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外為リアルタイムレビュー: 2010年6月10日バックナンバー

2010年6月10日バックナンバー

トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁会見

2010年6月10日(木)22:45 written by 外為総研 岡田

欧州中央銀行(ECB)は政策金利を1%に据え置き
発表後、ユーロ/ドル1.2045近辺で反応は薄いです。

その後のトリシェ総裁の会見内容は次のとおりです。

==

金利は依然として適切
ユーロ圏の物価動向は引き続き緩やかに推移する見通し
域内の物価圧力は引き続き低水準の見通し
ユーロ圏の成長パターンは一様ではない可能性
最新の情報は、2010年上期も景気の回復が続いたことを裏付け
2010年のユーロ圏経済は緩やかなペースで成長する見通し
見通しを取りまく不透明感は異例なほど高い
インフレ期待はしっかり抑制されている
金融政策は、物価安定に必要なことを行う
非標準的措置と証券市場プログラムは、使命に沿ったもの
非標準的措置は一時的なもの
金融スタンスと流動性は適宜、調整される

最新の成長データによると、景気は春に拡大
現在の世界経済の回復は、輸出の需要を支える
経済活動の回復はパランスシートの調整に圧迫される見通し
成長見通しのリスクは、おおむね均衡
成長リスクには、一部市場の緊張の再燃が含まれる。

企業に対する銀行融資の低迷は、景気循環を考えれば正常
銀行は与信を拡大すべき
銀行は市場で資本を増強すべき
安定装置に関する最近の決定を歓迎する
継続的で信頼できる財政健全化措置を各国政府に求める
すべての国が赤字と債務の削減に関する公約を守ることが重要
各国の追加財政健全化措置を歓迎
持続的な景気回復には、構造改革が重要
債券買い入れは、効果的な金融波及メカニズムを確保することが狙い
債券買い入れでも、金融政策スタンスは変わっていない
過剰流動性は吸収すると表明している、効果が出ている
高水準の翌日物預金残高は、市場の緊張を反映
短期金融市場は完ぺきには機能してない
欧州中央銀行(ECB)は一つ、ECB理事会は一つ
第1四半期の成長は力強くはなかった、第2四半期もさらにそうだ
追加の流動性対策について=市場の状況に従って行動する
(追加流動性対策の検討については)2010年9月まで3カ月ものオペで固定金利で全額供給する
中・東欧の状況を非常に注意深く見ている
ユーロは非常に信頼できる通貨、すばらしい実績がある
直ちに債務証書を発行する計画はない、あらゆる措置を検討
債券買い入れを継続するのは適切


 

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ECBは政策金利据え置き

2010年6月10日(木)20:49 written by 研究員 川畑

先ほど欧州中銀(ECB)は政策金利を1.00%に据え置くことを発表しました。

政策金利の据え置きについては市場の予想通りであり、発表後の初期反応ではユーロ/ドルが10ポイント弱、ユーロ/円が10銭弱上昇した直後にそれぞれ20ポイント、20銭円近く下落するなど、大きくどちらかに動いている訳ではないのですが、値動きの早い展開となっています。20:47現在ユーロ/円は109.83円前後、ユーロ/ドルは1.2040ドル前後にて推移しています。

(ユーロ圏) 欧州中銀金融政策発表  1.00%(前回1.00% 市場予想1.00%)

なおこの後21:30からトリシェECB総裁の会見が予定されており、こちらにも市場の関心が集まっている様子です。

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BOEは金利据え置きとなり、ポンドはほぼ無反応

2010年6月10日(木)20:03 written by 研究員 川畑

先ほど英中銀(BOE)は政策金利を0.50%に据え置き、資産買い入れプログラムの規模についても現行の2000億ポンドに維持することを決定しました。いずれも市場の予想通りであり、発表後の初期反応では相場への影響はほとんど見られず、20:02現在ポンド/円は133.40円前後、ポンド/ドルは1.4621ドル前後にて推移しています。

(英) BOE政策金利発表  0.50%(前回0.50% 市場予想0.50%)

なお今回の議事録は6月23日(水)に公表予定となっています。

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今晩のECB理事会の結果とユーロの反応は?

2010年6月10日(木)19:21 written by 外為総研 植野

今晩20:45に結果発表があるECB理事会への注目が高まっています。

既に伝えられている通り、市場の一部では、今回の理事会でECBが量的緩和を拡充するのではないかとか、場合によっては利下げを実施するのではないかといった期待があるようです。

そこで悩むのが例によって、金融政策発表後のユーロの反応です。

幾つか考えてみました。

まず、

(1)ECB金融政策現状維持で何もやらなかった場合ですが、平時であれば金融緩和見送りを素直に評価してユーロ買いというのもありかもしれませんが、現下のような局面では、金融緩和を期待していた市場の一部の失望による欧州株売りでリスクオフのユーロ売りという可能性の方が高いような気がします。

(2)ECBが何らかの量的金融緩和、或いは利下げ実施に踏み切った場合、ここは悩みますね。通常は、金融緩和実施ならユーロ売りだと思います。金融緩和の出口から遠ざかるというイメージですからね。でも、信用不安に対するECBの気配り姿勢を示すと言う意味では、金融緩和をやれば例えば欧州株が上がったりして、リスク許容度の回復でユーロ買い戻しという反応もありそうな感じがします。

