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外為リアルタイムレビュー: 2010年8月 3日バックナンバー

2010年8月 3日バックナンバー

23:00発表の米経済指標はともに事前予想より弱め・・・

先ほど発表された米国の経済指標は・・・

(1)米6月製造業受注、結果は前月比▲1.2%と、事前予想の同▲0.5%より弱い
(2)米6月中古住宅販売保留、結果は前月比▲2.6%と事前予想の同+4.0%より弱い

・・・という内容でした。

いずれも事前の市場予想よりも弱めで、指標発表後のドル円は、一時85円74銭まで下ヒゲを伸ばした後、85円80銭前後で次の方向感を模索しているような雰囲気です。

これで今晩の経済指標系の材料提供は一巡し、今後は例によって米国株価と市中金利の動向に注目がシフトしていくことになります・・・

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米6月個人所得、支出統計は予想より弱めの内容・・・

先ほど、米国の6月個人所得、消費支出統計が発表されました。

6月個人所得は、事前予想の前月比+0.2%に対して、結果は同±0.0%と弱め。

6月個人支出は、事前予想の前月比+0.1%に対して結果は同±0.0%と弱め。

6月コア個人消費価格指数は、事前予想の前月比+0.1%に対して結果は同±0.0%と低めで、前年同月比も+1.4%と上方修正された5月の同+1.5%から上昇率が低下しました。

あまり注目されている指標ではありませんでしたが、総じて見れば、最近強まっている米国の超低金利の長期化観測を強める内容だったと言えそうです。

指標発表後、ドル円相場は下落して一時85円70銭と年初来安値まで下ヒゲを伸ばした後、若干買い戻されて現在は85円80銭界隈で推移しています。
 

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【商品雑記】中国が金市場の規制緩和?

17時30分過ぎ、一部通信社が「中国人民銀行が金の輸出入を許可する銀行を拡大する。また、人民元建て金デリバティブの開発促進を行う」と報じました。

中国は基本的に国内で採れた金は国内で消費・退蔵されるとみられるため、この報道が本当ならば「基本的には輸入促進のため」と考えられます。

ただ、中国で金の先物市場が解禁された時もそうだったと思いますが、中国の場合はこうした規制緩和の内容がどういうものか見えない限り、市場関係者はそれを材料に取引することを控える傾向があるように思います。実際、この報道後、時間外のNY金価格は小幅に上昇したものの、すぐにだれてしまっています。

正式かつ詳細の発表を待ちたいところです。

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カナダ/円、三角もち合いが継続

CADJPY_100803.JPG
(上記カナダ/円のチャート(日足)は8/3の18:00現在。クリックすると拡大します)

カナダ/円は今年4月に2回、94円台にて上値が抑えられたことにより、その後は上値の重い展開が続いています。チャート上では三角もち合いが出現、かつ、下降ウエッジ型のもち合いとなっていることも、上値を重くしている理由の一つのようです。

また一般的には下降ウエッジ出現の場合、上値が重くて下抜けを示唆する形となっており、下抜けが気になるところです。しかしもち合いは基本的には「離れにつけ」と言われていることから、この三角もち合いを上下どちらに抜けたほうに、次のトレンドが出るのではないのかと見られます。

まず上値はもち合い上限(8/3時点では86.40円前後)が大きなポイントではありますが、近くにはバンド上限(8/3時点では86.25円)もあることから、抵抗としては厚みがありそうです。その手前は85.47円(7/28高値)がポイントとなりそうです。

反対に下値は83.06円(7/30安値)がありますが、その下はもち合いの下限が見られます。今回の三角もち合いでは、もち合い下限が2段構えとなっている可能性があります。
(1)82円前半(5/6安値82.23円や5/25安値82.36円、8/3時点のバンド下限82.11円など)
(2)81円後半(7/1安値81.60円や7/16安値81.71円など)

現時点では(1)は以前下抜けていることから、抵抗としてはバンド下限がある以外、さほど強くはないかもしれません。そのため強度という点では(2)の方があると見られますが、仮に下抜けとなった場合、78.51円(7/8安値)など、下値はそれなりに深く事が考えられます。

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/3/18:10)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は78.00円の買い注文と売りストップが、ポンド/円は138.00円の売りと、136.40円の売りストップが、それぞれ目立ちます。

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/3/18:10)

