- 外為リアルタイムレビュー >
- 2010年8月 2日バックナンバー
2010年8月 2日バックナンバー
米7月ISM製造業景況指数に注目
- 2010年8月 2日(月)19:16
- この記事についてつぶやく
先行指標とされるNY、フィラデルフィア、ダラス、リッチモンドの各連銀から発表された7月の製造業景況指数は前月から軒並み悪化しており、今日のISM製造業景況指数についても前月の56.2を下回る可能性が大きいと思われます。事前予想では54.0と小幅な悪化が見込まれていますが、リスクは予想からさらなる下ブレ方向にありそうです。米主要経済指標の悪化は米景気の先行き不透明感の高まりから、株価を圧迫、長期金利の低下につながりやすくドル売り・円買い要因となる可能性が高いと考えられます。
23:00 (米) 7月ISM製造業景況指数 前回:56.2 予想54.0
夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/2/19:00)
- 2010年8月 2日(月)19:15
- この記事についてつぶやく
![]()
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は79.30円と79.50円に売り注文が見られますが、売りストップは今のところ少なめです。ポンド/円は137円前半の売り注文をつけると、その上は少なめです。
夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/2/19:00)
- 2010年8月 2日(月)19:15
- この記事についてつぶやく
![]()
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
ドル/円は87.00円にかけて売り注文が多めですが、87.20円には買いストップが見られます。ユーロ/円は売り優勢です。
ロンパチ通過後、ポンド相場ミニ全面高・・・
- 2010年8月 2日(月)18:24
- この記事についてつぶやく
ポンド円相場が上昇基調で推移し、つい先ほど、ポンドルが一時1.5807、ポンド円が137円26銭と、いずれも本日高値を大きく更新しました。
(1)ロンパチ通過後にまとまったポンドドルの買いが出たとの噂
(2)17:15に発表されたHSBCの決算が予想よりもかなり良かったこと
(3)17:30に発表された英7月製造業PMIが事前の市場予想より若干良かったこと
・・・などが背景として指摘されています。
ユーロポンドも同じ時間帯に下落してユーロ売りポンド買いが優勢になっており、この時間帯は小規模なポンド全面高の様相を呈しています。
当面の落ち着きどころが注目されます。
峰崎財務副大臣=今日の段階では、それほど急激な円高は進んでいない。
- 2010年8月 2日(月)17:05
- この記事についてつぶやく
一部、通信社に語った峰崎財務副大臣のコメントです。
・為替の水準について、あれこれ言わない方がいい。
・今日の段階では、それほど急激な円高は進んでいない。
==
本日の東京で85円台に突入しなかったので、取り敢えず、ホッ、と胸をなでおろしている、というところではないでしょうか。
明日のRBA理事会は金利据え置き予想
- 2010年8月 2日(月)17:01
- この記事についてつぶやく
ここ2ヶ月間の豪ドル/円相場は79円以上では上値が重い展開が続いており、この水準を上抜けて上昇するためには主要国の株価上昇に加え、もう一段の豪ドルに対する強気材料が必要と思われます。
まず、株価動向については米国の景気減速が懸念される中では、リスクを積極的に取る機運は高まりにくく、NY株価を中心に上値が重い展開となりそうです。今晩発表の米7月ISM製造業景況指数についても、先行指標となるNY、フィラデルフィア、ダラス、リッチモンドの各連銀から発表された7月の製造業景況指数が軒並み悪化していたことから、予想を下回るリスクがあり、株価を圧迫する可能性がありそうです。
また、明日のRBAキャッシュターゲットでは、4.50%の据え置きが確実視されており、政策金利の据え置き自体は豪ドル売り材料にはならないと見られますが、同時に発表される声明文の内容に注目が集まります。
