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2010年6月22日バックナンバー
本日、ドル円のポイントは?Part2
2010年6月22日(火)19:10 written by 外為総研 岡田
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上記のドル/円チャート(日足)は6/22の18:59現在【90.56円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
欧州時間に入り、昨日までの株の買いが逆に売りになってきているのがポイントですね。
「中国人民元柔軟化で世界経済バラ色シナリオ」に酔った人は多いのかもしれませんが、
なかなか必ずしもそうとは言えない。
中国が人民元をいじったことで、欧州の銀行債務危機問題がウサンムサンしたわけではないわけです。
それで今日はNYの株の市場を見ることになりますが、どのような動きになるか、気になるところですね。
※これからのトレードにおける今日のドル/円のポイントの確認は、こちらをご覧ください。
格付け会社、菅政権の財政運営戦略に厳しい見方
2010年6月22日(火)18:56 written by 研究員 神田
菅政権が本日発表した向こう3年間の歳出を今年度と同じ71兆円以下に抑制したうえで、10年間で財政の均衡を目指すという内容の財政運営戦略について、大手格付け会社のフィッチとS&Pがそれぞれ見解を示しました。
S&P:
「ないよりはましなものの、日本の信用力は依然として徐々に低下している」
「発表された政府方針によって投資家の信頼を回復するのは難しいだろう」
フィッチ:
「当社が確固たる結論に達し日本が詳細な財政健全化計画を持っていると確信していると言明するのに十分に詳細を示していない」
この財政運営戦略には社会保障費や公共事業費などの削減目標が設定されていないうえ、必要となる消費税の引き上げ幅なども触れられておらず、目標の達成に向けた道筋が不透明な内容であるとの指摘が多く、こうした厳しい評価を受けるのもいた仕方ありません・・・
もっとも、フィッチは「選挙前にあまりに多くの詳細を期待するのは恐らく非現実的だろう、従って、より詳細な計画、骨組みばかりでなく肉付けされた財政再建計画が、恐らく年末までに準備されるのを待っている」とも述べており、日本の格下げまではもう少し猶予が与えられているようです。
夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/22/18:20)
2010年6月22日(火)18:35 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は買い優勢な一方、79.00円に売りストップが見られます。ポンド/円は買いは133.00円や132.00円といった節目に、売りは134.80円に注文が見られる以外、板は薄めです。
夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/22/18:20)
2010年6月22日(火)18:32 written by 研究員 ジェルベズ
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提供は(株)外為どっとコムです。
円高が進みましたので、売り注文は割とさばけてしまいました。
ユーロ/円は111.00円の買いが目立ちますね。
【英国】緊急予算を格付け会社はどうみる?
2010年6月22日(火)17:52 written by 研究員 ジェルベズ
本日20時30分、英国のオズボーン財務相は緊急予算案及び財政再建計画を発表します。
英国では5月始めに保守党と自民党による連立政権が誕生し、5月に2010年分の歳出削減案(62億ポンド規模)を発表するなど財政削減に取り組んできましたが、今回の発表は新政権発足後で最も関心の高いイベントです。格付け会社は今回打ち出される内容が甘ければ「AAA」格付けの引き下げもあり得るとしています。ただ、緊縮財政が行き過ぎれば英経済が2番底入りする可能性もあり、部分的な緩和の必要もあるなど、そのかじ取りは難しいところです。
内容としては、付加価値税(VAT)やキャピタルゲイン税の大幅な引き上げや、銀行新税の内容など「増税」に関するもの、法人税引き下げや所得税の課税最低限度額の引き上げなどによる「減税」、公務員給与のなどの凍結や公共部門の予算削減などによる「歳出削減」の3つがそれぞれ注目されます。
注目ポイントは簡単にまとめると下記の通りです。
【増税】
・キャピタルゲイン税 現行18%→40%前後になる?
・付加価値税 現行17.5%→20%になる?
