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外為リアルタイムレビュー: 2010年8月20日バックナンバー

2010年8月20日バックナンバー

加消費者物価指数発表

先ほどカナダの消費者物価指数(CPI)が発表されました。

(加) 7月消費者物価指数 [前月比]  +0.5%(前回-0.1% 市場予想+0.6%)
(加) 7月消費者物価指数 [前年比]  +1.8%(前回+1.0% 市場予想+1.9%)

(加) 7月消費者物価指数 [コア・前月比]  -0.1%(前回-0.1% 市場予想+0.1%)
(加) 7月消費者物価指数 [コア・前年比]  +1.6%(前回+1.7% 市場予想+1.8%)


この結果を受け、発表直後の市場ではカナダ売りの反応しています。特にコア・前月比が先月に続きマイナスとなり、2カ月連続で下落したことや、コア・前年比もカナダ中銀(BOC)が目標とするインフレターゲット(2%±1%)に収まり、かつ前月より0.1%減少してることから、足元のインフレが落ち着き、BOCが早急に利上げをする理由が一つ減ったと解釈されたのかも知れません。

20:05時点ではカナダ/円は81.38円界隈から一時81.15円まで下落し、ドル/カナダも1.0472界隈から一時1.0505まで上昇(=カナダ安)する場面がありました。

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/20/18:00)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は75円後半から半ばにかけて買い優勢ですが、75.50円から75.60円にかけて売りストップが散見されます。ポンド/円は132円後半から134円にかけて売り意欲が強い様子です。

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/20/18:00)

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提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は相変わらず85円台後半の上値の重さが鮮明です。85円ちょうど前後の買いの厚みもなかなかですが。

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今日の豪ドル/円テクニカル見通し パート2

AUDJPY30min_100820.JPG
 
(上記豪ドル/円のチャート(30分足)は8/20の17:46現在。クリックすると拡大します)

今回はいつもの日足での見通しに加え、30分足から今日これからの支持・抵抗となりそうなところを見てみたいと思います。ご覧の際は今日の豪ドル/円テクニカル見通しと共にご覧ください。

日足でも下落バイアスがかかる中、30分足でも上値が切り下がる展開となっており、すでに75.98円(17:46時点での20本線)が重くなっています。上値を追うためには、まずは76.26円前後(17:46時点でのレジスタンス)での攻防に注目したいと思います。ここが突破できれば、直近のサポートにあたる76.54円レベルまでの上値余地はあると見られるものの、すぐ上には76.70円(同、200本移動平均)もあり77円台乗せは容易ではなさそうです。

反対に下値は75.75円前後(17:46時点でのバンド下限)から75.67円(17:46時点での20日安値)にて下支えとなるかがポイントとなりそうです。割り込むんだ場合の目標値としては、強いて挙げれば75.53円(7/22安値)もありますが、75円の節目や74.67円(7/19安値)といったところが試されそうです。

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ユーロ/円一時109円割れ。背景は?

ユーロ円は7/1以来となる109円割れとなり、108.95円まで下落しました。
背景としては

・底堅く推移していた欧州株が下落に転じた
・独連銀のウェーバー総裁が「欧州中央銀行(ECB)による
 無制限の資金供給は年末以降も継続する事が妥当」と発言した
・ユーロ/ドルが節目の1.28ドルを割り込んで下げが加速した
・独国債10年物利回りが過去最低水準を記録した

などが挙げられています。

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ドル円膠着状態・・・

欧州勢参入後のドル円相場は85.30-40付近でもみ合いが続き
膠着状態となっています。

日銀の緊急会合も招集されず、来週の首相・日銀総裁会談も日程すら不透明なままと
思惑的な円売りは強まりにくい地合いではあるものの、円高が進めば何らかの対応策が
出る、との見方も強く円買いも仕掛けにくいムードとなっているようです。

午後3時以降の取引レンジは85.27-41とわずか14銭にとどまっています。
今日はこの後のNY時間でも主だった経済指標や要人発言の予定もなく、
金曜日の取引となることから、このまま膠着状態が続く可能性もありますが、
経済指標の悪化を受けて、米国景気の減速懸念が強まりつつある中
昨日は144ドル安となったNYダウが続落となるのか、反発するのかが
ドル/円やクロス円の最大の手掛かり材料となりそうです。

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今夜の注目材料は?

