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外為リアルタイムレビュー: 2010年6月11日バックナンバー

2010年6月11日バックナンバー

米6月消費者心理は改善。為替の反応は・・・

さきほど、米6月ミシガン大学消費者信頼感指数が発表されました。

結果は、75.5ポイントと、事前の市場予想平均74.5ポイントを上回り、5月実績の73.6ポイントから大幅に上昇しました。

ドル円相場の初期反応ですが、指標発表直前の91円54銭界隈から約5分間に91円63銭界隈まで10銭程度上昇しました。

ユーロ円も一時111円08銭界隈まで上ヒゲを伸ばし、21:30に発表された米5月小売売上高の発表直前の水準である111円13線にかなり近づくレベルまで上昇して様子見状態になっています。

「5月の米小売売上は予想よりかなり悪かったけど、6月の米消費者心理は大きく改善」という交錯する情報に接し、今後の米国株式市場、長期金利等の動きが注目されます。

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カナダ設備稼働率は予想より強かったけど、カナダドルは・・・

既報の米国の5月小売売上高と同時刻に発表されたカナダの1-3月期設備稼働率は74.2%と、事前の市場の平均予想だった73.2%を上回りました。昨年10?12月期の発表分も70.9%から71.3%に上方修正されており、カナダの生産活動の回復を印象付ける結果になりました。

しかしながら、指標発表後のカナダドル相場は急落、結果発表から約30分間でドルカナダは1.0307界隈から一時1.0374まで上昇して米ドル高カナダドル安が進み、カナダ円も88円87銭界隈から一時88円00銭前後まで下ヒゲを伸ばしました。

カナダの設備稼働率が1-3月期のものとやや古かったこともあると思いますが、やはり同時刻に発表された米5月雇用統計の弱い結果を受けて、原油価格が急落したことの影響の方が、原油輸出国通貨であるカナダドルにとっては圧倒的に大きかったようです。

米国株寄り付き後の動きと、原油価格動向が注目されます。

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米5月小売売上は予想より悪い。ドル円の初期反応は・・・

さきほど、米5月小売売上高が発表されました。

結果は、季節調整済み前月比▲1.2%の大幅マイナスとなり、事前の市場予想である同+0.2%を大幅に下回りました。指標発表直後のドル相場の初期反応ですが、

ドル円は発表直前の91円67銭界隈から1分以内に91円20銭近辺まで50銭近く急落しました。その後買い戻されて現在は91円30銭台です。

一方、ユーロドルは1.2123ドルから一時1.2085まで下落、こちらはドル買い・ユーロ売り優勢となっています。この結果、ユーロ円は111円13銭から一時110円40銭まで下落するなど、典型的なリスクオフの思惑優勢の反応になりました。

週末引けまではまだかなり時間があります。

今後のNY株式市場寄り付き後の動きなどが注目されます。

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BP続報 ちなみにポンドは底堅い動き 

数時間前に英石油大手BPに関するブログを書きましたが、続報が入ってきています。

米紙ウォールストリートジャーナルの取材にBPのヘイワードCEOが、第2四半期の減配や配当延期を検討していると答えました。同社は7月27日に配当を発表する予定であるため、その時にこの検討事項の決定内容も発表されるかもしれません(事前のリークや公的支援を視野に入れた声明がでる可能性もあり得ますが)。

今週末にオバマ米大統領とキャメロン英首相の電話会談も予定されていますので、週末中に新たな材料が出てくる可能性もあります。


なお、英国については17時30分に経済指標発表があり

【生産者物価指数(前年比)】
前月:4.4% 予想:4.7% 結果:4.4%(前月は4.5%へ上方修正)

【鉱工業生産(前月比)】
前月:2.0% 予想:0.4% 結果:?0.4%


鉱工業生産が市場のプラス予想に反してマイナスという結果になったことから、発表後10分間程度、ポンドはやや軟調に推移しました。ただ、影響はかなり限定的でした。最近は英国の経済指標はポンド相場で無視されがちです・・・。
 

 

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/11/18:30)

WS001975.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
圧倒的に売りが多いです。ここを突破できるような上昇要因が今後出てくるのか、注目ですね。

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/11/18:30)