・銀行新税
オズボーン財務相:10億ポンドの税収期待
自民党:40-50億ポンドの税収増が望ましい
昨日の情報源不明の報道:25億ポンド規模
【減税】
・法人税率引き下げ
・所得税の課税最低限度額を1000ポンド引き上げ
(88万人が課税対象から外れる)
【歳出削減】
・公務員給与など凍結
・特殊法人や政府機関の予算削減
・IT関連や出張費の予算削減
・福祉制度見直し
格付け会社などは基本的に「厳しい財政緊縮」を望んでいると思われるため、積極的に財政再建する姿勢が見えれば、これを好意的にみるコメントを発表する可能性があります。そうなれば一旦はポンド買いで反応するとみられます。
一方、内容が「あまりに厳しい」と判断された場合は、景気の腰折れ観測が台頭し、ポンドの売り材料になることも考えられます。また、「甘すぎる」と判断されてもポンド売りが優勢となりそうです。
もっとも、こうした「厳しい」「甘い」という判断は、経済指標の善し悪しと違い、人によって判断が異なるものである、という点には留意しておく必要があります。つまり、発表直後のポンド相場はその市場関係者の判断が綱引きし、乱高下することもあり得るのです。
発表前後の急激な動きには予め備えておきたいところですね。
ユーロスイス続落、ユーロ発足来安値を再更新・・・
2010年6月22日(火)17:31 written by 外為総研 植野
先ほど、ユーロスイスが1ユーロ=1.3650フランの心理的節目を割り込み、一時1.3625フランと、ユーロ発足以来の安値を、またしても更新しました。
先ほど書きこんだスイス中銀副総裁の発言なども手掛かりにされたようですが、今日1日だけで何回も『ユーロ発足来安値の更新劇』が頻発しています。
スイス中銀の介入放棄姿勢を受けて、マーケットは「一体どのレベルまでスイス中銀が音無しの構えを維持するつもりなのか」を試しているような雰囲気すらあります・・・
外為の杜(第29号)のテーマは、『人民元』です
2010年6月22日(火)17:06 written by 外為総研 植野
さきほど、弊社ホームページ内に外為の杜(もり)第29号『人民元の弾力運用再開と為替相場への影響』をアップいたしました。
(1)中国当局がこの時期に人民元弾力化を決断した背景
(2)約1年後のドル人民元相場についての水準予想
(3)ドル円相場との連動性の有無
(4)資源国通貨と中国経済、人民元の長期的な関係
(5)想像したくないリスクシナリオ
などについて、簡単に私見をまとめてあります。
興味のある方はコチラからご覧になってみてください。
独6月IFO景況指数は微妙な結果
2010年6月22日(火)17:05 written by 研究員 川畑
先ほど独6月IFO景況指数が発表されました。
(独) 6月IFO景況指数 101.8(前回101.5 市場予想101.2)
指数自体は市場予想や前月をわずかに上回ったことを受け、発表直後ユーロ/円とユーロ/ドルは小幅に上昇する場面がありました。
ユーロ/円は発表直前の111.81円界隈から111.92円前後まで、ユーロ/ドルも1.2316ドル界隈から1.2323ドル前後まで上昇しましたが、17:02時点ではユーロ/円、ユーロ/ドル共に発表前の水準に戻ってきてしまうなど、指標の結果がほぼ市場予想と変わらない結果を受け、市場では反応となっています。
スイス中銀の宗旨替え:本物か偽物か?
2010年6月22日(火)16:40 written by 外為総研 植野
スイス中銀のジョーダン副総裁の発言として、
・(スイスの)デフレリスクは大方なくなった
・必要ならデフレリスクと闘う準備はある
・現時点で為替介入は必要ない
・・・などが伝わってきています。
前回の金融政策声明文で『為替介入断固実施文言』が削除されて以来、スイス中銀の為替相場に対するスタンスは180度変わって宗旨替えしてしまったような感じです。
これを本音であるとみるのか、油断させておいて、引きつけてから撃ち落そうという企ての一環なのか、市場参加者の意見は微妙に割れていますが、今のところ、ユーロ安スイス高放置の姿勢が目立っています。
ちなみに、本日の東京市場で、ユーロスイスは一時1ユーロ=1.3651フランまで下落、ユーロ発足以来の安値を更新しました・・・
欧州時間は静かなスタート、ユーロはやや買い戻し先行
2010年6月22日(火)16:35 written by 研究員 神田
欧州時間は静かなスタートとなりました。
ユーロ/ドルは3時前に1.2283ドルの安値を付けましたが、欧州株が小安く始まった割には下値トライの動きとはならず逆に小幅に切り返して1.2320ドル台を付けています。ユーロ/円も3時過ぎに付けた111.50円の安値から111.89円まで切り返しています。昨日の海外市場で売られた反動から買い戻しが優勢といったところでしょうか。この後の手掛かり材料は、17時発表予定の6月IFO景況指数となっています。前回の101.5に対して予想101.2となっておりZEW景況感調査のように大幅な悪化は見込まれていません。さてどうなるでしょうか?
今夜の注目材料は?
