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2010年8月18日バックナンバー
本日、ドル円のポイントは?Part2
- 2010年8月18日(水)18:48
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上記のドル/円チャート(日足)は8/18の18:30現在【85.31円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。
南ア6月小売が発表されるも・・・
- 2010年8月18日(水)18:40
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先ほど南アフリカ6月の実質小売売上高が発表されました。
(南ア) 6月実質小売売上高 [前年比] +7.4%
(前回+4.5%(+4.6%から修正) 市場予想+7.2%)
(南ア) 6月小売売上高 [前月比] +1.8%(前回+1.3% 市場予想+2.0%)
なお前年比では2007年6月以来、約3年ぶりとなる上昇を示しましたが、前月実績が下方修正されています。この修正が理由なのか、市場がリスクに対して積極的となるまでには至っていないのか、発表直後の市場の反応は限定的となっています。
これを受けランド/円の反応は発表前とほとんど変わらず、ドル/ランドは一時、発表前の7.28ランド手前から18:35時点では7.27前半まで下落(=ランド高)する場面がありました。
またドル/ランドについて言えば、7.20ランドを割り込む場面では南アフリカ準備銀行(SARB)の介入が警戒されるレベルです。8/9にはドル/ランドは一時7.1740ランドまで下落したものの、7.20台の滞在時間は短かったことから、ランド高が進行する場面ではドル/ランド相場にも気をつけたいところです。
ただ今後、SARBの利下げ観測の後退へとつながる場合、ランド/円を取り巻く懸念がひとつ取り除かれることから底堅い展開も予想され、早くも来週24日に発表が予定されている南アフリカ第2四半期国内総生産(GDP)が気になるところです。
夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/18/18:10)
- 2010年8月18日(水)18:23
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は76円後半から半ばにかけて、買いがやや優勢です。ポンド/円は133.80円前後と、135.00円に売り注文が集まっています。
夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/18/18:10)
- 2010年8月18日(水)18:22
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提供は(株)外為どっとコムです。
両通貨ペアとも下げてきました。ドル/円は特に買い注文の壁が厚くなっていますね。
ドル円85.20円まで下落=ポンド/ドルの上昇につれて
- 2010年8月18日(水)18:21
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先ほど18時過ぎにドル円が85.20円の本日安値を付けました。
背景は、ポンドドルでのドル売りのようです。
17時30分に発表された8月のBOE議事録では、
昨日から金融緩和に関する議論の高まりを警戒して
ポンド売りが進んでいただけに、緩和の議論が大きく盛り上がった
様子がなかったことが急速な買い戻しを誘い、ポンドドルは
発表前の水準から約100ポイント上昇しています。
ポンドドルでのドル売りが対ユーロや対円にも波及して
ドル全面安の様相となりました。
カナダ/円、ウェッジへチェンジか
- 2010年8月18日(水)18:10
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(上記カナダ/円のチャート(日足)は8/18の17:30現在。クリックすると拡大します)
カナダ/円は4/26高値(94.45円)以降、上値が徐々に切り下がり、下値は81円後半から82円前半で支えられる展開が続いています。先週は2段構えの三角保合と見ていましたが、本日改めてみてみますと、下値がわずかに拡大したことから、従来の三角保合よりは下降ウエッジを形成していると見た方が相場の実情に近いと見られることから、今回は見方を若干修正した上で、カナダ/円相場を見てみたいと思います。
まずチャートの形から見ると、一般的に下降ウエッジはもち合い上抜け期待がかかるところですが、三角もち合いの一種であることを考えると、もち合いの放れた方につく余裕が欲しいところです。
それでは下値について、まずは6日線(8/18時点では82.33円)とバンド下限(8/18時点では81.56円)がサポートとなっており、ウエッジ下限(8/18時点では81.10円前後)と併せて下値を支えている様子です。ただしこれらを確りと下抜ける場合は、79.88円(昨年11/27安値)や78.51円(昨年7/8安値)など、80円割れを視野に下値を試す展開が予想されます。
反対に上値は12日線(8/18時点では83.03円)を突破すると、20日線(同、83.49円)やウエッジ上限(同、83.50円前後)が近い83.50円レベルがポイントとなります。なおウエッジ上限はローソク足の実体部を基に結んでおり、83.50円レベルを実体部が突破する場合、ウエッジ上抜けにより上値を試す展開へとつながる可能性が出てきます。
