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外為リアルタイムレビュー: 2010年8月 5日バックナンバー

2010年8月 5日バックナンバー

トリシェECB総裁、発言

先ほどトリシェ欧州中銀(ECB)総裁の発言が伝わってきました。

ユーロ/ドルは米新規失業保険申請件数の悪化によるドル売りにより買われ、21:30直前の1.3187ドル界隈から、21:45前には1.3233ドル前後まで上昇する場面が見られました。ユーロ/円はドル/円の下落とユーロ/ドルの上昇に挟まれる格好となっており、22:00現在は113.50円台でのもみ合いとなっています。


以下、主な総裁の発言をピックアップしました。

物価安定に必要な政策はすべて行う
マネー市場の活動は倍以上に拡大、正しい方向に向かっている
金融政策に関するシグナルはない
ストレステストは市場の信頼を回復する重要なステップ
金融市場は改善を示している
(無制限の流動性供給についての質問にて)次の会合で協議する

ECBの政策金利は適切である
物価は引き続いて落ち着いて推移する見通し
インフレ期待はしっかり抑制されている
中期的に物価の安定が維持される見通し
第2四半期のデータは力強いものになる見込み
第3四半期のデータは予想よりも良好になる見込み

インフレ率は現在の水準で不安定に推移する見込み
非標準的措置はECBの指名に見合う一時的なもの
ユーロ圏のGDPは緩やかだが不均衡なペースで拡大する見込み
世界経済の回復・輸出・金融緩和策がユーロ圏の経済を支える
経済活動の回復は、バランスシートの調整や労働市場によって妨げられる見込み

成長見通しへのリスクは概ね均衡
成長の上方リスクには貿易の拡大が、下方りクスには市場の緊張や商品市場、保護貿易や世界的な不均衡が含まれる

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カナダ住宅関連統計は強めだったのに、加ドルの初期反応は・・・

21:30に発表されたカナダの6月住宅建設許可件数は、前月比+6.5%と、市場予想の前月比+1.8%を大きく上回る結果となりました。

指標発表後のドルカナダの初期反応ですが、数分間は1.0107-1.0118の範囲でもみ合ったのち、1.0130界隈へ上昇、若干ながらドル高・カナダドル安方向に振れています。

既報の通り、同時に発表された米国の失業保険新規請求件数は市場予想よりも弱い結果だったため、ドルカナダは複雑な状況に置かれています。素直に考えれば、

カナダの強めの経済指標→カナダ追加利上げ観測→カナダドル高圧力

という連想と、

米国の弱めの経済指標→米国経済減速→米国低金利長期化観測→米ドル安圧力

なので、カナダドル高、米ドル安の反応でよさそうにも思えますが、カナダドルはG7唯一の原油輸出国通貨として原油価格との連動性が強いという特徴を持っており、

米国の弱めの経済指標→世界経済減速→原油価格軟化観測→カナダドル安圧力

という連想が働いたことで、ドルカナダはむしろカナダドル安・米ドル高気味に振れたと思われます。

カナダドルに限らず、いわゆる資源輸出国通貨群の値動きは、基本的に自国景気の足元の強弱よりも、グローバルな景況感の変化の方により敏感であるといえます・・・

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米新規失業保険申請件数発表

先ほど米新規失業保険申請件数が発表されました。

(米) 8/1までの週の新規失業保険申請件数   47.9万件
           (前回45.71万件(45.65万件より修正) 予想45.5万件)


事前予想より大きく悪化し、今年4月以来の高い件数となったことで、発表後の市場ではドル/円は売られており、21:33現在、ドル円は発表前の86.18円界隈から、85.89円前後まで下落する場面が見られました。

また今回の結果を受け、4週平均も45.85万件(前週は45.33万件)から増加しております。今回の結果を受け、明日の米7月雇用統計に向けて、ドル/円は上値の重い展開が見込まれます。

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欧州中央銀行(ECB)、主要政策金利を据え置き

20:45JST、欧州中央銀行(ECB)、は要政策金利を1.00%に据え置くことを発表しました。

これを受け、ユーロ/ドルは反応が薄く、1.3200を挟んで上下15ポイント程度の値動きとなっています。

次は21:30からのトリシェ総裁発言に注目が集まります。

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本日、ドル円のポイントは?Part2

2010085YEN2015.jpg上記のドル/円チャート(日足)は8/05の20:15現在【86.09円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

今日はドル/円は買う気満々かと思ったのですが、買い上がる元気もないようですね。
様子見でしょうか?