2010年6月22日(火)16:22 written by 研究員 ジェルベズ
本日の東京市場の外国為替相場は、昨日に続き人民元価格を手掛かりに、資源国通貨を中心にやや大きめに動く場面もみられましたが、午後に入るとジリジリと下落する日経平均株価を受けて、円が全面的に上昇しました。今後の手掛かり材料を確認し、次の動きに備えておきましょう。
6/22(火)
17:00☆(独) 6月IFO景況指数
20:00☆(加) 5月消費者物価指数
20:30☆(英)緊急予算案
23:00☆(米) 5月中古住宅販売件数
23:00 (米) 6月リッチモンド連銀製造業指数
23:00 (米) 4月住宅価格指数
23:00 (ユーロ圏) 6月消費者信頼感・速報
26:00☆(米) 2年債入札(400億ドル)
※☆は特に注目の材料
本日は手掛かり材料は比較的多めと言えます。特に、ドイツのIFO景況指数の善し悪しは、つい先日まで市場の不安の中心にあったユーロの手掛かり材料とされそうです。また、巨額の財政赤字削減について注目されている英国の緊急予算案の発表については、財政再建に向けた取り組みも同時に発表予定であることから注目が集まる見通しです。
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから
ドル人民元、さらに下げ幅圧縮・・・
2010年6月22日(火)15:05 written by 外為総研 植野
本日昼下がりのアジア市場で、ドル人民元が一段と下げ幅を圧縮しています。
本日のドル人民元相場の推移をみると、
(1)10:15頃発表された本日の基準値が1ドル=6.7980元と、前日記録した「管理フロート導入後の安値」に近い水準に設定されたことで、大幅元高容認観測が強まって、一時6.67920元まで下落。
(2)10:35頃に中国当局による介入と見られる動きに反応して、1ドル=6.8150元台まで急騰。
(3)小反落してその後はしばらく6.8100元前後で様子見。
(4)14:30過ぎから再び上昇基調を強め、15:00前後に一時6.8229元と、昨日の基準値6.8275元に比べて、▲0.0673%程度のドル安・元高水準まで下げ幅圧縮。
(5)小反落して現在6.8150元前後で様子見。
・・・という状況になっています。
本日発表された基準値から累積計算される年率100%以上の元高誘導速度は、やっぱり異常値だったようで、基本的には今日みたいに細かく介入を打ってファインチューニングを繰り返しつつ、中国政府が臨む速度の元高誘導に導いて行くことになると思われます。
現時点で即断は全くできませんが、恐らく日々の動きを均してみると、「年率3%から5%」程度の範疇に着地するのではないかと思っています。
カナダ/円、90円の大台の攻略が注目される
2010年6月22日(火)14:52 written by 研究員 川畑
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(上記カナダ/円のチャート(日足)は6/22の14:46現在。クリックすると拡大します)
カナダ/円は昨日、89.99円まで上昇しました。しかし90円台が重い様子であり、90円の大台といった心理的要因や90.52円(6/22時点でのボリンジャーバンド上限)、または90.38円(4/26高値94.45円から5/25安値82.36円の値幅12.09円の2/3戻し)など、90円台にある上値抵抗が過剰に意識されたのか、引けにかけては88円台まで大きく押し戻されました。目先は90円の大台に加え、上ヒゲをめぐる動きが注目されそうです。
まず下値は、引値レベルでは6日移動平均(6/22時点では88.85円)に阻まれる展開が続き、また5/25安値からのサポート(同、88.30円前後)を割り込むようですと、上値追いの流れは一服となる可能性が出てきそうです。その場合は87.11円(同、200日移動平均)、その下は84.91円(同、ボリンジャーバンド下限)から85.17円(6/7安値)の攻防に注目したいと思います。
そして上値は90円台は前述のとおり重くなっており、ボリンジャーバンド上限(90.52円)を押し広げる動きとなるかに注目したいところです。その上は92.46円(5/25安値82.36円から6/3高値89.65円の値幅7.29円を、6/7安値85.17円に足した値)が、94円リトライとなるかどうかの分岐点かと見られます。
米ダウ平均株価は半値戻しがポイントか
2010年6月22日(火)13:20 written by 研究員 川畑
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(上記の米ダウ平均株価(日足)は6/21引け後。データはブルームバーグより外為どっとコム総研作成。クリックすると拡大します)
米ダウ平均株価は先月の「フラッシュ・クラッシュ」の原因は未だ特定できない中、戻りを試す展開に入ろうとしています。その日以降9,700ドルから9,800ドルにて3回下値をつけたものの、以下の理由により、目先は底打ち反転の流れとなっている模様です。
(1) 直近3回の下値トライの際、いずれも引値では9,800ドルを下回らずに上昇していること
(2) 今回の戻り局面で、10,257.70ドル(4/26高値11,258.01ドルから6/8安値9,757.55ドルの値幅1,500.46ドルの1/3戻し)や10,330.73ドル(同、38.2%戻し)を突破した
また昨日は勢い良く上昇したのですが、前述の値幅1,500.46ドルの1/2戻しにあたる10,507.78ドルより下に押し戻され、またボリンジャーバンド上限(6/21時点では10,563.96ドル)を押し広げるには至らず、引値では10,442.41ドルまで押し戻されています。
ここから先を読むポイントとして、以下の点を挙げたいと思います。
(1) 6/21の足形は上ヒゲが目立つ
(2) ボリンジャーバンド上限は上向きだが、バンド上限を押し広げる動きにはなっていない
(3) 6日線(6/21時点では10,388.72ドル)にてサポートされている