WS002412.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
 

ドル/円は一時86円を割り込んだことで、次の壁「85.80円」が見えてきました。
ただ、この板の上では買いと売りストップはほぼ拮抗しており、あまり下値を支えられるようには見えません。

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本日、ドル円のポイントは?Part2

 20100803YEN1738.jpg
上記のドル/円チャート(日足)は8/03の17:38現在【85.99円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

詳細は上記の画面の中に記載しましたので、クリックして拡大の上、ご覧ください。

※本日のドル/円のチャート重要ポイント解説は、コチラになります。





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ドル円年初来安値更新 85.84円

先ほど16時50分過ぎにドル円は、昨年11月30日以来の安値となる85.84円を記録しました。
背景としては、

・米2年債利回りが0.53%台まで低下し過去最低を記録
・上海株や欧州株の下落を受けたリスク回避の円買い
・短期筋の売り仕掛け

などが考えられます。

米2年債については時間外の取引で記録した利回りで、あと4時間ほどで参入してくる
本家NY勢がどう反応するのか注目されます。昨日に続き今日のNY市場でも、
株式市場より債券市場に注目が集まりそうです。

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日々のマーケットの動向を注意深く見守っていきたい=野田財務相


・日本国債の保有者多様化を基本的にめざしている。
・5月の中国による日本国債購入は短期債、意図はわからない。
・為替の過度な変動、無秩序な動きは経済や金融の安定に悪影響を及ぼす。日々のマーケットの動向を注意深く見守っていきたい。
=野田財務相

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「日本国債の保有者多様化」は、円買い要因のように思えて仕方がないのですが・・・・。個人的な印象としまして。

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米2年債利回り低下でドル円下落

日本時間15:30を過ぎたころから、ドル円相場が軟調に推移し始め、先ほど一時86円10銭界隈と、本日安値を更新しました。

ほぼ同じ時間帯に時間外の米2年国債利回りが0.55%台を割り込んで0.5420%前後の過去最低圏まで下落しており、これに平仄を合わせた動きだと見られます。

当面の落ち着きどころが注目されます。

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ポンド/円 「138.81円」を試す?

WS002409.JPGポンド/円日足チャートです。
赤い線は200日移動平均線になります。


2009年8月に163.04円の高値をつけたポンド/円は下落基調をたどり続け、今年5月20日に126.69円の安値を付けました。ただ、その後は反発しており、特に7月下旬以降は上昇に弾みがついています。

目先、ポンド/円は昨年8月高値(163.04円)から今年7月安値(126.69円)に対する3分の1戻しの水準である、138.81円を試す展開になりそうです。

138.81円前後の水準は、昨年から相場の攻防の分岐点として機能する場面が多々みられており、今回は上値抵抗線として意識されると考えられます。今週は米国の主要経済指標ラッシュがある他、英国やユーロ圏で政策金利発表(5日)が予定されており、手掛かり材料は豊富といえます。相場の方向感と水準には注目したいところです。

まず、138.81円を突破し、上値を伸ばした場合だが、200日移動平均線がある140円台(8月3日時点:140.57円)が視野に入ってきます。同線もこれまで度々攻防の分岐点として意識されてきたラインであることから、次の節目として注目される公算が大きいです。

他方、138.81円を突破できずに反落するようだと、一旦は7月下旬に超えた直近の上値抵抗線だった135.00円付近まで下げる可能性があるでしょう。
 

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今夜から明日朝の注目材料

本日の東京市場は午前に円高が進んだものの、午後に入るとジリジリと円が売られています。今後、大きな動きが出てくる可能性はあるのか、手掛かり材料から考えてみましょう。

8/3(火)
18:00 (ユーロ圏) 6月生産者物価指数
21:30 (米) 6月個人所得・支出
21:30 (米) 6月PCEデフレーター
23:00 (米) 6月中古住宅販売保留
23:00 (米) 6月製造業受注指数 

8/4(水)
10:30☆(豪) 6月貿易収支
10:30  (豪) 第2四半期住宅価格指数
※☆は特に注目の材料

今晩は☆つきの材料はありません。主要経済指標が並ぶ今週においては中休みの夜となりそうです。基本的に欧米の株価や、米国の長期金利などの動向が為替相場の方向性を決めると考えられます。