本日の東京市場では昨日に続き、「日銀の臨時金融政策決定会合が行われるのでは」との観測が広がり、正午過ぎまではジリジリと円売りが優勢で推移しましたが、結局そうした観測が裏切られたことで、為替相場は一時円高方向に振れる場面もみられました。ただ、動いた値幅は狭く、終わってみればもみ合いです。今後の相場の手掛かりを今のうちに確認しておきましょう。


8/20(金)
20:00 (加) 7月消費者物価指数


今日はこれくらいしか経済イベントは予定されていません。ただ、最近カナダドルはちょっとしたネタでも手掛かりとなって動きやすいので、加7月消費者物価指数の結果には注意を払っておきたいです。市場予想では前月比+0.6%(前回:-0.1%)、前年比+1.9%(+1.0%)となっています。予想を上回る物価上昇となれば、カナダの追加利上げ期待が高まり、カナダドル高で反応する可能性もあります。


♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから
 

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「8月末時点におけるユーロ/ドル水準はいくらでしょうか?」アンケート結果

先週金曜日に開始した「8月末時点におけるユーロ/ドル水準はいくらでしょうか?」に関するアンケートを先ほど締切りました。

約1週間の調査期間で459名の方から回答をお寄せ頂き、結果は以下のようになりました。

1.35以上・・・・8.7%
1.33-1.35・・・4.3%
1.30-1.33・・・15.3%
1.27-1.30・・・19.0%
1.25-1.27・・・17.6%
1.25以下・・・・35.1%

全体の半数以上が1.27以下のユーロ安を予想していますが、その中で35%以上が1.25以下のユーロ安を予想しています。その一方で4分の1強の人が1.30以上のユーロ高を見込んでいます。

ユーロ圏は、今後もアイルランドやスペイン等、国債の大量増発を避けられず、またギリシャの景気後退懸念もくるぶるところからソブリンリスク問題の再燃は避けられないところです。ユーロ圏に対する懸念はアンケートにおけるユーロ安見通しの多さに現れてきているところではないでしょうか。
 

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豪ドル/円、豪総選挙の行方に注目が集まる

明日豪州では総選挙が実施されます。20日に発表された世論調査の結果によりますと、それまではわずかに与党(労働党)がリードしていたものの、最新の調査では野党(自由保守連合)が与党に並んだことが伝えられており、どちらが勝つかは予断を許さない状況となっています。

今回の選挙は争点に乏しく、また16日の世論調査にて「ギラード首相とアボット自由党党首のどちらがふさわしいか?」との質問では50%がギラード首相と答えている(アボット党首は35%)ことから、人気投票の様相が強まる場合は与党が有利となりそうです。

また今回は接戦が予想されることから、一部では緑の党と連立政権を樹立する可能性も取りざたされています。18日に緑の党のブラウン党首は総選挙後に新たに20億ドルの歳入を確保するために、30%の資源税の税率について再度交渉を試みると述べており、緑の党の影響力が強まる場面では豪ドルにとって売り材料となる可能性があるので注意したいところです。

しかし自由保守連合の勝利により政権が交代し、資源税が導入されない場合、豪州への資源投資が活発化することが想起されれば、一時的に豪ドル/円の上値を試す展開が予想されます。

いずれにせよ、月曜早朝の豪ドル/円の動きに注目が集まりそうです。


=====
本日の豪ドルや豪州に関するニュースです。よろしければ是非、併せてご覧ください。
明日の豪総選挙は与野党拮抗の様子
RBA副総裁発言で豪ドル円一時76円20銭台に上昇
今日の豪ドル/円テクニカル見通し

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【最新レポート】「為替介入の是非について思うこと」

最新レポート「為替介入の是非について思うこと(2010.08.20)」を執筆いたしました。

日本では円高・株安・景況感悪化が心配される中、今後の為替介入をも含めた政策発動について
考察したレポートになります。

月足為替チャートで見た今後のポイントについても記載しましたので、
是非とも、ご一読ください。

※なお、本日のドル/円のポイントは、コチラをご覧ください。

 

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米連銀総裁:ホーニグ氏とブラード氏の最近の発言

米連邦公開市場委員会(FOMC)にてタカ派で知られるホーニグ・カンザスシティ連銀総裁と、ハト派で知られるブラード・セントルイス連銀総裁の、最近の発言をそれぞれピックアップしてみました。