仮に上抜けとなった場合、その上は85円半ばが8/15高値(85.21円)やバンド上限(8/18時点では85.42円)が手近なターゲットとして浮上しするとともに、200日線(同、86.86円)を試す展開が見込まれます。
BOE議事録発表→初動はポンド買いで反応
- 2010年8月18日(水)17:40
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17時30分にイングランド銀行(BOE)は5日に行われた英金融政策委員会(MPC)の議事録を発表しました。
以下、その要旨です。
・政策金利の維持を8対1で決定
・センタンス委員は0.25%の利上げを主張
・資産買い入れ枠の据え置きは9対0でで決定
・GDP成長率見通しは従来から下方修正
インフレレポートでのGDP成長率見通しの下方修正を受け、一部では資産買い入れ枠拡大観測があった模様で、それを背景に昨日からポンドは売り優勢となっていたようです。全会一致で買い入れ枠据え置きとなったことから、発表後のポンドは急激に上昇しています。どこまでこのポンド買いが続くか注目です。
なお、センタンス委員の利上げ主張は前回と同様ですので、特にサプライズはありません。
日米の10年債利回りから見てみると
- 2010年8月18日(水)16:38
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(上記データはブルームバーグより外為どっとコム総研作成。なお左軸は米10年債利回り、右軸は日10年債利回り。クリックすると拡大します)
最近利回りの低下が注目されている日米の10年債利回りについて、今年に入ってからのデータをグラフにしてみました。
両者とも4月より下げ基調が続いていますが、現時点における今年の金利のピークは4月前半となります(なお米10年債利回り4/5に一時4.013%までつける場面がありました。また日10年債利回りも3/31に一時1.419%まで上昇し、4/7には再び1.418%まで上昇しました)。
また株価は日経平均が4/5(11408.17円)、NYダウ平均が4/26の11258.01ドル)がピークとなっており、米10年債利回りのピークは米株より3週間ほど、日10年債利回りのピークは日経平均株価より3日ほど、それぞれ早かったことになります。
今年前半のチャートでは、利回りと株価においてピークをつけるタイミングにずれが生じており、そのずれは利回りとドル/円の関係から見ると一層目立ちます(ドル/円は8/18時点では5/4高値(94.99円)が今年高値)。
このことから今年前半のマーケットは利回りと日経平均株価がまずピークアウト、その後NYダウ平均、最後にドル/円となりました。なおドル/円が高値をつけた2日後には、NYダウ平均にて1000ドル近い急落(フラッシュ・クラッシュ)が発生し、マーケットの上値追いのムードは大きく後退しました。
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なおグラフ上では本邦の10年債利回りはほぼ一直線で下落している中、米10年債利回りは3.00%を挟んでのもみあいが繰り返される場面がありました。テクニカル面から見た場合、このゾーンを上離れできれば抵抗突破となる可能性から、3.30%台に向けて上昇する場面もありそうです。
もし仮に日米10年債利回りが反発する場面があれば、株価や為替へと波及するのかに注目したいところです。また、次も今回と同様の結果となる保証はありせんが、大相場であればあるほど、相場の天底を見極めるのは難しいことから、今回のドル/円のように出遅れた投資商品が流れに追い付こうとする局面を見つけ出せれば、出遅れながらも投資妙味はありそうです。
カナダ/円 買収関連報道は続くか
- 2010年8月18日(水)16:35
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17日、カナダドルは上昇しました。
この背景にあったのは、主要国株価が堅調でリスクにを取ることに対して積極的な動きになったことや、原油価格が堅調だったこと、加6月製造業出荷の結果が前月比マイナス予想に反してプラスとなったことなどが挙げられます。また、これらに加え、「英豪資源メジャー・BHPビリトンが加肥料大手ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワン(以下、ポタシュ)への敵対的買収を検討」という報道も手掛かり材料となった可能性があります。
ポタシュは17日、BHPビリトンから提示された、カナダでは過去最大規模となる約390億ドルの買収提案を拒否しました。「全くの過小評価」であることがその理由です。
約390億ドルの買収額はポタシュの株価を1株当たり130米ドルをベースに決められたもので、これは提示時点の株式市場で取引されていたポタシュの株価を大幅に上回るものになります。ただ。2008年6月に付けた239.5ドルには遠く及ばないことから、ポタシュ側は「全くの過小評価」「(リセッションに伴う株安に付け込んだ)甚だ不適切な試み」としてはねのけた格好です。
これを受けてBHPビリトンが敵対的買収に踏み込むとの見方が広がると、17日のポタシュ株価は143.17ドルで引けるなど高騰(16日終値112.15ドル)。こうした中、市場では他の資源メジャーも買収を検討している可能性や、BHPビリトンが買収額を引き上げる可能性が取り沙汰されつつあります。(ただ、一部報道で「BHPビリトンが買収額を引き上げる可能性は低い」としているところもあります)