特に(2)のケースにおけるユーロの反応は、複雑な応用問題という感じがします。

何らかの緩和措置が発表された瞬間に、ユーロ売りの人の想いと注文、ユーロ買いの人の想いと注文が激しくぶつかって、強い方が勝つ、みたいな相場になる可能性もありそうです。結局、短い間に上下にヒゲを伸ばしたけど、すぐに決着がつかずに方向感が出にくいという可能性も否定はできず、その後の反応については、やってみないと分からない感じがします。

ただし、今回ECBが何らかの金融緩和を見送っても実施しても、反応しないのは勿体ないぐらい注目されているので、どちらに動こうとするかはともかく、発表直後に値動きが良くなりそうな予感はあります。

やや腰を落ち着けた上でのマーケットの評価や反応の趨勢については、その後21:30に予定されているECB総裁の記者会見なども聞いたみた上で、少し時間をかけて決まるのかもしれません・・・
 

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/10/18:10)

2010年6月10日(木)18:28 written by 研究員 川畑

WSX000654.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は77.00円の売り注文と、その手前76.90円の買いストップが目立ちます。ポンド/円は朝は昼と較べ、133円後半から134円半ばにかけての売り注文に厚みが出ている様子です。

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:06/10/18:10)

2010年6月10日(木)18:25 written by 研究員 神田

WS000086.JPG

 
(株)外為どっとコム提供

ドル/円の91.50から91.60には厚い売り注文が入っています。

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ユーロ/ドル、ECB理事会に注目が集まる

2010年6月10日(木)17:32 written by 研究員 川畑

本日10日の午後8時45分、欧州中銀(ECB)の政策金利発表が予定されています。ギリシャの財政問題が他の欧州国に発展し、市場が混乱のさなかにある中、政策金利の据え置きが市場のコンセンサスとなってはいますが、最近ごく一部では利下げ懸念が浮上しています。

その理由として、ギリシャの財政問題が引き金となったユーロ危機が欧州では未だ収束していなことが挙げられます。今月に入っても先週4日のハンガリーのオルバン首相の補佐官からの不用意な発言が世界を揺るがすなど欧州での混乱が続いていることから、一部の欧州金融機関の資金調達に不安が出ていることへの対応策として、金融緩和観測が出ているようです。

もし仮にECBが金融緩和を行った場合、通常であればその通貨が下落することが多いですが、金融緩和を見込む市場関係者からは、ユーロ買い戻しが出るとの見方が出ています。その背景としましては、市場が既にECBの一段の金融緩和を求める、いわば催促相場状態にあり、市場の求めていた材料が出たことで市場に安心感が出て、ユーロが買い戻される、といった読みのようです。なお類似のケースとしては昨年11月末から12月初めにドル/円で起きました、日銀の量的緩和を催促する相場状況が挙げられます

今回は大半の市場関係者が金利据え置きを予想していますが、政策金利の変更の有無にかかわらず、その後21時30分に予定されているトリシェECB総裁の会見では、ユーロ圏や通貨ユーロの今後の見通しに市場の関心が集まると見られます。ただし量的緩和自体はユーロ売り、ユーロ買いどちらの材料にもなりうるため、市場参加者がどう見るかを読むことは難しいところです。そのため今回の相場を読むことは容易ではないものの、何か思惑が出れば大きく動く可能性もあるため、取引を行う際には特に注意したいところです。 

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本日、ドル円のポイントは?Part2

2010年6月10日(木)17:04 written by 外為総研 岡田

20100610yeb1700.jpg

ドル/円日足チャートは6/10(木)17:00現在。クリックすると拡大します。

ドル/円は近いところのサポートラインを切れて下落しています(今日のチャートで囲ったところ)。

考えてみると、今年のドル/円で大きな下落を見たのは木曜日が多かったような気がします(過去の日足で赤い線で囲ったところ)。

注意してみてみたいところです。

※本日のドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。

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オセアニア・クロス相場=豪ドル/キウイの水準に注目

2010年6月10日(木)16:35 written by 外為総研 植野

本日早朝のNZ中銀の利上げを受けて、キウイ円やキウイドルが上昇で反応したのは既報の通りですが、オセアニア域内でのクロス相場の反応をみると、

豪ドルキウイは、NZ利上げ発表前の高値1豪ドル=1.2439NZドルから一時1.2297NZドルまで急落しており、豪ドル安、キウイ高の反応が見られました。その後は買い戻されていますが、現在は1.2350NZドル前後で推移しており、約2か月前の4月9日に記録した1.3235NZドルに比べると、豪ドル安、キウイ高水準にかなり移動してきています。

同じオセアニア地区内にあって、先行して6回も利上げした豪州に比べて、これまで置いて行かれ気味だったキウイの失地回復が鮮明です。

で、問題の今後の展開ですが・・・

RBNZのボラード総裁は、今回の利上げについて、金融引き締めでは無く、異常な政策の巻き戻し、正常化の一環だという主旨の発言をしており、その言葉を信じるなら、景気が極端に悪くならない限りはもう少しキウイの利上げは続きそうです。

1990年代半ば以降の豪ドルキウイのクロス相場をみると、ごく大雑把に言って、安値1.05界隈、高値1.35界隈のレンジで動いており、中心は1.20ぐらいです。これまでは利上げ競争で先行していた豪ドルが強くて一時1.32とレンジ上限近くまで上伸していましたが、その巻き戻しが起きているのだとすると、少なくとも、中心値の1.20界隈ぐらいまではありそうですし、今後しばらくはNZ中銀の金融引き締め観測がオセアニア地区内で相対的に強まる局面になるならば、1.20を割り込む水準まで豪ドルキウイが押し込まれる可能性は、歴史的に見てもそれほど異常なことではありません。