【カンザスシティ連銀・ホーニグ総裁(8/13)】
・米連邦準備理事会(FRB)のゼロ金利政策は回復への疑いを後押しする
・デフレがもっとも深刻な脅威であるという証拠はない
・FOMCは政策金利を1%に引き上げるとアナウンスすべき
・2010年の後半の米GDP成長率は約3%になる見込み
・金融緩和のための追加の資産購入を支持しない
・米連邦準備理事会(FRB)は正しい時期に金融政策を巻き戻すことに強くコミットしているが、現時点ではない

【セントルイス連銀・ブラード総裁(8/19)】
・ディスインフレのリスクが高まれば、米国債の買い入れを増やす必要がある
・米経済見通しは下方修正されたが、メーンシナリオはなおポジティブで、成長は継続してきた
・米連邦準備理事会(FRB)は量的緩和への準備をするべき
・米連邦公開市場委員会(FOMC)での投票の場で、意見が分かれることを好まない
・私は政策金利の引き上げを主張しない

こうしてみると、米国の経済見通しについては基本的にふたりともポジティブに見ていることが分かります。
ただ、将来の予測に対する意識に著しく差があります。ホーニグ総裁はひたすら緩和的な政策を続けることの弊害が気になり、ブラード総裁は物価低下へのリスクをひたすら気にしている様子です。


こうした2人の意見の対立がある中、バーナンキFRB議長の最近の発言を確認すると、どちらかと言えばインフレ・デフレについてはほとんど言及せず、雇用や住宅市場、個人消費などの景気について述べる様子が目立ちます。注目ポイントがあまりに違うので驚くほどです。まるで、ディベートのように役割分担をあらかじめ決めているかのようです。


なお、来週23日の夜、ホーニグ総裁が講演を行います。さらに、27日にはバーナンキFRB議長が経済の見通しについて講演を行うことになっています。

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日銀の追加金融緩和は来週以降の延長戦へ?

昼下がりの東京市場でドル円は85円30-40銭台で方向感を出せない沈滞ムードが漂っています。

手掛かり材料案の金曜日であることに加え、市場が期待している菅・白川会談の日程について、仙石官房長官が『具体的なことは知らない』と発言したほか、野田財務大臣が『来週あるのかどうか知らない』と発言したことにより、日銀による追加金融緩和を巡る思惑については、来週以降の延長戦に突入するとの雰囲気が急速に強まっています。

次回の金融政策決定会合は9月7日なので、最終的なデッドラインは見えているのですが、その日限までには今日を含めてまだあと13営業日もあります。果たしてそこまで市場が我慢するのかどうか、米国の経済指標を睨んだ神経質な相場展開が続きそうです。

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明日の豪総選挙は与野党拮抗の様子

明日21日、オーストラリアでは総選挙が実施されます。

本日20日の調査によりますと、与野党が並んでいることが判明しました。また与野党の政策は資源税の扱い以外では大きな変化が見られず、ギラード首相(与党・労働党)とアボット党首(野党・自由党)との人気投票の様相も帯びており、その面が選挙結果に色濃く反映された場合、与党労働党が有利となる可能性があります。以下、最近の世論調査を集めてみました。


○20日付のオーストラリアン紙に掲載されたニュースポールの世論調査
(2党の択一方式で調査)
50%・・・与党労働党
50%・・・野党自由党

○16日付のオーストラリアン紙に掲載されたニュースポールの世論調査
(2党の択一方式で調査)
52%・・・与党労働党
48%・・・野党自由党

 望ましい首相としては、ギラード首相がアボット党首に対してリードしており、
 50%・・・ギラード首相
 35%・・・アボット党首(自由党)

○主要紙シドニー・モーニング・ヘラルドが今月十四日に発表した世論調査
(二大政党に限った支持率)
53%・・・労働党
47%・・・保守連合

○政策における各党の違い

(1)鉱物資源利用税をめぐる見解
労働党・・・導入を推進(鉄鉱石や石炭などに30%の税率を課すことを鉱山会社と合意)
自由党・・・導入に反対

なお鉱物資源利用税については、労働党は導入推進の立場であるのに対し、自由党は反対の立場のため、仮に自由党が与党となった場合、一部の市場関係者は同税が導入されないことにより、豪ドルが上昇すると見ていることから、今回の総選挙はにわかに関心が高まりつつあるようです。