ただ、ごくたまに中古住宅販売保留を手掛かり材料に相場に動きがでることもあるので、一応発表内容とその後の相場の方向性には注意しておきたいところです。


♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
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FRBによる緩和継続の可能性

ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は、FRBが、2011年中に償還を迎える2000億ドルの保有証券を「再投資」に回す事を来週10日のFOMCで検討する、と伝えています。

今年の3月末でFRBによる買い入れが終了したモーゲージ証券(MBS)が償還を迎えた場合、別のMBSや国債に振り替えるか、それとも再投資せずにポートフォリオを縮小させるかが問題になっており、4月のFOMCで、「どこかの時点で保有するMBSを売却する」としていた方針の転換を余儀なくされる可能性がありそうです。

また、WSJは、こうした「再投資」が決定されるかどうかは今後の経済指標次第で、特に6日に発表される雇用統計が重要となるとも伝えています。

もし、償還分を再投資する方針をとれば「緩和継続」という事になり、FRBが米国の景気減速を本気で懸念している事の表れとなります。

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RBA声明文の最終段落を前回と今回で比較すると・・・

先ほど公表されたRBA理事会終了後のスティーブンス総裁の声明文について、最終段落に示される結論部分の前回との比較は以下の通りです。

【今回:2010年8月3日】
The current setting of monetary policy is resulting in interest rates to borrowers around their average levels of the past decade.With growth likely to be close to trend, inflation close to target and the global outlook remaining somewhat uncertain, the Board judged this setting of monetary policy to be appropriate. (最近一連の金融政策運営は、貸付金利を過去10年間の平均水準界隈に導きつつある。豪州の経済成長率が潜在成長率に近辺になる可能性が高く、インフレ率が政策目標の近傍にあって、世界経済の見通しが幾分不透明な状況の下、当理事会は最近一連の金融政策運営が適切であると判断した。

【前回:2010年7月6日】
The current setting of monetary policy is resulting in interest rates to borrowers around their average levels of the past decade. Pending further information about international and local conditions for demand and prices, the Board views this setting of monetary policy as appropriate. (最近一連の金融政策運営は、貸付金利を過去10年間の平均水準界隈に導きつつある。国内外の需要の強さと物価情勢についての新たな情報を見極めつつ、当理事会は最近一連の金融政策運営を適切であると判断している。

かなり、あっさりした記述で一部意訳も入っていますが、変化していたのは赤と青に塗り分けた部分です。現行の金融政策適切と判断しているという結論はほぼ変わりませんが、前回に比べると、若干不確実性に対する警戒が緩和しているような印象もあります。

声明文発表後の豪ドルは対円、対ドルとも上昇で反応しているようですが、早期利上げ期待が台頭したからという訳ではなく、午前中に発表された弱めの経済指標に反応して下落した分の巻き戻しという色彩が強い感じがします。

金融危機後既に先行して6回も利上げして、主要先進国で政策金利が最も高い位置にある豪州において、追加の金融引き締めは一時休止モードにあることを再確認させる内容だったと言えそうです。外為の杜第28号「不安定化する豪ドル相場と今後の行方」で示したように、近年の豪ドル相場はグローバルな景況感にほぼ連動して上下しており、豪ドル円は世界総合株価指数との相関がとても高いことが知られています。今後のRBAの金融政策運営と豪ドル相場の行方については、今後の世界的な株価情勢とそれによって表現される景況感の揺れに左右されて決まると考えられます。

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RBAは政策金利を据え置く

先ほど、豪準備銀行(RBA)は政策金利を4.50%にて据え置くことを発表しました。

据え置き自体は市場の予想通りのため、発表直後に豪ドルが動いた形跡は見られませんでした。しかし発表後一呼吸置いてから豪ドルは上昇しており、13:32現在、豪ドル/円は発表直前の78.55円レベルから78.70円前後まで、豪ドル/米ドルも0.9094ドル前後から、0.9107ドル前後まで、それぞれ発表後の初期反応では上昇しています。

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本日、ユーロ/円のポイントは?