普段あまり見ないレートですが、NZ中銀が金融緩和の出口戦略に着手し始めたという環境変化を受けて、今後のオセアニア通貨の相対比較という意味で、注目して見ておきたいと思っています。

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スペイン大手銀による株式取得に思う

2010年6月10日(木)16:25 written by 研究員 神田


昨日、ユーロ圏の銀行間取引金利の目安となるEURIBORは0.715%と
6ヶ月ぶりの高水準となりました。スペイン紙の報道でもあったように、
スペインの銀行は銀行間市場で資金調達が出来なくなったと言われており、
欧州の短期金融市場は資金の流れが滞っているようです。
こうした不安の高まりの一方で、スペインの最大手銀行サンタンデール銀行は、
米銀バンクオブアメリカが保有するサンタンデールのメキシコ部門の株式を
現金25億ドルで買い戻すと発表しました。

25億ドルとさほど巨額ではないとは言え、果たして大丈夫なのか?
と思ってしまいますが、スペインでは貯蓄銀行が公的管理下に入るなど、
中小金融機関への懸念が強く、こうした中小金融機関に預けられていた預金が、
最大手銀行であるサンタンデールに流れているという事もあるのかもしれません。

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今夜の注目材料は?

2010年6月10日(木)15:46 written by 研究員 ジェルベズ

東京市場中の為替相場は、クロス円で円安が進行しました。ドル/円のみ方向感のない状態だったのですが、東京株式市場引け後にドルが全面安となる中、ドル/円は91円を割り込む場面もみられています。今後は一体どのような展開になるのか、手掛かり材料を確認していきましょう。 

6/10(木)
20:00☆(英) BOE金融政策発表  
20:45☆(ユーロ圏) ECB金融政策発表  
21:30☆(米) 4月貿易収支
21:30☆(米) 6/6までの週の新規失業保険申請件数
21:30  (加) 4月国際商品貿易
21:30  (加) 4月新築住宅価格指数
27:00  (米) 5月月次財政収支
※☆は特に注目の材料


BOEとECBの政策金利発表が予定されていますが、双方とも金利据え置き予想が大勢を占めており、サプライズはないとみられています。
ただ、欧州経済の先行き不安が根強いことから、要人発言などには引き続き注意が必要です。リスクが喚起されるような発言や報道があれば、クロス円で円が全面高となる可能性もあります。

 

♪動画「外為番付 日々解説」はこちらから←「ECB政策金利発表」の事前解説があります!
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米上院が中国に人民元の上昇容認を促す法案を2週間以内に採決へ=一部報道

2010年6月10日(木)15:42 written by 外為総研 岡田

米上院は、中国に人民元の上昇容認を促すことを目的とした法案を2週間以内に採決する見通しと一部報道が伝えました。

・これはこの法案を中心となってまとめたシューマー米上院議員(民主、ニューヨーク州)が明らかにした。

・シューマー議員は9日、米議会の超党派議員で構成される諮問機関、米中経済安全保障再考委員会で「圧倒的多数で法案が通過することを確信している」と述べ、「中国の違法な為替と貿易慣行について、米財務省が是正を求めないことには、控えめに言っても失望している」と語った。

==

 米議員らはオバマ政権に、中国に対してより強硬な姿勢を取るよう迫ってきています。ブラウン米上院議員(民主、オハイオ州)はこの日、人民元の過小評価が中国の輸出業者に米競合企業に対し不当な優位性をもたらしていると訴えました。

この後、どのようになるかに注目です。

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BOE理事会でサプライズはない見通しですが・・・

2010年6月10日(木)15:05 written by 研究員 ジェルベズ

今夜、イングランド銀行(BOE)の政策金利発表があります。
今回も引き続き、政策金利(現在:0.50%)、資産買い入れ枠(現在:2000億ポンド)ともに据え置きというのが、市場のコンセンサスです。変化がなければ基本的に声明などの発表もありません。

ただ、ブラックアウト(報道管制)解除後にキングBOE総裁の発言が伝わる可能性はあります。
ここ最近のテーマである財政赤字削減の必要性などについて語っている間は特に市場でも材料視されないとみられますが、うっかり「資産買い入れ枠拡大の必要性が以前より増した」なんて話すようなことがあれば、猛烈にポンドが売られる可能性もあります。

このほか、語られる可能性がある事象はインフレ率の話と金融規制の話。
後者は耳慣れてしまっているので特に材料視されることはなさそうですが、インフレについて「英インフレ率は今年中に2%に達する」というBOEの見方を上方修正するようなことがあれば、金利引き上げ圧力でポンド買い材料視される可能性も否定できません。

ただ、これらはあくまで可能性の話で、何も動きがない可能性が一番高いとみています。

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菅直人氏が総理大臣に選出されたことでのドル/円の反応:アンケート結果発表

2010年6月10日(木)14:25 written by 外為総研 岡田


弊社のブログ『外為リアルタイム・レビュー』において実施していたクイック・アンケート

『菅直人氏が総理大臣に選出されたことで今後のドル/円の反応は?』

についての集計を先ほど締め切りました。

結果は、以下の通りです。

【アンケート実施期間】
2010年6月4日(金)15:00から10日(木)12:00まで

【投票総数:757票】
ドル高円安=328票(43.3%)
ほぼ横ばい=260票(34.3%)
ドル安円高=169票(22.3%)