まず(1)につきまして、近日中に上ヒゲをローソク足の実体部が上ヒゲに迫り、突破してゆくようですと一段の上伸余地が出そうですが、ヒゲの攻略にてこずるようですと、目先の天井示唆となる可能性から、ダウ平均株価は調整局面入りが予想されます。
つぎに(2)ですが、相場の勢いが強い場合、時としてローソク足の実体部がバンド幅を押し広げる動きとなる場合があります。この場合は相場に勢いがありますので、その方向に向かって進むことが予想されるのですが、今回はそのような動きにはつながっていないことから、上昇のペースは緩やかになることが考えられます。
そして(3)は、昨日安値が10,395.55ドルと6日移動平均(6/21時点では10,388.72ドル)手前にて下げ止まっています。また同線は6/10の大陽線以降一度も下回っていないため、仮に下回るようですと、それまでのトレンドからの変節が予想されます。
以上のことから、近いうちに上ヒゲを攻略するのか、それとも6日移動平均を割り込むのか、どちらが先に来るのかがポイントとなりそうです。なお上値目途は前述の値幅1,500.46ドルの61.8%戻し(10,684.83ドル)や2/83戻し(10,757.86ドル)、ちなみに後者はチャート上でH&Sが進行していると見れば1/19高値(10,729.89ドル)があることから、10,700ドル前半から半ばの攻防には注目したいところです。
また下値目処は6日移動平均を下回り、10,341.17ドル(6/21時点での200日移動平均)もサポートにならない場合、短期的には10,165.64ドル(6/21時点での20日移動平均)など、下値余地が拡大することが想定されます。
昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/22/12:30)
2010年6月22日(火)12:42 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は79円台での買い意欲の強さと共に、79.50円より下では売りストップが見られます。ポンド/円は133.80円の売りストップが目立ちます。
昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/22/12:30)
2010年6月22日(火)12:41 written by 研究員 ジェルベズ
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提供は(株)外為どっとコムです。
朝、ユーロ/円にあった111.70円の売りストップはおおむね食べられてしまいました。
ただ、112.50と112.60の売りは成長しています・・・。
買いの方も、111.50の注文増が目立ちますね。
英BP 資産査定・資金調達・・・補償に向けて
2010年6月22日(火)12:30 written by 研究員 ジェルベズ
メキシコ湾での原油流出事故に絡み、先週16日に200億ドルもの補償を預託することが決定した英石油大手BPですが、21日、原油流出対策費用(流出を止める措置、改修費用、賠償金支払い)が計20億ドルに達したことを明らかにした。
英サンデー・タイムズは最大100億ドルの社債の発行によって資金調達を目指すと報じています。ただ、もろもろ含めると資金がもっと必要で、融資や資産売却を含めて計500億ドル規模の資金調達をする模様です。
資産売却について、同社は手持ちの資産の査定を進めており、取りあえず米国のBPの拠点から地理的に離れた石油関連資産から売却される見通し。ただ、基本的に米国内の資産は保持するとのことです。
BPの今年第1四半期の探鉱・生産部門の利益のうち1/3は米国が占めています。これは、BPがこれまで積極的なM&Aを繰り返して事業を大きくしてきた結果です。今回の資産売却によって、この事業が徐々に崩されていくことになります。米規制当局や投資家、政治家などの信頼を取り戻すための原油除去担当責任者に就任したダドリー氏は、「米国で起こっている事態に対応するため、ポートフォリオを強化しなければならない」と述べています。
「ドル建て資産を売却し、補償に充てる」ならば為替取引は発生しないため、特に為替相場で材料視されることはなさそうです。ただ、BPの資産売却や資金調達の流れの中で、再びBP株が株式市場をけん引する程大きく変動すれば、クロス円を中心に影響が出る可能性があります。引き続き、注目したいところです。
【ユーロ/円】ボリンジャーバンドで斬る
2010年6月22日(火)12:02 written by 外為総研 岡田
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上記のユーロ/円チャート(日足)は6/22の11:33現在【111.83円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
【上のチャート】日足、移動平均、ボリンジャーバンド
昨日(6/21)はボリンジャーバンドの上限のある113.99円にタッチせずに下落しました。
ここから気になるのは、下にある20日移動平均線111.39円近辺となります。
昨日のローソク足における上ヒゲの出方がとても良くない印象があります。
「迷った時は、直近のヒゲ出た方向の逆のポジションを張れ」
の法則で、売りで行きたいと思います。
ターゲットは取りあえず20日線。
【下のチャート】
ボリンジャーバンド
先行する赤い線が遅行する青い線に追いついて下落しています。
下落方向へ働く力を確認できます。
※本日のドル/円の重要ポイントは、コチラになります。
【ユーロ/ドル】ボリンジャーバンドで斬る
2010年6月22日(火)11:39 written by 外為総研 岡田
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上記のユーロ/ドルチャート(日足)は6/22の11:20現在【1.2291円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
