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外為リアルタイムレビュー: 2010年6月 7日バックナンバー

2010年6月 7日バックナンバー

独4月製造業受注発表もユーロの反応限定的

さきほど、ドイツの4月製造業受注が発表されました。

結果は、前月比+2.8%と事前予想の同▲0.4%に比べてかなり良い内容でした。

普段からあまり注目されていない指標ということもあって、
発表直後のユーロ相場の初期反応は限定的です。

ユーロドル相場は一時1.1981ドルまで上伸した後、1.1970台に押し返されています。

本日東京の午前中に記録した1.1870台の年初来安値に比べ100ポイント程度買い戻された
水準で次の方向感を模索している状況です・・・

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/7/18:20)

WS001938.JPG


提供は(株)外為どっとコムです。
とても薄い板になっています。ドル/円の92.00円の売りが若干目立つところではあります。

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/7/18:20)

WSX000610.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は74.90円の買いストップが目立ちます。一方ポンド/円は板が薄めです。

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ECB副総裁のユーロ相場に関する一般論

コンスタンシオ・ECB副総裁の語録として、

・ユーロの水準は金融政策の目標でない
・対ドルでのユーロ安についてコメントしない

などが伝わってきています。

先週金曜日のユーロドル相場の崩落局面で伝わって来たフィヨン仏首相によるユーロ安歓迎発言とは一線を画す内容だと言えますが、現在の局面においては、こうした常識的な一般論すら「ユーロ安放置」あるいは「消極的なユーロ安容認」と受け取る向きもあるようです。

本日のユーロドル相場は東京午前中に一時1.1870台の年初来安値を更新し、さすがに売り疲れ感もでたことからその後はジリジリとしたショートカバー優勢になっていますが、積極的に上値を追いかけたくなるような材料が出てきた訳でもなさそうで、依然として戻り売り狙いの向きも多いように感じます。

今後の欧米株価の動きが注目されます・・・

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本日、ドル円のポイントは?Part2

20100607YEN1800.jpg

記のドル/円チャート(時間足他)は6/07の18:00現在【91.68円】。
為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。

■左のチャート(日足)

ドル/円は91.73円まで戻り上昇しています。
ラインFのある91.55円あたりが一つのポイントになるのでしょうか。

■右上のチャート:15分足の指数移動平均
『15分足の20EMA』(赤い線):91.44円
『15分足の70EMA』(=『60分足の20EMA』)(青い線):91.57円

位置関係:
『15分足の20EMA』< 『15分足の70EMA』 < 取引値 【91.68円】

と、下から上へと戻り加減の相場となっています。

■右下のチャート:時間足の指数移動平均
『60分足の20EMA』(赤い線):91.62円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』(青い線):91.89円

位置関係:
『60分足の20EMA』 < 取引値 【91.68円】 < 
『60分足の70EMA』 

と、下から上へと戻り加減の相場となっています。『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』は戻り売りをしたいところですが。

「月曜日の売りについていくな」の法則を地で行くような戻り相場になっています。
目先は本日作ったドル/円やユーロ/円の売りポジションが苦しめられるのでしょうけれども、それが
終わったところから、本来的な動きになってくると見られます。

しかし、ユーロ/円が110円を割り込んでも、戻りが鈍く、何でもなかったかのような動きをしているのが不思議なところです。クロス円は先週
買い進んでしまった分、全般的に戻りが鈍い、ですね。

今週の金曜日は日本株のSQ(先物の精算)ですが、9000円と9500円と10000円のどれに近づくのでしょうか?
 