菅首相が財務大臣就任時に繰り広げた「円安希望発言」への残像から、ドル高円安の反応を予測(あるいは期待?)している人が多いようです。
今後の発言や、また、ドル/円が仮に90円を割り込んで下落した際のアクションにも注目が集まるところです。


また、現在行っているアンケート『オーストラリアの利上げ再開時期はいつ頃になるでしょうか?』にも振るってご投票ください。
 

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本邦5月の消費者態度指数:内閣府の判断据え置き・・・

2010年6月10日(木)14:12 written by 外為総研 植野

さきほど、内閣府が5月の消費動向調査を発表しました。

最も注目されていた消費者態度指数(一般世帯・原数値)は、前月比+0.8ポイント改善の42.8となり、5カ月連続の改善となりました。

一方、消費者のデフレマインドを測る指標として注目されている「1年後の物価に関する消費者の見通し」は、「低下する」が13.1%と5カ月連続で減少、「上昇する」は46.0%と5カ月連続で増加しました。ちなみに、「変わらない」が32.2%、「分からない」が8.6%でした。

これらの結果を受けて、内閣府は、消費者心理の基調判断を「持ち直しの動きが続いている」に据え置き、消費者の物価予想についても、「低下すると見込む割合が減少したものの、依然として高水準である」と判断を据え置いています。

指標発表前後のドル円相場は91円19銭前後で推移しており、直接的な影響力はありませんでした。ただし、デフレ脱却をより強く標榜する菅内閣の発足を受けて、内閣府としての景気及び物価情勢の現状に対する判断は、局面次第で脚光を浴びる可能性があるかもしれません・・・

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NZドル、年内の利上げ継続を見込む声が多数派か

2010年6月10日(木)14:10 written by 研究員 川畑

ロイターの調査より。

===
エコノミスト15人を対象に行った、年内のNZ準備銀行(RBNZ)の利上げ予想によりますと、
・次回(7/29)では全員が0.25%引き上げを予想
・年末政策金利予想は3.50%から3.75%に達していると見ている人が13人
・来年3月末の政策金利予想は4.00%から4.25%が11人、3.50から3.75%が3人、5.00%が1人
とのことです。
===

今回の政策金利発表でさえ、個人消費がやや軟調であることや、世界経済がショックを受けた直後につきことを理由に金利据え置き意見が出ていた事を考えますと、個人的には、随分強気な予想が増えたように感じます。

そのため7月利上げの可能性については、RBNZの声明にて、今後の政策金利運営は今後の経済情勢に依存することが述べられていたことを考えますと、世界経済が今より立ち直り、落ち着きを見せているのか、それとも混迷の度合いを更に深めるのか、このあたりが7月のNZの利上げを行うかどうかの見極めになるのではないかと見られます。

なお今年の残り4回のRBNZ政策金利発表は7/29、9/16、10/28、12/9の予定となっています。
ご参考までに。

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米国株式市場について

2010年6月10日(木)14:10 written by 外為総研 岡田

昨日のNYダウ平均株価の下落は強烈でした。
日中は125ドルくらい上昇していたにもかかわらず、引け前の数時間で下落し、
9899.25ドル(▲40.73ドル)となりました。

昨日(9日)の株の下落に関連して、以下のことが考えられます。

1)引けの数時間で下落した売られ方が強烈であり、この下落が上昇相場の調整というよりは、下落相場入りをしているのではないかと思わせるものがある。

2)英国石油企業BPの株式の大幅下落。

3)昨晩(8日)の予備選挙は波紋を呼んだ。アーカンソー州では8日、民主党の上院議員候補を決める決選投票が行われ、3期目を目指すブランチ・リンカーン上院議員が指名を獲得した。反ウォールストリート派(反金融派)のブランシェ・リンカーン女史が極左の対立候補を打ち負かした。女史は引き続き、スワップ取引規制等、デリバティブ反対論を押しだすと見られる。

4)バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の下院予算委員会での議会証言で、「米国の財政は持続不可能」と発言。議会に対して財政赤字を削減する長期計画の策定を求める。
欧州の債務に関する騒動は注意深い話としての役目を果たしており、正直、懸念しているようだ。

米国経済にとっては、中国の経済指標(貿易統計)が良い、とか経済の強さを窺わせる材料もあるのですが、それを打ち消す悪材料も多く、どうもそちらの方になびいてしまうようです。

それらに注意しながらの為替相場になっていきそうですね。

※本日のドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。
 

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英政権は日産への補助金支給へ

2010年6月10日(木)13:18 written by 研究員 ジェルベズ

9日、キャメロン英首相は日産自動車の工場支援のための補助金を支払う方針を明らかにしました。

本邦自動車大手日産は、2013年の初めからイオングランド北東部のサンダーランド工場で電気自動車「リーフ」の生産を開始する方針を、今年3月に表明。これについて、前労働党政権は日産に工場への補助金2000万ポンド支給を約束したんですが、先週になってキャメロン首相は、前政権が決めた補助金支給の方針を引き継ぐかどうかは確約できないとの考えを示していました。


