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菅首相・白川総裁会談で2匹目のドジョウは捕まるか? - 外為リアルタイムレビュー

菅首相・白川総裁会談で2匹目のドジョウは捕まるか?

既報の通り、市場が注目していた菅首相と白川日銀総裁の会談について、23日で日程を調整中との報道が伝わってきています。

11月27日のドバイ・ショック後の鳩山・白川会談のフラッシュバックをみるようですが、一応参考までに、当時のドル円の反応をみると、

【12月01日】
鳩山・白川会談の前日。午前11時ごろ日銀が臨時の金融政策決定会合を開くとの報道が伝わり、日経平均が前日比+226円65銭の大幅上昇を記録するともに、ドル円は86円台半ばから87円台半ばまで最大で1円以上も急騰。日本株引け後、臨時会合の結果として「10兆円規模の新型オペ導入」が発表されたが、一部で期待されていた日銀による長期国債買い切り増額や、外国債券買い入れが見送られたことに対する失望感で86円66銭まで急落。欧米市場では86円51銭から87円05銭の範囲で一進一退に。

【12月02日】
鳩山・白川会談の当日。「夕方に実施される」両首脳の会談を睨んで日本株は様子見ムードながら、一応前日比+36円74銭の小幅上昇を確保。ドル円は日本株の堅調や金価格の上昇を背景にしたクロス円の上昇、鳩山首相の「円独歩高は放置できない」との発言などを手掛かりに、午前中の86円50銭台から87円30銭台に上昇。鳩山・白川会談で目立った新規施策は打ち出されずに利食い売り優勢になった後、米国時間帯に入り、予想より弱い11月ADP全米雇用報告に反応して一時87円台を割り込むも86円99銭まで。日本時間28:00に発表された地区連銀経済報告の内容が良かったことで87円40銭台に上昇。

【12月03日】
鳩山・白川会談の翌日。日銀の態度の軟化を好感して、日経平均株価が前日比+368円73銭も爆騰し、リスク許容度緩和の思惑からドル円は87円90銭台に浮揚。87円60-90銭台でもみ合った後、22:30に発表された米失業保険新規請求件数の良い結果に反応して88円48銭まで上昇するが、24:00に発表された米11月ISM非製造業指数の冴えない結果に失望して88円20銭前後に反落。

【12月04日】
鳩山・白川会談の翌々日。日経平均は続伸して前日比+44円92銭高い10022円59銭と1万円台を回復するが、米雇用統計発表を控え、アジア時間帯、欧州時間帯を通じて87円99銭から88円41銭のレンジ取引。22:30に発表された米11月雇用統計で失業率が10.2%から10.0%に低下し、非農業部門雇用者数も市場予想の前月比▲12.5万人より少ない同▲1.1万人の雇用減にとどまったことが伝わるとドル円は一気に89円50銭台に急騰、その後もジリ高で推移して日本時間土曜日の未明には一時90円78銭まで続伸。

・・・という状況でした。

鳩山首相に合う前に日銀が用意した臨時会合での新型オペの導入という手土産に反応して、日本株は連日の上昇という反応を示していますが、ドル円はリスク許容度緩和のムードを歓迎しながらも、基本的には米国の経済指標の結果を見ながら是々非々の反応を示しつつの上昇だったことが分かります。

今回も、「菅・白川会談がセットされたからには日銀もお土産なしの手ぶら会談にはならないのではないか」という2匹目のドジョウを狙う心理が微妙に刺激されているようですが、日銀が何らかの施策を打ち出した後の動きは、やはり米国経済のファンダメンタルズ睨みという原点回帰のマーケットになると思われます。

昼下がり材料難の東京市場で、ドル円は現在85円20銭台、日経平均株価は前日比約▲45円安い9151円台の水準で推移しています・・・

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