この買収問題が加熱していけば、買収に伴う資金移動(ポンド売り・カナダドル買い)観測が出やすく、間接的ではあるもののカナダ/円相場にも上昇圧力となる見通しです。また、仮にこの話題が「破談」で終わってしまった場合、先取りする形で買われたカナダドルが売られる公算です。いずれにしても、続報には特に注意したいところです。
円高けん制発言、本日も相次ぐ・・・
- 2010年8月18日(水)16:00
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デフレ脱却議員連盟の金子事務局長の円高けん制発言の他にも、与党議員からの円高けん制に関する語録が伝わってきています。
民主党の城島政調会長代理は一部通信社とのインタビューで、
・最大の課題はどうやって円安にもっていくか
・できれば1ドル=90円ぐらいが望ましい水準
との認識を示したようです。
既報の金子事務局長の発言を要約すると、「本当なら110円がいいけど95円ぐらいでもいいのでは」といった主旨でしたので、人によって「望ましい水準」や「希望する水準」は違うようです。
ちなみに、菅首相が今年年初に健康問題で辞任した藤井財務大臣(当時)の引き継ぎで財務相に就任した直後の1月7日に飛び出した円安希望発言を振り返ってみると、「経済界からみた場合、90円台半ばあたりが貿易関係で適切との見方が多い」との表現になっていました。
いずれにしろ、円高けん制発言なので当たり前ですが、「最近の水準は望ましくない」という点では政府要人の見解に一致が見られ、それららの発言録が束になって、いわゆる口先介入効果を発揮して、ドル円は微妙な小康状態になっているように見えます。
注目されている菅・白川会談についても、「首相官邸に招待されたからには手ぶらじゃ行かないだろう」、「事前に公表するかどうかはともかく、何かお土産を持っていくはずだ」という淡い期待がある一方で、「期待が高まっているだけに何も出てこなかったら大変だ」という警戒感もあって、ドル円は何となく身動きがとりにくくなっているように見受けられます。政府の人が円高牽制するのにはもう慣れてきたので、やはり日銀発の言動に注目点がシフトしつつあります。
今夜の注目材料は?
- 2010年8月18日(水)15:47
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東京市場の為替は、午前中に日経平均株価が高寄り後に上げ幅を縮小し、一時前日比マイナス圏に沈む中で円高が進行。午後に入り、日経平均はその後再び上昇に転じましたが、その割には円売りに積極性はみられません。今後、どのような展開になるのか、鍵となりそうな経済イベントを確認していきましょう。
8/18(水)
17:30☆(英) BOE議事録
18:00 (ユーロ圏) 6月建設支出
18:30 (南ア) 6月実質小売売上高
※☆は特に注目の材料
どうにも手掛かり材料は少なめです。
イングランド銀行(BOE)理事会の議事録は注目されますが、本日1日のトレンドを左右するほど大きなサプライズはないものとみられます。従って、今夜これからの為替相場は、基本的に欧米株式市場の動向に連れる展開となりそうです。
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから
日経平均株価終値は78円高
- 2010年8月18日(水)15:18
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18日の日経平均株価の終値は78.86円高の、9240.54円で引けました。午後に入り株価が反発すると、ドル/円も緩やかに反発する展開が続き、15時過ぎの時点では一時85.50円前後まで戻す場面がありました。
しかしクロス円は昼過ぎ辺りから方向感をそう失しており、ユーロ/円は昼過ぎにつけた安値109.59円前後からは反発する場面が見られたものの、110円を積極的に試すムードとはならず、15時時点では109.50円台から109.80円前後でのもみ合いが続いています。また豪ドル/円も77.00円±10銭前後での小動きとなっています。
また14時過ぎに民主党の城島光力政調会長代理からは「1ドルは90円くらいが望ましい」、民主党のデフレ脱却議連事務局長の金子洋一参議院議員からは「1ドル95円を目標に日本単独でも介入を行うべき」との見方が示されましたが、発表直後の市場はほとんど無反応であった様子です。
中国でもストレス・テスト?
- 2010年8月18日(水)14:58
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中国の一部メディアの報道として
・中国銀行業監督管理委員会が、北京の銀行に対してストレステストを行うよう要求
・不動産市況が貸付残高を下回る水準まで下落した場合に銀行が被る影響を測定
・特に2軒目以上の住宅を購入するための融資に関するリスクを監視すべき
・ストレステストの最悪の条件としては、住宅価格が6割下落した場合を想定する
・テストは通常のリスク管理の一環で、住宅価格の下落を予想しているわけではない
・・・などが伝わってきています。
世界金融危機後の米国ストレステストを嚆矢にして、ソブリン危機発生後の欧州ストレステスト、など最近ちょっとブームになっている感じですね。上記報道の真贋は不明ですが、やるんだったら何故北京の銀行だけなのか、とか色んな疑問が湧いてきます。
中国版ストレステストの実現可能性については、現時点ではかなり疑問な感じがしますし、中国のことなので、テストをやったとしてもその結果を公表するのかどうかもかなり怪しい気がします。当局の不動産融資抑制策の一環として、こうした話を表面化させているのではないでしょうか?