前回の声明では、インフレ率が短期的にRBAのターゲットである3%を上回る可能性に言及していましたが、先月28日に発表された第2四半期の基調インフレ率(CPIトリム平均とRBA加重中央値の平均)は2.7%とターゲットを下回りました。こうしたインフレ圧力の低下を理由にRBAが政策金利の現状維持が適切と判断すれば、第3四半期インフレ率が発表される10月末までは追加利上げに対する期待が後退する事も考えられます。
ドル円、材料難の中、86円台半ばで一進一退・・・
- 2010年8月 2日(月)16:30
- この記事についてつぶやく
本日東京市場でのドル円相場は86円台半ばでの一進一退を繰り返しました。
寄り付き後の日本株が大幅に上昇し、衆議院予算員会での菅直人総理大臣発言が伝わって来た午前中に一時86円71銭まで上伸する場面もありましたが、その後は日経平均株価の上げ幅圧縮とともに売り優勢の展開になり、お昼過ぎには一時86円42銭まで押し返されました。
しかし、本日の東京市場は極端な材料難に陥っており、積極的な上値追求の材料が無いのと同様に、下値追求の材料もあまり見当たらないのが実情です。86円40銭台での下値を確認した後は買い戻し優勢になって、ロンパチ通過から約30分が経過した現在は、86円60銭台での取引となっています。
本日は23:00に発表される予定の米7月ISM製造業指数までは、これといった手掛かりになる材料はみあたらず、それまではこれから動きが本格化する欧州株価や時間外のNYダウや2年債利回りの動きを睨みながらの様子見相場が続く可能性が高そうです。
今夜から明日昼過ぎまでの注目材料
- 2010年8月 2日(月)16:15
- この記事についてつぶやく
週明け月曜の東京市場の円相場は、円売りで始まったものの日本株が寄り付いたあとは方向感なく推移しています。今後の相場の方向性を探るべく、手掛かり材料を今のうちに確認しておきましょう。
8/2(月)
23:00☆(米) 7月ISM製造業景況指数
23:00 (米) 6月建設支出
8/3(火)
08:50 (日) 7月マネタリーベース
10:30☆(豪) 6月小売売上高
10:30☆(豪) 6月住宅建設許可件数
13:30☆(豪) RBAキャッシュターゲット
※☆は特に注目の材料
本日の手掛かり材料として最も大きなものは米ISM製造業景況指数でしょう。市場では54.0と、前月発表分(56.2)よりもやや弱い数値が予想されています。また、同時に発表されるISMの雇用指数にも注目です。前月発表分は57.8でしたが、ここから悪化するようだと、週末の米雇用統計の予想が下方修正される可能性もあり、注意が必要です。リスク回避姿勢が強まれば、円高圧力となりそうです。
動画「外為番付 日々解説」はこちらから←「RBAキャッシュターゲット」の事前解説があります!
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから
投資動向に関するアンケート調査のレポートをアップしました
- 2010年8月 2日(月)15:48
- この記事についてつぶやく
7/21-7/28に行った第14回「投資動向に関するアンケート調査」に基づくレポートを公開しました。
ユーロ円予想DIのユーロ高方向への転換や、調査開始以来初めてファンダメンタルズ重視派が
テクニカル分析重視派を上回るなど、興味深い結果が得られました。
ご興味ある方はコチラから是非ご一読ください。
ポンド/ドル 200日線超えてテクニカル好転?
- 2010年8月 2日(月)15:33
- この記事についてつぶやく
![]()
ポンド/ドルの日足チャートです。赤線は20日、黄線は60日、青線は200日の移動平均線になります。
ポンド/ドルは5月下旬から上昇傾向で、とうとう200日移動平均線を突破しました。数日間で反落してしまう可能性もまだ捨てきれませんが、これにより、比較的長期にわたって上昇傾向を維持する可能性も出てきました。過去の様子をみていると、2カ月くらいはトレンドを継続しそうな感じです。目先、一段高となり、200日線を放れていくようであれば、上昇トレンド継続の公算はますます大きくなりそうですね。
本日、ユーロドルのポイントは?
