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外為リアルタイムレビュー: 2010年6月29日バックナンバー

2010年6月29日バックナンバー

米6月消費者信頼感指数は大幅悪化でドル/円下落

さきほど米6月消費者信頼感指数が発表されました。

(米) 6月消費者信頼感指数 52.9(前回62.7(63.3から修正) 市場予想62.5)

先週末に発表された米6月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値がよかっただけに、一部では上昇期待があったものの、前回・市場予想ともに大きく下回り、また今年3月(52.3)以来の低水準との結果を受け、市場ではドルが売られるとともに、リスクを回避する姿勢が強まり、ユーロ/ドルも発表直後に下落しました。

ドル/円は23:05現在、発表直前の88.70円界隈から88.41円まで、ユーロ/ドルは1.2181ドル界隈から1.2150ドルまで、それぞれ下げる場面がありました。

また為替市場のみならず、米ダウ平均株価も発表前の9950ドル前後から、同じく23:05時点では9900ドルを挟んでの取引となっていることから、指数悪化により株安が進行しています。今のところリスク回避の動きが収まる気配は見られず、反発の手掛かり材料に乏しい展開が続いています。

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米4月S&Pケースシラー住宅価格は市場予想を上回るが・・・

先ほど米4月のS&Pケースシラー住宅価格指数が発表されました。

(米) 4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比] +3.8%
                              (前回+2.3% 市場予想+3.4%)


発表直度のドル/円は10銭ほど上昇し、88.76円前後まで値を上げる場面が見られましたが、指標自体が4月のものということで市場での反応は限定的となっており、22:05時点ではドル/円は発表前の88.68円界隈に戻ってきています。

この後は米株の動向と23時の米6月消費者信頼感指数に、市場の関心が集まりそうです。

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本日、ユーロドルのポイントは?Part2

2010629EUR2028.jpg
上記をクリックして拡大してみてください。

1.2209(6/23)を切れて下落しましたね。
20日線をも割り込んでいます。
今日はヘッジファンドがここぞとばかりにユーロ/ドルを売っていると聞きました。

下のスローストキャスティクス(日足、13日)を見ると、先行する赤い線が物凄い勢いで下がってきています。
下落に力が働いてきています。

しかし、1.2150割れるかそうかがポイントで、そこを攻めるのに2-3日かかって攻めあぐねると、リバウンドで戻る可能性もあります。

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本日、ドル円のポイントは?Part2

20100629YEN1944.jpg

上記のドル/円チャート(日足)は6/29の19:44現在【88.71円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 
画面はクリックすると、拡大します。

取り敢えずの説明は上記の画面に記載しましたので、クリックして拡大してご覧くださいませ。


●ドバイの航空機リース会社がボーイング(米国)とエアバス(フランス他)に発注した航空機220機の引き渡し延期を交渉する可能性(ドバイの政府系航空機リース会社の財務不安説)

とのニュースを詳しく教えてください、と言われたので、解説をすると、

これは「ドバイの航空機リース会社が航空機を220機買う約束をしていて発注していたのに、資金繰り状況が悪化して払えなくなり買えなくなった」ということです。
1機当たり2-3億ドル(180-270億円)とすれば、5-6兆円が払えなくなったということになります。
発注は2007年(3年前)とのことですから、ある程度の数の飛行機は相当出来あがっていたのではないでしょうか。
それで購入者が払えないとなると、ボーイングやエアバスの収益にとっては大打撃です。
株価下落の恐れは強まります。

また、ボーイング等では機内の内部機材は日本のメーカーがかなり入っているとも聞いています。

ドバイの資金繰り-金融に対する懸念は信用リスクとの問題となります。

以上のように様々な連想を呼びこみやすいので、これでリスクオフ(消極化)のムードになってしまうのは致し方ないところです。

●リスク・オフのムードが蔓延してきましたね。
米国債金利の低下(10年債3%割れ)や株式の急激な下落。原油価格の下落などです。
しかし、先週からすでに米国も日本も長期債金利は低下していたので、その債券マーケットの
「期待していた成長率が達成されない恐れがある。国際通貨基金(IMF)はそれでも今年の世界の成長率を4.2%などというのか?それはおかしいのではないか。欧州債務危機から2カ月くらいたつと、世界中に影響が及んで、様々な観点から成長が阻害される。それを食い止める防波堤として世界経済が底割れしないように中国は人民元を柔軟化したりで頑張っている(人民元硬直化して中国だけ世界経済の中で一人勝ちは許さない)」
ということなのでしょうか。