しかし、86.40とか86.50とか上がっても売りは出てきそうです。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。



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英中銀、政策金利を0.5%で据え置き

20:00JST,英中銀政策金利の発表がありました。

・英中銀、政策金利を0.5%で据え置き
・英中銀、資産買い入れ枠を2000億ポンドに維持

すべて現行通り。

本件、発表を受け、ポンド/ドルは1.5890から1.5920に一時上昇しています。

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独6月製造業受注でユーロ上昇

19:00JST発表の、独・6月製造業受注は、
予想+1.4%に対し、+3.2%と予想を上回る数値に、ユーロドルは反応し、1.3203近辺から1.3216まで、一時上昇しました。
ドル円は連れて86.03円近辺まで下落しました。

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ポンド/ドル乱高下の背景は?

WS000357.JPG

※ポンド/ドル30分足

欧州時間に入ってポンド/ドルが乱高下しています。
16時前の急落は、英・蘭石油メジャー、ロイヤルダッチシェルによる
カナダ企業買収の憶測を受けたポンド売り・カナダドル買いが背景とされています。

その後18時頃からの急反発は、ユーロの上昇に連れたポンド買いのようです。
では、そのユーロ上昇の背景はスペイン国債入札の無難な結果や、
IMFが「ギリシャの債券市場への復帰は2011年には可能になる」
との見方を示した事などが挙げられています。

ECB理事会の政策発表と総裁会見を前にしたポジション整理という面もあるのかもしれません。



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「横綱スペシャル・どうなる雇用統計!」アップのお知らせ

世界中が注目する、明日発表の米7月雇用統計について当社映像コンテンツ「外為番付」
では特別版として「横綱スペシャル・どうなる雇用統計!」を公開しています。


前回のおさらい、今回の見どころ、発表後のドル円相場見通しなどを
10分弱の動画にまとめました。当社社長・主席研究員植野の見解も交えながら
お伝えしています。

ご興味ある方はコチラからご覧になって見て下さい。
 

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/5/18:10)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は売りは79.30円、買いは78.50円に大量の注文が見られます。ポンド/円も137.40円に売り、135.00円に買いの注文が見られますが、両通貨ともストップは少なめです。

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/5/18:10)

WS002428.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
ユーロ/円は夕方の急反発で114円台の厚い売りの壁に接近しています。ここを突破できるかどうか。

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トリシェ総裁会見に注目

20:45  欧州中銀(ECB)政策金利発表
21:30  トリシェECB総裁会見

ECBの理事会では金融政策の変更はないものと見られますが、その後の
トリシェ総裁の会見ではユーロ圏の景気認識についての発言が注目されます。

ECBはソブリンショックの震源地となったユーロ圏国債市場の回復に
自信を深めつつあるようで、ソブリンショックに際して導入した国債買い入れプログラムの
買い入れ額の縮小傾向が目立ちます。今月2日に公表した週間の買い入れ額は、わずか
8100万ユーロで、5月の買い入れ開始直後の週の165億ユーロから大きく減少しています。

欧州ストレステストを通過した事で、危機は一段落したとの見方が強く、総裁がユーロ圏の
景気認識について強気な発言をしたり、出口戦略に絡む発言が飛び出したりすると
ユーロ買い材料となる可能性があります。

 

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米2年債利回りと米10年債利回り

相場の説明をする際に、米2年債利回りと米長期金利(10年債利回り)をよく見かけます。

米10年債は国債の中では指標銘柄としてみられるもので、各国の国債利回り一覧などをみると、一番目立つようにしてあるのが10年債利回りです。金融市場の大きな流れをみていく上では、かなり重要な指標の一つと言えるでしょう。

一方、米2年債利回りはというと、ドル/円市場をみていく上ではとても重要です。
というのも、ここ数年にわたり、ドル/円と米2年債利回りは非常に強い順相関を示しているためです。相関性を示す背景については、「世界的な金融危機によって米国の超低金利政策が始まって以降、2年債利回りが目先の米国の金融政策の行く末の織り込み具合を判断するのに最もちょうど良いため」など様々な理由が考えられますが、実際にこの傾向がいつまで続くかは誰にも分かりません。