【上のチャート】日足、移動平均、ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドの上限のある1.2491近辺まで近接し、そこから折り返し下落となってきています。
昨日のローソク足における陰線の出方がとても良くない印象があります。
昨日は、ユーロ/ドルは買いで攻めていったのですが、それが失敗して結局下落した形となりました。
上昇した分のしこりは重く、ここから下落しても不思議はないような足取りをしています。
【下のチャート】スローストキャスティクス(日足、13日)
スローストキャスティクスの赤い線(早い線)は80を超えて上昇しましたが、そこからの折り返しで下落してきています。
まだ赤い線は、青い線を下回るところまで行っていませんが、赤い線がタッチするまでもう少し、という位置になります。
これにより、下落方向への強めの力が働いていることが確認できます。
これらを総合すると、上昇するとしても流れに逆らうような、より強い力が必要となり、上昇方向は行きにくい、逆に下がる方が、より行きやすいのでは、と思われます。
※本日のドル/円の重要ポイントは、コチラになります。
今日の豪ドル/円テクニカル見通し
2010年6月22日(火)11:24 written by 研究員 川畑
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(上記豪ドル/円のチャート(日足)は6/22の11:17現在。クリックすると拡大します)
豪ドル/円は昨日80.84円まで上昇しましたが、その勢いは続かず、引けにかけては79.80円まで押し戻されています。チャート上でもヒゲですが三角もち合いを上抜けており、ヒゲを埋める実体部を出すのか、それともトンカチのような足形が示す通りの天井示唆となるのか、ここ数日が短期的な相場の分かれ目となりそうです。
まず上値は80.30円前後(6/22時点での三角もち合い上限)を引値で突破した場合、現在の戻りを試す緩い上昇局面から、より鋭角な上昇局面へと移る可能性があります。その場合の上値目処は81.04円(同、ボリンジャーバンド上限)もしくは81.63円(同、200日移動平均)が見えてきます。
ただ、昨日安値80.84円は5/21安値からのN計算値(80.83円)のすぐ近くであることから、仮にこの辺りでつまづくようですと、目先は調整局面入りも考えられます。
反対に下値は6/10の大陽線以降、引値で6日移動平均(6/22時点では79.34円)を下回っておらず、また6/21に出来たチャート上の窓(79.14円から79.31円)も埋まっていないことから、この辺りにて反発できるかが、一段安となるかどうかのポイントとなりそうです。
もしこのゾーンを下回った場合、現在上向きに転じている20日移動平均(6/22時点では77.39円)や三角もち合い下限(同、75.70円前後)が目標値として点灯すると見られます。それでももち合い下限が割れない間は、現在の緩やかな反発局面が継続するものと見られます。
○レジスタンス
引値で80.30円前後(6/22時点での、三角もち合い上限)
80.84円(6/21高値)
81.04円(6/22時点でのボリンジャーバンド上限)
81.63円(同、200日移動平均)
○サポート
79.58円(6/14高値)
79.14円から79.31円(6/21に出来たチャート上の窓)
77.39円(6/22時点での20日移動平均)
75.70円前後(同、三角もち合い下限)
ドル人民元、介入で下げ幅圧縮。中国が意図する元高速度は?
2010年6月22日(火)11:15 written by 外為総研 植野
日本時間10:35頃、ドル人民元相場が1ドル=6.7920元界隈から跳ね上がり、一時6.8154元界隈まで上昇しました。中国当局による介入による意思表示がなされたものと思われます。
本日の10時過ぎに人民銀行が発表した人民元対ドル基準値は1ドル=6.7980元と、昨日の基準値6.8275元から0.43%の元高・ドル安水準でしたので、単純に累積計算すると10営業日で4.5%以上の元高容認、100営業日続けたら50%、200営業日だと100%以上の大幅な元高を容認するような速度の基準値変更になっていました。
大方の市場参加者が予想する当面の元高誘導のペースは年率3?5%ぐらいなので、年率100%を超える週間風速は、ちょっと大き過ぎるという印象があり、どこかで介入が入りそうだと言う見方が多かったですが、やはりそうかという印象です。初日から2営業日めにかけてのドル人民元基準値の大幅な元高方向への引き下げは、いわゆるご祝儀だったのかもしれません。
ただし、その後のドル人民元の動きをみると、現在は6.8100台で落ち着いており、昨日発表された基準値の6.8275よりは気持ち程度の元高水準は許容されていて、さらに押し上げようという意図をもった介入が出てくる兆候は今のところありません。「緩やかな元高は許容するが、年率何割もの元高を見込むのは間違いですよ」という当局のメッセージが込められているようです。
いずれにしろ、たった2日間の動きで中国当局の意図する元高誘導のペースを探るのは困難です。これからしばらくの間、日々発表される基準値と介入ポイントを眺めながら、数週間から週カ月をかけて中国政府が意図する元高容認速度の見積もりが固まっていくことになりそうです・・・
ポンド/円のワイルド・スイング=人民元に翻弄されまくり・・・
2010年6月22日(火)11:00 written by 外為総研 岡田
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上記のポンド/円チャート(時間足他)は6/22の10:47現在【134.45円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
中国人民元の基準値の発表が10:15-17くらいに行われ、前日の6.8275から6.7980となりました。
これを受けたグローバルな株価の上昇にポンド/円はスパッ、と反応し、
ポンド/円は10:14の134.07円から、10:35には134.76円まで上昇しました。
その後、人民元の店頭為替レート(OTC)が6.81台までドル上昇(中国人民銀行の元売り介入?)