ただ、電気自動車の生産自体は同首相も望んでおり、結果として「支給する」ということになりました。
為替相場ではこの決定を受けての動きは何もありませんが、たとえば支給がなくなれば日産株が下落し、自動車株全般を押し下げる可能性もありましたし、支給がなくなって工場が縮小あるいは操業停止となれば、英国の雇用や税収にもマイナス要因となった可能性も考えられます。


「新たなリスク台頭を避けた」という点でこの決定は評価できるかと思います。
ただ、英国の歳出削減の問題は依然として懸念材料です。他の削減先を見つける必要がありますね。

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 中国年金基金理事長の発言を受けてユーロ/ドル急上昇

2010年6月10日(木)13:03 written by 研究員 神田

中国社会保障基金の理事長の発言を受けてユーロ/ドルが上昇しています。

「ユーロはソブリン危機を乗り越えられる」
「中国は米国の財政赤字によって外貨準備に2兆5000億ドル近い損失が生じるリスクに直面」

ユーロ/ドルは、この発言が伝わった12時過ぎの1.1985ドル付近から急上昇しており、
先ほど13時前には1.2044ドルの高値を付けています。

 中国の外貨準備に占めるドルの割合は全体の2/3にのぼると見られていますので
ユーロの下落よりも、今後のドルの行方が気になるということなのでしょう。

 

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午前はオセアニア通貨が主役

2010年6月10日(木)12:55 written by 研究員 川畑

本日午前はドル/円は高安30銭弱の展開となっていますが、一方でオセアニア通貨の上昇が目立っています。そこで、午前に出てきた材料をまとめてみたいと思います。

(1)NZ準備銀行(RBNZ)が政策金利を0.25%利上げ
NZドル/円は発表直前にあたる6/9終値(60.85円)から、発表直後は61.42円前後まで上昇を見せました。政策金利発表後の声明においても、追加利上げは「市場の動向次第」としましたが、ボラードRBNZ総裁はまた「景気刺激策のさらなる解除は、経済と金融市場の動向を踏まえて検討」と発言したことが、市場では追加利上げへの期待されたことから、NZドル/円は12時半過ぎには高値61.93円をつける場面がありました。
(詳しくはこちらをご覧ください)

(2)豪5月雇用統計は好調な雇用状況を示す
豪5月雇用統計では失業率が低下し、新規雇用者数も市場予想を上回る結果となり、豪ドル/円は発表直前の75.51円界隈から、発表直後は75.83円付近まで除す称する場面が見られました(詳しくはこちら)。その後も豪ドルは買われており、豪ドル/円は12時半過ぎには昨日高値76.57円に並ぶ、76.56円をつける場面がありました。

(3)中国の貿易収支が大きく増加
10時半過ぎに発表された中国の5月貿易収支は+195.3億ドルと、予想(+82億ドル)や前回(+16.8億ドル)を上回る結果となりました。これを受け、中国にとって最大の輸入国である豪州に対する(鉄鉱石などの)力強い購買意欲が示されたことで、豪ドルの買い材料として作用している模様です。
 
=====

加えて時間外の米ダウ平均株価先物が10時過ぎから反発基調が続き、また日経平均株価は午後に入り少しづつ上値を拡大していることも、豪ドル/円やNZドル/円のみならずクロス円にとってもサポートとなり、上昇基調を支えています。

この後は欧州勢がどう出るかや、日経平均など株価がこのまま堅調に推移するのか、といったあたりが注目されそうです。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/10/12:30)

2010年6月10日(木)12:42 written by 研究員 ジェルベズ

WS001960.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
 
ドル/円は朝の状況とあまり変わらずです。
ユーロ/円も買い優勢である事実には変わりないですが、売り注文が朝からだいぶ増えました。

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/10/12:30)

2010年6月10日(木)12:41 written by 研究員 川畑

WSX000651.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は76.50円に売り注文が集まっており、ポンド/円は132円前半に買い意欲が見られます。

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欧州中銀(ECB)の動向に注目

2010年6月10日(木)12:10 written by 研究員 神田

本日のECB理事会では政策金利の据え置きを予想する声が大半を占めていますが、
欧州金融機関の資金繰り不安がささやかれる中、ごく一部には政策金利の引き下げを
予想する声もあるようです。また、7月に期日を迎える1年物の資金供給オペは
4420億ユーロという巨額なもので、既に休止が決定しているこうした長期間資金供給の
再開なども含めた追加緩和の可能性も否定はできません。
また、世界経済を脅かしつつあるユーロッパの金融不安にECBとしてどう対処するのか、
理事会後のトリシェ総裁の会見にも注目です。

20:45 ECB政策金利発表
21:30 トリシェ総裁会見

ECB政策金利発表については、当社映像コンテンツ「外為番付」にて簡単に解説していますので
あわせてご覧いただければ幸いです。

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今日の豪ドル/円テクニカル見通し

2010年6月10日(木)12:04 written by 研究員 川畑

AUDJPY_100610.JPG(上記豪ドル/円のチャート(日足)は6/10の12:02現在。クリックすると拡大します)

豪ドル/円は昨日76.57円まで上昇したものの、引けにかけては75円台に押し戻され、陰線をつけました。しかし一方、ローソク足の実体部がで5/4高値(87.92円)からのレジスタンスを上抜けており、5月のに起きた急落のトレンドからの脱却し、次の展開へと向かう可能性が出てきました。ただしその足取りはまだ弱く、またあれだけの急落の直後のため、すぐに上値を試す展開は期待しづらいことから、当面は70円台半ばでのもみ合いへと相場が移るのではないかと見られます。