ただ、足元の傾向が続いている限り、ドル/円相場をみていく上で米2年債利回りを確認しておくのはとても有益と思われます。
 

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今夜から明朝の注目材料☆

東京市場のドル/円相場は86円ちょうど近辺を下値に反発しましたが、クロス円についてはジリジリと円高が進んでいる印象です。
今後、再び円は全面的に上昇する展開となるのか、手掛かり材料を確認していきましょう。

8/5(木)
19:00  (独) 6月製造業受注
20:00☆(英) BOE政策金利発表  
20:45☆(ユーロ圏) 欧州中銀政策金利発表  
21:30☆(米) 8/1までの週の新規失業保険申請件数
21:30 (加) 6月住宅建設許可

8/6(金)
10:30 (豪) RBA四半期金融政策報告
※☆は特に注目の材料


一応☆つきは3つですが、ユーロ圏と英国の政策金利発表については、特に目立った変更はないとみられており、材料視される公算は小さいとみています。
ただ、米新規失業保険申請件数には要注意です。毎月、というわけではありませんが、雇用統計直前の新規失業保険申請件数をきっかけに大きく相場が動くことがあります。

♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから

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ドル/円、明日の米雇用統計が意識される

6日に予定されている米7月雇用統計を前に、昨日4日に発表された米7月のADP全国雇用者数やISM非製造業景況指数はいずれも事前予想を上回る結果となり、市場ではにわかに米国の雇用状況改善への期待が高まっています。

本日は明日発表が予定されている米雇用統計の直前の注目材料として、米新規失業保険申請件数に注目が集まっています。今年4月以降、同件数は概ね44万から47万件で推移しており、また4週移動平均で見ると5月から6月にかけて上昇したものの、7月に入り移動平均線はわずかに下向きに転じていることから、今回もし市場予想(45.5万件)や先週時点での4週移動平均(45.25万件)を下回る結果が出た場合、明日の雇用統計に向けた期待が高まり、ドル/円は底堅い展開が予想されます。

ただし明日の米雇用統計を控えた中での発表であるため、市場参加者が大きくポジションを傾けるとは考えにくいところです。しかしドル/円は6月より軟調な展開が続いていたことを考慮すると、もし7/9までの週の件数である42.7万件(2008年8月以来の低水準)よりも減少するなど、予想を大幅に下回るサプライズ的な結果となった場合、予想外の買い戻しが出ることも考えられます。

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ちょっとマイナーな米雇用関連指標ですが・・・

ちょっとマイナーなアメリカの雇用関連指標ですが、

アメリカのオンライン求人情報会社モンスター・ワールドワイド社が昨日発表した7月の米モンスター雇用指数は138と、前年同月の114から上昇したそうです。

インターネットでの求人動向調査結果を指数化したもののようですが、前年比は6ヶ月連続でプラスになっている模様です。前年同期との比較が発表の主体であるところをみると季節調整のかかっていないデータの様なので昨晩発表されたADP全米雇用報告のように前月比の数字で雇用統計との関連を結び付けるのは難しそうです。

ただし、発表元のモンスター社は、「全米の雇用環境が全般的に改善していることを示唆」との判断を示しているようです。

今週発表された一連の雇用関連指標は、ISMの製造業と非製造業、ADP雇用報告など、いずれも比較的しっかりしており、金曜夜の雇用統計の結果に期待を持たせるようなものが多いですが、その分雇用統計への市場の期待値が事前に上がっているような感じもあって、当日の結果と市場反応への影響を判断するのはやはり難しいと言えます。

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欧州金融機関の決算発表

こちらで紹介した欧州金融機関の決算が発表されてきました。

【コメルツ銀行】
1株当たり利益:0.32ユーロ (市場予想:0.073)

【バークレイズ】
1株当たり利益:0.21ポンド (市場予想:0.163)


双方ともに市場予想を上回りましたね。14時以降のユーロ/ドルおよびポンド/ドルは上昇していましたが、特にこれら決算を好感して…というよりは、単に日経平均が引けにかけて戻すに連れて・・・という印象です。
ただ、欧州株式市場が始まったときに材料視される可能性は残っています。

