伝わっています。

・「政府・日銀の政策が相まってこれから効果が出る」
・「日銀は適切・迅速に対応したと評価」
・「足元の為替の動きは一方向に偏っている」
・「必要な時には断固たる措置をとる」

概ね、これまでの発言内容と同様で、それほど新鮮味はありませんが
「政府・日銀の政策が相まってこれから効果が出る」
というあたりには、希望的観測も含まれているようです。

ドル円は84.30円の安値を付けた後、小幅に反発して84.40円付近で推移中。

ご質問、ご感想などはこちらから

今日の豪ドル/円テクニカル見通し

AUDJPY_100831.JPG
(上記豪ドル/円のチャート(日足)は8/31の11:20現在。クリックすると拡大します)

豪ドル/円は30日に、実体部が1.51円に達する陰線を記録しました。これだけ見ると下げの勢いが強そうに見えますが、直近8/27の陽線はまだ下回っておらず、6日線(8/30時点では75.31円)にて下値が辛うじてサポートられていることから、この陽線を上回ってる間、反発余地を探る展開は続きそうです。

まず上値は12日線(8/31時点では75.87円)や20日線(同、76.69円)が上値を押さえています。これらを突破すれば77円台に乗せる展開が予想されますが、昨日は77円台がヒゲで返され(76.91円から77.48円)ており、20日線も下向きであることから、今日のところは仮にあったとしても77円台の滞在時間は短かくなりそうです。

反対に下値は、前述の6日線(8/31は75.19円)にて何とか下支えされており、割れると74.53円(8/27安値)までの下値余地が生まれそうです。

もしここを割り込んだ場合、8/27の陽線を打ち消すことになるため、下値模索の動きとなることが予想され、73.80円前後(8/31時点での、5/21安値からのサポート)が試されそうです。すぐ上にはバンド下限(8/31時点では73.91円)もあり、この辺りの下値は堅そうです。

とはいえ割れた場合には、76.30円(8/24安値)、72.68円(7/1安値)、71.85円(5/21安値)を順に試す動きへとつながる可能性があり、この辺りの攻防の行方には注目が集まりそうです。


○レジスタンス
75.87円(8/31時点での12日線)
76.79円(8/27高値)から76.69円(同、20日線)
77.48円(8/30高値)


○サポート
75.19円(8/31時点での6日線)
74.53円(8/27安値)
73.80円前後(8/31時点での、5/21安値からのサポート)

ご質問、ご感想などはこちらから

本日、ドル円のポイントは?Part2

20100831YEN1100.jpg
上記のドル/円チャート(日足)は8/31の11:00現在【84.38円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると拡大します。

詳細は画面内をご覧ください。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。


ご質問、ご感想などはこちらから

豪経済指標発表

先ほどオーストラリアにて複数の経済指標が発表されました。

(豪) 7月小売売上高 [前月比]  
    +0.7%(前回+0.4%(+0.2%より修正) 市場予想+0.4%)
(豪) 第2四半期経常収支  
    -54.6億AUD
     (前回-164.57億AUD(-165.51億AUDより修正) 市場予想-65.00億AUD)
(豪) 7月住宅建設許可件数 [前月比]  
    +2.3%(前回-3.3% 市場予想-0.7%)

(豪) 7月住宅建設許可件数 [前年比]  
    +11.0%(前回+14.2%(+13.2%より修正) 市場予想+6.1%)


今回は小売が今年3月(+0.8%)以来の上昇となったことや、住宅建設許可件数がも今年3月以来となる前月比プラスとなったことが材料視され、発表直後の市場の反応は豪ドル買いとなっています。

10:35時点で、豪ドル/円は発表前の75.43円界隈から一時75.71円まで、豪ドル/米ドルは0.8923ドルから一時0.8956ドルまで、それぞれ豪ドル買いが進む場面がありました。

ご質問、ご感想などはこちらから

本日、ユーロドルのポイントは?