デフレ脱却議連=95円目標に介入を
- 2010年8月18日(水)14:38
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民主デフレ脱却議連事務局長である金子洋一参院議員は
・「2008年9月のリーマン・ショックまでは1ドル=110円ぐらいだったので
110円が望ましいが、介入で持っていけるとは思っていない」
・「ついこの間までは95円だったから、そのあたりを目標にするということも考えていくべきだ」
と述べたうえで、仮に介入に踏み切る場合は、日銀が市場に出た資金を吸収しない
「非不胎化介入」とするよう求めています。
金子氏は日本単独での為替介入について
「日本政府として今の水準がとても受け入れ難いという姿勢を示すために必要だ。
単独だと効果も低いということもよく分かるが、
今、そういうことを言っているような危機感のなさでいいのか」
とも述べています。
PIMCO=景気浮揚策として住宅ローン借り換えプログラムを提唱
- 2010年8月18日(水)14:34
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世界最大の債券ファンドを運用する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の最高投資責任者(CIO)であるビル・グロース氏は17日、景気支援を目的に、低利の住宅ローンに借り替えられるプログラムを実施すべきと主張しました。
グロース氏は、大規模な借り換えプログラムは個人消費を500億─600億ドル拡大させ、住宅価格を5─10%押し上げる効果があると予想しています。
米経済は、金融・財政の刺激策の終了で、今後雇用の伸びを生み出せないほど成長が低迷する厳しい局面に向かっていると指摘しており、借り換えプログラムのような措置を6カ月以内に実現する必要があると主張しています。
===
住宅ローンで身動きとれない、米国民に対する「徳政令」を、との主張ですね。これもヘアカット(+モラルハザード)を前提とした政策をすべき、ということなのでしょうか?
まあ、逆に言えば、それだけ米経済が追い詰められている状況だ、ということの説明にはなりそうですが。
BOE議事録に注目
- 2010年8月18日(水)13:44
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本日17時30分に発表される英中銀・BOE議事録に注目です。
8月の金融政策委員会(MPC)では政策金利と資産買い取りプログラムは
据え置きとなりましたが、センタンス委員は今回も反対票を投じている
可能性が高そうです。この点については、利上げ同調者が現れていなければ
それほど材料視される事はなさそうです。
一方、英中銀は8月のインフレレポートで、景気の先行き見通しを5月時点から
下方修正しており、ハト派代表格のポーゼン委員は、7月のMPCで
「将来ある時点で資産買い入れ拡大が正当化される可能性がある」と述べています。
ポーゼン委員や、おなじくハト派と目されるマイルズ委員あたりが8月のMPCで
今年2月以来休止している資産買い取りプログラムの拡大を
主張していないかどうかが見どころの一つとなりそうです。
昨日からのポンドの下落は、この議事録で金融緩和の議論が高まっている可能性を
警戒したものという解説も聞かれるだけに、注目が集まります。
東京午前のドル/円は弱含み
- 2010年8月18日(水)12:38
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本日の東京午前のドル/円は、前日のNYダウ平均が100ドルを超えて上昇したことにより、日経平均株価の上昇によるクロス円高が、ドル/円も連れ高が予想されました。
しかし日経平均株価は100円近く上昇して寄り付いたものの、その後は軟調な展開となり、一時は前日比でマイナスとなる場面も見られました。これを受けドル/円は早朝につけた高値85.68円から、10:20過ぎには85.33円まで下落する場面があり、12:30時点では85.37円前後での小動きとなっています。
それでは午前の材料を振り返ってみたいと思います。
(1)本邦での株安
本日の日経平均株価は高く寄り付きましたが、その後短期筋からの売り物が出た事により9:30前に下げ始めると、わずか1時間弱で前日比マイナスとなる場面があり、市場ではリスクに消極的となる動きへとつながった模様です。
(2)クロス円の下げに伴うドル/円の下落
株安を受けて9:30前後からの1時間弱で、ユーロ/円は50銭近く、豪ドル/円は40銭近く、それぞれ値を下げる場面が見られました。ドル/円は株安・クロス円安が重なり、9時過ぎの85.50円台から、10:20過ぎに85.33円まで下落しました。
(3)仲値余剰や本邦輸出企業からの売り圧力
本日の仲値は余剰(=市場ではドルを買いたい人よりもドルを売りたい人の方が多かった)となり、仲値公示に向けてドル/円に下落圧力がかかった模様です。またドル/円やユーロ/円に本邦の輸出企業からの売り注文が出た事により、ドル/円やクロス円の上値を重くし、下落へとつながった模様です。
本日は欧米市場でも手掛かりとなる材料がないため、欧州勢が来るまでの間、日経平均や上海の株価、時間外のダウ平均先物といったところが、相場の動きを読むヒントとなりそうです。あとは欧州勢がそれらの材料を見て、どう反応するのか注目されそうです。
本日、ユーロドルのポイントは?