※本日のドル/円の重要ポイントは、コチラをご覧ください。


 

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ユーロ/ドル、三角もち合い下抜けで下値トライ再開か

EURUSD_100607.JPG
(上記ユーロ/ドルのチャート(日足)は6/7の17:40現在。クリックすると拡大します)

ユーロ/ドルは三角もち合いを上抜けたかに見えましたが、引値ではしっかりと三角もち合いのなかに押し戻されてしまい、結果的にはダマシとなってしまいました。その後はもち合いの下限を引値でもしっかりと割り込み、また、ボリンジャーバンド下限にまで達しており、ここから一段安となるのか、注目を集めそうなポイントです。

まず下値は現在ボリンジャーバンド下限(6/7時点では1.1947)を下に押し広げる動きのため、今回の下落がここで止まる可能性は低いと見れ、1.1640ドル(2005年11月安値)1.1860(2006年3月安値)が射程入りとなっている様子です。

ただし後者は既に本日17:40時点で1.1874ドルまで下落しているため、先ほどの理由により、ここで止まるかは微妙です。もしこれらを下抜けた場合、1.1212ドル(2000年安値0.8230から2008年高値1.6037の61.8%戻し)や1.0762ドル(2003年9月安値)といったところも、あながちあり得ないレベルではなくなりそうです。

一方で上値はもち合い下限であった1.2090ドル前後が、今までのサポートからレジスタンスに切り替わっている可能性がありそうです。そのすぐ上を見ますと、6日(6/7時点では1.2144)12日(同、1.2243)の移動平均に上値を押さえられる展開が続いており、特に引値で12日を突破しないと、目先の下値圧力の緩和は期待しづらいと見られます。
 

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ユーロ/ドルは1.20ドルが上値抵抗線に?

仏銀大手ソシエテ・ジェネラルのデリバティブ損失の噂や
ハンガリー政府高官が同国のデフォルト・リスクを示唆、
仏首相からはユーロ安歓迎発言が飛び出すなど、
先週末4日の海外市場では、ユーロに売り材料が続出しました。
これらに加え、米5月雇用統計が予想を下回る結果に終わったことで、
NY株が大幅下落となったこともユーロ売りを強める材料となり、
1.20ドルを割り込んだユーロ/ドルは、7日のアジア市場では一度もこの水準を上回ることなく
軟調に推移しています。強い下値抵抗線とみられていた1.20ドルを割り込んだ事で、
短期的にはこの水準が戻り売りのメドとなり上値抵抗線となる可能性もありそうです。
大幅下落となったアジア市場に続いて、欧米株式市場でも連鎖的な株安が見られるようだと
ユーロ/ドルは一段安の展開も考えられ、財政不安がささやかれるハンガリーと
経済的な結びつきが強いドイツ株式市場の動向には、特に注意が必要な状況です。
(16:44分現在1.3%安で推移中)
また、10日に欧州中央銀行(ECB)理事会が予定されている事から、
利下げの噂が蒸し返されやすい地合いである事にも留意しておくべきかもしれません。

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今夜から明日朝の注目材料

朝に円高が進んだ東京外国為替市場ですが、昼前からその流れは一服し、小動きとなっています。今後の流れを決める可能性がある手掛かり材料を確認していきましょう。

6/7(月)
19:00  (独) 4月製造業受注
22:00☆(ユーロ圏)財務相会合
28:00  (米) 4月消費者信用残高 

6/8(火)
07:45  (NZ) 第1四半期製造業売上高
08:50  (日) 5月マネーストックM2+CD
08:50  (日) 4月経常収支
08:50  (日) 4月貿易収支
※☆は特に注目の材料

ご覧のとおり、手掛かり材料としては弱いものばかりが並んでいます。一番の注目はユーロ圏の財務相会合ですが、ここではギリシャ救済の過程で決まったユーロ安定化基金のうち、4400億ユーロ分の詳細について決められる予定で、どれだけ目新しい材料が出てくるか微妙な線ではあります。ただ、ユーロの水準についてや各国の財政再建についての要人発言が出る可能性もあるため、ニュースには気をつけたいところです。



♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから
 

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ハンガリー不安についての分かりやすい説明

ハンガリーの不安について、6日付け英国紙ガーディアンの記事や、市場でのコメントをまとめました。

・ハンガリー政府が「ギリシャと同様な危機に陥るリスクがある」と世界に発信したのは、8年ぶりに政権交代した新政権は、大幅減税の約束をしてしまっているからで本音では政治的に痛い支出削減や経済改革を行いたくないと思われるが、それでも行わないといけないかもしれない、と国民にアピールするために、ギリシャを引き合いに出したと見られます。

・国際通貨基金(IMF)や欧州連合(EU)と合意した財政赤字の対国内総生産(GDP)比目標である3.8%を達成するためには政府による追加措置が必要との見方である。

・しかし、新政権の政治家が財政問題をギリシャ債務危機に例えた問題のあるコメントを出したことを受けて、ハンガリーが金融市場の信頼を取り戻すには数ヶ月かかりそうである。

・投資家から見たハンガリーのイメージは相当悪い印象になった。事態の鎮静化には、非常に多くの時間とたくさんの具体的なデータが必要になると見られる。

・多くの民間エコノミストは、ハンガリーが次のギリシャにはならないとの見解。
(1)ハンガリーの財政赤字と債務のGDPに対する割合はギリシャほど高くなく、昨年度の公共負債の割合は約80%だった(今年度のギリシャの公共負債は133%)。
(2)ギリシャと違い、ハンガリー経済は不況から脱出している。
(3)ハンガリーはギリシャのように差し迫った借り換え問題に直面していない(本年度償還期限を迎える債券の額は、7月12日の300億円と、9月の10億ユーロ、そして8月と10月に3,000億フォリントだ)。
(4)市場の動揺が激しくなり、ハンガリーが国内外の債券市場で資金調達出来なくなっても、短期国債への需要が継続すれば、今年中乗り切ることが出来るだけの未使用ローンや準備金がある。

・先週のコメントは、ハンガリーの新中道右派政権が市場を不安定化させるリスクに恐ろしいほど鈍感だ、ということを示唆している。

・ハンガリーにおける最大の市場リスクは、家計と企業のスイス・フラン建およびユーロ建借入が巨額に上っていることにある。
つまり、ハンガリーは大きな為替リスクを抱えていることになります。
対ユーロ、対スイスフランでのハンガリーフォリントの急落が長期化すれば、ハンガリーが返済に難儀するのは必至と見られ、これによってユーロ圏やスイスの銀行に対し、システミックリスクを提示することになるかもしれない。

・ハンガリーに対するIMF、EU、世界銀行の信用枠は本年10月に終了となるが、為替リスクがあるということから、市場はファシリティ(信用供与)のなんらかの延長を求めるだろう。

・当局者は週末、経済を強化しながら財政赤字を削減する方法を示すべく、月曜日中に経済「対策案」をまとめることを目指すと述べた。


ハンガリー不安とは?⇒コチラをご参照ください。

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欧州待ちで小動き:日経平均は380円安で終了


日経平均株価は380.39円安で7日の取引を終えており、
なんとか9500円の大台はキープした形で引けました。

為替市場は、午前の取引で見られたような急速なリスク回避の動きは見られず、
ユーロ/円は108.90円前後、ドル/円も91.30円前後で、比較的冷静な動きとなっています。

休み明けの欧州勢の出方を窺うかのように、小動きが続いています。

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米国5月雇用統計の内容:そんなに悪く無いのでは?

先週金曜日のNY市場では、(1)根強い欧州の信用不安に加え、(2)米5月雇用統計の結果が市場予想に及ばなかったことが、リスク資産の失望売りを加速させたというイメージが強かったようですが、

今回発表された米5月雇用統計の内容をみる限り、個人的にはそんなに内容が悪かったという印象は持っていません。週末にも軽く書き込みましたが、依然として米国経済の回復基調そのものは、キープされていることを示唆する内容であったように思います。

確かに、非農業部門雇用者数の増加幅は前月比+43.1万人と事前の市場予想の同+53.6万人に及ばず、民間部門雇用者数の増加幅も+4.1万人と、市場予想の+18.0万人増には遠く及びませんでした。

でも、これってそんなに悪い結果だったのでしょうか?