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NZドル/円、三角もち合いは続くか

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(上記NZドル/円のチャート(日足)は8/5の14:45現在。クリックすると拡大します)

本日NZでは第2四半期失業率が発表されました(くわしくはこちら)。これを受け一部では利上げサイクルへの影響が囁かれており、次回9月に予定されているNZ準備銀行(RBNZ)の政策金利発表や、その次の回での利上げ期待がやや後退した模様です。

NZドル/円は7月後半より63.50円から63.70円のゾーンにて上値を押さえられる展開が続いていますが、もう少し視野を広げると、6月後半より三角もち合いが形成されています。ボリンジャーバンドのバンド幅が縮小していることから、仮に三角もち合いを突破しても、上下どちらかに方向感が出ずにレンジ相場入りとなる可能性があります。しかし、相場格言で「もち合いは放れにつけ」と言われており、どちらに抜けるかが、夏以降の相場を占う上でのポイントとなりそうです。

まず下値は62.50円前後(8/5時点でのもち合い下限が攻防の分岐点と見られます。仮に下抜けた場合は62.04円(7/30安値)よりも、バンド下限(8/5時点では61.52円)が試されると見られます。その下は60.50円前後(5/25安値58.61円からのサポート)が意識されそうです。

反対に上値は63.50円から63.70円のゾーン攻略がカギとなりそうです。その上はもち合い上限(8/5時点では64.50円前後)が目標値となりそうです。なおこの近くには200日線(同、64.23円)やバンド上限(同、64.59円)もあり、抵抗となっています。仮に上抜けが出来れば、65.26円(6/21高値)や65.76円(5/4高値69.34円から5/25安値58.61円の値幅10.73円の2/3戻し)などが見えてくることも予想されます。

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本日、ユーロ/円のポイントは?

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上記のユーロ/円チャート(日足)は8/05の13:25現在【113.22】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

ボリンジャーバンドの上限は全然上昇しませんので、全体的にユーロ買いの力が弱体化しているように見受けられます。

ここまでのユーロ買いの強さ(売っても落ちない)を見せつけられると、なかなかユーロ/円の売りポジションで入るのもやりにくいところですが、今のこの相場は、せいぜいが、もみ合いで、勢いがつけばストンと下落するだろうというふうに見受けられます。

ユーロ/円はそろそろ三角もち合いのピークですね。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。


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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/5/13:00)

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提供は(株)外為どっとコムです。
午前中の円高進行の結果、ユーロ/円は113.00円以下の買いの厚みが見えてきました。
一方、ドル/円は買いが薄いのが気になります。もはや86.00円が「節目」として意識されなくなってきているようですね。

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/5/13:00)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は78.40円と78.50円の買い注文が、ポンド/円は137.40円の売り注文が、それぞれ目立ちます。また共にストップ注文は少なめです。

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直嶋経産相の円高牽制発言・・・

直嶋経産相の発言として、

・(円高に対し)何らかの対応が必要になる可能性がある
・今の円高を危惧している

・・・などが伝わってきています。

昨日の野田財務大臣発言に続き、いわゆる口先介入ですが、昨日も書きこみました通り、日本単独の散発的な口先介入では、為替相場に対する影響力は限られると思われます。

昨晩のドル円の振る舞いなどをみていると、百万言葉の口先介入よりも、良好な米国の経済指標の方がドル円相場を押し上げる力において、圧倒的な影響があります。

今晩アメリカでは21:30に失業保険新規請求件数の発表が予定されています・・・

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直嶋経産相から円高けん制発言

野田財務相や菅総理による円高警戒発言が連日のように聞かれていますが、
11時半少し前くらいから、直嶋経済産業大臣からも以下のような発言があったと伝わっています。


・(円高について)何らかの対応が必要な可能性
・今の円高を危惧
・日本企業は為替リスクに直面


変わり映えしない内容ではありますが、この発言が伝わった頃、若干円は売られました。本当に小幅ですが。

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米ADP全国雇用者数から推測される民間部門雇用者数は・・・

 