- 2010年8月 2日(月)15:24
- この記事についてつぶやく
クリックして拡大してください(詳細はその中に記載しました)。
※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。
7/30発表のIMMポジション
- 2010年8月 2日(月)14:23
- この記事についてつぶやく
![]()
(上記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
7/30に発表された米国商品先物取引委員会(CFTC)の国際通貨先物市場(IMM)のポジションによりますと、円ロングは約1万枚減少し、29,921枚のロング(=買い越し)となりました。ドル/円は週末にかけて下落しましたが、28日水曜の米6月耐久財受注やベージュブックが発表されるまでは、米ダウ平均株価は上昇していただけに、円ロングが減少する結果へとつながったようです。
ユーロ/ドルは1.30ドルを挟んでのもみ合いが続いたものの、ショートの減少はわずか3千枚弱に留まっており、円ロングの減少よりも意外感のある結果となりました。
そのほかカナダ、豪ドル、NZドルはいずれもロングが増加しています。また一部では利上げ観測の浮上しているスイスフランはショートが前週比で半分以上の減少となっており、相対的に金利が高い、もしくは利上げ期待感があるところでの動きが目立っております。
7/30に発表されたIMMポジションは以下の通りです。
| 通貨 | 枚数 | 前週比 |
| 円 | 29921枚ロング | 10990枚減 |
| ユーロ | 21339枚ショート | 2912枚減 |
| ポンド | 17940枚ショート | 8827枚減 |
| スイスフラン | 6216枚ロング | 8897枚減 |
| カナダドル | 23868枚ロング | 7444枚増 |
| 豪ドル | 40533枚ロング | 7647枚増 |
| ニュージーランドドル | 13674枚ロング | 4701枚増 |
豪、今後何年も「トリプルA」格付けを維持する見通し=ムーディーズ
- 2010年8月 2日(月)13:50
- この記事についてつぶやく
ムーディーズより、以下のコメントが出ておりました。
・公的債務のGDP比率が低いため、今後何年にもわたり「トリプルA」の格付けを維持する見込み
・(8/21の選挙結果にかかわらず)豪州が放漫財政に陥ることはないと確信
・豪州のリスク要因として、豪州の銀行システムが海外からの借り入れに依存している点が挙げられるが、市場が豪州に背を向けるとは考えにくい
・中国の経済成長の減速による輸入の鈍化は、豪州経済の金融危機ではなく景気減速を意味するが、その場合でも一時的な経済減速は格付けを見直す要因にはならない
====
ムーディーズは豪州経済に対し、公的債務の少なさや、(資源需要などで)豪州が必要とされるとの認識から、強気な見方をしているようです。
個人的には、仮に選挙の結果与野党が逆転した場合、鉱物資源利用税をめぐる扱いなど、不安定要因あるように思われますが、それでも先進国の中で良好な財務体質(リーマンショック前は財政黒字国であった)や豊富な鉱物資源など、豪ドルを売り込む材料が少ないのも事実であり、調整局面などが来ないと、中々売りにくいという状況は続きそうです。
しかし午後に入り日経平均株価が上げ幅を縮小したことに伴い、豪ドル/円は軟調な展開が続いており、13時前につけた78.80円界隈から、13:40前には78.54円まで弱含む場面が見られました。
豪総選挙を前に与野党の混戦ムード強まる
- 2010年8月 2日(月)13:34
- この記事についてつぶやく
今月21日に予定されている豪州の総選挙の結果が注目されていますが、最近の世論調査では与野党の支持率は拮抗しており、混戦ムードが強まっています。
7月31日に発表されたニールセンの調査では、与党労働党の支持率は48%となり、野党自由党の支持率は52%と、僅差ですが与野党が逆転して話題になりました。
本日発表されたニュースポールの世論調査でも、与党の支持率は前週の52%から50%に低下し、野党の支持率が48%から50%に上昇したと伝えられています。ギリギリのところで与野党逆転とまでは行かないまでも、与党の支持率が低下して与野党接戦の気運が高まると言う点では同じような傾向になっています。
豪州発の女性首相となった労働党のギラード党首の首相としての支持率は50%と、自由党のアボット党首の35%を大きく上回っていますが、首相個人の人気が政党支持になかなか結び付かないようです。
日本国内の政局がドル円相場に直接的な影響力が薄いのと同様、豪州国内の政局が直接的に豪ドル円やオージー米ドルに永続的な影響を与えることは稀なので、与野党の勝敗を以て、事前に「どちらが勝ったら豪ドル買いあるいは売り」という方針は決めにくいです。
ただし、選挙後の政局、政権の枠組みによって、その後の資源関連税制の変更も含めた同国の財政政策に対して何らかの影響は及ぶ可能性があり、豪ドル相場への話題を提供してくれる可能性はありそうです。今後本格化する選挙戦の過程で伝わってくる与野党の政権公約や重点施策などについて、一応フォローしておく必要がありそうです。
昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/2/12:30)
- 2010年8月 2日(月)12:46
- この記事についてつぶやく
![]()
提供は(株)外為どっとコムです。
午前中の円安進行で、ドル/円の87.00、ユーロ/円の114.00円の売りの株が見えてきました。
ただ、ユーロ/円については112.90円の買いもなかなか存在感があります。
昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/2/12:30)
- 2010年8月 2日(月)12:41
- この記事についてつぶやく
![]()
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は78.90円と79.00円の売り注文が目立つものの、板は全般的に薄めです。ポンド/円は134円前半の買い注文が壁のようになっています。