WSX000664.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は売り注文に厚みが出てきています。ポンド/円は135.40円の売り注文が目立ちます。

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ドル/円、こう着相場から脱却できるか

今週のドル/円相場にはこう着感が広がっている中、相場を動かす手掛かり材料として、本日発表が予定されている米国の5月小売売上高や6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値を取り上げたいと思います。

まず小売売上高は米国経済の消費動向を知るバロメーターとして、注目が集まっています。5月は欧州の一部国での財政悪化問題が懸念されていた時期であり、また5月6日の米ダウ平均株価が1,000ドル近く急落したことを始め株安が進行していたことから、今回の市場予想は前月比+0.2%、コア指数が前月比+0.1%と控えめな予想となっています。

そしてミシガン大消費者信頼感指数はサンプル数が少ないという欠点があるものの、今回は速報値であり、来週発表が予定されている米5月景気先行指数と同じく景気に先行する特徴に加え、同指標に先立って発表されることから、市場の関心が集まりそうです。

なおドル/円今週月曜から木曜までの4日間での高安はわずか1.25円となっており、1991年4月以降の週足での高安平均である2.61円に遠く及ばない状況となっています。

今週の市場はこう着を強めていた分、売買の手がかり材料が出た際には反応しやすくなっていると見られ、予想外の数字が発表された場合はドル/円の振幅が広くなることが予想されるため気をつけたいところです。

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EU内の銀行は債権劣化の損失を吸収可=ムーディーズ

欧州連合(EU)域内の銀行は、ギリシャ、ポルトガル、スペイン、アイルランドの保有国債および民間向け債権の劣化による損失を、増資をせずに乗り切ることができる。という趣旨のレポートを、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが11日付けで出しました。
 リポートによると、ムーディーズは10カ国の銀行30行余りについて調査した結果、銀行の格付け変更は想定していない。調査によれば、銀行の資産では住宅ローンや商工ローンなどの民間向け融資が、政府向け債権よりも大きい。民間向け融資の損失は数年をかけて吸収できるとムーディーズは予想しています。
 リポートの筆者の1人、ジャンフランソワ・トレンブレー氏は「当社が行ったストレステスト(健全性審査)に基づき、これらの銀行は、予想よりも悪い状況になった場合でも、増資をせずに損失を吸収できると判断した」と書いています。
 野村ホールディングスは、最悪のシナリオでは世界の銀行がギリシャ、アイルランド、イタリア、ポルトガル、スペイン向け債権で最大9000億ドルの損失を被ると試算しています。

===
このレポートの趣旨は、「今後、欧州で銀行の合併がドラスティックに進みますよ」ということだと思うのは、私だけでしょうか?

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本日、ドル円のポイントは?Part2

 

20100611yen1648.jpg上記のドル/円チャート(時間足他)は6/11の16:48現在【91.57円】。
為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。

 ■左のチャート(日足)

ドル/円は朝方、91.73円まで戻り上昇しています。


■右上のチャート:15分足の指数移動平均
『15分足の20EMA』(赤い線):91.53円
『15分足の70EMA』(=『60分足の20EMA』)(青い線):91.43円

位置関係:
『15分足の70EMA』  『15分足の20EMA』 < 取引値 【91.57円】

と、上昇相場気味の推移となっています。

■右下のチャート:時間足の指数移動平均
『60分足の20EMA』(赤い線):91.42円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』(青い線):91.40円

位置関係:
『60分足の70EMA』  < 『60分足の20EMA』 < 取引値 【91.57円】  


と、上昇相場気味の推移となっています。

 ユーロについては、上昇気味できていますが、
「上がりそうだ」の意見が多いところですね。
問題は1.2150をクリアーに超えられるか、それで1.23とか見るのか、でしょうか。