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上記は今年に入ってからの米ADP全国(民間)雇用者数と、米労働省発表が発表する
雇用統計の民間部門雇用者数の増減幅(前月比)の推移です。

昨日発表された7月ADP全国雇用者数は4.2万人増でした。過去6カ月間の平均では、
民間部門雇用者数の増加幅がADP雇用者数を8.3万人上回っています。

したがって、明日の米7月民間部門雇用者数は
4.2万人増+8.3万人増=12.5万人増が予想されます。

ただ、これはあくまでも平均値からの推測で、ADPと民間部門雇用者数の
増加幅の差の最小値は5月の-2.4万人、最大値は4月の17.6万人となっていますので、
これを当てはめると、粉気の民間部門雇用者数の予想範囲は
1.8万人増から21.8万人増とかなり幅が広がってしまいます・・・

今のところ、現地エコノミストの民間部門雇用者数の事前予想は9.0万人増となっていますが
はたしてどういう結果になるのでしょうか。
 

 

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今日の豪ドル/円テクニカル見通し

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(上記豪ドル/円のチャート(日足)は8/5の11:00現在。クリックすると拡大します)

最近の豪ドル/円は79円台では上値の重い一方、7月に入り下値が切り上がる展開が続いており、見ようによっては三角もち合いが形成されている、と捉える事もできます。もち合いの基本は「放れにつけ」ですので、どちらか抜けた方に順張りで…と言いたいところですが、バンド幅はほぼ平行なため、現在の相場に勢いが感じられず、三角を抜けたあとは79円半ばと77円半ばでのレンジ相場へと移る可能性もあるため、もち合いを離れた時の相場の勢いには注意したいところです。

まず上値は79円台の前半から半ばにかけて重くなっており、79.43円(7/27高値)以外にも79.27円(8/2高値)や79.17円(8/3高値)など、特に8月に入ってからは79円台にて上ヒゲを連発しているのが目立ちます。もし79円半ばを越えても、79.94円(4/30高値88.04円から5/21安値71.85円の値幅16.19円の1/2戻し)や79.99円(8/5時点でのバンド上限)が80円の大台手前に位置しており、上値を重くしている様子です。仮に80円の大台に乗せた場合は、81.05円(同、200日線)を試す機運が高まることが予想されます。

反対に下値は6日線(8/5時点では78.61円)や20日線(同、77.83円のほか、もち合い下限にあたる77.50円前後(7/6安値からのサポート)といったところがポイントとなりそうです。なお、77.50円前後を下回るようですと、75.66円(8/5時点でのバンド下限)など、下値は深くなることが予想されます。

○レジスタンス
79.27円(8/2高値)
79.43円(7/27高値、もち合い上限)
79.94円(4/30高値88.04円から5/21安値71.85円の値幅16.19円の1/2戻し)
79.99円(8/5時点での、バンド上限)
81.05円(同、200日線)


○サポート
78.61円(8/5時点での、6日線)
77.33円(同、20日線)

77.50円前後(7/6安値からのサポート)75.66円(同、バンド下限)

=====
また相場が三角もち合いを脱出する際には、ボリンジャーバンドのバンド幅の広がりに注目したいと思います。

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本日の欧州金融機関の決算発表予定とこれまでの復習 

本日予定されている欧州の主要金融機関の決算発表は以下の通りです。
14:00 コメルツ銀行
15:00 バークレイズ

結果が午後の欧州通貨相場で材料視される可能性もありますので、注目したいところです。


ちなみに、すでに発表された欧州の主要金融機関の決算結果は以下の通りです。
WS002421.JPG


金融危機が意識されていたスペインの大手銀行サンタンデール以外は、予想を上回っています。
さて、本日発表の2つの金融機関はこれら「予想より強い」金融機関群に入るでしょうか。
なお、コメルツは1株当たり利益が0.073、バークレイズは0.163になるとと市場では予想がでています。

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日本株、ドル円ともに上昇一服・・・

さきほど日経平均が、前日終値比+119円96銭の9609円30銭で前場引けとなりました。

比較的良好な米経済指標に反応して前夜のNY市場で米国株価とドル円相場が反発したしたことを好感して、寄り付き直後に一時9688円87銭まで上伸する場面もありましたが、東京市場のドル円相場が86円台半ばで上値重たく小反落したしたことへの警戒感から日本株も上げ幅圧縮を余儀なくされたとの解説がもっぱらになっています。