まず、非農業部門雇用者数の増加幅の推移をみると、3月+20.8万人、4月+29.0万人、5月+43.1万人と3カ月連続で二桁万人の増加になっています。民間部門の雇用者数をみても、3月+15.8万人、4月+21.8万人、5月+4.1万人と、こちらもやはり3ヶ月連続で増えています。両方とも、異常に高かった市場予想の期待値には及びませんでしたが、今年の2月までは、雇用者数の減少が続き、「雇用なき景気回復」と揶揄されていた状況だったことを考えると、状況は徐々に良くなっているとの見方も可能です。

注目されていた「民間部門」の雇用増が期待値に及ばなかったのは事実ですが、単月の統計には振れもあります。直近3ヶ月の移動平均値を計算すると月平均で+13.9万人の雇用増のペースになっています。雇用回復初期段階のペースとしては、そんなに悪くは無いと思います。

その他同時に発表されているデータをみても、今回の雇用統計では、

(1)失業率は4月の9.9%から5月は9.7%に低下している
(2)民間部門の週平均労働時間は4月の34.1時間から5月は34.2時間に増加している
(3)民間部門の時間当たり賃金も4月の22.50ドルから5月は22.57ドルに上昇している

との結果が示されており、総じて見れば、雇用増加の兆候が維持されている中で、労働時間、時給ともに微増傾向が維持されています。今回の雇用統計をもとにして、米国経済の動向だけに絞って評価するならば、これまでのところ、緩やかな景気回復状態は維持されているとの評価が妥当だと思われます。

よって、金曜日の夜から本日のアジア市場にかけて加速した感のある「リスク許容度圧縮型マーケット」の主たる震源地は、やはり「ユーロ圏金融不安の再発懸念」であって、「米国景気の悪化懸念」ではなかったように思います。相場にタラレバはありませんが、もしも金曜日の夜にソジェンの巨額損失の噂やハンガリーの債務懸念などが台頭せず、単にあの内容の雇用統計だけが発表されていたならば、市場の反応はもっとマイルドになっていたのではないかと思っています。

もちろん、欧州発の金融不安に端発するグローバルな株安の連鎖が止まらなければ、現在しっかりしている新興国や資源国の景気もいずれ悪くなるリスクは高まりますし、最近ようやく温まって来た北米景気や日本景気も悪化してしまうリスクは否定できなくなります。その意味では、中国やアメリカの景気が回復基調を維持している間に、欧州発の株安の連鎖が収束するか否かの見極めが、今後の相場判断の分かれ目になるように思います。現在、信用不安の震源地になっている欧州景気については、下振れリスクがある程度織り込まれているとみられるため、今後は欧州経済と米州、アジア経済のデ・カップリング論の当否が相場展望のポイントになるのではないでしょうか。

今のところ、米国、カナダ、豪州、日本などの主要先進国の景気は回復基調を維持しており、中国やインドなどの新興国景気も急に悪くなってきたような兆候はなさそうですが、あまり予断を持つことなく世界経済の健康診断を続けていく必要がありそうです・・・

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6/4発表のIMMポジション

CFTC_YEN_100604.JPG
(上記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)

6/4に発表された米国商品先物取引委員会(CFTC)の国際通貨先物市場(IMM)のポジションによりますと、円ショートは前週より1/3近く減少し、6,484枚のショートとなりました。データは6/1時点であることを考えますと、先週末の米5月雇用統計によるドル/円の下落の影響についてはこれからと見られます。

なおテクニカル的には、MACDはプラス圏、RSIは50よりも上にそれぞれ位置していますが、線の向きは下向きとなっており、ここから円ショートが円ロングへと転換する可能性もありそうです。