20100803EURYEN1237.jpg

上記のユーロ/円チャート(日足)は8/03の12:37現在【113.68円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

解説、詳細は画面に記載しましたので、拡大してご覧ください。

※本日のドル/円のチャート重要ポイント解説は、コチラになります。

 

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菅首相発言:何らかの経済対策の必要性を検討すべき時期・・・

本日の衆議院予算委員会での菅首相の発言として、

・経済対策で何らかの対応が必要かどうか検討しなければいけない時期に来ている
・日本景気に一定の改善はみられるが雇用情勢は依然として厳しい

などが伝わってきています。

政権発足後、『財政再建』と『デフレ脱却』の二兎追いを明言している中で検討される『経済対策』の内容が注目されますが、財政赤字を真面目に減らそうとする政策は基本的には経済にデフレ・インパクトを与えやすいため、『経済対策』の策定が本格的に始まる場合は、そのメニューについては、『何らかの金融政策緩和期待を刺激する内容が盛り込まれるのではないか』との思惑が生まれ易い状態が続いています。

特段の目新しさや具体性には乏しい発言なので、為替相場の反応は限定的ですが、民主党の代表選を来月1日告示、14日投開票と間近に控え、より具体的な『経済対策の中身』への言及が増えてくるかどうかについては、一応の注意は怠れないと思われます。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/3/12:20)

WS002407.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
 
ドル/円もユーロ/円も、朝に確認した買い注文の壁に接近しています。
ただ、ドル/円の86.00円の売りストップは若干気になります。買い注文がかなり相殺されますので。

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/3/12:20)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は78.90円の買いストップが目立ち、そのほか買いが優勢の様子です。ポンド/円は買いストップと売りストップが置いてある辺りか、それよりも外に売り買いの注文が見られます。

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事実上の金融緩和効果を発揮するFRB議長の『言葉』・・・

昨晩のサウスカロライナ州でのバーナンキ議長の発言およびその後の質疑応答での受け答えは、いずれも超低金利政策の長期化を暗示する内容でした。

FRBの景気・物価判断の慎重化は、

(1)6月23日のFOMC声明文の公表
(2)7月14日のFOMC議事録の公表
(3)7月21日のバーナンキFRB議長議会証言
(4)7月28日の米地区連銀経済報告
(5)昨晩のサウスカロライナでのバーナンキ議長発言

など、一連のイベントの度に再確認されてきました。それぞれのイベント直後の市場の反応はマチマチだった印象がありますが、総じて見れば、

(1)7月のNYダウの月足が今年最大の陽線となって、足下では10600ドル台まで持ち直し
(2)米国の2年債利回りは0.6%を割り込んで過去最低水準に下落
(3)ドル指数は7月ピークの88.70台から80台まで大幅に低下


となっており、マーケットの反応は、『株高、金利低下、ドル安』の組み合わせになっています。現在、米国では雇用回復の鈍さ等を背景に、低金利政策の長期化のみならず、追加金融緩和に関する思惑が一部で燻る状況になっていますが、実際には上記一連のFRBによる市場へのメッセージを通じて、株が上がって金利が下がってドルが下落した訳ですから、事実上の金融緩和に等しい効果が既に表れています。

つまり、6月23日のFOMC以降の約ひと月半で、実際には、アメリカで政策金利の引き下げも量的金融緩和の拡充も行われていないのに、FRBのメッセージを受けてマーケットの期待が変化することで、金融緩和をやったのと同じような効果が生じている点が注目されます。中央銀行の市場との対話能力が如何にマーケット心理に働き掛ける効果があるかということを改めて感じさせられるこの頃です。

現在の米国経済に春先早期利上げ期待を生じさせたほどの景気回復力が備わっていないことは明らかですが、FRBの口先金融緩和によってもたらされた市中金利の低下と株高による内需刺激効果、ドル安による輸出刺激効果の組み合わせが、今後どの程度米国経済指標に反映されてくるのかが注目されます。

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超短期視点からみた豪ドル/円相場

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(上記豪ドル/円のチャート(30分足)は8/3の12:10現在。クリックすると拡大します)

今回の超短期視点につきまして、豪準備銀行(RBA)キャッシュターゲットに的を絞り、時間足を中心に近くにあるサポートやレジスタンスを見てゆきたいと思います。日足での分析と併せてご覧頂ければ幸いです。

まず上値のポイントは、本日10:30の経済指標の発表によって生じた(くわしくはこちら)、チャート上の窓(78.82円から78.86円)が注目されます。仮に窓が埋められれば79円台の上値を試す展開となることが予想され、79.17円(12:10時点での本日高値)や79.27円(8/2高値)など、79円台にある多くの抵抗と対峙してゆくこととなりそうです。

