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英BP 資産査定・資金調達・・・補償に向けて
- 2010年6月22日(火)12:30
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メキシコ湾での原油流出事故に絡み、先週16日に200億ドルもの補償を預託することが決定した英石油大手BPですが、21日、原油流出対策費用(流出を止める措置、改修費用、賠償金支払い)が計20億ドルに達したことを明らかにした。
英サンデー・タイムズは最大100億ドルの社債の発行によって資金調達を目指すと報じています。ただ、もろもろ含めると資金がもっと必要で、融資や資産売却を含めて計500億ドル規模の資金調達をする模様です。
資産売却について、同社は手持ちの資産の査定を進めており、取りあえず米国のBPの拠点から地理的に離れた石油関連資産から売却される見通し。ただ、基本的に米国内の資産は保持するとのことです。
BPの今年第1四半期の探鉱・生産部門の利益のうち1/3は米国が占めています。これは、BPがこれまで積極的なM&Aを繰り返して事業を大きくしてきた結果です。今回の資産売却によって、この事業が徐々に崩されていくことになります。米規制当局や投資家、政治家などの信頼を取り戻すための原油除去担当責任者に就任したダドリー氏は、「米国で起こっている事態に対応するため、ポートフォリオを強化しなければならない」と述べています。
「ドル建て資産を売却し、補償に充てる」ならば為替取引は発生しないため、特に為替相場で材料視されることはなさそうです。ただ、BPの資産売却や資金調達の流れの中で、再びBP株が株式市場をけん引する程大きく変動すれば、クロス円を中心に影響が出る可能性があります。引き続き、注目したいところです。