●今日はユーロ/円は直近の最安値更新(so far 107.77円)で、豪ドル/円等の資源国通貨が売られている。投信の設定とかあるなかであるのに。しかし、ポンド/円などを見ているとまだクロス円の売り余地はありそうです。

●ドル/円は今週週足引け値で88.50円を割れるかどうかがポイント。

●しかし、このような動きになると、イタリア等欧州の国債発行が順調に消化されるかの懸念が再発します。ユーロ/ドルは戻り高値を付けていた分、投機筋(ヘッジファンド等)からすれば、売りやすいのかも。

●日本株は、日経平均で見ると、売られすぎというのは程遠い状態で、この前の安値9378.23を目指す動きになる可能性が高まります。そこで止まらなければ9000まで下がる可能性も出てきますね。信用買い残が増えてきているのも気になるところです。


※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。






 

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本日ギリシャではまた大規模ストライキ


本日ギリシャでは今年に入って5回目の大規模ストライキが実施されます。
政府の緊縮財政政策に抗議して公務員・民間の共同で24時間ストを決行、
交通機関をはじめ役所、メディア、学校、銀行と殆どの職種が業務を停止する予定で
昼ごろには首都アテネでデモ行進も予定されているようです。

5月5日の大規模デモでは銀行爆破で3人の死者を出したことが
ユーロ売りを加速させた経緯があるだけに今日のストライキも
ここまでのユーロ売りの一因となっていたのかも知れません。
 

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:06/29/18:209

WS000196.JPG

(株)外為どっとコム提供

豪ドル/円は売りが極端に少なく、戻りは早そうですが、
問題は戻りのきっかけがあるかどうかです。

ポンド/円も同様に134円台は売りが少ないのですが・・・

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/29/18:20)

WS002152.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
すっかり板が薄くなってしまいました。
ドル/円の88.50円の買い注文はそのまま残っている格好ですね。
 

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NY市場の注目材料:米6月消費者信頼感指数

29日のNY時間には以下の指標が発表されます。

22:00 (米)4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
前回:前年比3.4% 今回予想:同比2.3%

23:00 (米) 6月消費者信頼感指数  前回:63.3 今回予想:62.5


特に注目は、東の前頭、アメリカ6月の消費者信頼感指数です。
アメリカの景気回復の鍵は、GDPの7割を占めると言われる個人消費の回復であるとみられています。その強さを確認する上で、消費者信頼感指数は重要です。

今回の市場予想は62.9と、前回よりやや弱い数字です。
予想を上回ってくるようならば、ドル高・円安要因、下回ればドル安・円高要因となる見通しです。

ただ、今週金曜日のアメリカの雇用統計を控えており、積極的な取引はしにくい状態ですので、良い結果がでてもドルの上値は限定的になるかもしれません。また、今月アメリカで発表された経済指標は悪い結果が目立っている状態で、足元の相場はアメリカの悪い内容の経済指標に、より神経質に反応しやすいことも考慮すると、発表後のドル/円の反応は、結果が良かった特のドル買いよりも、悪かった時のドル売りの方が強くなるものと考えられます。