- 2010年8月18日(水)12:30
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上記のユーロ/ドルチャート(日足)は8/18の12:20現在【1.2841】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
詳細な説明は画面をご覧ください。
※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。
昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/18/12:00)
- 2010年8月18日(水)12:15
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ドル/円は買い意欲が強い一方、85.00円前後には売りストップも見られます。ユーロ/円も109円半ばから109.00円にかけて買い意欲が強い一方、110円半ばでは売り注文が目立ちます。
昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/18/12:00)
- 2010年8月18日(水)12:12
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外為どっとコムより
豪ドル/円は77.00と76.90、76.80に買い注文が見えます。
ポンド/円は本日下落基調の中、132.40や132.00に買い注文が見える一方、133.00や133.40、133.80の売りの強さが鮮明になってきています。
ECBと中国人民銀行が会合?
- 2010年8月18日(水)11:35
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中国の新聞「21世紀経済報道」が今朝、「欧州中央銀行(ECB)と中国人民銀行が10月5日に会合を行う模様」と報じています。
この新聞報道によると、トリシェECB総裁のほか、レーン欧州委員や、ユンケル・ユーログループ議長が参加予定とされていますが、中国側は「中国人民銀行と財政省の幹部」とされているのみで、誰が来るのかは分かっていません。
10月5日と随分日程が先であること、会合の意図が伝わっていないことから、今時点では材料視しにくいですね。ただ、ユーロ圏内の巨額財政赤字を抱える国の信用不安などもあることから、そうした国々の国債買い入れなどについての相談か?との憶測くらいは呼ぶかもしれませんね。
ムーディーズ=スペインの財政見通しに対する懸念から格下げも
- 2010年8月18日(水)11:10
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17日、ムーディーズのアナリストであるコッカーベック氏はスペインの財政見通しに懸念を抱いていることを明らかにしました。
以下、同氏のコメントです。
・スペイン政府は財政上の課題に取り組む強い姿勢を示しているが、「トリプルA」格付けが危うくなる水準まで国債費が上昇するリスクがある。
・(スペインの歳入に対する利払い費の比率は現在6%だが、ムーディーズは17日に公表したリポートで、2012年に9%、2013年に10%へ上昇すると予想していることを受けて)、利払い費が歳入の10%に達し、好転や安定の兆しが見られない状況が『Aaa』と『Aa』を分ける重要な境界線と考えている。いずれこの水準を突破するだろう。
・格下げはあり得る。これについて引き続き詳細を検討しているが、疑念のほうが大きい。
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これらのコメントは、ユーロ/ドルにとっては、売り材料になるとしても、買い材料とは言えないと思われます。
今日の豪ドル/円テクニカル見通し
- 2010年8月18日(水)11:05
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(上記豪ドル/円のチャート(日足)は8/18の10:55現在。クリックすると拡大します)
豪ドル/円は17日に77円台を回復したことで、戻り上値を試す局面に入った可能性があります。しかし11日陰線(高値は78.02円)や13日の上ヒゲ(高値は77.79円)が引き続き上値抵抗として機能しており、20日線と併せてレジスタンス視されそうです。また先月の上値を試す局面では、引値レベルで78円を維持している間、相場は強気基調であったことから、このあたりも相場を読む上でポイントとなりそうです。
まず上値は78円ちょうど前後が重くなっており、前述の77.79円(8/13高値)や78.02円(8/11高値)の他、20日線(8/18時点では78.00円)もあり、攻防の分岐点となりやすそうです。仮に突破した場合、まずは78.77円(8/10高値)、その上は79.43円(7/27高値)から79.63円(8/18時点での、ボリンジャーバンド上限)が目先の目標値となりそうです。
反対に下値は、目先は6日線(8/18時点では76.94円)ですが、同線の傾きを見ると依然として下向きのため、現在の相場が下げ止まったとは言いづらいものがあります。近くにはボリンジャーバンド下限(同、76.36円)もあり、まずは76円台の攻防の行方が注目されます。またすぐ下には8/12安値(75.85円)が控えており、73.50円(8/18時点での、5/21安値71.85円と7/1安値72.70円を結んだ線)までは距離を感じさせる相場展開となっています。