 20100831EUR1015.jpg
上記のユーロ/ドルチャート(日足)は8/31の10:15現在【1.2644】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

先週金曜日(8/20)までのユーロ/ドルの上昇を見て、もうしばらく、調整的な上昇もあるのかな、と思っていましたが、この調整はミニミニコレクション(超小さい相場修正)で終わり、昨日(8/30)海外での株安、債券の利回り低下の動きにユーロ/ドルは下落しています。

ユーロ/ドルチャートを見ての当方の見解は次のとおりです。

1)昨日(8/30)の陰線はそれなりに大きく、印象的な下落である。

2)昨日(8/30)の引値ベースで60日線(1.2691近辺)を割り込んで下落している。
7/05以来久々の動きであり、この意味合いは大きい。

3)20日線(1.2864)までの戻りが今一つ遠い。売りポジションを作ってのタイトなストップ注文を置く水準として、そこを意識。

4)もう一段、大きく下落し、1.25台を見ての引値となってもおかしくはないところ。そうなると今後の方向性は下落である程度はクリアーになってくる。

5)またいつかどこかでバンド下限の1.2440近辺を脅かす相場展開も十分に予想される。

6)ここでは、スローストキャスティクス(日足、13日)が20以下で推移していることは、取りあえず見なくて構わない。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。
 

ご質問、ご感想などはこちらから

ドル円、政策不在感強まる中で『米国にらみ』の色彩強まる

昨日のドル円は、朝方こそ日銀の臨時会合での追加金融緩和期待で一時85円91銭と86円台目前まで上昇しましたが、その後は3段階で大幅に反落する展開となりました。

【第一段階:日銀の政策発表】
昨日正午過ぎに発表された追加金融緩和策は、「固定金利0.1%の新型オペに6カ月物を導入して10兆円分の資金供給枠を増額する」というものでしたが、ほぼ市場の事前予想通りだった事で、より強力な追加金融緩和を期待していた向きの失望売りを誘ってドル円は50銭近く下げて85円40銭台に急落しました。

【第二段階:日銀総裁記者会見】
その後、日本株引け後に伝わってきた白川日銀総裁の記者会見で「国債買い切りは現在が適正規模」などの発言が市場に流れると、より踏み込んだ金融緩和に対する期待が一段と後退し、ドル円は85円台を割り込みました。

【第三段階:総理・日銀総裁会談】
さらにその後、首相官邸で総理と日銀総裁の会談が行われましたが、会談内容について聞かれた白川総裁が「総理から金融政策についての要請は無かった」と発言したことでドル円は続落、84円50銭台まで巡航高度を下げました。

皮肉なことに日銀の追加金融緩和策の公表前が株価と為替の押し上げ効果が最大で、その後は具体的な政策発表と日銀総裁の発言の度ごとにドル円が下落するという謎の「トークダウン相場」になりました。本日の日本株も前日比200円超下落して、昨日ザラ場での上昇分をほぼ全て吐き出しています。

昨日発表された日銀の追加金融緩和について、政府要人からは「迅速な対応」を評価するとのコメントが相次ぎ、日銀総裁自身も記者会見で景気減速リスクに「前倒し」で対応したとの見解を示していましたが、円高デフレの深刻化懸念に対する心労のあまり、日経平均株価が8800円台まで下落した後になってようやく動いた今回の金融緩和について、市場関係者の多くは「遅すぎる」との認識が太宗を占めています。

円高・株安対策が大幅に後手に回ってしまった分、より踏み込んだ金融緩和を期待していた向きの失望感に加え、政策対応についての政府・日銀の自己査定と市場の認識との間に横たわる大きな溝の存在を再認識させられたことが、最大高低差で約1円40銭におよぶ昨日のドル円の陰線作りに貢献したとみられます。本邦の市場関係者と政策当局の間の埋めがたい認識ギャップが再確認されたことで、今後のドル円は、より一層、アメリカの景気動向に左右されて決まる色彩が強まりそうです。

今週これから発表が予定されているアメリカの主な材料を眺めてみると、本日夜にアメリカ8月消費者景気信頼感指数と8月10日分のFOMC議事録、水曜夜に8月ADP全米雇用報告と8月ISM製造業指数、木曜夜に8/29までの失業保険新規請求件数と7月中古住宅成約件数、金曜夜には真打の8月雇用統計と8月ISM非製造業指数など、重要統計がメジロ押しです。

これらの経済指標群が予想外に良い結果になった場合、アメリカ景気二番底懸念が緩和されて米国債利回りとドル円相場は上昇に向かい、市場の目線は日本の政策対応から離れていくことが予想されます。一方、これらの経済指標群が予想外に悪い結果になった場合、アメリカ発のドル安・円高、そして株安圧力が、断続的に本邦の水際に押し寄せてくることが予想され、政府と日本銀行の政策に対する甘めの自己査定が再考を迫られる緊迫した局面が再び到来することも考えられます。その場合は、いよいよ日本の金融政策のあり方や、為替介入の是非や効果を巡る議論が一段と本格化することになるかもしれません。