今日の豪ドル/円テクニカル見通し
- 2010年8月 2日(月)11:17
- この記事についてつぶやく
![]()
(上記豪ドル/円のチャート(日足)は8/2の11:00現在。クリックすると拡大します)
豪ドル/円は先月っ下旬より、バンド上限と20日線の間での往来が続いています。また本日11:00時点において、直近2営業日では引値レベルで上値を押さえていた6日線(8/2時点では78.51円)を上抜けており、この勢いが持続できるかにも注目したいところです。
まず上値は前述の6日線を上抜け、78.88円(7/29高値)を越えてゆくようですと、79.43円(7/27高値)や79.93円(8/2時点でのバンド上限。また4/30高値88.04円から5/21安値71.85円の値幅16.19円の1/2戻しにあたる79.94円も近い)を試す事が予想されます。ただし、75日線や200日線がわずかに下向きとなっていることから、中長期では上値が重いことには変わりはなさそうです。
反対に下値は再び6日線にて上値を押さえられた場合、20日線(8/2時点では77.40円)や7/6安値からのサポート(8/2時点では76.90円前後)といったところが試されます。仮に両社ともに割り込んだ場合、バンド下限(同、74.86円)や7/19安値(74.67円)など74円後半を射程にした下押しが予想されます。
○レジスタンス
78.88円(7/29高値)
79.05円(8/2時点での75日線)
79.43円(7/27高値)
79.93円(8/2時点でのバンド上限)
○サポート
77.40円(8/2時点での20日線)
76.90円前後(同、7/6安値からのサポート)
前述の74円後半
7月の月間騰落率
- 2010年8月 2日(月)11:12
- この記事についてつぶやく
![]()
やはり、欧州通貨買い・ドル売りが顕著でした。
ドル/スイスは2ヶ月連続で、下落率トップです。
また、ドル/円が2%以上下落(円高)する中、
6月は3.65%下落していた豪ドル/円の健闘ぶりが目立ちました。
本日、ユーロ/円のポイントは?
- 2010年8月 2日(月)10:59
- この記事についてつぶやく
![]()
上記のユーロ/円チャート(日足)は8/02の10:40現在【113.34円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
上昇するにしても、下落するにしても迫力不足のユーロ/円です。
目先、もみ合いのレンジ相場を形成し、次に大きく動く相場に向けてのエネルギーを蓄積しているのでしょうか?
ただし、ユーロ/ドルが上昇する中で、ユーロ/円が上昇して来なくなってきているので、もしもう一回くらい114円に向けてユーロ/円が上昇するのであれば、そこを叩いて売りたいような気がいたします。
いつかどこかで、買いの力が弱体化するような気がいたします。
※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。
ドル円、86円70銭台に持ち直しの背景は?
- 2010年8月 2日(月)10:00
- この記事についてつぶやく
週明け午前中の東京市場で、ドル円は買い戻し優勢で一時86円70銭台にまで持ち直す場面も見られました。背景として、
(1)週末に発表された中国PMIの結果が良かったことを好感した豪ドル円の上昇
(2)日経平均寄り付き後の上昇を好感したリスク許容度緩和観測とクロス円全般の上昇
(3)衆議院予算委員会での菅首相による「デフレ脱却、日銀にも協力を頂く」発言
などが挙げられています。
本日の東京市場ではこれと言った手掛かりになるような材料はなく、いつものように国内外の株価、クロス円の動きや要人発言などに細かく反応する状況を余儀なくされるものと思われます。
上記を手掛かりにした買い戻しは一巡した雰囲気なので、今後は上海株の動きが注目されます。
朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:8/2/09:10)
- 2010年8月 2日(月)09:26
- この記事についてつぶやく
![]()
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は78.80円など、78円後半では売り注文がコンスタントに見られます。ポンド/円は134.20円前後では買い注文が厚い様子です。
朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:8/2/9:10)
- 2010年8月 2日(月)09:24
- この記事についてつぶやく
![]()
提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円の86.00、ユーロ/円の112.00円のそれぞれの節目は買いが目立つ状態です。
日経平均、小高く寄り付き
- 2010年8月 2日(月)09:04
- この記事についてつぶやく
週明けの日経平均は前週末比37.34円高の9574.64円で始まりました。今朝のNYダウ先物が先週末終値より高い水準で推移していたのが上昇要因になったのかな・・・と言う印象です。ちなみに、ドル/円も寄り付き前に小幅に上昇。9時時点では86.50円台前半で推移しています。
過度の変動は経済に悪影響を与えるため好ましくない=野田財務相
- 2010年8月 2日(月)08:53
- この記事についてつぶやく
為替に関する、野田財務相の発言です。
「過度の変動は経済に悪影響を与えるため好ましくない」
==
先週の金曜日に海外市場で85.95円の円高水準を見たため、これ以上の円高になることに対する警戒感を強める発言(口先介入の一種)といえます。
今のところ、日本人で86円前半よりもドル安円高水準でドル/円を売り進める人もあまりいませんが、何日もかけてドル/円の戻りがないようであれば、しぶしぶとドル/円を売る人も出てくるかもしれません。
米海底油田開発の凍結解除へ? 資源国通貨は?