こちらの動画でも解説していますので、よろしければご覧くださいませ。

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ユーロ安、1日期日の1年物オペへの懸念も

ユーロ売りの一因となっているECBの1年物オペの期落ちについてです。

昨夏、金融危機への異例の対応策として、期間1年、1%固定金利、金額無制限で実施した資金供給オペは予想以上の応札を集め、4420億ユーロが供給されました。これはECBによる貸出残高全体8500億ユーロの半分以上に相当するECB版「モンスターオペ」と呼べるものでした。ECBは昨年12月でこの1年物のオペの打ち切りを発表しており、今回の期落ち分は6日物や3ヵ月物オペでの借り換えが必要となります。ところが、期間が短い割に金利は高く(3ヶ月物で1%、EURIBORは28日0.754%)、期落ち分の4420億ユーロすべてが3ヶ月物オペに向かうとは思えないことから、短期金利に上昇圧力がかかるとの見方が強まっています。こうした短期金利の上昇と流動性の低下から、資金調達難に陥る金融機関が出てくるのでは?との懸念がユーロ売りにつながっているようです。

ECBはこの巨額の期落ちに対して、明日30日から資金供給を開始すると発表していますが、どこまで効果があるかは不透明な状況です。

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ユーロ/円 108円割れへ

ユーロ売りが続いています。ユーロ/ドルは1.22ドル割れ、ユーロ/円にいたっては2001年11月以来となる108円割れとなっています。

特段の理由があったわけではないですが、欧州株が着々と下がっている中でユーロ売りとなっている模様です。

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本日の注目材料は?

東京市場の円相場は全面高の様相です。ダウ平均株価先物や上海総合株価指数などの軟調さや、米長期金利の低下などを背景に円高が進み、ドル/円は89.00円の節目を割り込むと下げが加速する形となっています。今夜はこのまま円高が進み続けるのか、今のうちに鍵となりそうな手掛かり材料を確認しておきましょう。

6/29(火)
18:00 (ユーロ圏) 6月消費者信頼感・確報
21:30 (加) 5月鉱工業製品価格
22:00☆(米) 4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
23:00☆(米) 6月消費者信頼感指数
※☆は特に注目の材料


円全面高のきっかけは金融市場全体に流れるムードの悪化のようなあいまいなものが背景にあるとみられる分、好材料があれば悲観的なムードが改善して欧米株価が上昇、為替相場では円が売り優勢に転換する、という流れが考えられます。

他方、経済指標に悪い結果が出れば、悲観的ムードがさらに強まり、円高の進行に拍車が掛かるとみられます。今夜発表される米消費者信頼感指数は、米国GDPの7割を占めると言われる個人消費の強さをみる上で、特に重要視されそうです。


♪動画「外為番付 日々解説」はこちらから←「米消費者信頼感指数」の事前解説があります!
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから
 

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ポンド相場 利上げ意識した買いは続くか

昨日、英金融政策委員会(MPC)のセンタンス委員が以下のように発言しました。

・英予算は利上げ開始の必要性を排除しない
・ポンドの下落の一部が正当化される可能性があるが、我々は為替水準が金融政策を通じてインフレに影響を及ぼす重要なルートの一つであることも理解している
・緩やかな金利上昇が経済にとって有益

この発言を受け、英国の金利先高観が強く意識され、昨夜24時前のポンド相場は上昇が加速しました。ユーロ/ポンドについては全面的なユーロ売りも相まって、今朝未明に0.81211ポンドと、2008年11月以来の安値をつけました。

センタンス委員は前回のMPCでただ1人0.25%の利上げを主張しており、MPC一番のタカ派です。しばらく沈黙を守っていたため、先週のMPC議事録発表以降にセンタンス委員の発言が注目されています。ただ、「タカ派」と知られている人のタカ派発言は、米国のホーニグ・カンザスシティ連銀総裁のようにいつか材料視されなくなります。材料視され続けるためには他の委員の同調発言が必至です。例えば、本日29日23時にはフィッシャーBOE理事が、明日30日17時05分からはポーゼンMPC委員が発言する機会がありますが、彼らがセンタンス委員の発言を否定するようならば、ポンドは一旦売られる公算が大きいとみられます。

一方、彼らがセンタンス委員の主張を認める様な発言をすれば、さらにポンドが買い進められる公算です。

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米10年債利回り3.00%割れ、2年債利回り0.60%割れ・・・

本日昼下がりの東京市場でドル円相場は軟調に推移し、さきほど一時88円60銭前後まで下落しました。多少買い戻されたものの、現在も88円70銭前後の推移が続いています。