今週これから発表される一連の米国の経済指標群が、円高デフレの深刻化懸念に苛まれている本邦の市場関係者にとって、神風になるのか逆風になるのか、政策不在感の強い中での米国にらみの相場展開が予想されます。

ご質問、ご感想などはこちらから

米国でも追加経済対策検討

オバマ米大統領は30日、経済成長促進に向けた追加措置について
経済チームと協議を行っている最中とし、可能性ある選択肢として
今年終了する中産階級向け減税措置の延長やクリーンエネルギー支援の拡大、
一段のインフラ整備などを挙げました。さらに国内雇用創出支援策として
一段の企業向け減税措置も検討しているとし、今後詳細を明らかにすると明言しています。

追加緩和を決めた日銀に対し、FRBもバーナンキ議長が
「追加緩和の用意がある」と発言。追加経済対策を前倒しで発表した菅政府に対し、
オバマ米大統領も追加経済対策の検討を発表。


アメリカと同様の政策を取っていても日米金利差は拡大しないため、
円高解消は難しそうです。あきらめて、アメリカの景気回復を待つのか、
あきらめずにアメリカ以上の追加緩和・追加経済対策を打つのか、
そのどちらかしか道はないのでしょうか・・・

ご質問、ご感想などはこちらから

朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/31/09:20)

AX000495.JPG
 
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は75.55円から75.70円にかけての買いストップが散見しています。ポンド/円は130.00円の大台での買いが目立ちます。

ご質問、ご感想などはこちらから

朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/31/9:20)

WS002638.JPG


提供は(株)外為どっとコムです。
朝の株安を受けて、ユーロ/円は107円を割り込んできていますが、106円台では割と買い注文が多めです。
どこまで食い込んでいくかが注目されます。

ご質問、ご感想などはこちらから

日経平均9000円割れで寄り付き、ユーロ急落

日経平均は前日比150.46円安の8998.80円で寄り付きました。直後にすぐ9000円台を回復する様子も見せましたが、現時点では再び9000円を割り込み、下げ幅を拡大しています。

これを受けて、ドル/円は方向感を欠く状況ですが、ユーロの下げが加速しています。ユーロ/円は107円割れ、ユーロ/ドルは1.2650ドルを割り込んでさらに下落しています。

ご質問、ご感想などはこちらから

本日、ドル円のポイントは?

 

20100831YEN0800.jpg
上記のドル/円チャート(日足)は8/31の08:00現在【84.55円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

このドル/円が上昇しきれない状況を見ていると、溜息が出てきそうです。
おざなりの経済対策からすると、国民の生活が一番!なのではなく、トロイカなんとかの構築の方が重要なのかもしれません。
市場のしっぺ返しを食らわないといいのですが。

84.50でサポートされれば、まだ上昇する目も多少はあります。そのためには84.71円を超えていくことが必要となります。

しかし、そうでない場合には、市場の多数が考えていないPain Trade(痛みを伴うトレード)の方向に動くと見られますが。


■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)92.89円:6/04高値
(3)90.01円:200日線(下落)
(4)89.15円:直近高値、7/12
(5)87.52円:60日線(下落)
(6)87.03円:ラインC:5/04-6/04の高値-高値(94.99-92.89)を結んだ線
(7)86.45円:8/05高値
(8)85.76円:ラインE:7/14-7/28の高値-高値(89.09-88.11)を結んだ線
(9)85.68円:ラインF:7/30-8/13の高値-高値(86.98-86.39)を結んだ線
(10)85.31円:20日線(下落)
(11)85.20円:8/30の高値-安値(85.91-84.49)の半値
(12)85.09円:ラインD:6/04-7/28の高値-高値(92.89-88.11)を結んだ線
(13)84.71円:ライン:8/24-8/27の安値-安値(83.58-84.26)を結んだ線
(14)84.63円:8/23-8/27の高値-安値(85.68-83.58)の半値

■下値のポイント
(1)84.49円:8/30安値
(2)83.58円:8/24安値
(3)83.31円:ラインM:8/06-8/11の安値-安値(85.01-84.71)を結んだ線
(4)82.90円:87.11円(2008/12安値)-84.79円(2009/11安値)を週足で結んだ線

 


■また、注目の時間足の指数移動平均(08:20現在)です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:85.05円
『60分足の20EMA』:84.79円

取引値【84.54円】 < 『60分足の20EMA』 < 
『60分足の70EMA』 

と、普通であれば『60分足の20EMA』に近づくところでは戻り売りなのですが、ここのところはtrickyな動きが多いので、警戒して見ています。

本日も、よろしくお願い申し上げます。


 