○レジスタンス
77.79円(8/13高値)
78.00円前後(前述の20日線や8/11高値が位置)
78.77円(8/10高値)
79.43円(7/27高値)から79.63円(8/18時点でのバンド上限)
○サポート
76.94円(8/18時点での、6日線)
76.36円(同、バンド下限)
75.85円(8/12安値)
ムーディーズ=米英仏独、格下げの可能性も
- 2010年8月18日(水)10:36
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米格付け会社ムーディーズが17日に出した見解が新たな波紋を呼んでいます。
内容は、米国、英国、フランス、ドイツの「AAA」格付けは将来的に安定した状況にあるものの、格下げの可能性を増大させる恐れのある新たな課題に直面している、というものです。
ムーディーズは、これらの4カ国の「格下げへの距離」は縮小したと指摘し、債務のダイナミクスなどに対する将来的な評価に基づくと、4カ国の格付けは引き続き将来的に安定した状況にあるとの見方を示しました。
ただ、ムーディーズは4カ国が直面する新たな課題として、財政刺激策を事実上打ち切らざるを得ない状況のなかで経済を再び成長軌道に乗せる必要があること、信頼の置ける中期的な財政調整プログラムを通し無理のない資金調達への道を再び確保、もしくは維持することを指摘しています。
また、高齢化問題などに対処する時間が限られていることも新たな課題として挙げています。
ソブリンリスクの問題と、財政刺激策の打ち切りのタイミングの見極めという裏腹の問題は、常にこれらの先進国を悩ませそうです。高齢化問題に対する対応(例えば、労働力人口が減少していくなかで、若年層労働者の高齢者福祉に対する負担が増加していくこと)については、日本が”先進国”なので、米独仏英はそこから学ぶものが大きいのかもしれません。
ポンド円、一時132円60銭と今月安値。背景は?
- 2010年8月18日(水)10:25
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ポンド円が軟調に推移し、つい先ほど一時132円60銭と今月の最安値まで差し込みました。
特段の理由は見当たりませんが、
(1)昨日の欧州市場で懸念されていたアイルランド国債入札が無難な結果になった事でユーロポンド市場でのユーロ買い戻しによるポンド売りの余波が続いている。
(2)昨日話題になった英豪系資源会社BHPビリトンによるカナダのポタシュ社(世界最大級の肥料メーカーだそうです)に対する総額390億ドルに上る敵対的買収の噂によるポンドカナダ市場でのポンド売りカナダ買いの余波が続いている。
(3)本日夕方に発表されるBOE議事録への警戒感
・・・などが指摘されています。
やや長い目で見ると、ポンドドルは5月20日の1ポンド=1.4228ドルをボトムにして8月6日の高値1.5997ドルまで、約2ヵ月半にわたってほぼ一本調子で買われて上昇していましたので、その過程で蓄積したドル売り・ポンド買いの持ち高整理が始まっているとの指摘もあります。
真相は不明ですが、最近はポンドの上値が重たく、下値がやや軽くなっている印象があります。
ドル円一時85円33銭に下落、日本株軟化と米2年債金利反落で
- 2010年8月18日(水)10:22
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さきほど、ドル円が一時85円33銭まで下落しました。
・前日比高く寄り付いた日経平均が一時前日比マイナス圏に反落
・上記を嫌気したクロス円の軟化
・前夜のNYで一時0.52%台に上昇した米2年債利回りが0.49%台に反落
・・・などが背景になっているようです。
仲値通過は1ドル=85円48-51銭界隈
- 2010年8月18日(水)09:56
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さきほど、ドル円相場が85円銭界隈で本日の仲値を通過しました。
昨晩のNY市場の余波を引きずり、朝方一時85円68銭まで上伸する場面もありましたが、
・本日の仲値はドル余剰との観測
・85円台後半に控えている本邦勢の売りオーダーの圧迫感
・日本株寄り付き後の上げ幅圧縮
・・・などが重石になってドル円の頭を押さえているようです。
本日の東京市場はいつもに増して手掛かり材料が不足しています。円高デフレに対する根強い警戒感と菅・白川会談への淡い期待の狭間でドル円相場の難しい値動きが続きそうです。
指数移動平均で見た、ドル/円相場の動き
- 2010年8月18日(水)09:54
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上記のドル/円チャート(日足)は8/18の09:39現在【85.43円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
ドル/円相場を時間足の指数移動平均で見てみました。
あまり大きなトレンドが出ているような動きには見えません。
70EMA > 20EMAなので、まだ売り相場のような匂いも残っているのですが・・・。
※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。
朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/18/9:40)
- 2010年8月18日(水)09:53