あまり時間をかけて上がらないと、また折り返しで下落し、ドル/円も下がることになるのでしょうね。

Nyダウも55日移動平均線を挟んで行ったり来たり、でまだどちらの目もありそうです。

 
※本日のドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。
 

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NY時間は小売売上高に注目

ヨーロッパ経済への不安がやや後退しつつある中、欧州のの債務問題がアメリカ経済に与える影響は限定的との見方も広がり始めています。今回の小売売上高で、5月以降のNY株価の下落の中でもアメリカの消費支出が落ち込んでいない様子が示されれば、個人消費はアメリカ経済の7割を占めるだけに、NY株価が反発傾向を強める可能性もありそうです。ただ、事前予想では+0.2%、変動の大きい自動車を除いた数字で+0.1%と、8ヶ月連続で増加となる見込みながら4月に比べやや伸びが鈍ると見られています。
消費者マインドの動向をみる意味では、22時55分に発表される6月ミシガン大消費者信頼感指数にも注目で、こちらは5月の確定値73.6から74.5への上昇が予想されています。

米5月小売売上高については当社映像コンテンツ「外為番付」でも解説していますので
あわせてご覧いただければ幸いです。
 

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今夜の注目材料は?

東京市場の為替相場は、早朝から10時過ぎまでは円安が進行したものの、その後は方向感に乏しい展開となっています。今後、再び方向性は定まるのか、手掛かり材料を確認しましょう。

6/11(金)
17:30  (英) 5月生産者物価指数
17:30☆(英) 4月鉱工業生産
17:30  (英) 4月製造業生産高
21:30☆(米) 5月小売売上高 
21:30  (加) 第1四半期設備稼働率
22:55☆(米) 6月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値 
23:00  (米) 4月企業在庫
※☆は特に注目の材料

☆付きの3つの結果には注目が集まります。ただ、最近はこれら経済指標結果を直接受けて為替が動く・・・というよりは、指標結果を受けての株価の動きをみて、為替が動く傾向がみられます。今晩も、良い結果がでて株高に反応すれば円全面安、予想より悪い結果となり、株安となれば円全面高、という動きになると考えられます。

♪動画「外為番付 日々解説」はこちらから←「米小売売上高」の事前解説があります!
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから

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原油流出のBP 初めての味方?

メキシコ湾の原油流出事故によって米政府および議会から非難ごうごうの英石油大手BPですが、ここにきて味方が現れました。英国政府です。

10日、英国のオズボーン財務相は米紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)に宛てた電子メールにおいて、「キャメロン首相は建設的な解決策が必要であり、英米両国民にBPがもたらす経済価値を思い起こすべきだとの点を明確にしている」と述べたそう。さらに、キャメロン首相はオズボーン財務相に対し、BPのヘイワードCEOに電話連絡するように求めた模様です。

キャメロン首相はというと、今週末にオバマ大統領と電話会談の予定です。
ひょっとしたらBPの援助、などという話になるかもしれませんね。

事故の収拾もついていないため、まだまだ予断を許さない状況ではありますが、英米両国からBPが何らかの支援を受けることが出来れば、石油株の下落が一旦は落ち着き、株安要因が1つ減る可能性があります。そうなると、目先のクロス円相場には「下げ要因が軽くなる」という形で働くので、「上昇しやすくなる」と考えることもできます。


ただ、足元ではBPが株主に対して配当を支払うことについての批判も集まっています。すでに一部の株主は目先の配当をあきらめる意思を表明している程、この批判は強いです。そもそも、BPは多額の賠償支払いも控えているだけに、配当を支払うだけの原資があるかどうかを疑問視する声もあります。(資金力は十分であろう、という話ではありますが)
支援、となれば当然配当を出せるような状況ではありません。いずれにせよ、BPの株主には楽でない道ですね。


 

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日本株は前日比162円高で引け。為替は欧州勢の参入待ち・・・

さきほど、日経平均株価が前日比162円60銭高い9705円25銭で引けました。前夜のNY市場で米国株が大幅上昇になったことや、ユーロ円を中心に円高が一巡したことなどが好感された模様です。

ドル円の反応は相変わらずで、日本株の序盤のロケットスタートを好感して一時91円70銭台まで上伸しましたが、その後日本株が伸び悩むとドル円も小反落、引けにかけて株価が概ね横ばい推移の巡航状態になるとドル円も方向感を失って91円40-60銭台での揉み合いを余儀なくされています。

本日のクロス円もほぼそんな感じで、相変わらずの材料難の東京市場らしい展開でした。

欧米勢力の参入が待たれます。

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亀井大臣の辞任は円高材料?円安材料?