まず上値は6日移動平均(6/10は75.85円)が重く、また12日移動平均(同、76.14円)や20日移動平均(同、76.58円)も行く手を阻むと見られることから、76円台は重そうです。ここを越えれば77.25円(4/30高値88.04円から5/21安値71.85円の1/3戻し)や78.03円(同、38.2%戻し)へのリトライが見込まれます。

なお先ほど触れた6日線は本日12日線を下回り、デッドクロスが出現しています。ただ現状は12日移動平均の線が上向きとなっており、この線も6日線に連れて下げるようですと一段安の展開が予想されます。

そして下値は74円台にサポートラインが集まっており、この辺りがポイントとなりそうです。そのすぐ下は6/7から6/8にかけての安値が集まる73円台後半、そして更に下は71.85円(5/21安値)など71円後半が目標値となりそうです。

○レジスタンス
76.14円(6/10時点での、12日移動平均)
76.34円(6/3高値79.00円から6/7安値73.68円の値幅5.32円の1/2戻し)
76.58円(同、20日移動平均)
77.25円(4/30高値88.04円から5/21安値71.85円値幅16.19円の1/3戻し)から77.31円(6/1高値)
78.03円(同、値幅16.19円の38.2%戻し)

○サポート
74.70円前後(5/4高値87.92円からのサポート)
74.20円前後(5/25安値72.03円からのサポート)
73.68円(6/7安値)から73.83円6/8安値)のゾーン
71.85円(5/21安値)

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バーナンキ議長はやはり慎重姿勢

2010年6月10日(木)11:57 written by 研究員 ジェルベズ

9日、バーナンキFRB議長は下院予算委員会で証言しました。内容はざっくり以下の通りです。

・現在続けている国際協調は安定と持続的な景気回復を確実にするために必要な措置を講じるというシグナル
議会は長期的な財政赤字削減計画を策定すべき
・5月に再開した通貨スワップの最近の利用はかなり限定的
・通貨スワップは市場への資金供給におけるドルの機能の重要な補強材
・米景気は刺激的な金融政策によって下支えされている

・欧州危機は、金融市場が引き続き安定すれば、米経済成長への影響は限定的なものに留まる
・欧州の景気減速見通しが米経済に「ある程度影響」する
・欧州の景気減速が与える米経済への悪影響は、米債利回りと住宅ローン金利の低下、商品価格の下落で相殺される可能性。
・FRBは海外の動向や米経済への予想される影響を極めて注意深く見守る

・米経済の成長率は2010年に約3.5%、2011年に「それより幾分速いペース」
・米景気の回復は住宅市場や商業用不動産によって抑制されている
・失業率の低下ペースは時間をかけたゆっくりとしたものに留まる
・インフレは抑制される可能性が高い
・民間部門の最終需要の増加が景気回復を持続させる
・米国の景気二番底は想定していない
・企業と家計の双方で、将来の雇用への期待は改善してきている
・2008年から2009年にかけて失われた850万人の雇用回復には相当長い時間がかかる

いろいろ書きましたが、
ポイントは
(1)インフレが長期的に抑制される見通しである
(2)欧州リスクの米経済への影響は限定的
(3)米景気の2番底はない見通し
(4)雇用の回復には時間がかかる
の4点でしょうか。

(1)と(3)と(4)から、「米国は経済に底堅さがみえるものの回復には時間がかかり、利上げは遠い」という観測が台頭しました。これが昨日の米長期金利低下につながっています。
先日のバーナンキ議長のコメントでややタカ派?にみえるものもありましたが、彼の基本的なスタンスは変わっていないように見えますね。

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【ドル/円】ボリンジャーバンドで斬る

2010年6月10日(木)11:41 written by 外為総研 岡田

 

20100610YEN1140.jpg

【ドル/円】ボリンジャーバンドで斬る

上記のドル/円チャート(日足)は6/10の11:40現在【91.20円】。
為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。

これを見ての見解としては、以下のとおりです。

(1)移動平均線
200日線(90.91円) <  取引値【91.20円】 < 20日線(91.24円) <  60日線(92.41円)

20日線と200日線との間での取引となっています。


(2)ボリンジャーバンド(期間:20日間、±2σの幅)
バンドの上限:93.00円:下落
20日線の位置:91.24円:やや下落 
バンドの下限:89.48円:やや上昇

バンドの下限 < 取引値【91.20円】 < 20日線

20日線は下落、とバンドの下限は上昇しており、その間のゾーンでの取引となっています。

(3)下のスローストキャスティクス(日足、13日)
赤い線:57.46(下向き)
青い線:61.57(下向き)

青い線 > 赤い線

赤い線が青い線を下回っているような動きになってきています(今後の下落示唆)。

以上のようなサインが出ています。

 


※本日のドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。




 

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中国5月貿易収支、輸出前年比+48.5%、輸入同+48.3%増