それ以外ではユーロが1万枚以上ショートを減らしました。ユーロ/ドルがチャート上の節目(1.2134ドル)がサポートとなり反転の兆しが生まれた事や、一部でささやかれていたユーロの売り疲れにより、ユーロが買い戻された結果かと推測されます。

ただ先週末にユーロ/ドルは1.19ドル台に突入し、本日は2006年3月以来となる1.18ドル台にまで下落しており、今週末の発表はここから再びユーロショートがどれだけ増えるのか、そして過去最大のショートとなった5/14発表の113,890枚を越えるのかにも、市場の関心が集まりそうです。


6/4に発表されたIMMポジションは以下の通りです。

通貨枚数前週比
6484枚ショート3754枚減
ユーロ93325枚ショート13411枚減
ポンド70454枚ショート4625枚減
スイスフラン14724枚ショート2105枚増
カナダドル22154枚ロング1718枚減
豪ドル15045枚ロング4478枚減
ニュージーランドドル2204枚ロング5458枚減

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/7/12:20)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は午前中に73.68円まで下落したため、板は薄くなっています。ポンド/円は朝に引き続き130.00円の売りストップがある他は、131.00円の買い注文がわずかに増加した模様です。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/4/12:20)

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提供は(株)外為どっとコムです。
 
ドル/円は91.00円、ユーロ/円は108.00円近辺での攻防が続いており、板の状況はそれほど変わっていない印象です。ただ、11時過ぎの段階よりも、ユーロ/円の売りストップが減少しています。この水準の底堅さをみてこれ以上は下がらないと考えての動きでしょうか。

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ユーロスイスが一時1.3853フランまで下落、発足来安値更新

先週金曜日のNY市場の流れを引き継ぎ、本日のアジア市場でも売り込まれているユーロですが、先ほど、ユーロスイスが一時1.3853フランと、先週末に記録したユーロ発足来の安値を更に下回る水準まで売り込まれました。

ユーロスイスの最近の動きをみると、1ユーロ=1.4000スイスフランがスイス中銀の為替介入によるフラン高阻止の防衛線であると見られており、実際、5月19日にはユーロ買い・スイス売りの噂でユーロスイスは1.4004界隈から急騰し、数日後には一時1.4600界隈まで上伸する局面もありました。

今回、その1.4000の防衛線をあっさり突き破った訳ですが、今のところスイス中銀による為替介入の痕跡はみとめられず、フラン高阻止を狙うスイス中銀による為替介入の防衛線は、後退を余儀なくされているようです。いずれどこかのタイミングでスイス中銀による介入発動があると思われますが、ここ1年間でスイス中銀によるユーロ買い介入の発動線は、昨年6月下旬の1.5000から断続的な後退が続いています。

スイス中銀が一人でどんなに頑張っても、ユーロ圏内に内在する問題が解消しない限りはユーロ安圧力は収まりにくいと思われます。今度いつ、どの水準でスイス中銀による介入が実施されるのかは分かりませんが、仮に実施されたとしても、これまで同様にその効力は短命に終わる可能性が高そうです・・・

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11時過ぎ時点のユーロ/円ポジション

WS001932.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。

 
先週末に引き続き、今朝も急落したユーロ/円ですが108.00円近辺で底堅さを見せています。
それを見てか、108.00円での買い注文が朝から大幅に増えています。ただ、売りストップも若干増えました。108.00円を切ったらもう一段…という見方が背景にあると考えられます。

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リスク回避継続:日経平均4%安


午前の日経平均株価の終値は396.95円安と4%を超える下落となりました。

為替市場でもリスク回避の動きが続いており、ユーロ/円の108.02円をはじめ
円の買い戻しが優勢となっています。
ドル/円も11時過ぎに、今月2日以来の91円割れとなる90.97円を記録しています。

午後の取引では株価動向はもちろんですが、
騒動の震源地である欧州勢の初動にも注目が集まります。

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今日の豪ドル/円テクニカル見通し

AUDJPY_100607.JPG(上記豪ドル/円のチャート(日足)は6/7の11:00現在。クリックすると拡大します)