===豪総選挙関連
豪総選挙ハングパーラメントの可能性(8/17)
豪総選挙を前に与野党の混戦ムード強まる(8/2)

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国土交通相も円高けん制発言

仙谷官房長官、野田財務相、荒井国家戦略相に続いて
前原国土交通相からも円高けん制発言が出ています。

「経済対策は必要だが、円高が進めば効果が相殺されてしまう。
政府が行き過ぎた円高に強いメッセージを発し、各国と連携するのが大事だ」

結局今日も、日銀の緊急会合招集は見送られたようです・・・
こうした閣僚からの「口先介入」でどこまで円高を食い止めることができるのでしょうか。
はたして「実弾介入」はあるのでしょうか。

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【外為クイックアンケート】介入するべき?しないべき?

当ブログ左欄外の「外為クイックアンケート」では
政府・日銀の為替介入の是非について、皆様のご意見を募集しています。

ぜひご協力ください。

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/20/12:10)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は76.30円と76.50円の売り注文が目立ちます。ポンド/円は早くも132円後半に買い注文が並んでおり、買い意欲がうかがえます。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/20/12:10)

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提供は(株)外為どっとコムです。
ジリジリと円安が進む中、ドル/円の85円台後半、ユーロ/円の109円台後半にある猛烈な売りの壁が見えてきました。強い圧迫要因となりそうですが、どこまで食い込んでいくかが注目です。

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野田財務大臣、G7各国とコミュニケーションしている・・・

先ほどの野田大臣発言の続報として、

・(為替問題で)G7各国とコミュニケーションしている

という内容のものが伝わってきました。

ドル円相場はやや時間差をおいて反応し、一時85円54銭と上ヒゲの先端を更に伸ばしました。

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野田財務大臣発言でドル円一時85円50銭台回復

野田財務大臣の発言として、

・日銀とは現状認識を一致させて緊密に連携を取りたい
・来週、菅首相に為替を含めた基本認識を報告
・重大な関心を持って更にマーケットをみていく

・・・などが伝わってきています。

これらの発言を受けて、ドル円相場は一時85円50銭台を回復する場面がみられました。

一方、野田大臣は、既報の仙石官房長官同様に、

・首相と日銀総裁の会談は来週あるのかどうか知らない

とも発言しています。最近のドル円の下値支えに寄与している『日銀の臨時決定会合による追加金融観測』は、来週以降への持ち込み案件になりそうな雰囲気です。

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RBA副総裁発言で豪ドル円一時76円20銭台に上昇

バッテリーノ豪中銀副総裁の発言として、

・向こう2年間は力強い経済成長を予想
・基調インフレは1年ほど安定するが、インフレ・リスクに警戒が必要

・・・などが伝わってきています。

この発言を受け、豪ドル円は76円10銭前後から一時76円29銭まで上昇しました。

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加ポタシュ買収に新興国参戦の可能性 なぜ人気?

カナダ肥料大手ポタシュに対して英豪資源メジャーのBHPビリトンが敵対的買収を仕掛ける件について、新興国の企業も買収合戦に参入する可能性が指摘され始めています。

19日、JPモルガン・チェースの天然資源関連資産の運用担当、イアン・ヘンダーソン氏はブルームバーグTVの番組の中で中国(炭酸カリウムの輸入依存度が高く、ポタシュにとって大口顧客)やブラジル(自国に炭酸カリウム鉱山があり、生産・事業拡大の一環としてポタシュ買収は魅力)の企業が買収に参入する可能性を指摘。

BHPは現状、1株当たり130ドルの買収提案を動かす様子はありませんが、市場では引き上げない場合はこうした新興国の企業が買収提案を出してくる可能性は十分にあるとみられます。

候補としては、中国の化学製品勝者「中国中化集団公司」、中国の肥料メーカー「中化化学肥」、中国の政府系ファンドCIC、ブラジルの総合資源開発会社「ヴァーレ」などが挙げられています。