2010年6月10日(木)10:51 written by 外為総研 植野

さきほど、中国の5月の貿易統計が発表されました。

結果は

輸出が前年比+48.5%と事前予想の同+32.0%を大きく上回り、

輸入も前年比+48.3%と事前予想の同+44.7%をやや上回りました。

輸出入とも、営業日数の影響を受けているようですが、日数調整後でみても輸出+45.3%、輸入+41.7%と強い事には変わりがありません。

前日のリーク報道で一部織り込まれていたようなところもありますが、総じて言えば、中国景気の堅調とグローバルな貿易活動の活発化を示唆する内容だったといえます。

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豪5月雇用統計は雇用増を好感し豪ドル/円上昇

2010年6月10日(木)10:35 written by 研究員 川畑

先ほど豪5月雇用統計が発表され、新規雇用者数は予想をうま回る増加となり、また失業率も低下したことが好感され、発表直後の市場は豪ドル/円買いで反応しています。

豪ドル/円は発表前の75.51円界隈から10:32時点では75.83円前後まで上昇する場面がありました。しかし10:32時点での本日高値75.88円手前で失速しており、ここしっかりと突破し再び76円台に乗せられるかが、今日これからの豪ドル/円のポイントと見られます。

(豪) 5月新規雇用者数  +2.69万人
         (前回+3.53万人(+3.37万人より修正) 市場予想+2.00万人)
(豪) 5月失業率  5.2%(前回5.4% 市場予想5.4%)

なお常勤雇用者数が+3.64万人と前回(+3.75万人)を下回り、非常勤雇用者数は-0.94万人とこちらも前回(-0.39万人)を、それぞれ下回ったことや、新規雇用者数が前月の+3.53万人より増加幅が減少した辺りが、発表直後の上昇の際に本日9時過ぎにつけた高値75.88円手前で失速した理由かと思われます。

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日本株、ドル円、様子見モード。オセアニア系の材料待ち

2010年6月10日(木)10:00 written by 外為総研 植野

本日の日経平均株価は、前日比+37円65銭高の9476円78銭で寄り付いた後、一時9501円67銭と9500円台を回復すなど最初だけ買い優勢気味でしたが、その後が続かず、すぐに9400円台に押し返されてきました。現在は前日終値前後でうろうろしています。

明日の株価指数先物6月限の特別清算指数算出前に様子見になっているとの説明がもっぱらです。

本日これまでのドル円もそんな感じで、早朝のNZ中銀利上げ後に見られたオセアニア通貨円の上昇につれる過程で一時91円38銭まで上伸しましたが、その後は反落して現在91円10銭台でうろうろしています。

あと10分後に始まるRBNZ中銀総裁発言や、30分後に控える豪州雇用統計の内容が注目されます。

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/10/09:20)

2010年6月10日(木)09:38 written by 研究員 川畑

WSX000647.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は75.50円より下では買い意欲が見られますが、75.20円にある売りストップが目に付きます。ポンド/円は板がやや薄めです。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/10/09:20)

2010年6月10日(木)09:36 written by 研究員 ジェルベズ

WS001957.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円はやや売り注文が優勢な印象ですが、ユーロ/円は109.00円以下の買い注文が大量です。

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ブラジル追加利上げ。新興国、資源国の利上げをどう解釈するか?

2010年6月10日(木)08:50 written by 外為総研 植野

先ほど、ブラジル中銀が政策金利を0.75%引き上げて10.25%(!)にすることを発表しました。4月29日に実施された8.75%から9.50%への政策金利引き上げに続き、2度目の利上げ実施です。

ほぼ事前の予想通りの利上げでしたが、先月7日に実施されたペルー中銀の利上げや、今月1日に実施されたカナダ中銀の利上げも合わせて考慮すると、米国を除く米州大陸では歴史的な低金利政策からの出口戦略が動き出している傾向が認められます。

既に6回も先行して利上げした豪州中銀は現在利上げ休止で様子見になっていますが、先述のように、本日早朝にニュージーランド中銀がようやく利上げを開始しており、オセアニア地区の出口戦略も実施の最中にある感じがします。

最近のグローバルな金融政策運営を俯瞰して見ると、欧州では原油輸出国のノルウェーが、アジアではインド中銀が既に金融引き締めに動いており、金融緩和からの出口戦略で先行しているのは、やはり新興国、資源輸出国という感じです。

5月以降、欧州発の金融不安が伝染するような形でグローバルに株価が不安定化しており、そういう状況の中で金融引き締めを実施しているこれらの国々の動きをどう判断するのかが、今後の為替相場の地合いを考える上でとても重要になりそうです。

(1)金融不安の震源地になっている欧州の景気はさすがにしんどそうだが、米州の新興国や資源国、アジアの新興国、オセアニア州などの景気は比較的順調に回復しており、世界全体では実体経済は回復基調を維持して2番底突入懸念は杞憂に終わる・・・

とみるならば、5月以降に生じたオセアニア円や資源国円の急激な値崩れは行き過ぎで、今後は大きく売られた反動もあって反転上昇、失地回復が予想されることになります。

一方、

(2)グローバルに株価が下落して警告を発しているのに、それを無視して、新興国や資源国はやや勇み足気味に利上げを行っている。世界景気が今後腰折れして2番底に向かう過程で、これらの国々は「早すぎた利上げ」の修正を迫られるはずだ・・・

とみるならば、最近の新興国、資源国の利上げは却ってアダとなって、中途半端に利上げを実施した分の反動も出て、今後これらの通貨は一段安の深みに沈み込んでいくことが想定されます。

結局、思考の着地点は最後はいつもここに帰結するのですが、

欧州発の金融不安があくまでも欧州域内の景気圧迫要因の範疇にとどまって、欧州経済とその他地域の経済の景気デ・カップリング現象がおきるのか、

欧州発の金融市場の混乱が世界経済全体に伝染してリーマンショック後に見られたような景気悪化のパンデミック現象を引き起こすのか、

そのシナリオの選択が、今後の為替相場の趨勢判断の分岐点になりそうです。

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本日、ドル円のポイントは?