ご質問、ご感想などはこちらから

英GFK消費者信頼感調査「予想より悪くない」→ポンド小幅高

8時1分に発表された英国の8月GFK消費者信頼感調査は、-18と、前回の-22から-24に悪化するとの予想に反して小幅ながらも改善したことから、発表直後に本当に小幅にポンドが買われました。

前月発表分から改善したのは実は6カ月ぶりです。この発表だけだと何とも言えませんが、このほかの消費者マインドを表す指標にも改善が見られてくると、英国経済の先行きについて、楽観ムードが漂いやすいと考えられます。

ちなみに、今日の夕方17時30分には住宅ローン申請件数が発表されます。市場予想では4万6500件と、前月(4万7600件)に比べてやや弱い結果が予想されていますが、上回ってくると、今夜の欧州勢のマインドが改善する可能性があります。

ご質問、ご感想などはこちらから

ドル円、日銀追加策発表後は謎の『トークダウン相場』・・・

おはようございます。

昨日のドル円相場は日銀の追加金融緩和策に対する期待感から一時85円90銭台まで上昇したものの、発表された政策とその後の要人発言に対する失望感から84円台半ばまで値崩れする展開となりました。1日の動きを振り返ってみると・・・

(1)週明け東京の動き出しは85円30銭台。9:00から日銀臨時金融政策決定会合開催との報道を受けて、追加金融緩和に対する期待感から日本株が急騰、クロス円も巻き込んだ円全面安のムードが強まり、ドル円も一時85円91銭まで上昇。

(2)日銀の臨時金融政策決定会合で「固定金利0.1%期間6カ月の資金供給枠を10兆円追加」との報道が伝わると、よりメッセージ性の強い金融緩和を期待していた向きの失望感から日本株が下落に転じるとドル円は85円40銭台まで下落。その後、日銀総裁記者会見での「国債買い切りは現在が適切」との発言が伝わると85円台を割り込んで84円90銭台に続落。

(3)欧州勢力参入後、菅首相との会談後の白川総裁の「金融政策について総理から特に要請はなかった」との発言が伝わると、円高デフレの克服に向けた追加金融緩和に慎重な日銀の姿勢が浮き彫りになって、ドル円相場は続落して一時84円55銭。

(4)ショートカバーで反発後、21:30に発表された米7月個人支出が予想よりも若干良かったことに反応して続伸するも84円80銭台まで。寄り付き後のNYダウが終日軟調に推移し、米2年国債利回りが0.5%前後まで下落するとドル円はジリ安となって日本時間未明に一時84円49銭まで下落、84円60銭前後に買い戻されて東京勢の参入待ち。

・・・という流れでした。

週明け東京市場でのビッグイベントは、日銀の臨時金融政策決定会合での追加金融緩和になりましたが、日本株やドル円相場の反応をみると、具体的な政策が発表される前の午前中がピークであり、その後は、(1)追加金融緩和策の発表、(2)日銀総裁記者会見、(3)首相総裁会談後の日銀総裁発言、などの度にドル円相場が断続的に下落するという、謎の「トークダウン相場」の様相を呈しました。

日銀による追加金融緩和策発表後、政府関係者からは日銀の「迅速な」対応を評価するという主旨の発言が相次ぎ、総裁記者会見でも景気減速リスクに「前倒し」で金融緩和を行ったとの見解が示されましたが、本邦の市場関係者の多くは、どちらかと言えば遅すぎるとの認識が大勢を占めており、政府・日銀の自己査定と市場の認識のギャップに対する失望感が逆に明確になったと言えそうです。

ともあれ、これで週明け最大のイベントだった本邦の金融政策関連の材料はいったん出尽くしました。今週これからは、市場の目線が米国の金融政策及び景気情勢にシフトすると思われます。今週これから発表が予定されている主な材料を眺めてみると、本日夜に米8月消費者信頼感指数と8月10日分のFOMC議事録、水曜夜に8月ADP全米雇用報告と8月米ISM製造業指数、木曜夜に8/29までの失業保険新規請求件数と7月米中古住宅成約件数、金曜夜には真打の8月米雇用統計と8月米ISM非製造業指数など、重要統計がめじろ押しです。市場に流布する米国景気二番底懸念が果たして妥当なものなのかどうか、株も為替も目先最大の正念場の局面を迎えつつあります。

今日も一日よろしくお願いします。

ご質問、ご感想などはこちらから

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
RSSで購読

カテゴリ

最新の記事

外為どっとコム