また、依然として英豪系資源メジャー、リオ・ティントの参入も有力視されています。



そもそも、なぜこんなに加ポタシュ買収が加熱し始めているのか

もっとも大きな理由としては、人口増加に対して食糧危機への懸念が強まっていることが挙げられます。
米国ではブッシュ大統領時代に原油価格高騰を背景に、穀物を原料とした「バイオエタノール」の導入・オイルからのシフトが推進されたことも、穀物の需給タイト化に拍車をかけました。
穀物需要が高まるということは、肥料需要も高まることを意味します。そうした中でポタシュの将来を有望視する流れは強まりました。

穀物価格は2007年後半から2008年前半に大幅に上昇しましたが、リーマンショックによって一旦腰折れします。ポタシュの株価もこれで一旦大幅に下落しました。この時は世界的な景気後退を背景にM&Aは急激に減少。しかし、2009年の後半に入り、「将来の食糧危機不安」は底流したままの状態で穀物価格は底値近辺でレンジ相場入り、ポタシュ価格はジリ高基調も割安感が強い中、BHPビリトンによる買収の可能性が少しずつ取りざたされるようになりました。


BHPはもともと鉱物資源に強く、穀物などのソフトコモディティ関連の資産はほとんどありませんでしたので、ポタシュを買収すれば投資する商品のバランスが改良されます。株も安いし、彼らにしてみれば好機ですよね。同様のことがリオ・ティントにも言えます。

また、中国については、世界最大の肥料消費国で、その消費量は世界全体の約30%を占めると言われています。中国企業による肥料会社の買収は「国益」にもつながる可能性が高いです。

また、同様に莫大な人口を抱えるインドなども関連会社を買収に絡ませてくる可能性も否定できません。


こうした背景を考えると、ポタシュ買収合戦は今後さらに過熱する可能性が高いとみています。
引き続き注目したいところです。

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今日の豪ドル/円テクニカル見通し

AUDJPY_100820.JPG
(上記豪ドル/円のチャート(日足)は8/20の11:00現在。クリックすると拡大します)

豪ドル/円は昨日、サポートと見られていた76.50円レベルを引値レベルで割り込みました。これにより、短期的には下値模索の動きが強まることが予想されます。またボリンジャーバンド下限も下方に広がっており、こちらも下落トレンド入りの可能性があることを示しています。

まず下値はバンド下限(8/20時点では75.76円)がポイントと見られ、先週からの下値もこの辺りで止められていることから、まずはここでの攻防が注目されそうです。また現在は73.60円前後(8/19時点での、5/21安値71.85円と7/1安値72.70円を結んだ線)が目標値として点灯しているものの、仮に同線を割り込む場合には5/21安値(71.85円)や7/1安値(72.68円)を試す展開が予想されます。

反対に上値は76.50円レベルに加え、近くには6日線(8/20時点では76.65円)もあり、上値を重くしています。仮に突破できたとしても、8/10高値からのレジスタンス(8/20時点では77.10円前後)が目先の上値抵抗となり、頭を重くしている現状から、このラインの突破は容易ではなさそうです。

77円台はそのほかにも12日線(同、77.26円)や20日線(同、77.79円)もあり、78円の節目までは距離を感じさせます。


○サポート
75.76円(8/20時点でのバンド下限)
74.67円(7/19安値

73.60円前後(8/20時点での、5/21安値71.85円と7/1安値72.70円を結んだ線)
72.68円(7/1安値)
71.85円(5/21安値)


○レジスタンス
76.50円レベル
77.10円前後(8/20時点での、8/10高値からのレジスタンスライン)

77.26円(同、12日線)
77.79円(同、20日線)

78.00円レベル
78.77円(8/10高値)

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菅・白川会談の日程知らない=官房長官

仙谷官房長官は会見で、菅首相と白川日銀総裁の会談について、
「具体的なことは知らない」と述べました。

政府・日銀による円高対策への期待がやや後退する形で、
ドル/円は小幅に値を下げました。

また、仙谷長官は追加経済対策については
「バタバタしないで、市場の動向・実体経済を中止することが重要」
と述べています。

敢えて、この時期に「よく知らない」などと発言する長官の真意は測りかねますが、
日銀の緊急会合の噂などあまりに市場の期待が先走り過ぎるため、
これを冷まそうとしているのかもしれません。