今朝未明、亀井静香金融・郵政担当相が辞任を表明しましたが、かねてから日本郵政グループのゆうちょ銀行の資金運用について、米国債や社債などに多様化していくべきだとの考えを示していた亀井氏の辞任で、海外投資に伴う円売り需要が減少する可能性がある(円高材料)との見方がある一方で、新内閣発足後わずか4日で閣僚が辞任した事を海外勢が円売りの材にする可能性もありそうです。また、郵政改革法案の先送りで金融株が上昇しており、株の上昇はリスク許容度を高め、結果的に円売りにつながるとの見方もあります。結局のところ、どちらの言い分も間違ってはいないものの、強いトレンドの形成につながる材料ではなさそうです。

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菅首相の所信表明演説:財政再建しながらのデフレ脱却は・・・

新しい首相に就任した菅総理大臣の所信表明演説の一部として・・・

・日銀と政府が一体となって強力かつ総合的な政策努力を行う
・財政健全化に向けた税制改革は不可避であり、超党派で議論を行う

・・・などが伝わってきています。

前者は「デフレ脱却」、後者は「財政再建」という菅内閣が標榜する2つの大きな政策目標に対応した発言だと思われます。

事業仕訳でやるにしろ、消費税引き上げであるにしろ、緊縮財政政策は本質的には経済にデフレインパクトを及ぼしますので、「デフレ脱却」という政策目標とは、単独では相容れないものになってしまいます。結果的に、デフレ脱却目標達成のための負担は、ポリシーミックス上は金融政策にかかることになりそうだという雰囲気が濃厚ですが、菅総理の所信表明はそうした認識を再確認させる内容になっていると言えそうです。

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スペインでスト再発の可能性が出てきたものの・・・

最近、何かと話題を提供してくれているスペインですが、

昨日、同国の労働市場改革案をめぐる労使交渉が決裂しています。

スペイン政府は来週16日に同改革案を閣議決定する予定で、これに反発する労組側がゼネストを実施する可能性も出てきているそうです・・・

スペインのストと言えば、8日に公務員ストが行われたばかりで、それが嫌気されて欧州株が軟調推移していた局面などもあったような記憶があります。

昨晩から今朝にかけてのユーロは諸々の材料が重なって買い戻し優勢の展開になりましたが、まだ油断はできない感じです。

ただし、サッカーのワールドカップ期間中は、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、ドイツ、フランス、イタリア、デンマーク、オランダ、イングランド、スイスなどの国々は、ほとんど時差の無い南アでサッカーの試合が行われることから、冗談ではなく、ほぼ日替わりでどこかの国がストをやってるみたいな状態になることが想定されます。

よって、スペインの公務員ストがどの程度の話題を提供してくれるのか、今回は微妙かもしれません・・・

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:06/11/12:30)

WS000093.JPG

(株)外為どっとコム提供
ドル/円は91円前半で底堅く見える一方、
91円後半では上値が重そうに見えます

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/11/12:30)

WSX000661.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は77円前半から76.90円にかけて、売りストップが散見されます。ポンド/円は朝と比べ135.00円での売り注文が増えています。

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東京午前は株高と中国ネタが相場の主役

本日午前のドル/円は日経平均と中国の経済指標に左右される展開が目立つものの、どちらかというと日経平均株価の上昇の影響の方が強いようです。午前の相場のポイントを振り返ってみたいと思います。

(1)先日の米ダウ平均株価の大幅反発に起因する、日経平均の大幅上昇によるリスク志向の高まりを受けてドル/円は午前9時時点の91.46円界隈から91.64円付近まで上昇し、10時過ぎには91.73円まで上値を伸ばす場面が見られました。

(2)中国の5月消費者物価指数が前年比+3.1%と市場予想(+3.0%)や前回(+2.8%)を上回る結果を受け、市場では中国が金融引き締めに出る可能性が想起されました。これをうけ発表後にドル/円は91.60円前後からじわじわと下落、11:30前には91.41円界隈まで軟化する場面が見られました。ただ事前に漏れていたものと結果が一致していたこともあり、ドル/円は小幅な下落に留まっています。