- 2010年8月 2日(月)08:50
- この記事についてつぶやく
現状、米国ではメキシコ湾原油流出事故に絡み、「500フィート(約120メートル)以上の海底油田の掘削中止および新規開発の許可をしない」という措置を取っています。11月末を期限とする時限措置です。
ただ、この件について、現在各企業が行っている掘削作業がBPの一件を以って危険をもたらすという確証はない、と石油関連企業は凍結の無効と適用中止を求めてルイジアナ州の連邦地裁に提訴。これに対して同州ニューオーリンズ連邦地裁は6月22日、「(政府の)調査結果と、極めて広範に及ぶ凍結との関係は理解しがたい。凍結の結果、回復不可能な損害を被るという原告の主張を認める」との判断を下し、凍結撤回を命じる仮処分命令を出しました。
政府はこの決定を不服として、すぐに控訴を表明しています。
ただ、この凍結によって、損害は大きいのは事実。特に、雇用の面では深刻な影響を及ぼすと言われています。この状態を受け、7月30日、米下院は新規の海底油田開発の凍結措置を解除する法案の採決を行い、賛成多数となりました。
また、メキシコ湾の海底油田から算出する原油は、すでに米国産原油の1/4を占める重要な存在です。海底油田からの原油の産出量となると、米国産原油の3割を占めていると言われています。一律で海底油田の開発を止めてしまえば、原油の大規模な減産は避けられません。原油価格は足元の水準からさらに一段高となる可能性もあります。そうなれば、資源国通貨の上昇圧力となりそうです。
凍結することによって、さまざまな影響を引き起こす凍結解除に、石油関連企業のみならず、米国議会も積極的に動いています。この凍結解除措置が解除されることになれば、一旦原油価格は下落し、資源国通貨の下げ要因として働く可能性もあります。成り行きを見守りたいところです。
日経平均株価、短期線をめぐる攻防に注目
- 2010年8月 2日(月)08:32
- この記事についてつぶやく
![]()
(上記日経平均株価のチャート(日足)は7/30大引け後。クリックすると拡大します。)
日経平均株価は先週、一時は上値を試す展開となりましたが、バンド上限が近い9760.30円(7/28)にて阻まれる結果となり、その後は12日(7/30時点では9508.95円)や20日線(同、9470.10円)まで戻しています。このことから今週の相場はこれらの線がサポートとなるかに注目が集まると同時に、相場は概ね9100円から9800円のレンジ相場入りとなるのかが注目されそうです。
まず上値は先程触れた9500円前後に位置する移動平均がポイントと見られます。これらで下支えとなった場合、相場はバンド上限(7/30時点では9830.42円)の間でのもみ合いが予想され、9800円前後(7/14高値9807.36円や、7/28高値9760.31円)が意識されそうです。
また前週も記したとおり(その記事はこちら)、9891.78円や10049.79円といったところが突破できれば、少なくとも短期では上値を試すムードが強まることが予想されるため、引き続き注目したいと思います。
反対に下値は先ほどの9500円前後を割り込んだ場合、レンジ下限と目されるバンド下限(7/30時点では9109.77円)や7/6安値からのサポート(7/30時点では9220円前後)を試す動きが予想されます。ちなみに近くには9091.70(7/6につけた2010年安値)や9076.41円(2009年11月安値)、また9050.33円(2009年7月安値)などが9000円の大台の手前に位置しています。
仮にこれらに加え、大台を下抜けた場合、8,647.16円(6/21高値10251.90円から7/6安値9091.70円の値幅1160.20円を、7/14高値9807.36円から引いた値)や8483.58円(2009年3/10安値7,021.28円から今年4/5高値11408.17円の値幅4386.89円の2/3戻し)といったところが目標値として浮上しそうです。
=====
先週は米経済の減速懸念から株価が下落し、ドル/円やクロス円の下落につながる場面が見られました。今週も為替相場を見る上では、株安の背景にも意識したいところです。
本日、ドル円のポイントは?