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ギリシャの赤字削減「軌道に乗っている」

19日、欧州委員会のアルタファイ報道官は

・(ギリシャの赤字削減は)予定よりもさらに速いペースで進んでいる
・ギリシャは公約達成に向けて軌道に乗っている

などと記者団に述べ、9月7に90億ユーロの緊急融資第2弾(うち、EUが65億ユーロ、IMFが25億ユーロ拠出)の実行を承認する見通しと語りました。

以前からギリシャの赤字削減計画の進捗については評価する声が高かっただけに、こうした発言は特にユーロ相場で手掛かり材料となってはいません。

ただ、財政赤字を縮小させていることで、ギリシャの成長率圧迫に対する懸念は常にあります。
緊急融資第2弾が承認されるかどうか、という話題が通り過ぎた後には、ギリシャの第3四半期GDPへの懸念が強まるかも知れませんね。

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本日、ユーロドルのポイントは?

20100820EUR0940.jpg
上記のユーロ/ドルチャート(日足)は8/20の09:40現在【1.2805】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。


ユーロ/ドルの値動きを見ると、今週の週初8/16,17と上昇したあとの、8/18、19の下落の印象の方が強烈な感があります。
本日(8/20)はついに下値支持線の1.2800近辺に来ていますが、昨日の安値(1.2771)を割りこんでいくことで、動きが鮮明になっていくような気がします。

やはり気になるのは、下落した際にどのように1.2730近辺を脅かしていくのか、この1点につきます。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。


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日銀臨時会合見送り観測?

昨日深夜に配信されたブルームバーグの記事によると、
日銀は臨時会合を見送り、情勢を見極めるとの構えを続ける事が、
複数の関係者への取材で明らかになった、としています。

www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=aVsegOkcpJ28


ただ、昨日のNY市場でドル/円が84.89円で下げ止まったのも、
今日の日経平均株価が150円程度の下落で下げ渋っているのも、
日銀の追加緩和観測が支えとなっていると思われます。

本格的に臨時会合見送り観測が強まると、こうしたハシゴを外されることになり
一段の株安・円高が進む可能性が高まることになります。

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/20/09:10)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は75円半ばの買いと共に、同レベルに売りストップも見られます。ポンド/円は132.00円から132.40円にかけて買い注文が集まっていますが、その下は買いもまばらとなっており、このゾーンで下値が支えらるか注目です。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/20/9:10)


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提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は85円割れの水準の買い注文がかなり分厚いですね。
ユーロ/円は109円を割り込むと売り買いの注文がそれぞれ交錯しています。

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日経平均寄り付き123円安、ドル/円は下げ渋る

本日20日の日経平均株価は、123.32円安の9239.36円でスタートしました。

前日のNY市場出の米経済指標の悪化(経済指標の結果や発表直後の市場の反応は新規失業保険申請件数フィラデルフィア連銀景況指数の記事をご覧ください)を受け、NYダウ平均が144ドル安で引けた影響を受け、日経平均株価は下げて寄り付きました。

9:05時点ではドル/円は85.20円前後で推移しており、上値が重いものの日銀の金融緩和期待が根強い中では下げ渋っている印象です。しかしユーロ/円は本日取引開始直後につけた109.51円から、じり安の展開が続いており、9時過ぎには一時109.00円まで下げる場面がありました。もし109円の節目を割り込むと7月1日以来の円高・ユーロ安水準となることから、市場の関心が集まりそうです。
 
また本日はゴトー(5・10)日や週末といった要因が重なることから、仲値公示に向けて相場が動意づく可能性も予想されます。

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口先介入相次ぐも・・・

日本株寄り付き前の為替市場で、本邦政府関係者による口先介入が相次いでいます。

野田財務大臣
・(為替相場を)注視している

田村内閣府政務官
・(為替介入)今はやるべきではない
・(円高が進んだ場合)選択肢としては考えるべき

・・・などです。

本邦政府要人による口先介入は最近は『日常の風景』になってきましたので、市場の反応は限定的です。介入をやるにしろやらないにしろ、金融緩和政策との協調が無ければあまり効果は期待できません。その意味では、市場の注目点はやはり日銀の対応に集まると思われます。

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本日、ドル円のポイントは?

