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FOMCの見どころ
- 2010年6月23日(水)14:23
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今回のFOMCですが、政策金利の据え置きはまず間違いないとして、見どころは今回も超低金利維持の時間軸を示す「長期間」の文言変更があるのかどうかになりそうです。この文言の変更については、文言の変更自体が金融引き締め、つまり利上げに近い効果を発揮すると見られており、FRBとしてもおいそれと変更は出来ないものと思われます。ただ、FRB当局者からはホーニグ・カンザスシティ連銀総裁を筆頭にタカ派的な発言が目立ち始めている事も事実です。
6/3ロックハート米アトランタ連銀総裁「FRBは高い失業率の中でも政策金利を引き上げる必要」
6/9ホーニグ米カンザスシティー連銀総裁「FRBは9月までに政策金利を1%に引き上げるべき」
6/9バーナンキ米FRB議長「完全雇用に戻る前に引き締めが必要となる可能性」
これまで3回連続で「長期間」という文言の使用にただ一人反対票を投じているホーニグ氏に同調するメンバーが現れているようだと、次回以降の文言変更の可能性が高まる事になりそうです。
もうひとつの注目点である景気見通しについては、前回4月のFOMCで従来の見通しをやや上方修正しました。
3月FOMC声明 4月FOMC声明
・労働市場は「安定化している」 → 「改善し始めている」
・家計支出は「緩やかなペースで拡大」 →「勢いを増した」
・住宅着工は「低い水準で横ばい」 → 「小幅増加した」
その後、5月雇用統計は民間部門雇用者数が+4.1万人と微増にとどまり、5月小売売上高が-1.2%と予想外の減少、5月住宅着工件数も59.3万件と今年初めて60万件を下回るなど、FOMCで示された楽観見通しとはやや異なった結果になっています。ただ、今回のFOMCの基礎資料となる6月9日に発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)では12の地区連銀すべてが経済活動の改善を報告しており、こうした単月の経済指標の悪化を受けて、見通しを下方修正する可能性は低そうです。
米FOMCについては、当社映像コンテンツ「外為番付」でも解説していますので、そちらもご覧いただければ幸いです。