(1)日本株、中国株が本日軒並み下落しており、クロス円下落の余波がドル円にも及んでいる
(2)米10年債利回りが昼過ぎに3.00%台を割り込んだ他、2年債利回りも0.60%を割り込んできた

・・・などが基本的な背景になっているようです。

近年のドル円相場は米国の金利の動きには特に敏感であり、(2)の変化が本日のドル円の値崩れに影響していると見られます。

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NZドル/円、下値が試される

NZDJPY_100629.JPG
(上記NZドル/円のチャート(日足)は6/29の13:30現在。クリックすると拡大します)

NZドル/円は5月につけた高値と安値の間での値動きが続く中、チャネルが上向きであることから、戻りを試す展開が続いています。ただ足元ではドル/円が1カ月ぶり安値圏である88円台に沈んでおり、目先は円高となりやすい状況下にあると言えます。

直近の動きでは6/21高値(65.26円)は先ほどの高値と安値の61.8%戻しにて失速、6日と12日の移動平均はデッドクロスしていることから、目先は下値を試す展開が先行することが考えられます。

まず下値は62.19円(5/4高値69.34円から5/25安値58.61円の値幅10.73円の1/3戻し)や61.80円前後(6/29時点での、5/25安値からのサポート)がポイントであり、特に後者が割れた場合、5月後半からの戻り上値を試す展開に変化が出ることが予想されます。

また61.22円(6/3高値63.93円から6/8安値59.89円の値幅4.04円を、6/21高値65.26円から引いた値)をも割り込む場合、その可能性が高まるものと見られます。その場合の下値目処は、現在上向きとなっているボリンジャーバンド下限(同、60.59円)で下支えとなるかは微妙なところであり、59.89円(6/8安値)と引値で59円台維持(5月の下落局面でも)が試されそうです。

そして上値は6日(6/29時点では63.49円)と12日(同、63.72円)のデッドクロスにより、まずは6日線が上値抵抗となりそうです。すぐ上には6/3高値(63.93円)や前述の値幅10.73円の1/2戻し(63.98円)も位置しており、リトライとはいえ64円の節目は重そうです。

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本日のユーロ/円売りの背景は?

11時過ぎから、ドル/円、ユーロ/円の売りが加速していますが、背景としては、

ドバイの航空機リース会社がボーイング(米国)とエアバス(フランス他)に発注した航空機220機の引き渡し延期を交渉する可能性(ドバイの政府系航空機リース会社の財務不安説)

とのニュースによるものです。

これにより、上海株が売られ、欧州の企業複合体であるエアバスの経営が打撃を受けるとの観測で、ユーロが売られています。

忘れたころにやってくるドバイ、ですね。困ったものです。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。



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週足ドル/円チャートがついに・・・・

20100629YEN1310.jpg
13:10 ドル/円 88.92円近辺

クリックすると拡大します。


ついに週足のトレンド(下値指示)ラインを割り込んできました。
「小さな一歩だが、大きな一歩」といったのはアームストロング船長だったでしょうか・・・・。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。

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第13回投資動向に関するアンケートの結果公表について

第13回投資動向に関するアンケートの結果がまとまりましたので、公表させていただきます。

今回の調査対象期間は6/16-6/23までだったのですが、
ドル/円はレンジの下側において逆張りで買いスタンス、
ユーロ/円は下落方向
豪ドル/円は買いスタンス
というのが見て取れました。

また、8月からのいわゆるレバレッジ規制施行に先立ち、
FX投資家層がレバレッジ100倍以上の取引を自粛している実態を見ることもできました。

詳細は、コチラの方になります。

是非ともご覧くださいませ。
 

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/29/12:40)

WSX000860.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
 

豪ドル/円は77.00円までは買い注文が厚くなっていますが、それより下は76.85円のストップなど、売り注文が目立ちます。ポンド/円は売りストップが余り見られませんが、133.00円より下の買い注文は少なめです。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/29/12:40)

WS002149.JPG


提供は(株)外為どっとコムです。
11時過ぎから円高基調となる中、ドル/円は89.00円を割り込みました。
88.90円の売りストップが気になります。割り込んだら88.50円辺りまで下げが加速してもおかしくありません。