この動きを受けクロス円は株高によるリスク志向の高まりを受けて、ユーロ/円は午前10時前に111.26円前後まで上昇する場面が見られましたが、中国の経済指標の発表により上海株式市場の下落に伴い、時間外のダウ平均株価先物も値を下げた事に伴い、ユーロはそれまでの上昇から一転して反発に転じ、11時半前には110.58円界隈まで下げるなど、振幅が大きい展開となっています。


午後も引き続き、株式相場に左右されやす状況が続くことが予想されます。一方で昨晩発表された欧州中銀(ECB)による3カ月物オペ再開やECBスタッフによる2011年度の経済成長予測が引き下げられたこと(くわしくはこちら)についてはあまり材料視されている様子はなく、地合いが変化しつつあるのか、それともトリシェECB総裁の「ユーロは信頼できる通貨」など昨日の発言によるユーロ買いの影響が大きいのか、潮目を見極める必要がありそうです。


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今日の豪ドル/円テクニカル見通し

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(上記豪ドル/円のチャート(日足)は6/11の11:05現在。クリックすると拡大します)

昨日の豪ドル/円は2円以上の実体部を伴う陽線となり、高値(77.79円)と終値(77.67円)が接近しているため、チャート上では大引け坊主の形となっています。一般的には買いの勢いが強い状態を示すため、下押しが陽線実体部の1/3や1/2の戻しに留まるい場合は買い勢力の強さが確認され、目先は上値を試す展開が予想されます。本日はその陽線に着目して見てゆきたいと思います。

そのほか12日移動平均(6/11時点では76.58円)が20日移動平均日線(同、76.44円)を上抜き、ゴールデンクロスが出現しました。 ただ20日線の傾きは下げ止まりつつあるとはいえ依然として下向きであり、また6日移動平均(同、75.99円)は下向きのため、この2つの線が上向きに転換した場面では、より上値を試す機運が高まると見られ、こちらも注目したいところです。

まず下値は昨日大陽線の値幅に対する戻りが出た場合、1/3戻しや1/2戻しなど、その節目に当たるポイントでの攻防に注目したいと思います。たとえば76.96円(6/10の陽線実体部の値幅2.12円の1/3戻し)や76.60円(同、1/2戻し)は攻防の分岐点として注目されそうです。 もし近日中に陽線を打ち消す陰線が連続で出現した場合、結果的に10日の陽線はダマシとなる可能性もあり、ここ数日の推移には気をつけたいところです。

そして上値は本日のローソク足の実体部も昨日10日の陽線を越えるようですと、足形から買いの勢いの強さから、まずは79.00円(6/3高値)や79.94円(4/30高値88.04円から5/21安値71.85円の値幅16.19円の1/2戻し)が射程入りとなりそうです。

なお現時点ではボリンジャーバンド上限(6/11時点では80.50円)が急激に下降していることから、この線を押し上げて高値を更新するシナリオは描きにくく、一度はこの辺りで上値を押さえられることが予想されます。


○サポート
76.96円(6/10の陽線実体部の値幅2.12円の1/3戻し)
76.60円(同、1/2戻し)
75.99円(6/11時点での、6日移動平均)
75.39円(6/10安値)

74.70円前後(6/11時点での、5/25安値72.03円からのサポート)

○レジスタンス
78.00円前後(5/20(78.02円)と5/28(78.04円)、5/31(77.93円)の高値が近くに位置)
78.65円(6/4高値)
79.00円(6/3高値)
79.94円(4/30高値88.04円から5/21安値71.85円の値幅16.19円の1/2戻し)

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中国経済指標:リーク通り→直後は動きなし?