により、ポンド/円はスルスルと下落し、134.30円台まで見ました。
ワイルド・スイングですね。
時間足の指数移動平均(下のチャート)では、売りサイン(20EMA,70EMAに近づくところでの戻り売り)となっています。
※本日のドル/円の重要ポイントは、コチラになります。
日本企業の欧州企業買収が出るか?
2010年6月22日(火)10:22 written by 外為総研 岡田
サントリー:欧州の清涼飲料事業拡大で買収模索?エコノミスタ紙
6月21日(ブルームバーグ):サントリーホールディングスは欧州の清涼飲料事業を拡大するため新たな買収を模索している。スペイン紙エコノミスタ(オンライン版)が21日に、サントリーの常務で、傘下オレンジーナ・シュウェップスの責任者を務める鳥井信宏氏の発言として報じた。
エコノミスタによると鳥井氏は、新たに買収を実施しなければ欧州の清涼飲料市場でトップクラスとなるのは困難との認識を示し、シュウェップスを補完するため欧州での買収に意欲を示した。
===
キリンとの経営統合がなくなり、大手飲料メーカーとして独自の路線を走るサントリーですが、シェップスだけでは足りず、次のメーカーをも買収に動こうとしています。これが現実化すれば、またユーロ/円の買いの思惑を呼びそうです。
人民元対ドル基準値1ドル=6.7980元 ドル売り・円売り強まる
2010年6月22日(火)10:19 written by 研究員 神田
本日の人民元対ドル基準値は1ドル=6.7980元と発表されました。
昨日の基準値6.8275元から0.43%の元高・ドル安水準です。
これを受けて、他の通貨に対してもドル安が進み、豪ドル/米ドルは0.8829ドルまで急上昇しています。ユーロ/ドルも1.235ドル台まで上昇しています。
基準値発表を受けて、時間外のNYダウ先物が30ドル高まで急上昇したことや原油価格が急速に持ち直したことを背景に円売りも強まっており、豪ドル/円は80円台を回復、ユーロ/円も112.36円と今日の高値を更新しています。
人民元高め誘導の再開初日を過ごしてみた感想・・・
2010年6月22日(火)09:34 written by 外為総研 植野
昨日の為替相場は、週末に飛び込んできた人民元弾力化報道を受けて、ドル人民元の実際の値動きと、国内外の株価の反応を睨みながらの、とても忙しい展開でした。東京、ロンドン、NYと地球を一回りして為替相場が返ってくる間の動きには、それなりの示唆があったように思いますので、備忘録的な意味合いを兼ねて、人民元高め誘導初日の動きをひかえておきたいと思います。
まず、ドル人民元相場の動きをみると、午前中に中国人民銀行が発表した昨日の基準値は1ドル=6.8275元と前週末と変わりませんでしたが、その後の上海市場では、かなり鮮明に人民元の上昇が確認できる展開になりました。上海市場の引けにかけて、ドル人民元は終日下落基調で推移し、引け際に一時1ドル=6.7962元と、2005年7月21日に現行の管理フロート制が導入されて以降では最も高い水準まで人民元相場が上昇しました。2008年夏に北京オリンピックが終わった後ぐらいから中国政府は管理フロート制とは名ばかりの事実上の人民元のドルペッグを続けていましたので、これでようやくそれが終了して、弾力運用による人民元の高め誘導が再開されたと言えそうです。
一方、これに対する為替の反応ですが、ドル円は週明け早朝の商いがとても薄い時間帯に「人民元高=円高」という短絡的な思惑を背景にした円買いの動きから一時的に90円ちょうど界隈まで下落した場面もあったようですが、追随勢力に乏しかったことからすぐに持ち直し、その後は紆余曲折あったものの、人民元の柔軟化を好感した国内外での株価上昇や、元高による中国の資源購入パワーの高まりに期待した豪ドル円などの上昇につれる形で反発し、一時91円台半ばまで上昇する場面もみられました。ただし、米国時間帯に入って寄り付き100ドル以上高かったNYダウが終日ダレて上げ幅を圧縮し、引け前に小幅マイナス圏まで下落すると、ドル円も反落して今朝は再び91円割れ水準に押し返されています。
昨日のクロス円の動きをみても、ほぼ同じようなパターンを踏襲しています。微妙な時間帯のズレはありますが、基本的には国内外で株価や国際商品市況が上昇している時期にはリスク許容度緩和の思惑から、豪ドル円、キウイ円、カナダ円、ランド円などの資源国通貨円が買われ、ユーロ円、ポンド円などの欧州通貨円もつれ高する一方で、NYダウがダレてくるとクロス円も総崩れになる、という大雑把な図式がほぼキープされているという印象です。
要するに、昨日の為替相場全体の地合いを概観すると、マーケット・トークの材料としての注目度は人民元に席巻されたような印象がある一方で、ドル円やクロス円の値動き自体は、国内外の株価や国際商品市況の動きに象徴されるリスク・オン、リスク・オフのムードに左右されて決まると言う、これまでとあまり変わらない相場展開が引き継がれているようにみえます。