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提供は(株)外為どっとコムです。
とにかく両通貨ペアともに、買い注文が多いですね。
朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/18/09:40)
- 2010年8月18日(水)09:52
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は昨日高値77.69円の少し上、77.80円に売りと買いストップが見られます。ポンド/円は133.00円の買いのほか、133.40円から133.80円にかけての売りも目立ちます。
米セントルイス連銀総裁「追加緩和の確率50%」
- 2010年8月18日(水)09:47
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米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)
とのインタビューで、デフレを回避するために、FRBは一段の国債買い入れを進め、
自己のバランスシートを拡大させる必要があるとの考えを示し、
「経済が緩やかなペースで成長し続けるとの基調的な予想に基づくと、
50%の確率でFRBがこうした政策を実際に導入する必要に迫られる」
と語りました。
昨日17日には、FRBは満期を迎えるモーゲージ担保証券(MBS)の元本償還金で、
25.5億ドルの国債買い入れを実施しましたが、MBSの償還金を国債に回すだけでは
FRBのバランスシート拡大にはつながりません。
ブラード総裁は50%の確率で、MBS償還金以上の国債買い入れが必要になると
考えている事になります。つまり、追加的な金融緩和ではなく
追加量的緩和が必要になると見ているようです。
日経平均 上昇して始まる
- 2010年8月18日(水)09:04
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日経平均株価は前日比99.82円高の9261.50円で始まりました。前日のNYの株高を好感しての上昇とみられます。
ただ、ドル/円については、この日本株の高寄りを見越して、朝からやや円売り優勢で推移していたことから、寄り付き後にさらに円安が進む様子はなく、現時点ではむしろ日経平均が寄り付き後に上げ幅をやや縮小する中で円買い優勢で推移しています。
本日、ドル円のポイントは?
- 2010年8月18日(水)08:36
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上記のドル/円チャート(日足)は8/18の08:00現在【85.60円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
動きが乏しい展開になってきています。
上記チャートを見てもお分かりのとおり、ラインLとラインKに挟まれたゾーンにおける三角持ち合いのところで、
上か下かのどちらかに抜けるところを探っています。
政局に絡んでということでは、与党は円高・株安対策と総理自身の地位をかけた党内の選挙とどちらが優先なのか、ここからちょっと時間をかけてみていくことになってくるのでしょうか?
■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)92.89円:6/04高値
(3)90.22円:200日線(下落)
(4)89.15円:直近高値、7/12
(5)88.52円:60日線(下落)
(6)87.88円:ラインC:5/04-6/04の高値-高値(94.99-92.89)を結んだ線
(7)86.64円:ラインE:7/14-7/28の高値-高値(89.09-88.11)を結んだ線
(8)86.45円:8/05高値
(9)86.24円:20日線(下落)
(10)86.22円:ラインD:6/04-7/28の高値-高値(92.89-88.11)を結んだ線
(11)85.96円:ラインL:7/28-8/13の高値-高値(88.11-86.39)を結んだ線
■下値のポイント
(1)85.55円:ラインF:7/30-8/02の高値-高値(86.98-86.87)を結んだ線
(2)85.55円:8/09-8/13の高値-安値(86.87-85.01)の半値
(3)85.53円:ラインJ:8/11-8/16の安値-安値(84.71-85.20)を結んだ線
(4)85.39円:8/17の高値-安値(85.68-85.10)の半値
(5)85.20円:ラインK:8/11-8/17の安値-安値(84.71-85.10)を結んだ線
(6)84.99円:ラインG:7/28-8/10の高値-高値(88.11-86.24)を結んだ線(minor)
(7)84.71円:8/11安値
(8)84.21円:ライン
(9)83.81円:ラインH:8/04-8/06の高値-高値(85.31-85.01)を結んだ線
(10)83.00円近辺:87.11円(2008/12安値)-84.79円(2009/11安値)を週足で結んだ線
■また、注目の時間足の指数移動平均(08:33現在)です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:85.54円
『60分足の20EMA』:85.49円
『60分足の20EMA』 < 『60分足の70EMA』 < 取引値【85.65円】
と、買い相場のフォーメーションになりつつあるようにも見えますが、ここからは見極めが必要なところです。