11時に発表された中国主要経済指標結果は以下の通りです。
(全て前年比)

【生産者物価指数】
前月:+6.8% 予想:+6.8% 結果:+7.1%

【消費者物価指数】
前月:+2.8% 予想:+3.0% 結果:+3.1%

【小売売上高】
前月:+18.5% 予想:+18.5% 結果:+18.7%

【鉱工業生産】
前月:+17.8% 予想:+17.0% 結果:+16.5%

物価上昇率は市場予想を上回っていますが、事前に漏れていたものと完全に結果が一致しており、発表直後の市場の反応はかなり限定されています。

 

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ジム・ロジャーズ氏=ユーロ買い推奨(CNBCで)

著名投資家のジム・ロジャーズ氏は10日、CNBCのインタビューで以下のように語りました。

・皆がユーロに弱気で、今は単一通貨のユーロを買うのに良い時期のように見える。

==

同氏は5月31日のTV東京の単独インタビューで、ギリシャ危機をきっかけに揺れる統一通貨ユーロについては「いずれ消えてなくなる」と悲観的な見方を示していました。通貨は同じなのに各国の財政がバラバラで、問題の根幹である財政赤字を減らすことができないから、というのが理由でした。

ユーロ買い推奨は目先的なサインなのかもしれません。

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ジョージ・ソロス氏「金融危機は終了から程遠い」

ジョージ・ソロス氏は10日、ウィーンで行われた会合で、以下のように発言しました。

・欧州の財政問題の深刻化で各国政府が赤字抑制を強いられることから、世界経済は再びリセッション(景気後退)に陥る恐れがある。
・われわれの知る金融システムの崩壊は現実だ。危機は終わりには程遠い。
・実際、ドラマの第2幕に入ったところだ。
・(現在の状況は)景気回復が弱い中で各国政府が財政赤字の縮小を迫られた1930年代を不気味なほど思い起こさせる。
・金融市場でソブリン債に対する信頼が失われ始めた時は、ギリシャとユーロが注目を集めた。しかし、影響は世界中に及ぶ可能性がある。
・ クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は危険であり、「殺しのライセンスだ」と述べ、

==
 
これは短期的にユーロ/ドルが戻り上昇しているとか、そういった話ではなく、中長期的に見て、ユーロにはまだまだリスクが存在するということを言っています。

欧州のソブリン問題はまだまだ尾を引きそうですし、何かのきっかけ次第では、市場が狙われそうな気配があります。


 

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ECBの発表は中期的にはユーロ売り材料?

欧州中央銀行(ECB)は昨日の理事会で3ヶ月物無制限供給オペの再開を決定しました。
これは追加緩和措置にあたり、教科書的にはユーロ売り材料となるはずでした。
しかし、市場はむしろ欧州の金融安定化につながると見てユーロの買い材料となったようです。
ただ、ECBの追加緩和を受けて欧州の出口戦略がさらに遠退いた事も事実で、
積極的なユーロの買い材料とは言えません。同時に発表されたECBのスタッフ予測で
2011年のGDP予測を下方修正したことと併せて中期的にはユーロの売り材料となる可能性もありそうです。


 

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本日、ドル円のポイントは?Part2

20100611YEN0955.jpg

上記のドル/円チャート(日足)は6/11の09:55現在【91.63円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。


時間足の指数移動平均です。
『60分足の20EMA』:91.30円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:91.37円

『60分足の20EMA』 < 『60分足の70EMA』 < 取引値【91.63円】 

と、目先の上昇が鮮明になってきました。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』までの押し目買い先行となります。



 

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/11/12:30)

WS001964.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
 

円安が進む中、ドル/円は91円台後半、ユーロ/円は111円台後半の売りが圧迫要因になりそうな様子です。

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/11/09:30)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は78.00円の売りが目立つ一方、77円半ばには買い注文が散見されます。ポンド/円は板が薄いものの、売り注文がコンスタントに見られます。

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ユーロ続伸、ユーロ円一時111円20銭台。背景は・・・

昨日の東京正午頃から始まったユーロ円の断続的な上昇が続いています。

さきほど、ユーロ円は今月4日以来となる111円20銭台まで上昇しました。

昨日以降のユーロ円上昇の支援材料になったものを並べてみると・・・

(1)中国年金ファンド理事長のユーロ圏債務危機への楽観発言
(2)スペイン国債の入札堅調
(3)トリシェECB総裁による3カ月物資金供給の9月までの継続表明
(4)独最高裁によるユーロ圏金融支援への保証差し止め請求の却下
(5)豪雇用統計や中国貿易統計の強い内容を受けた世界景気楽観論と豪ドル円の上伸
(6)欧米株価の上昇に喚起されたリスク許容度緩和ムード