昨日の緊急動画でも解説いたしましたが、未だに中国政府のコントロール下にあるドル人民元と変動相場歴37年以上が経過しているドル円が長期間同じ方向に動くという期待に合理的根拠は殆どありませんし、局所的にそう見える時期があっても、実際の値動きを比べてみると、過去ドル人民元とドル円が長期にわたって連動していたという状況証拠を探し出すのも困難です。「今後のドル人民元の方向によってドル円の動きが決まる」という議論は、すなわち「中国の為替政策によってドル円の動きが決まる」と言うのと同義であり、そんなことはこれまでも起きていませんし、これか起きるとも考えられません。
これまで繰り返し申し上げてきた通り、近年のドル円の基本的な趨勢は、やはりアメリカの景気金融情勢およびそれに対する市場の期待の変化によって決まっています。また、豪ドル円などの資源国通貨円の趨勢は、世界的な景気回復感の強弱やグローバルな株価動向によって左右されるリスク許容度の伸縮によって決まっているという色彩が非常に強いと言えます。為替相場全体を覆う大局観を養う上では、今後のドル人民元の動き如何に関わらず、世界景気の回復力の強弱、主要国の金融政策動向など、基本に忠実な状況判断が必要だと思われます・・・
朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/22/09:10)
2010年6月22日(火)09:27 written by 研究員 ジェルベズ
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提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は全体的に買いが多そうな印象です。
ユーロ/円は111.70円の売りストップが異彩を放っています。
朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/22/09:10)
2010年6月22日(火)09:25 written by 研究員 川畑
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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。
豪ドル/円は79.50円、ポンド/円は133.80円の売りストップがそれぞれ目立っています。
日経平均は安寄り 為替はやや円高へ
2010年6月22日(火)09:05 written by 研究員 ジェルベズ
昨晩のNYダウが小幅に下げたことを背景に、日経平均は前日比106.10円安の10131.90円で始まりました。昨日は人民元がとても話題になりましたが、一晩おけば結局のところ、日本株は米国株の流れを引き継ぐ展開です。
なお、ドル/円は寄り付き前3時間ほど、90.97から91.08円の間でほとんど動かない状態でしたが、寄り付き後は株安を受けてやや円高が進みました。それでも現時点では90.90円台と、かなり小幅な動きではありますが・・・・。
本日、ドル円のポイントは?
2010年6月22日(火)08:22 written by 外為総研 岡田
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上記のドル/円チャート(日足)は6/22の08:00現在【91.03円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。
上記のチャート(「テクニカル解体新書」)によると、
ドル/円は中段のもみ合いをやっており、はっきりとした方向感が見えません。
(明らかに今の相場はドル/円が主体ではない)
6/18と6/21の足を1本のローソク足として合成すると、
上にも下にもヒゲの伸びた寄り引け同時のような線になっており、
方向感に気迷いが見えるところです。
クロス円も
昨日のユーロ/円は113円台で戻りの高値を更新するも定着せずに下落し112円台前半へ
豪ドル/円は80円近くを見る
とそれぞれがそれぞれの動きを取っています。
このあたりもドル/円の動きに決定的なものを与えるに至っていません。
昨日のユーロ/円の足取りを見ると、今日ユーロ/円が下落しても不思議はないところです。
ユーロ/ドルの6/16、17、18の3日間の足取りを組み合わせると、1.2320から1.2465まで伸びた上ヒゲが気になるところです。
また、ストレートポンド(ポンド/ドル)の昨日の大きな下落も、気になるところです。
ユーロ/円とユーロ/ドル、ポンド/ドルからすると、何となくですがドル/円は下値トライをしそうに見えます。
中国の人民元は「経済事情」というよりも「政治事情」で動いているので、考えてもキリがないと思います。
■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)93.63円:5/13高値
(3)92.95円:5/18高値
(4)92.89円:6/04高値