本日も、よろしくお願い申し上げます。
NYダウの反発で資源国貨軒並み上昇
- 2010年8月18日(水)08:10
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昨日の為替市場で比較的目立った動きとして、資源国通貨の反発が挙げられます。
昨日の主要通貨のうち、対円相場での日足が陽線になったものをピックアップして、東京市場で作った下ヒゲの先端とNY市場で伸ばした上ヒゲの先端までの最大上昇率を比較してみると・・・
ドル円
85円10銭から85円68銭で+0.68%
ユーロ円
109円07銭から110円44銭で+1.26%
カナダ円
81円53銭から83円05銭で+1.86%
豪ドル円
76円20銭から77円69銭で+1.96%
キウイ円
59円95銭から61円16銭で+2.02%
・・・となっています。
ちなみに、昨日はポンド円やスイス円は日足が陰線になっていますが、これはアイルランド国債の無難な入札結果などを受けて、ユーロポンドやユーロスイスでユーロが買い戻されたことの影響によると見られます。こうしてみると、やはり、上がるにしろ下がるにしろ、比較的分かり易くて値動きが良いのは、資源国通貨円であることが再認識させられます。
米国を中心とした世界の景況感が温まって株が上昇したらリスクオンで円安、冷え込んで株が下落したらリスクオフで円高という構図は、ドル円、クロス円に概ね共通する地合いではありますが、現在、ドル円については日米の経済政策への思惑や口先勧誘などのノイズが入り易くて値動きも鈍いですし、欧州通貨円についてもユーロ圏の財政問題への懸念が明滅することで欧州域内のクロス相場の影響が複雑に絡んできたりして、ノイズが入り易い状況にあります。
「世界の景況感」に軸足を置いてトレードに臨む場合、価格連想方程式が比較的シンプルに安定して、値動きにノイズが入りにくいのは、やはり資源国通貨であり、上がるにしろ下がるにしろ、原因がはっきりしているという印象があります。世界景気底割れ二番底で売り、世界景気回復持続で買い、どちらのシナリオにベットするにしろ、政策的なノイズの少ない資源国通貨の方が取り組み易いのかもしれません。
ドル円、強めの米経済指標とNY株上昇で85円台後半回復
- 2010年8月18日(水)07:09
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おはようございます。
昨日の為替市場でドル円相場は85円10-60銭台の狭いレンジ内での上下動を繰り返しつつもジリ高の展開となりました。1日の動きを振り返っておくと・・・
(1)東京早朝は85円30銭台。NY終盤に生じたドル買い戻しの余波を引き継いで序盤に一時85円40銭台まで上昇するが、85円台半ばに控えていると噂される本邦実需の売りオーダーに圧迫されて85円10銭台に押し返される。寄り付き後の日経平均株価は一時前日比▲150円超下落したが、日銀による追加金融緩和に対する淡い期待で株価が下げ幅圧縮に転じると、ドル円も85円20-30銭台に持ち直す。
(2)欧州勢力参入後、時間外のNYダウ先物や米2年国債利回りの上昇などを手掛かりに上値試しの気運が強まって85円50銭台まで上昇するが、このレベルでは本邦実需の売り観測も根強い。85円20-30銭台に押し返されて米経済指標待ち。
(3)21:30に発表された米経済指標は7月住宅着工が予想よりも弱めだった一方で、7月生産者価格指数は予想よりも高めとなり、米金融政策に与える示唆は微妙な結果に。ドル円はいったん85円20銭前後に下落した後、すぐに85円30銭台に買い戻される。22:15に発表された米7月鉱工業生産は事前予想を大幅に上回る強い内容になり、寄り付き後のNYダウが大幅に上昇するとドル円、クロス円ともに買い優勢となり、一時85円68銭の昨日高値まで上昇。
(4)利食いに押され反落後、85円40-60銭台でもみ合い推移となって東京勢の参入待ち。
・・・という流れでした。
東京、ロンドンでずっと重たかった85円台半ばの壁をブレークさせたのはやはりアメリカの経済指標でした。昨晩発表された米7月鉱工業生産は前月比+1.0%と事前予想の+0.5%を上回る非常に強い結果になり、設備稼働率も前月の74.1%から74.8%へと大幅に上昇しました。ちなみに、設備稼働率はこれでリーマン・ショックが勃発した2008年09月の水準をほぼ回復したようです。
一昨日のNY市場ではNY連銀製造業指数とNAHB住宅市場指数の弱い結果に反応して米国金利とドル円が下落、昨日は米鉱工業生産の強い結果に反応して米金利とドル円が小反発という具合に、非常に基本に忠実な、ドル円相場の素直な反応が認められます。米国の経済指標は強弱入り混じる状態が続いており、回復維持か腰折れか、方向感がより鮮明になってくるまでの間は、出てきた指標の内容に応じて、米国金利、ドル円相場ともに是々非々の反応が続くと思われます。
分かり易いと言えば分かり易い相場の値動きの仕組みですが、発表される経済指標の結果が玉石混淆の状態にある間は、非常に方向感を掴むのが難しくて出たとこ勝負を強いられる厄介な相場展開が続いています。そこで本日のマーケットですが、発表が予定されている経済指標の面では、本当に今日は材料の砂漠地帯です。東京時間帯は例によって昨晩のNY市場の動きを受けた日本株の反応や、時刻不定期で入力される可能性がある要人発言ぐらいしか手掛かりになりそうなものがありません。細かい需給トークなどを絡めながら、85円台後半のレベルを維持できるかどうかが注目されます。
今日も一日よろしくお願いします。