・・・などとなっています。

(1)から(4)はユーロに対する懸念材料の緩和、(5)と(6)はグローバルな投資環境への思惑変化です。ユーロ独自の積極的強気材料という感じはしませんが、それにも関らずこれだけ買い戻されるところをみると、これまで如何にユーロが売りの標的にされていたかということを再認識させられます。

オセアニア、西太平洋圏に固有の積極的な好材料に反応して上昇している豪ドル円やキウイ円とは、方向は同じでも、ちょっと性質が違うような感じがします。

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日経平均株価は158.67円高で寄り付く

11日の日経平均株価は158.67円高の9,701.32円で寄り付きました。その後は上げ幅の拡大に伴いドル/円は91.50円台を突破、9:10過ぎには91.60円台に上値を伸ばしています。

昨日米ダウ平均株価の大幅上昇に加え、日経平均株価の大幅反発に伴うドル/円の上昇により、市場ではリスク先行の動きとなり、クロス円も連れ高となっています。その中でもユーロ/円の上昇が目立っており、午前9時の110.94円界隈から9:10過ぎには111.26円前後まで値を上げ、わずか10分ほどで30銭以上の上昇となっています。

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豪与野党の支持率逆転、世論調査より

最近の調査にて、現在豪州の首相を務めているハワード氏が党首を務める与党労働党の支持率が、野党保守連合に抜かれたことが分かりました。

===
○米調査会社ニールセンによる世論調査
労働党支持   47%
保守連合支持 53%
※なお同社調査での支持率逆転は、07年のラッド政権発足以来初めのことです。

○ギャラクシー・ポル世論調査結果(6/5付クーリア=メール紙)
労働党支持   48%
保守連合支持 52%

=====

ラッド首相の支持率が下落した要因としては、
・排出権取引制度の導入を2013年以降に先送り(今年4月)
・難民政策の失敗(難民船が急増し、規制強化を求める声が高まっている)
などの政策の失敗に加え、
・先月末、南極海での日本の調査捕鯨廃止を求めて国際司法裁判所(オランダ・ハーグ)に提訴
・5/2に資源超過利潤税の導入を発表
といった選挙対策とも言える手段に出たものの、残念ながら人気回復にはつながっていないことが挙げられます。

いずれも現在のところ、為替相場には影響が見られません。しかし現在豪州では年内にも総選挙が実施される可能性があり、場合によっては政権交代もありえます。また仮に政権交代となった場合は、現在豪政府が導入を予定している、豪資源超過利潤税の行方にも影響を与える可能性も考えられます。 

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本日、ドル円のポイントは?

 

20100611YEN0800.jpg

上記のドル/円チャート(日足)は6/11の08:00現在【91.33円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

昨日は全般的にドル売りの相場展開のなか、ドル/円は比較的落ち着いたレンジ相場に推移しました。

ドル/円相場が動かないことから、興味を失っている市場参加者も多いようです。

今日はあまりあざとい決め打ちで売り買いを決めず、動いたところのドル/円水準の定着度から考えていきたいと思います。
ニュートラルに構えます。

 

 

 

■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)93.63円:5/13高値
(3)92.95円:5/18高値
(4)92.89円:6/04の高値
(5)92.42円:ラインC:94.97円(5/05高値)と92.89円(6/04高値)を結んだ線
(6)92.43円:60日線(少し上昇)
(7)91.71円:5/31-6/04の高値-安値(92.89-90.53)の半値
(8)91.65円:ラインB:84.79円(11/27安値)と88.12円(3/04安値)を結んだ線
(9)91.47円:今年の高値-安値(94.99-87.94)の半値

■下値のポイント
(1)91.19円:20日線(下落)
(2)91.16円:6/10の高値?安値の半値(91.46-90.85)の半値
(3)90.91円:200日線(下落)
(4)90.85円:6/10の安値
(5)90.53円:6/01安値
(6)90.47円:ラインD:5/06-5/21の安値-安値(87.94-89.01)を結んだ線
(7)88.97円:5/20安値
(8)88.80円:ラインE:11/27-5/06の安値-安値(84.79-87.94)を結んだ線
(9)87.94円:5/06安値

■また、注目の時間足の指数移動平均(08:13現在)です。
『60分足の20EMA』:91.25円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:91.36円

『60分足の20EMA』 < 取引値【91.35円】 ≦ 『60分足の70EMA』 

と、もみ合いに入ったのパターンです(ここからの動きが今後を決める?)。

本日も、よろしくお願い申し上げます。

 



 

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ストレートドル、クロス円は上昇、ドル円だけ蚊帳の外?