 

20100820YEN0800.jpg
上記のドル/円チャート(日足)は8/20の08:00現在【85.33円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

この、本邦政府からの淡い政策期待とそれに対する失望を繰り返している展開です。
日銀の緊急政策決定会合については「やる、やる」というよりは、何も言わない方がいいような気がします。

昨日(8/19)の85.92円までの買い上がりと、その後の強烈な投げ売りの過程を見ると、
ここの目先で売り買いしているプレイヤーが短期売買筋で、長期プレイヤーはまだ「待ち」のスタンスを
貫いているように見えます。

また今度84円台に入っていくようになると、走りそうな気配もありそうで、警戒をしたいところです。

■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)92.89円:6/04高値
(3)90.17円:200日線(下落)
(4)89.15円:直近高値、7/12
(5)88.33円:60日線(下落)
(6)87.69円:ラインC:5/04-6/04の高値-高値(94.99-92.89)を結んだ線
(7)86.44円:ラインE:7/14-7/28の高値-高値(89.09-88.11)を結んだ線
(8)86.45円:8/05高値
(9)86.05円:20日線(下落)
(10)85.97円:ラインD:6/04-7/28の高値-高値(92.89-88.11)を結んだ線
(11)85.78円:ラインL:7/28-8/13の高値-高値(88.11-86.39)を結んだ線
(12)85.55円:8/09-8/13の高値-安値(86.87-85.01)の半値
(13)85.41円:8/19の高値-安値(85.92-84.89)の半値

■下値のポイント
(1)85.39円:ラインK:8/11-8/17の安値-安値(84.71-85.10)を結んだ線
(2)85.33円:ラインF:7/30-8/02の高値-高値(86.98-86.87)を結んだ線
(3)84.71円:8/11安値
(4)84.58円:ラインG:7/28-8/10の高値-高値(88.11-86.24)を結んだ線(minor)
(5)84.17円:ライン
(6)84.01円:ラインM
(7)83.51円:ラインH:8/04-8/06の高値-高値(85.31-85.01)を結んだ線
(8)83.00円近辺:87.11円(2008/12安値)-84.79円(2009/11安値)を週足で結んだ線

■また、注目の時間足の指数移動平均(08:33現在)です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:85.45円
『60分足の20EMA』:85.37円

取引値【85.24円】 < 『60分足の20EMA』  『60分足の70EMA』 
  
と、『60分足の20EMA』や『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』までの戻りがあった際には
戻り売り先行の展開となります。

本日も、よろしくお願い申し上げます。

 

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米景気減速懸念と本邦政策期待の狭間で揺れるドル円相場

おはようございます。

昨日の為替市場でドル円相場は東京市場で一時85円92銭と86円手前まで上昇したものの、NY市場では一時84円89銭と、先週記録した15年ぶり安値に迫る水準まで下落するという出入りの激しい展開となりました。1日の動きを振り返っておくと・・・

(1)東京早朝は85円40銭台。菅・白川会談を来週に控えた日銀による追加金融緩和期待を背景にドル円はジリ高基調で推移、日本株が前日比+122円14銭の高値引けになった後に一時85円92銭と昨日高値まで上昇するが、86円手前の上値は重たい。

(2)欧州勢参入後、欧州株価の軟調などを背景に戻り売り優勢に。85円50銭前後まで反落して米国の経済指標待ちモード。

(3)21:30に発表された米失業保険新規請求件数、23:00に発表された米8月フィラデルフィア連銀指数はともに事前予想より悪い結果になり、ドル円は2段構えで急落、フィリー指数の発表直後には一時84円89銭と、先週記録した15年ぶり安値に迫る水準まで下落。

(4)ただし、85円割れの水準では、本邦金融当局による政策対応に対する警戒感が蒸し返されたほか、84円台後半から半ばに控えていると噂されるオプションバリアーに対する思惑もあってショートカバーが優勢になり、85円40銭前後に買い戻されて東京市場にバトンタッチ。

・・・という流れでした。

昨晩は米国の経済指標の弱い結果を受けて米国2年債利回りは一時0.47%台とまたしても過去最低水準を更新しています。ドル円が84円80銭台までの下落でなんとか踏みとどまって小反発したのは、本日にも開催されるのではないかと噂されている日銀の臨時金融政策決定会合に対する思惑が『最後の砦』みたいな役割を果たしているようにも見受けられます。

本日は材料難の金曜日です。例によって、昨晩のNY株の下落と円高を受けた日本株の反応及び、本邦の金融当局による円高デフレ懸念への政策対応を巡る思惑に揺れる一日となりそうです。

今日も一日よろしくお願いします。

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