豪ドル/円は先週4日に、サポート&レジスタンスと目されていた76.50円前後を下抜けました。また本日は5/27の大陽線出現後のサポートとして機能していた75.00円の節目も突破したことにより、目先は下値を試す機運が高まっており、ボリンジャーバンド下限(6/7時点では71.10円)や5/21安値(71.85円)など71円台が目標値として点灯している状態です。

まず下値は11:00時点では73.68円(5/27安値)がサポートとして機能しており、73.72円で下げ渋っています。しかしここを割り込むと、その下は71.85円(5/20安値)など71円台が見えてくるだけに、注意したい局面です。

加えて引値レベルでは72円台には今年は未だ一度も踏み込んでいないことから、仮に踏み込む場面が出るようですと、上値の重さにより相場が底割れを試す機運が高まる可能性も出てくるため、値ごろ感からの安易な売買は慎みたいところです。

一方で上値の重さから、戻りを試す局面では今までサポートとして機能していたものが、今度はレジスタンスとして立ちはだかると見られることから、今までサポートされてきた75.00円の節目や、75.87円(6/7時点での12日移動平均)や76.10円前後(5/4高値87.92円からのレジスタンス)、76.35円(同、6日移動平均)など、75円から76円にかけての抵抗が厚みを増しています。

仮にここを突破すれば77.68円(6/7時点での20日移動平均)や79.00円(6/3高値)も見えてくるのですが、現状では20日線が下向きであることを考えますと、同線を越えて大きく上値を伸ばすとは考えにくく、当面な上値の重い展開が続くと見られます。


○サポート
73.68円(5/27安値)
引値で73円台維持
71.85円(5/20安値)
71.10円(6/7時点での、ボリンジャーバンド下限)


○レジスタンス
75.00円(6/1安値、5/27以降のサポート)
76.10円前後(5/4高値からのレジスタンス)
77.00円前後(5/25安値からのサポート。現在はレジスタンスに変化)

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【ユーロ/円】ボリンジャーバンドで斬る

20100607EURYEN1020.jpg
上記のユーロ/円チャート(日足)は6/07の10:20現在【108.60円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

ユーロ/円は朝方、108.15円まで下落しましたが、これはボリンジャーバンド (20日、±2σ)におけるバンドの下限にまで到達したことになります。

バンド上限、下限ともに下落しており、まだ下落トレンドの中にあると言えます。
なかなか迂闊には買えないところです。

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ハンガリー不安とは?


 

6月4日、ハンガリーではオルバン首相の報道官が、経済が「深刻な状況にある」と述べて、破綻に陥る可能性があるとしました。
このコメントがきっかけとなり、東欧で債務危機が一触即発になっているのではないか、との懸念が一挙に高まりました。

ハンガリーでは5月に新政権が発足したばかりで、8年ぶりに政権交代が実現したところですが、同報道官は、次のように語りました。
「ハンガリーでは、前政権(社会党政権)がデータを改ざんした。ギリシャでも政府がデータを改ざんしていた。ギリシャには真実の時が訪れた。ハンガリーには未だ訪れていない」

ハンガリーは2008年に資金繰り難に陥り、国際通貨基金(IMF)や欧州連合(EU)の金融支援を受けています。2010年は財政赤字幅を国内総生産(GDP)比で3.8%に抑える計画だったが、7%超と大きく上回る見通しになったようです。

ハンガリーでは足元の景気は底堅く推移しているうえ、万が一、再び資金繰り難に陥っても即座にIMF融資が実施できる体制にありますが、上のコメントを受けて、4日、ハンガリー・フォリントはユーロに対して2%値下がりしています。

国際金融筋の様々な話を総合すると、ハンガリーの財政状況の危機感はギリシャを髣髴とさせるものがありますが、ハンガリーは(ギリシャと異なり)通貨切り下げを行うことが出来るので、この点(通貨安)で経済建て直しを図ることが可能であるとのことです。