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ユーロ・クロス相場の弱さをどう見るべきか・・・

最近の各種ユーロ相場を並べてみた場合、ユーロドルやユーロ円の下落が一巡してきたように見える一方で、ユーロスイスやユーロポンドの弱さが際立っているのが好対照で面白いと感じています。

足下のユーロ円は109円台、ユーロドルは1.22ドル台と、今月の上旬に記録した108円台、1.18ドル台の年初来安値圏に比べると若干買い戻されたレベルで妙に底堅くなってきているようにも感じますが、主要なユーロ・クロスの下落は最近まったく止まる気配を見せずにむしろ加速しています。

例えば、足下の「ユーロスイス」ですが、昨晩は1ユーロ=1.3350フラン台を割り込んでユーロ発足以来の史上最安値を更新しました。「ユーロポンド」も昨晩は1ユーロ=0.8200ポンド台を割り込んで本日未明には一時0.8118ポンドと、2008年11月以降、約1年7か月ぶりの安値圏にまで下落しています。両通貨ペアともに、今年春頃から始まった、怒涛の安値更新の動きになかなかブレーキがかかりません。

で、問題はヨーロッパ域内でのユーロ相場の崩落現象をどう解釈するのかです。

(1)欧州域内での金融政策に対する見方を比較した場合、ユーロ圏よりは英国やスイスの方が微妙に「金融緩和からの出口戦略」までの距離感が近そうなので、この現象はユーロ安の所産では無く、素直にポンドやスイスがヨーロッパ域内で強くなっていると見るべきだ。

・・・という解釈がある一方で、

(2)ユーロ域内の財政問題や緊縮財政による景気下押し不安など、これまでユーロ売りの口実とされていた条件は何も変わっていない。欧州域内でのユーロの軟調は、ユーロ売り循環物色の矛先が対スイスや対ポンドに向かっているために起きている現象である。年初からずっとユーロドルやユーロ円は調子に乗って売り過ぎていたので、月末&四半期末を目前に一旦ポジション調整が最近入っているだけで、ユーロドルやユーロ円の下落も、時が来ればやがて再発するのではないか。

・・・という解釈もあります。

どちらの解釈を採用するかによって、今後のユーロ相場に対する判断は全く違ってきます。

どちらもありそうな話なので、迷うところですが、私見でどちらかを選べと言われれば、今のところ、芯からユーロが強くなって上がっていけるような環境になっているとは、やはり思い難いです。ユーロ円やユーロドルが今月上旬のに記録した安値を割り込んで更に大幅に下がり続けるかと言われると躊躇しますが、多少上がってきても上値を追いかけていく気持ちになれる人はまだ少ないのではないでしょうか?ドルが弱いとか、そういう理由では無く、ユーロが強いと思える様な前向きなユーロ買い材料が台頭してくるまでは、やはりユーロは戻り売り優勢の展開がしばらく続くのかもしれません・・・

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ドル/円5月20以来の89円割れ

ドル/円が12時30分過ぎに5/20以来の89円割れを記録し、88.91円を付けました。

昼休み中に上海総合株価指数が節目の2500ポイントを割り込んで下落すると、豪ドル/円を中心にクロス円の下げが加速。これがドル/円に波及する形で89円割れ寸前まで下落。前場は小高く引けていた日経平均株価が円高を嫌気してマイナスに転じると、ドル/円は89円を割り込むという展開となっています。

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本日、ドル/スイスのポイントは?