おはようございます。昨晩の為替市場では、欧米株価の上昇を背景にクロス円やストレートドルが断続的に上昇する一方、ドル円相場は91円挟みの一進一退を繰り返すという展開になりました。

1日の流れを振り返ってみると・・・

(1)東京早朝は91円10-30銭台でやや荒っぽい動き出し。NY時間帯の流れを引き継いで序盤は一時91円38銭界隈まで上昇したが、その後は売買交錯し、日本株の上値重さが嫌気されてクロス円が弱含みとなると、ドル円も連れ安。一時91円13銭まで値を下げた後、手掛かり材料難の中で91円10-20銭台でもみ合い商状に。

(2)日本株引け後のタイミングを狙い一部勢力の仕掛け的な円買いドル売りが出たとの噂等を背景に一時90円85銭まで下ヒゲを伸ばすが、反発すると戻りも早く、中国年金ファンド理事長のユーロ圏債務危機への楽観発言、時間外のNYダウ先物の上昇、欧州株価の持ち直しなどを背景にユーロ円が急騰するとクロス円が全面高になってドル円も91円10-30銭台に復帰して英欧の金融政策発表待ちモードに。

(3)20:00発表の英国の金融政策委員会は現状維持で特段の反応を喚起せず20:45に続いたECB理事会の政策金利発表も据え置きとなって直後の反応は限られたが、トリシェECB総裁が3カ月物の資金供給を9月まで続けると表明し たことや、ドイツでユーロ圏金融支援への保証差し止めを求めた裁判で請求が却下されたことなどを背景にユーロドル、ユーロ円が上昇基調に転じるとクロス円が再び全面高になってドル円も91円46銭の昨日高値を記録。ただし、91円50銭手前では上値重たく反落、大幅高で寄り付いたNYダウが上げ幅を圧縮したことを手掛かりにクロス円で利食い売りが優勢になるとドル円も90円90銭台下落。その後も株価睨みの動きが続き、NYダウが引けにかけて大幅に上昇して上値を切り上げると、クロス円の上昇とともに91円20-30銭台まで値を戻し、東京市場にバトンタッチ。

・・・という流れでした。

途中紆余曲折はあったものの、本日早朝のドル円相場の水準は昨日早朝の水準とほぼ変わらずで、結果的に1日かけて91円挟みの上下動を繰り返しただけという無力感が漂っています。他方、昨日は欧米株価の上昇や原油価格の上昇などを背景にしたリスク許容度緩和の思惑から、総じて見ればクロス円やストレートドルは断続的な水準切り上げに動いており、ドル円だけ何故か蚊帳の外みたいな状況でした。

昨晩の海外市場でユーロが断続的に上昇する局面では、アジア時間帯に発表された豪州雇用統計の良好な結果や中国の貿易統計の強い内容などが蒸し返されて豪ドルも断続的に上昇し、日本時間未明にはユーロ円は一時110円80銭台、豪ドル円も77円60銭台と大幅に水準を切り上げているのですが、ドル円は上昇しても91円30銭台と見栄えのしないレベルに留まっています。

最近のドル円相場は国内外の株価やクロス円まかせであまりにも主体性に乏しく、方向感もいまいちはっきりしないので、だんだん皆に敬遠されて、市場の動意作りの意欲が他通貨市場に逃げて行っているのかもしれません。

本日の東京市場で日本発の材料は例によって株価ぐらいで手掛かりに乏しそうですが、日本時間11:00に中国の経済指標ラッシュで、ともに5月の生産者物価、消費者物価、小売売上、鉱工業生産、固定資産投資などが一斉に公表される予定になっています。事前のリークでかなり内容は織り込まれている面もありますが、昨晩強まったリスク許容度緩和ムードを後押しする口実になるかどうかが注目されます。

今日も一日よろしくお願いします。

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