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ドル人民元、介入で下げ幅圧縮。中国が意図する元高速度は? - 外為リアルタイムレビュー

ドル人民元、介入で下げ幅圧縮。中国が意図する元高速度は?

日本時間10:35頃、ドル人民元相場が1ドル=6.7920元界隈から跳ね上がり、一時6.8154元界隈まで上昇しました。中国当局による介入による意思表示がなされたものと思われます。

本日の10時過ぎに人民銀行が発表した人民元対ドル基準値は1ドル=6.7980元と、昨日の基準値6.8275元から0.43%の元高・ドル安水準でしたので、単純に累積計算すると10営業日で4.5%以上の元高容認、100営業日続けたら50%、200営業日だと100%以上の大幅な元高を容認するような速度の基準値変更になっていました。

大方の市場参加者が予想する当面の元高誘導のペースは年率3?5%ぐらいなので、年率100%を超える週間風速は、ちょっと大き過ぎるという印象があり、どこかで介入が入りそうだと言う見方が多かったですが、やはりそうかという印象です。初日から2営業日めにかけてのドル人民元基準値の大幅な元高方向への引き下げは、いわゆるご祝儀だったのかもしれません。

ただし、その後のドル人民元の動きをみると、現在は6.8100台で落ち着いており、昨日発表された基準値の6.8275よりは気持ち程度の元高水準は許容されていて、さらに押し上げようという意図をもった介入が出てくる兆候は今のところありません。「緩やかな元高は許容するが、年率何割もの元高を見込むのは間違いですよ」という当局のメッセージが込められているようです。

いずれにしろ、たった2日間の動きで中国当局の意図する元高誘導のペースを探るのは困難です。これからしばらくの間、日々発表される基準値と介入ポイントを眺めながら、数週間から週カ月をかけて中国政府が意図する元高容認速度の見積もりが固まっていくことになりそうです・・・

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