危機連鎖の発想から、ハンガリーと近いユーロ圏に債務危機が飛び火するのでは、というのが、今回の不安騒動です。実際に、ドイツの銀行などでは、ハンガリーに対する融資額はそれ相当にあるのではないでしょうか。将来のユーロ圏加盟を目指すハンガリーには、ユーロ圏の金融機関が進出しており、信用不安が起きれば欧州全体に影響する可能性があります。

株式市場やユーロ相場は素早く反応しています。
ユーロ/ドルは1.2150近辺でユーロを買った投機筋のポジションが投げだされるような動きとなりました。この騒動、今後の影響に注意したいところです。

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ギリシャ「前向きな状況」 他は厳しさの色濃く・・・

金曜にハンガリー発のソブリンリスク台頭で相場は急変しましたが、週末には欧州各国で様々な財政再建に関する情報が飛び交いました。

欧州のソブリンリスク喚起の出発点となったギリシャでは、パパコンスタンティヌ財務相が5日付の同国新聞イメリシアのインタビューに対し

・財政赤字削減措置は目標を上回っている
EUとIMFによる融資第2弾(9月予定)について、融資を受けるための必要条件は満たす見通し
・5月歳入が暫定集計で前年同月比8%増で、今年1月から5月までは「前向きな状況」
財政赤字計画がきちんと実行されている限り、今年については追加措置は必要ない

という内容で答えています。
ギリシャの財政赤字削減計画については今のところ、進捗は悪くはないようです。

ただ、そのほかの欧州各国は厳しい状況が続いています。
ハンガリーのオルバン首相は財政赤字削減のために緊急閣議を行いましたし、メルケル首相も週末に「我々が支出出来るのは受け取った歳入分だけ」とかなり強い調子で財政再建に向けた意思を表明しています。
英国でも付加価値税引き上げについての水面下の動きが見受けられます。


先週は木曜まではほとんどユーロ圏の材料は無視されてしまいましたが、米雇用統計を通り過ぎた今週はユーロ圏中心の相場に戻ってしまうかもしれません。

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:6/7/09:30)

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(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は74.00円の買い注文の他、73.80円の売りストップと74.45円の買いストップが目立ちます。ポンド/円は130.00円に売りストップが見られます。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:6/07/09:30)

WS001931.JPG


提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は今朝の下落でだいぶ売り注文は消化されましたが、91..00円の壁近辺で止まるかどうかに注目です。
 
一方、ユーロ/円も同様に下げ基調ですが、108.00円ちょうどにある買いは同ライン上の売りストップに相殺されて、「やや買い優勢」という程度です。

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ユーロドル、ユーロ円ともに年初来安値、日本株大幅下落・・・

日経平均株価の大幅下落を背景に、ドル買い、円買いが加速しています。

前週末比▲195.83円安で寄り付いた日経平均株価は、その後下げ幅を拡大、先ほど一時9578.06円と、前週末比▲320円以上も安い水準まで下落するなど、軟調な展開を余儀なくされています。

こうした状況を受けて、為替市場ではリスク・オフの欧州通貨、資源国通貨売りが加速、ストレートドル市場でのドル買いと、ドルを含めたほぼ全通貨に対する円買いが強まっています。

日本株寄り付きから約30分が経過した現在、ユーロドル相場は一時1.1890台と1.1900台を割り込んで年初来安値を更新し、豪ドル米ドルも一時0.8120台まで下落しました。この結果、ユーロ円は一時108円30銭台と年初来安値を更新し、豪ドル円は74円00銭界隈、ドル円も91円10銭台まで下落しています。

先週金曜日のNY市場で再燃した欧州金融不安によるリスク圧縮型の相場展開が続いています・・・

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日経平均株価、引き続きトレンドは下向きか

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(上記日経平均株価のチャート(日足)は6/4大引け後。クリックすると拡大します。)