一方、為替相場関係者の解説では、日本株が上げ幅圧縮に転じてきたのでドル円の伸びしろが縮まったとの説明がもっぱらになっており、ニワトリと卵の関係が良く分かりません。

材料難の東京市場で一段の上値追求の口実が見当たらないというのが実情に近いのではないでしょうか。

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金融危機ではないが、優るとも劣らぬ大きな課題抱えている=菅首相


金融危機ではないが、優るとも劣らぬ大きな課題抱えている=菅首相

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本日(8/05)の日経新聞1面・滝田論説副委員長の「(菅首相がかつて望ましいと言った)90円台半ば(95円近辺)から10円円高になっても官邸から危機感が伝わってこない」という論説に対するかのような首相コメントです。

もし現状が危機に「優るとも劣らぬ」という認識であれば、それに対する対応がどうなるか、ということにかかってくると見られます。

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/5/09:50)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は79円半ばでは売り優勢の様子です。ポンド/円は138.00円を上抜けると売り注文は少なめの様子です。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:08/05/09:50)

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(株)外為どっとコム提供

ユーロ/円の114円以上には大口の売りがあるようです。
ドル円は86円前後にあるストップ売り注文がやや目立っています。

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仲値通過は1ドル=86円32銭界隈

先ほどドル円相場が1ドル=86円32銭界隈で仲値を通過しました。

昨日の仲値は85円57銭界隈でした。

昨晩のNY市場で炸裂したADPとISMの2段ロケットの影響で、24時間で水準が様変わりです。

本日朝方の東京市場のドル円相場は、前夜の余勢をかって一時86円45銭まで上値を試す局面がありましたが、その後は少し水準を下げて日本株睨みの一進一退となっています。

東京市場にありがちな材料難に加え、米雇用統計前の様子s見ムードも加わって、ドル円相場は難しい方向感の模索を余儀なくされる状態が続きやすいと思われます。

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日経平均寄付151円高 ドル円86円台

本日の日経平均株価は151円高の9640.34円で寄付きました。
前日のシカゴ日経平均先物(円建て)終値が9635円となっており
これを小幅に上回る水準で寄りつきました。
この時点では為替相場に目立った反応はありませんでしたが、
その後、日経平均がやや上げ幅を拡大すると(199円高)
クロス円が上昇、ユーロえ/円は113.80円台まで、
豪ドル/円は79.20円台まで値を上げています。
クロス円の上昇につれて、ドル円も86.45円まで上昇しています。

米国の景気減速懸念はやや後退しているようですが、
明日の米雇用統計を前にして、どこまでリスク・オンに傾くのか?
株ア・為替共に今後の動きが注目されます。

 

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本日、ドル円のポイントは?

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上記のドル/円チャート(日足)は8/05の08:00現在【86.30円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

昨日(8/04)の動きで印象的だったのは、クロス円の売りと相俟ってドル/円は85.31円まで下落しました。しかし、その後ユーロ/ドルが1.32台から1.31台に下落した中でユーロ/円は上昇気味に推移し、ドル/円は上昇の動きになった、ということです。

ドル/スイスも上昇しており、ドル/円は本日はまず86.10円近辺で下値支持されて買われる展開が考えられます。

昨日と今朝の上値86.40円は、88.11円(7/28)と85.31円(8/04)の2.80円下落に対する38.2%戻し水準近辺ですね。半値戻し水準は86.71円近辺となります。

86.40、86.50、87.00近辺は売りがありそうですね。

取りあえず86.00から86.70円のレンジで上下やるのでしょうか。上は買わず、下は売らないという我慢のディールで。

■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)92.89円:6/04高値
(3)90.44円:200日線(やや下落)
(4)89.33円:60日線(下落)
(5)89.15円:直近高値、7/12
(6)88.73円:ラインC:5/04-6/04の高値-高値(94.99-92.89)を結んだ線
(7)87.36円:ラインD:6/04-7/28の高値-高値(92.89-88.11)を結んだ線
(8)87.21円:20日線(下落)
(9)87.03円:7/26-7/30の高値-安値(88.11-85.95)の半値