20100629CHF1223.jpg上記のドル/スイスチャート(日足)は6/29の12:33現在【1.2283】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。


今月、私がセミナーで解説した「V・トップ」に近いパターンの値動きになってきました。
2/19の高値1.0893を割り込んで下落してきたので、この下げが「上げ相場の調整での下落」というにはちょっと苦しくなってきました。下げが加速したトレンドっぽい動きになっています

ドル/スイスがまだ上がると思っている人にとってのほとんど最後のような拠り所は、1.0800近辺でしょうね。
逆にこれが切れると、本当に200日線のある1.06近辺だと思います。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。

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ドル/円は89円割れ寸前に・・・・

ドル/円は89.02円まで見ています(12:26現在)。

上海総合株価指数が節目となる2500を割り込み、
2400台へと突入したことが、ドル/円売りの背景でしょうか。

12:30からの日本の株式市場に注目です。

※本日、ドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。


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今日の豪ドル/円テクニカル見通し

AUDJPY_100629.JPG
(上記豪ドル/円のチャート(日足)は6/29の11:00現在。クリックすると拡大します)

豪ドル/円は最近のドル/円のこう着気味の展開の影響を受け、小動きが続いています。また6/21からのレジスタンス(6/29時点では78.00円前後)を突破する気配を見せつつも、20日移動平均(同、77.78円)の線の向きはほぼ平行となっており、仮にレジスタンスを突破したとしても、相場は77円から79円でのレンジへと向かう可能性が出てきました。

まず上値は前述の78.00円前後(同、6/21からのレジスタンス)に加え、6日(同、78.15円)と12日(同、78.62円)のデッドクロスに加え、これら自体も抵抗として機能している様子です。仮に相場が方向感を失っているとすれば、チャネル中間地点(同、79.40円前後)までは距離を感じるところです。

そして下値は引値で20日移動平均(6/29時点では77.78円)の他、6/25安値(76.95円)やチャネル下限(6/29時点では76.60円前後)がポイントとなりそうです。チャネル下限を下抜けた場合、ボリンジャーバンド下限(同、74.81円)が射程入りとなり、下値模索の動きが強まりそうです。


○レジスタンス
78.00円前後(6/29時点での、6/21からのレジスタンス)
78.15円(同、6日移動平均)
78.62円(同、12日移動平均)

○サポート
引値で77.78円(6/29時点での、20日移動平均)
76.95円(6/25安値)
76.60円前後(同、チャネル下限)

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動意薄のドル円:凪の後には時化が来るか?

昨日のドル円相場は、東京、ロンドン、ニューヨークと、24時間かけて作り込んだ値幅が89円06銭から45銭までの、わずか39銭しかないという極端に動意薄の相場展開となりました。本日も朝6時から現在までの値幅が12銭にとどまっており、謎の動意薄相場が続いています。

昨日から今朝に限って言えば、注目されている経済指標等の手掛かり材料が不足していることに加え、6月の月末と4?6月期の四半期末を目前にした様子見ムードなども手伝って、国内外の株価も動意に乏しいことが、ドル円相場の揉み合い商状の背景として、影響しているのかもしれません。

ただし、今週ずっとこんな状態が続くとは思いにくいです。今週は、金曜の夜にアメリカの6月雇用統計の発表が控えていますが、水曜日に発表される6月ADP全米雇用報告、木曜日に発表される失業保険新規請求件数や6月ISM製造業指数など週の半ば頃からは注目指標がめじろ押し状態になって来ます。

その意味では、足下のドル円の動意薄は週後半にかけて動く為のエネルギーを、現在溜め込んでいるようにも感じます。凪の後には必ず時化が来るのが為替相場の常ですので、もう少し我慢してその時を待ちたいと思いますが、問題はその時一体どちらに振れるのかについてです。

最近の傾向としては、アメリカで弱めの経済指標の発表が相次いだことで、市場は米国景気下振れリスクをこれまでより強く意識してきたように思います。先週のFOMCがアメリカのディスインフレの兆候に言及したことも相俟って、アメリカの長期金利は3%割れ目前まで低下してきており、ドル円相場も現在の90円割れ水準にまで高度が下がってきています。

なので、今週後半に相次ぎ発表される経済指標がもしもアメリカ景気の回復力の弱さを再確認させるような内容になった場合は、ドル円相場は一段と下落、5月下旬に記録した88円前後の安値を突き破って87円台突入という可能性も否定できないと思います。