反対に下値のポイントは、現在の30分足の値動きを、7/30安値77.34円から8/2高値79.27円(値幅1.93円)の中での動きと捉えた場合、78.31円(前述の値幅の1/2戻し)や77.98円(同、2/3戻し)といったところがサポートとなるか、注目したいところです。そのほか77.70円前後(7/29の4:00の77.76円など)ではヒゲなどで下値トライの形跡が目立っています。

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今日の豪ドル/円テクニカル見通し

AUDJPY_100803.JPG
(上記豪ドル/円のチャート(日足)は8/3の11:00現在。クリックすると拡大します)

豪ドル/円は昨日79.27円まで上昇しましたが、引き続き79円の節目が上値抵抗として機能している様子です。また昨日の79円台の滞空時間の短さからも、今後は79円台にて定着できるかがポイントになると見られます。

まず上値は79円台定着に加え、79.27円(8/2高値)といったところが既に抵抗となっている様子です。またその上にある79.43円(7/27高値)や79.82円(8/3時点でのバンド上限)、79.94円(4/30高値88.04円から5/21安値71.85円の値幅16.19円の1/2戻し)など、79円台に抵抗が集まっており、上値を重くしています。もし80円台に乗せた場合、まずは81.08円(8/3時点での200日線)を試す動きが予想されます。

反対に下値は78.57円(8/3時点での6日線)を割り込むようですと、77.61円(同、20日線)や77.10円前後(8/3時点での、7/6安値からのサポート)など77円台が試されそうです。特に後者を割り込んだ場合、74.67円(7/19安値)など下値が深くなることが予想されます。


○レジスタンス
79.27円(8/2高値)
79.43円(7/27高値)
79.82円(8/3時点での、バンド上限)
79.94円(4/30高値88.04円から5/21安値71.85円の値幅16.19円の1/2戻し)
81.08円(同、200日線)


○サポート
78.57円(8/3時点での6日線)
77.61円(同、20日線)

77.10円前後(7/6安値からのサポート)
74.67円(7/19安値)

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本日、ユーロドルのポイントは?

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上記のユーロ/ドルチャート(日足)は8/03の10:55現在【1.31687】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

昨日の21:00の1.3070近辺からユーロ/ドルは急激な上昇を見せ、1.31超えのストップ買い注文を軒並みつけていき、高値1.3195まで見ましたが、ボリンジャーバンドの上限にまで達するような動きになっています。

値動きのパターンとしては、<もみ合い>⇒<ショートカバーのあぶり出しで上昇>⇒<もみ合い>の繰り返しのパターンで本質的に強くて持ちあがっているパターンとはちょっと異なるのが、気になるところです。

この1.30-1.32で値幅を伴うような乱高下の動きがあると、相場もそろそろ、なのかもしれませんが、もうしばらくもみ合いをするのかもしれません。


※本日のドル/円のチャート重要ポイント解説は、コチラになります。

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豪経済指標発表

先ほど豪6月の小売と住宅建設許可が発表されました。

(豪) 6月小売売上高 [前月比]      +0.2%(前回+0.2% 市場予想+0.4%)
(豪) 6月住宅建設許可件数 [前月比]  -3.3%(前回-6.6% 市場予想+2.0%)


この結果を受けての市場の初期反応は豪ドル売りとなっており、小売が市場予想を下回ったことと、住宅建設許可が予想外のマイナスとなったことの両方が、売り材料になったものと見られます。

10:33現在、豪ドル/円は発表前の78.91円界隈から78.67円前後まで、豪ドル/米ドルも0.9115ドル界隈から0.9091ドル前後まで、それぞれ下げる場面が見られました。

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昨日のバーナンキ議長の講演内容は?