(5)92.35円:60日線(少し下落)
(6)91.76円:ラインC:94.97円(5/05高値)と92.89円(6/04高値)を結んだ線
(7)91.35円:ラインG:6/14-6/21の高値(92.11-91.48)を結んだ線
(8)91.47円:今年の高値-安値(94.99-87.94)の半値
(9)91.23円:6/14-18の高値-安値(92.11-90.44)の半値
(10)91.29円:20日線(上昇)
■下値のポイント
(1)90.89円:6/21の高値?安値の半値(91.48-90.30)の半値
(2)90.88円:200日線(横這い)
(3)90.30円:6/21安値
(4)88.97円:5/20安値
(5)89.01円:ラインE:11/27-5/06の安値-安値(84.79-87.94)を結んだ線
(6)87.94円:5/06安値
■また、注目の時間足の指数移動平均(08:20現在)です。
『60分足の20EMA』:91.01円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:91.00円
取引値【91.02円】 『60分足の20EMA』 『60分足の70EMA』
と、ほぼニュートラルなフォーメーションになってきました。
動いた方向に傾くと見られます。
本日も、よろしくお願い申し上げます。
ドル円、人民元相場を睨みつつ、基本的には株価連動・・・
2010年6月22日(火)07:06 written by 外為総研 植野
おはようございます。
昨日の為替市場は、週末に飛び込んできた人民元弾力化声明の余波を反芻しつつ、人民元相場の実際の動きや株価の反応等を睨みながらの展開になりました。1日の動きを振り返っておくと・・・
(1)週明け東京の動き出しは1ドル=90円30銭程度。「人民元切り上げ=円高」との短絡的な思惑から早朝取引の薄い時間帯に一時90円00銭台まで下落する場面もあったが、追随勢力乏しくすぐに反発。「人民元高による中国の資源購買力拡大観測」から豪ドルなどの資源国通貨円相場が軒並み上昇して円安に振れたことや、人民元の柔軟化を好感してNYダウ先物が前週末比100ドル超の上昇を示したことから日本株寄り付き前に90円50銭台まで持ち直し。日本株の高寄り後、90円60銭台まで続伸。
(2)日本時間10:00過ぎに中国人民銀行が公表したドル人民元の基準値が1ドル=6.2875元と前週末と変わらなかったことが伝わると、「元高=円高」の思惑で作られていたポジションの解消が生じてドル円は90円90銭まで続伸。ただし、この水準では一旦上値が重たくなり、後場にかけてドル人民元のスポートレートが実際に元高方向に動き始めると、「元高=円高」と見る勢力の円買いと、アジア株全面高、クロス円続伸の流れの中で発生する円売りが拮抗する形でドル円相場はいったん方向感を見失い、90円60銭から80銭台での揉み合い推移に転じる。
(3)欧州勢力参入後、人民元柔軟化を好感した株価の上昇期待や時間外の米長期国債利回りの上昇を受けてクロス円、ドル円ともに上昇し、円相場はミニ全面安の商状に。ユーロ円が113円台半ば、豪ドル円が80円台後半まで上昇する過程でドル円相場も91円台を回復、日本時間19:00過ぎには一時91円48銭と昨日高値を記録。その後、時間外の米国長期国債利回りが頭打ちになると利食いに押されて反落、91円20-30銭台でNY市場の開演待ちモードに。
(4)米国株寄り付きは前週末比100ドル以上高いロケット・スタートになったものの、その後は上げ幅圧縮に転じて終日軟調に推移。NYダウが前週末比小幅マイナス圏まで下落するとドル円相場も91円台を割り込んで一時90円90銭まで反落。ただし、この水準から先は、一段の売り材料にも乏しく、ショートカバーで91円00銭台まで持ち直して火曜日の東京市場にバトンタッチ。
・・・という流れでした。
週末に中国人民銀行が発表した「人民元弾力化声明」を声明を受けて、昨日の上海為替市場でドル人民元は一時6.7962ドルと現行の管理フロート制下での人民元最高値を更新し、中国政府による元高誘導の再開を確認させることになりました。一方、昨日の為替相場の動きをみると、局所的に「元高=円高」を見込む勢力の影響力が強まりそうな場面もありましたが、ドル円やクロス円は基本的に国内外の株価や米国の長期金利の動きに連動する形で方向感が形成されており、ドル人民元で元高が進めば、無条件でドル円も円高になるという反応にはなっていなかったようです。
今後のドル円相場、クロス円相場の先行きを考える上では、ドル人民元の動き如何にかかわらず、米国と中国を中心にした世界景気回復基調が続くか否か、今月に入って持ち直してきた世界的な株価動向が引き続き最も大切な要素になると思われます。
本日の東京市場での注目点ですが、経済指標等で注目されるものは見当たらないことから、基本的には日本株の動き、上海市場におけるドル人民元の動き、アジア株全般の値動きなどになりそうです。
今日も一日よろしくお願いします。




