総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/29水)

FOMC後のドル全面安、対円では限定的 「ドルを売る理由はあっても円を買う理由はない」の見方

——-7/29ドル円相場——-

FOMC据え置きでドル反落も下値は163.224まで

OP:163.787 HI:163.900  LO:163.224 CL:163.454

——-7/29主な出来事——-

10:30 オーストラリア4-6月期CPI(前年比) +4.0%
前回+4.1%
予想+4.1%
10:30 オーストラリア4-6月期トリム平均CPI(前年比) +3.6%
前回+3.5%
予想+3.7%

21:26 トランプ米大統領
「ヨルダン攻撃への対応でイランを激しく攻撃する」

27:00 FOMC、政策金利を3.5~3.75%に維持
「雇用の増加は労働力の伸びと歩調を合わせており、失業率に大きな変化は見られない」
「インフレ率は、エネルギーを含む特定のセクターでの価格上昇を招いた供給ショックなどを背景に、委員会の目標である2%を上回る水準で推移している」
「9対3の賛成多数で承認」

27:30 ウォーシュFRB議長
「FOMCは物価安定の実現に向けて引き続き断固たる姿勢を維持する」
「5年間続く高インフレにより、FRBの暗黙の目標が2%を上回っているのではないかとの印象が根付いており、それを払拭するのは難しい」
「インフレは9週間では解決できるものではない」
「名目金利、実質金利ともに大幅に上昇している」
「フォワードガイダンスの縮小が市場の動きに影響を与えた可能性がある」
「インフレ率が見通し期間を通じて高止まりするようであれば、金利はその対応策の一つになり得るが、それだけが手段というわけではない」

——-7/29株式・債券・商品——-

日経平均: 61434.19 ▼930.73
豪ASX: 9038.623 △90.835
上海総合: 3828.469 △15.154
英FT: 10908.41 △37.39
独DAX: 25460.48 ▼3.53
NYダウ: 51594.14 ▼1,153.18

日10年債: 2.768 ▼0.017
豪10年債: 4.9184 ▼0.0431
英10年債: 5.036 △0.092
独10年債: 3.160 △0.056
米2年債: 4.2726 ▼0.0145
米10年債: 4.6773 △0.0711

NY原油: 84.46 △5.20
NY金: 4097.00 ▼1.60

——-7/30注目材料ときょうのひとこと——-

<国内>
08:50 対外対内証券売買契約等の状況

<海外>
10:30  6月豪住宅建設許可件数
10:30  4-6月期豪輸入物価指数
14:30  4-6月期仏GDP・速報値
16:00  6月トルコ失業率
17:00  4-6月期独GDP・速報値
18:00  7月ユーロ圏経済信頼感指数
18:00  4-6月期ユーロ圏GDP・速報値
18:00  6月ユーロ圏失業率
18:30  6月南アフリカ卸売物価指数
20:00  BOE、政策金利発表
20:00  英MPC議事要旨
21:00  7月独消費者物価指数・速報値
21:00  4-6月期メキシコGDP・速報値
21:30  6月米個人所得
21:30  6月米個人消費支出(PCE)
21:30  6月米PCEデフレーター
21:30  米新規失業保険申請件数
21:30  4-6月期米GDP・速報値
21:30  4-6月期米個人消費・速報値

FOMCを経てドルは全面的に下落しました。一部に利上げ期待があったほか、ウォーシュFRB議長が「利上げだけがインフレ対策ではない」との認識を示したことがドル売りにつながった模様です。ただ、ドル円の下げは限定的で163円台にとどまっています。FOMC後にユーロ/円が3か月ぶりの高値を付けるなど、ドル売りと同時に円売りも観測されたためです。「ドルを売る理由はあっても円を買う理由はない」、そんな市場の評価なのでしょう。明日の日銀の金融政策発表にますます注目が集まることになります。

本日もよろしくお願いします。