■下値のポイント
(1)86.03円:ライン:7/28-8/04の高値-高値(88.11-86.38)を結んだ線
(2)85.85円:8/04の高値-安値(86.38-85.31)の半値
(3)85.31円:8/04安値
(4)84.79円:2009/11安値

■また、注目の時間足の指数移動平均(08:17現在)です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:86.12円
『60分足の20EMA』:86.04円

『60分足の20EMA』 < 『60分足の70EMA』 < 取引値【86.26円】
  
、『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』に迫ったところでは一回は押し目買い狙いとなります。

本日も、よろしくお願い申し上げます。
 

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NZ失業率悪化でNZドル/円下落

さきほどNZの失業率が発表されました。

(NZ) 第2四半期失業率  6.8%(前回6.0% 市場予想6.2%)

前回(第1四半期)に対して大きく増加し、市場予想よりも悪化したことを受け、発表直後の市場ではNZドル売りの反応を示しており、対円・対ドルで下げています。

7:50時点ではNZドル/円は発表前の63.33円界隈から62.93円まで、NZドル/米ドルも0.7336ドル界隈から0.7285ドル前後まで、それぞれ下げています。

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ADPとISMの2段ロケットでドル円急騰、週末にかけては・・・

おはようございます。

昨日のドル円相場は東京で円高、ロンドンで様子見、ニューヨークでドル高、と三都三様の展開になりました。1日の動きを振り返ってみると・・・

(1)東京早朝は1ドル=85円80銭前後。安寄りした日本株が下げ幅を拡大して終日軟調に推移したことや、時間外の米2年国債利回りが0.52%台と過去最低圏に下落した事などを背景に正午過ぎには一時85円30銭台と年初来安値を更新。野田財務大臣の「注目している」発言への反応も薄く、85円40銭台に小反発して欧州勢の参入待ち。

(2)欧州時間帯に入ってもドル円は様子見続く。野田財務大臣の「やや一方的」発言への反応も鈍く。米2年国債利回りの低下一巡なども背景に、85円39-56銭の狭いレンジで米国の経済指標待ちモード。

(3)21:15に発表された7月ADP全米雇用報告は前月実績が前月比+1.3万人から+1.9万人に上方修正された上、当月の値が市場予想の+3.0万人を上回る+4.2万人となる。ドル円相場は85円80銭台に上昇。その後、23:00に発表された米7月ISM非製造業指数も市場予想の53.0を上回る54.3となったことが伝わると一段高となり約25時間ぶりに86円台を回復し一時86円38銭まで急騰。

(4)利食いに押されて小反落、86円10-20銭台でもみ合い推移となって東京市場にバトンタッチ。

・・・という流れでした。

昨日のドル円相場は東京市場で年初来安値を更新した後、NY市場で急騰するという非常に出入りの激しい展開でしたが、そうした値動きの背景にあるのは、米国景気・金融政策政策に対する人々の期待の揺れであり、その意味では、基本に忠実な動きだったと言えそうです。

昨晩のドルの反発劇は、7月ADP全米雇用報告と7月米ISM非製造業指数という「2段ロケット」が2時間45分の時差を伴って点火したことでもたらされました。特にISM指数の内訳をみると、先に発表された製造業指数、今回発表された非製造業指数ともに「雇用指数」が改善し、雇用拡大を示唆する50ポイントを超える結果となったことから、金曜日の夜に発表される7月米雇用統計での雇用情勢好転シグナルへの期待を強めたような感じです。

この結果、金曜夜の雇用統計が一段と注目されることになりそうです。ここ最近は米国景気下振れ懸念が強まっていただけに、雇用統計が過度の米国景気悲観論を戒める様な内容になればドルの買い戻しが誘発され易いと見られる一方、前座を務めた統計が良かったお陰で雇用統計への期待値がやや底上げされた感は否めず、「がっかり」の結果になった場合はドル売り再開のリスクもありそうです。

結局毎月そうなるのですが、「出てみないと分からない」という雰囲気がこれからどんどん強まるものと推察されます。本日の東京市場では取敢えず日本株の動きと、時間外の米2年債利回りの動きに注目したいと思います。

今日も一日よろしくお願いします。

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