昨日、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長はサウスカロライナの州議員向けの講演にて以下のように述べました。

・消費支出は、賃金の増加で上向くかも知れない
・インフレは抑制されたままとなりそうだ
・850万人の雇用回復には相当の時間が見込まれる
・住宅や信用のひっ迫は、明らかに景気回復への足かせとなっている
・欧州の銀行ストレステストは、欧州の見通しに対し市場の懸念を緩和させたようだ
・FRBは雇用市場の回復を確実にする必要がある
・FRBは急速に金融引き締めを行わないよう注意する必要がある
・米経済は依然としてかなりぜい弱な状態である
・失業は容認できないほど高い


やはり最近の論調通り、先行きについてのリスク(雇用や住宅への懸念)を述べ、早すぎる引き締めを警戒するような内容でした。ただ、さして目新しい内容でないにも関わらず、発言後にはいつも通りの「米国の超低金利政策の長期化観測」を背景に金利が大幅に低下し、ドル/円は下落しました。


なお、講演後の質疑応答の内容はこちらです。

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バーナンキ発言を受けて米国低金利政策長期化観測強まる

米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は昨日の講演での質疑応答で「持続的な成長、特に雇用における成長を目にし始めるまでは、金融政策が経済に必要な支援を提供し続けることを確実にする必要がある」と述べ、言外に低金利政策の長期間維持に言及しました。

昨日の米債市場では比較的期間の短い米国債利回りは低水準にとどまり、株価の上昇を受けて上昇した長期金利とは対象的な動きとなりました。現状ドル/円相場は2年債をはじめとする比較的期間の短い米金利の動きに連動する事が多く(米金利上昇はドル買い・円売り、米金利低下は円買い・ドル売り)昨日の海外市場でも、株高を受けてクロス円が上昇したにもかかわらず、2年債利回りが低水準にとどまった事でドル/円は上値が重い展開となりました。

株価の上昇や予想を上回る経済指標の結果を受けて、米国景気に対する過度の悲観論は後退しつつあるようですが、低金利政策の長期化観測だけは根強く残りそうな雰囲気です。
 

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/3/09:20)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は79.30円の売りが目立ちますが、78.60円など78円台には売りストップも散見しています。ポンド/円は138.00円近辺の買いストップと、137.00円の売りストップが特徴的です。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/3/9:20)

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提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円のの86円台後半がかなり重そうな印象の板ですね。
一方、ユーロ/円も上に売りがそこそこありますが、113円台前半の買いが結構目立ちます。

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日経平均は上昇

日経平均は前日比146.26円高の9716.57円で始まりました。昨日のNY株の上昇を引き継いだ格好です。

為替相場をみると、ドル/円は朝8時前に86.64円まで上昇した後は上げ幅を縮小する展開ですが、株寄り付き後はやや円売り優勢になっているように見えます。

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本日、ドル円のポイントは?

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上記のドル/円チャート(日足)は8/03の08:00現在【86.59円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

ドル/円単体では86.40円からスタートして、なんとなく86.87円の上値を攻めたけれども失敗して、結局引値で86.40円に戻った、
という印象があります。通常、昨日の足取りのパターン(上ヒゲの伸びた寄引同事線)は普通は下値を攻めるパターンになるのですが、どうもそのあたりは、はっきりとしないところです。

何らかのきっかけではまだ下値トライはあるとは思っていますが…。

ユーロ/ドルは、1.32近辺で上昇がexhaustすると思っていたのですが、これだけゆっくりと上昇が進むと、困ったものです。まだ上昇があるかもしれないと勘違いをしてしまうかもしれません。
 

 

■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)92.89円:6/04高値
(3)90.52円:200日線(やや下落)
(4)89.57円:60日線(下落)
(5)89.15円:直近高値、7/12
(6)88.92円:ラインC:5/04-6/04の高値-高値(94.99-92.89)を結んだ線
(7)87.51円:ラインD:6/04-6/14の高値-高値(92.89-92.11)を結んだ線
(8)87.42円:20日線(下落)
(9)87.03円:7/26-7/30の高値-安値(88.11-85.95)の半値
(10)86.60円:8/02の高値-安値(86.87-86.32)の半値

■下値のポイント
(1)85.95円:7/30安値
(2)85.84円:94.99円(5/04高値)-87.94円(5/06安値)の下落幅(▲7.05)を92.89円(6/04高値)から取る
(3)84.79円:2009/11安値

 

■また、注目の時間足の指数移動平均(08:35現在)です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:86.70円
『60分足の20EMA』:86.53円

『60分足の20EMA』 < 取引値【86.58円】 < 『60分足の70EMA』
  
と、『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』に迫ったところでは一度は戻り売りなのですが、レンジ相場かもしれないという印象です。

本日も、よろしくお願い申し上げます。

 


 

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本日の東京市場は豪ドル・フェスタ?

