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ユーロ/ドル、ECB理事会に注目が集まる - 外為リアルタイムレビュー

ユーロ/ドル、ECB理事会に注目が集まる

本日10日の午後8時45分、欧州中銀(ECB)の政策金利発表が予定されています。ギリシャの財政問題が他の欧州国に発展し、市場が混乱のさなかにある中、政策金利の据え置きが市場のコンセンサスとなってはいますが、最近ごく一部では利下げ懸念が浮上しています。

その理由として、ギリシャの財政問題が引き金となったユーロ危機が欧州では未だ収束していなことが挙げられます。今月に入っても先週4日のハンガリーのオルバン首相の補佐官からの不用意な発言が世界を揺るがすなど欧州での混乱が続いていることから、一部の欧州金融機関の資金調達に不安が出ていることへの対応策として、金融緩和観測が出ているようです。

もし仮にECBが金融緩和を行った場合、通常であればその通貨が下落することが多いですが、金融緩和を見込む市場関係者からは、ユーロ買い戻しが出るとの見方が出ています。その背景としましては、市場が既にECBの一段の金融緩和を求める、いわば催促相場状態にあり、市場の求めていた材料が出たことで市場に安心感が出て、ユーロが買い戻される、といった読みのようです。なお類似のケースとしては昨年11月末から12月初めにドル/円で起きました、日銀の量的緩和を催促する相場状況が挙げられます

今回は大半の市場関係者が金利据え置きを予想していますが、政策金利の変更の有無にかかわらず、その後21時30分に予定されているトリシェECB総裁の会見では、ユーロ圏や通貨ユーロの今後の見通しに市場の関心が集まると見られます。ただし量的緩和自体はユーロ売り、ユーロ買いどちらの材料にもなりうるため、市場参加者がどう見るかを読むことは難しいところです。そのため今回の相場を読むことは容易ではないものの、何か思惑が出れば大きく動く可能性もあるため、取引を行う際には特に注意したいところです。 

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