一方、みんなが考えていたり、みんなが警戒している方向には、意外と動いてくれないのも為替相場にはよくある現象です。最近一連の経済指標の結果を受けて、アメリカ経済の回復力に対する市場の期待値がうんと下がってしまった分、これから出てくる経済指標が意外にも悪くないとか、かなり強めの内容になった場合は、反動による買い戻しが逆に強くなる可能性もあります。その場合、ドル円相場が90円台を回復、勢いがつけば再び91円台ぐらいまではあるかもしれません。

いずれにしろ、今週後半のドル円相場がどっちに向かうのかは、出てくるアメリカの経済指標次第ですが、今週は後半が特に期待できそうなので、楽しみにして待ちたいですね。

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/29/09:20)

WSX000856.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は77円半ばでの買いが目立つ一方、77.45円付近にある売りストップが目立ちます。ポンド/円は板が薄い中、買いはややコンスタントに並んでいる様子です。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:06/29/09:20)

WS000191.JPG
 
(株)外為どっとコム提供

ユーロ/円の109.50以下は買いもそれなりに厚いのですが、
ストップ売り注文も並んでいます。
下抜けると下げが加速しそうな気配です。

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日経平均小じっかりでもクロス円上昇続かず

日経平均株価は24.46円高の9718.40円で寄付きました。これを好感して、株の寄りつき直後に豪ドル/円は77.94円、ユーロ/円は109.84円まで上昇しましたが、その後も日経平均株価はしっかりで推移しているもののクロス円の上昇は早くも息切れしているようで、豪ドル/円、ユーロ/円ともに小幅に下落しています。

6月末が近いこともあり、日経平均株価の小幅高ではリスク・オンのムードは高まりにくいようです。

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本邦鉱工業生産:やや悪い→やや円安?

8時50分にに発表された本邦5月鉱工業生産は、前月比?0.1%と、市場予想(±0.0%)および前月値(1.3%)を下回りました。

この後の為替の反応はわずかながら現時点では円安気味に推移しています。
この後の日本株が寄りついた後、もう少し動きが出てくる可能性があります。

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本日、ユーロドルのポイントは?

20100629EUR0840.jpg
上記のユーロ/ドルチャート(日足)は6/29の08:40現在【1.2283円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

■上のチャート ボリンジャーバンド
バンドの上限、下限ともに横這い気味であり、レンジ相場の基本想定の中、
今度、中長期的動きを探り、次の一手を打つことになります。

20日線(1.2212)<【現状1.2283】< 上限1.2510
ではありますが、20日線を下回ることで下落が加速することが考えられます。

あと、下値のポイントは1.2150になります。過去下落する前に揉んだところです。

■下のチャート スローストキャスティクス(日足、13日)
6/23 1.2209の時よりも現在の方が、赤い線が先導して下げていることに留意です。
下落方向に力が働いていると見るべきであり、上方には戻りにくいのでは?とまずは考えられます。

 

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日本の雇用統計発表!

8時30分発表の本邦5月雇用統計の結果は以下の通りです。

【失業率】
前月:5.1% 予想:5.0% 結果:5.2%

【有効求人倍率】
前月:0.48 予想:0.49 結果:0.50


失業率は改善予想に反して悪化しましたが、有効求人倍率は予想以上に改善しています。
為替はこれを受けて動いている様子は、今のところないですね。

なお、8時50分には本邦鉱工業生産の発表もあります。

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本日、ドル円のポイントは?

20100629YEN0753.jpg

上記のドル/円チャート(日足)は6/29の07:53現在【89.32円】。
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上値が重く、戻りが鈍いドル/円です。

89.00-89.10円あたりの重要ポイントを切れると相当走る気配を感じさせます。

しかし、このようなジリジリした下落の動きでは、止まったところからは、上値の戻りは確実に叩かれそうな気がします。

それとも、あわてて「今」の値段を叩いて売っていく相場になるのでしょうか?