本日アジア時間帯は豪ドル関係のイベントが盛り沢山です。

まず午前中には、

10:30 豪6月小売売上高(市場予想:前月比+0.4%)
10:30 豪6月住宅建設許可件数(市場予想:前月比+2.0%)

という、それなりに重要な経済指標の発表が予定されていることに加え、

午後13:30には、豪州中銀(RBA)理事会での政策金利の発表が予定されています。

事前の市場予想では、政策金利4.50%の据え置きが確実視されており、オフィシャルキャッシュレートの据え置きそのものは豪ドル売り材料にはならないと見られますが、同時に発表される声明文の内容に注目が集まることになりそうです。

前回の声明文では、基調インフレ率が短期的にRBAの政策目標である前年比3%を上回る可能性に言及していましたが、先月28日に発表された第2四半期の基調インフレ率(CPIトリム平均とRBA加重中央値の平均)は同2.7%と目標上限未満の水準に収まりました。RBAの世界景気、国内景気に対する景況判断と合わせて、利上げ休止の長期化観測が強まるならば豪ドル売り、利上げ再開観測が再燃する場合は豪ドル買いの反応が予想されます。

それぞれの結果は出てくるまで分かりませんが、本日の東京市場では、他にこれといった材料も見当たらないことから、午前中から昼下がりにかけては豪ドルフェスタの様相を呈する可能性がありそうです。
 

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ドル円、86円台での往来。米国株大幅高も利上げ期待高まらず

おはようございます。

昨日の為替市場でドル円相場は86円30銭台から80銭台のレンジで一進一退を繰り返す展開となりました。1日の動きを振り返っておくと・・・

(1)週明け東京早朝は86円40銭台での始動。日本株寄り付き後の大幅上昇し、衆院予算員会での菅首相のデフレ脱却発言を手掛かりに午前中に一時86円71銭まで上伸するも、日本株の上げ幅圧縮とともに売り優勢の展開になり、昼過ぎには一時86円42銭まで押し返される。手掛かり材料難の中、積極的な下値追求の口実も見当たらず、86円60銭前後に買い戻しされて、欧州勢の参入待ち。

(2)ロンパチ通過後、良好な欧州金融機関の決算等を手掛かりに欧州株やNYダウ先が強含むとリスク許容度緩和観測による円売りムードが強まって86円80銭台まで続伸。ただし、この水準では上値も重たく、実需の売りや利食い売りも意識されて反落すると86円50-60銭前後に押し返される。

(3)NY序盤、86円台半ばで様子見の後、23:00に発表された米ISM製造業指数が市場予想を上回る結果になったことが伝わると、瞬間的に86円80銭近くまで上ヒゲを伸ばすが、米2年債利回りが0.57%手前で天井重たく推移するとすぐに反落、米2年債利回りが0.55%台まで下落するとドル円相場も一時86円32銭まで差し込む。

(4)その後は米国株式、債券市場睨みの展開となり、前週末比200ドル超高い水準で堅調に推移するものの、米2年債利回りの天井が0.57%手前で抑えられたことから、ドル円の上昇力は鈍く、86円50銭前後まで買い戻されて火曜日の東京市場にバトンタッチ。

・・・という流れでした。

昨晩はNYダウが前週末比+208.44ドルも値上がりして10674.44ドルまで上昇、6月のザラ場高値であった10594.16ドルをハッキリと抜き去って5月18日以来の10700ドル台目前まで買い進まれました。昨日は欧州主要国の株価も軒並み前週末比で2.5-3.0%近くも上昇しており、いわゆるリスク許容度緩和ムードに押される形で、欧州通貨や資源国通貨が対ドル、対円で上昇、ユーロ円が114円台、ポンド円が137円台、豪ドル円が79円台など、クロス円はそれなりに反応して上昇しましたが、ドル円への影響力の強い米2年債利回りは依然0.55-57%台の低空飛行を余儀なくされているため、イマイチ上昇力に欠ける雰囲気でした。

週末に発表される雇用統計を意識している面もあろうかと思いますが、米国でいくら株価が上昇しても、それが原因となって早期利上げ観測とは言わないまでも、中期利上げ観測が出てくるまではドル円の上値は重たいのかもしれません。

今日も一日よろしくお願いします。

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