サイト内検索:

米ダウ平均株価は半値戻しがポイントか - 外為リアルタイムレビュー

米ダウ平均株価は半値戻しがポイントか

WSX000783.JPG
(上記の米ダウ平均株価(日足)は6/21引け後。データはブルームバーグより外為どっとコム総研作成。クリックすると拡大します)

米ダウ平均株価は先月の「フラッシュ・クラッシュ」の原因は未だ特定できない中、戻りを試す展開に入ろうとしています。その日以降9,700ドルから9,800ドルにて3回下値をつけたものの、以下の理由により、目先は底打ち反転の流れとなっている模様です。
(1) 直近3回の下値トライの際、いずれも引値では9,800ドルを下回らずに上昇していること
(2) 今回の戻り局面で、10,257.70ドル(4/26高値11,258.01ドルから6/8安値9,757.55ドルの値幅1,500.46ドルの1/3戻し)や10,330.73ドル(同、38.2%戻し)を突破した

また昨日は勢い良く上昇したのですが、前述の値幅1,500.46ドルの1/2戻しにあたる10,507.78ドルより下に押し戻され、またボリンジャーバンド上限(6/21時点では10,563.96ドル)を押し広げるには至らず、引値では10,442.41ドルまで押し戻されています。

ここから先を読むポイントとして、以下の点を挙げたいと思います。
(1) 6/21の足形は上ヒゲが目立つ
(2) ボリンジャーバンド上限は上向きだが、バンド上限を押し広げる動きにはなっていない
(3) 6日線(6/21時点では10,388.72ドル)にてサポートされている

まず(1)につきまして、近日中に上ヒゲをローソク足の実体部が上ヒゲに迫り、突破してゆくようですと一段の上伸余地が出そうですが、ヒゲの攻略にてこずるようですと、目先の天井示唆となる可能性から、ダウ平均株価は調整局面入りが予想されます。

つぎに(2)ですが、相場の勢いが強い場合、時としてローソク足の実体部がバンド幅を押し広げる動きとなる場合があります。この場合は相場に勢いがありますので、その方向に向かって進むことが予想されるのですが、今回はそのような動きにはつながっていないことから、上昇のペースは緩やかになることが考えられます。

そして(3)は、昨日安値が10,395.55ドルと6日移動平均(6/21時点では10,388.72ドル)手前にて下げ止まっています。また同線は6/10の大陽線以降一度も下回っていないため、仮に下回るようですと、それまでのトレンドからの変節が予想されます。

以上のことから、近いうちに上ヒゲを攻略するのか、それとも6日移動平均を割り込むのか、どちらが先に来るのかがポイントとなりそうです。なお上値目途は前述の値幅1,500.46ドルの61.8%戻し(10,684.83ドル)や2/83戻し(10,757.86ドル)、ちなみに後者はチャート上でH&Sが進行していると見れば1/19高値(10,729.89ドル)があることから、10,700ドル前半から半ばの攻防には注目したいところです。

また下値目処は6日移動平均を下回り、10,341.17ドル(6/21時点での200日移動平均)もサポートにならない場合、短期的には10,165.64ドル(6/21時点での20日移動平均)など、下値余地が拡大することが想定されます。

ご質問、ご感想などはこちらから


1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
RSSで購読

カテゴリ

最新の記事

外為どっとコム