昨日(6/28)の市場の動きで、ユーロ/円が下落したにも係らず、
ドル/円が下落しなかったのが、とても不思議な感触があります(経験則的な言い方ですが)。

※ユーロ/ドルは1.2205を下にブレークすると、加速する気配があります。


■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)93.63円:5/13高値
(3)92.95円:5/18高値
(4)92.89円:6/04高値
(5)92.04円:60日線(下落)
(6)91.47円:今年の高値-安値(94.99-87.94)の半値
(7)91.01円:20日線(下落)
(8)90.85円:200日線(横這い)
(9)90.68円:ラインD:6/04-6/14の高値(92.89-92.11)を結んだ線
(10)90.34円:6/21-25の高値-安値(91.48-89.20)の半値

■下値のポイント
(1)89.26円:6/28の高値-安値の半値(89.45-89.06)の半値
(2)89.10円:【重要】ラインE:11/27-5/06の安値-安値(84.79-87.94)を結んだ線
(3)89.06円:6/28安値
(4)88.12円:3/04安値
(5)87.94円:5/06安値

■また、注目の時間足の指数移動平均(08:18現在)です。
『60分足の20EMA』:89.35円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:89.55円

取引値【89.32円】 < 『60分足の20EMA』 < 『60分足の70EMA』 
  
と、売り方向に力のかかったフォーメーションです。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』での戻り売り(ストップポイントはエントリーから30銭上)が先行となります。

本日も、よろしくお願い申し上げます。

 

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NZ5月住宅建設許可は予想外の悪化となり、一呼吸置いて下落

先ほどNZの経済指標が発表されました。

(NZ) 5月住宅建設許可 [前月比]  -9.6%(前回+8.4%(+8.5%より修正)

前回結果を大きく下回る予想外のマイナスでしたが、発表直後はほとんど無視といった状況がつづいていたものの、その後少しづつNZドル売りの材料として認知され、じわりと売られています。

NZドル/円は発表直前の63.22円界隈から7:52現在では63.12円まで、NZドル/米ドルも0.7077ドル界隈から同じく0.7065ドル前後まで、それぞれ小幅に下げています。

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昨日のドル円相場は値幅40銭未満の「往って来い」

おはようございます。

昨日のドル円相場は、終日動意薄に終始し、値幅わずか39銭の「往って来い」という展開でした。

(1)週明け東京の動き出しは89円30銭前後。手掛かり材料難の中、東京時間帯は1ドル=89円25銭から44銭と、値幅約19銭の揉み合いに終始。

(2)欧州勢力参入後も同様の傾向が続き、1ドル=89円32銭から45銭と、値幅を約13銭にまで圧縮して方向感のない揉み合いに終始。

(3)NY時間帯に入り、小高く寄り付いた米国株価が前週末比マイナス圏に下落する場面で一時89円06銭まで下落するが、米国株価が持ち直すと再び89円40銭台まで反発。

(4)NY中終盤は再び動意を失い、1ドル=89円32銭から44銭と、値幅約12銭の揉み合い状況になり、89円30銭台で火曜日の東京市場にバトンタッチ。

・・・という流れでした。

昨日のドル円相場は24時間かけて作り込んだ値幅が39銭と、珍しいぐらい動意の無い、困った相場展開になりました。

本日の材料ですが、日本で5月分の失業率や有効求人倍率などの発表が予定されていますが、米国の雇用統計とは違い、日本の雇用関連統計がドル円相場を大きく動かすと言うケースはこれまで殆どありません。東京時間帯は引き続き、株価やクロス円にらみの手の出しにくい相場展開が想定されます。

一方、米国時間帯に入ると、22:00に4月米ケースシラー住宅価格指数、23:00にコンファレンスボードの6月消費者景気信頼感指数の発表が予定されています。最近は米国景気の下振れ観測がドル円相場の話題の中心になっている雰囲気が強まっていますので、これらの指標の結果次第では、ドル円相場に相応のインパクトを及ぼす可能性がありそうです。

ただし、本日23:00はサッカーワールドカップの日本代表の試合のキックオフと重なりますので、ドル円の商いは通常よりも、薄くなる可能性があります。参加者が少ない事で相場が動きにくくなる可能性がある一方で、商いが薄い分まとまった売り買いが入ると値動きが大きくなる可能性もあって、一応注意しておきたい時間帯になるかもしれません。

今日も1日よろしくお願いします。

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