- 2010年8月 2日(月)08:21
- この記事についてつぶやく
![]()
上記のドル/円チャート(日足)は8/02の08:00現在【86.37円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
銀行のディーラーであれば、基本的に「ドル/円下落がトレンド」だとしたら、ドル/円は売ることしか考えずに、買いから入ることは基本的に考えません(瞬間瞬間は致し方ないとしても)。
ドル/円がまだ下がると思うのであれば、売りから入ることしか考えないのですが、先週水-木-金と3日連続での下げのあと、これ以上の下げが続かないとしたら、ちょっとは上がるのかもしれません。
あまりトレンドの出にくい月曜日(突っ込み売りたくない月曜日)なので、一方的な思い込みを排除しつつ、ニュートラルに構えたいと思います。
■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)92.89円:6/04高値
(3)90.52円:200日線(やや下落)
(4)89.67円:60日線(下落)
(5)89.15円:直近高値、7/12
(6)89.01円:ラインC:5/04-6/04の高値-高値(94.99-92.89)を結んだ線
(7)87.64円:ラインD:6/04-6/14の高値-高値(92.89-92.11)を結んだ線
(8)87.71円:直近高値(89.15、7/12)-安値(86.26、7/16)の半値
(9)87.47円:20日線(下落)
(10)87.03円:7/26-7/30の高値-安値(88.11-85.95)の半値
■下値のポイント
(1)86.47円:7/30の高値-安値(86.98-85.95)の半値
(2)85.95円:7/30安値
(3)85.84円:94.99円(5/04高値)-87.94円(5/06安値)の下落幅(▲7.05)を92.89円(6/04高値)から取る
(4)84.79円:2009/11安値
■また、注目の時間足の指数移動平均(08:30現在)です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:86.84円
『60分足の20EMA』:86.46円
取引値【86.41円】 < 『60分足の20EMA』 < 『60分足の70EMA』
と、『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』に迫るところでは戻り売りの印象です。
本日も、よろしくお願い申し上げます。
週明けのドル円は1ドル=86円40銭前後で始動・・・
- 2010年8月 2日(月)07:00
- この記事についてつぶやく
おはようございます。
週明け東京市場のドル円相場は1ドル=86円40銭前後での始動となりました。
先週のドル円相場は、週前半こそ欧州ストレステストを無難に通過したことによる解放感から一時88円台まで上昇したものの、週後半は米国景気下振れ観測の台頭、米金融緩和の長期化観測を背景に一時85円95銭と、年初来安値まで下ヒゲを伸ばす場面もありました。
市場心理の流れからみて、今週も円高警戒感の強い状態が続くと見られ、ここまで来ると85円割れのリスクも無視はできない状態になってきました。
ただし、個人的には先週のドル円は、ちょっとやり過ぎのような気もしています。ドル円が86円台を割り込むきっかけになったのは、「金曜夜の21:30に発表された米国の実質GDP成長率が前期比年率+2.4%と事前予想の+2.6%に届かなかったこと」でしたが、「2%台半ばのプラス成長」ってそんなにがっかりしなくてはいけないほど悪い結果なのでしょうか。
米国の景気回復力が一時期待されていたほど強いのは事実であり、米2年国債利回りが米国の早期利上げを織り込んで一時1.1%台まで上がってドル円が95円手前まで持ち上がっていたのはちょっとはしゃぎ過ぎだったかと思いますが、かといって、今でも米国経済は年率2%台半ばの成長ペースは維持している訳ですから、「景気2番底」とか、「底割れ」といった表現が妥当であるような状態だとはとても思えません。米2年債利回りが0.55%台にまで低下しドル円の85円割れ懸念が台頭している現在は、逆の意味ではしゃぎ過ぎているような気もします。
いずれにしろ、今週のドル円相場の注目ポイントも引き続き米国経済に対する市場の見方の変化と米国株価、米国金利の動きに左右される展開が続きそうです。その是非はともかく、市場心理が悲観論優勢に傾いているため、今週発表される一連の米経済指標が予想よりちょっとでも悪い結果になった場合の反応は強めに表れる可能性があります。一方、市場心理が悲観論側にかなり振れている分、予想よりも良い内容のものが相次いで出てくれば、それなりの巻き戻しも期待はできそうで、上にも下にも振れやすい難しい1週間になりそうです。ただし、「今週は週末に米7月雇用統計の発表を控えているので、それまでは派手な動きは抑制される」との見方もあって、様々な見方が錯綜しており、本当に神経を使わされる週になりそうです。
今日も一日よろしくお願いします。