2010年6月10日(木)08:09 written by 外為総研 岡田

 

20100610YEN0800.jpg
上記のドル/円チャート(日足)は6/10の08:00現在【91.34円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

昨日の海外、下がるかと思ったら、意外にショートカバーで戻ったりしています。

しかし、下がったところで買っている割に上がっていないという気もいたします。

「動かない」とたかをくくるといきなり動き出すのが、ドル/円の悪い癖ですので、気をつけたいと思います。

 


■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)93.63円:5/13高値
(3)92.95円:5/18高値
(4)92.89円:6/04の高値
(5)92.51円:ラインC:94.97円(5/05高値)と92.89円(6/04高値)を結んだ線
(6)92.41円:60日線(少し上昇)
(7)91.71円:5/31-6/04の高値-安値(92.89-90.53)の半値
(8)91.60円:ラインB:84.79円(11/27安値)と88.12円(3/04安値)を結んだ線
 

■下値のポイント
(1)91.36円:6/09の高値ー安値の半値(91.66-91.05)の半値
(2)91.25円:20日線(下落)
(3)90.91円:200日線(下落)
(4)90.53円:6/01安値
(5)90.37円:ラインD:5/06-5/21の安値-安値(87.94-89.01)を結んだ線
(6)88.97円:5/20安値
(7)88.77円:ラインE:11/27-5/06の安値-安値(84.79-87.94)を結んだ線
(8)87.94円:5/06安値

■また、注目の時間足の指数移動平均(08:22現在)です。
『60分足の20EMA』:91.36円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:91.51円

取引値【91.34円】 ≦ 『60分足の20EMA』 < 『60分足の70EMA』 

 

と、上値が重い中で、『60分足の20EMA』や『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』近辺まで戻りがあった際には、一度は売りましょう、のパターンです。

 

本日も、よろしくお願い申し上げます。
 

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昨日のドル円:米国株と金利睨みで91円台キープ。本日は・・・

2010年6月10日(木)07:20 written by 外為総研 植野

おはようございます。

昨日のドル円相場は東京及びロンドン市場では狭いレンジでのもみ合い、NY市場でやや大きめの円高動意があったものの、91円手前での底堅さを示す展開となりました。

1日の動きを振り返ると・・・

(1)東京早朝は91円50銭前後での動き出し。日本株、上海株、NYダウ先物、欧州株など、国内外の株価の動きを睨みながら、東京からロンドンにかけて、91円23銭から60銭の狭いレンジで一進一退。

(2)NY勢力参入後、寄り付き前のNYダウ先物の堅調を手掛かりに一時91円66銭と昨日高値まで持ち上がるが、このレベルでは上値も重たく反落。その後、バーナンキFRB議長が議会証言で「景気2番底の可能性は完全には否定できない」と発言したことに反応して米2年債利回りが下落すると一時91円20銭台まで下ヒゲを伸ばすが、序盤のNYダウが上昇基調で推移し1万ドルの大台を回復する過程で米2年債利回りが持ち直すと再び91円60銭前後まで再騰。

(3)日本時間25:00過ぎ頃を境にNYダウが頭打ちとなり、引けにかけて9900ドル前後まで値崩れするとドル円相場も大幅下落、日本時間未明に一時91円05銭まで下落するが、この水準では下値も堅い。ポジション調整で反発し、91円20銭台に持ち直して東京市場にバトンタッチ。

・・・という流れでした。

その後は、先ほど書きこみましたが、日本時間早朝6:00に発表されたNZ中銀の利上げを受けてキウイ円が急騰し、その余波で豪ドル円も含めたオセアニア円が上昇、これに連れ高する形で他のクロス円やドル円もジリ高になって、現在ドル円は91円30銭台で推移しています。

本日東京市場での注目材料ですが、恒例の日本株、上海株の動きを除くと、やはりオセアニア系の材料が重要になりそうです。

(1)10:10にRBNZのボラード総裁の特別委員会での発言
(2)10:30に豪州5月雇用統計

の発表が予定されています。早朝のNZ利上げの一報を受けて、オセアニア円に動意が見られた直後の材料提供になりますので、いつもよりも市場の注目度は高くなりそうです。

今日も一日よろしくお願いします。

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RBNZが0.25%利上げ。声明文との合わせ技でNZドル急騰

2010年6月10日(木)06:55 written by 外為総研 植野

本日朝6:00、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レートを2.50%から0.25%ポイント引き上げて、2.75%にすることを決定しました。

公表された声明文の中RBNZは、

・段階的に刺激策を解除することが適切
・経済や金融情勢に応じて更なる刺激策の解除を行う
・2011年のインフレ見通しは2.3%から4.8%に上方修正

などと指摘しており、今後の政策金利運営は今後の経済情勢に依存するものの、少なくとも、「今回の利上げで当面は打ち止め」という印象を与える内容ではありませんでした。

政策発表後のNZドルですが、やはり急騰。

NZドル円は60円82銭界隈から、一時61円40銭台まで上ヒゲを伸ばし、その後61円20-30銭台で推移しています。先行して既に6回利上げした豪州に続き、オセアニア地区の金融政策は北米や欧州に先行しているということを改めて印象付ける結果でした。

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