日経平均株価は先週末、10,000円手前まで上値を伸ばす場面が見られましたが、4日のシンガポールの日経平均先物が225円安の9,690円で引けていることを考慮しますと、本日の日経平均もその程度の下落はほぼ織り込み済みと見られ、そこまで下げた後、市場がどう動くかに注目が集まりそうです。

まず下値は、寄引同事線となった6/2安値(9,560.16円)がポイントになりそうです。もしここを下回るようですと、相場はWボトム形成に向けて5/27安値(9,395.29円)や昨年11/27安値(9,076.41円)を意識した展開が見込まれます。

ただしボリンジャーバンド下限が9,275.04円に位置しており、バンド下限は5/27安値以降はほぼ横ばいのため、バンド下限を押し広げる動きとならなければ、9,000円前半が目先の下値となる可能性があります。

一方で上値は6/4高値9,962.42円がポイントとなりそうです。あと一歩で1万円の大台乗せという節目である以外にも、20日移動平均(6/4時点では9,997.09円)があることも、上値を重くしている模様です。

なお同線の傾きも5月のように急ではなくなってきていることから、仮に突破する場面があれば、200日移動平均(同、10,335.76円)を試す場面も予想されますが、同線も下向きに転じており、当面は上値の重い展開が続きそうです。

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本日、ドル円のポイントは?

 

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上記のドル/円チャート(日足)は6/07の08:00現在【91.56円】。
レート提供元:(株)外為どっとコム 画面はクリックすると、拡大します。

今日は、下値、91.40円と91.25円近辺が守られないと、下値不安が高まりそうですが、
東京時間は相変わらず、右往左往しながらの動きなので、丁寧に戻りを待って売るところでしょうか。
突っ込み売りは厳禁です。


■上値ポイント
(1)94.99円:5/04高値
(2)93.63円:5/13高値
(3)92.95円:5/18高値
(4)92.89円:6/04の高値
(5)92.37円:60日線(少し上昇)
(6)92.15円:6/04の高値-安値(92.89-91.40)の半値
 

■下値のポイント
(1)91.71円:5/31-6/04の高値-安値(92.89-90.53)の半値
(2)91.55円:ラインF:5/25-6/01の安値-安値(89.25-90.53)を結んだ線
(3)91.48円:20日線(下落)
(4)91.45円:ラインB:84.79円(11/27安値)と88.12円(3/04安値)を結んだ線
(5)91.25円:【重要】6/02に買い上げ始めた箇所
(6)90.93円:200日線(下落)
(7)90.71円:ラインC:94.97円(5/05高値)と91.45円(6/01高値)を結んだ線
(8)90.53円:6/01安値
(9)90.08円:ラインD:5/06-5/21の安値-安値(87.94-89.01)を結んだ線
(10)88.97円:5/20安値
(11)88.67円:ラインE:11/27-5/06の安値-安値(84.79-87.94)を結んだ線
(12)87.94円:5/06安値

■また、注目の時間足の指数移動平均(08:05現在)です。
『60分足の20EMA』:92.02円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』:92.06円

取引値【91.56円】 < 『60分足の20EMA』 < 『60分足の70EMA』 
と、指数移動平均水準近辺まで戻りがあった際には、一度は売っていきましょうか、のパターンです。

本日も、よろしくお願い申し上げます。

 





 

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週明けの動き出しは、欧州・資源国通貨売り/ドル買い/円買い

おはようございます。

週明け月曜日の為替市場でドル円相場は1ドル=91円80銭台で始動した後、91円50銭台に下落して円高気味の動き出しとなりました。一方のユーロドルは、さきほど一時1ユーロ=1.1920台と金曜夜に記録した2006年3月以来の安値である同1.1953ドルを更新したほか、豪ドル米ドルが一時0.8160台に続落するなど、ストレートドル市場では引き続きドル買い優勢のスタートになっています。

金曜夜に再燃した欧州金融不安の余波が残存しており、いわゆるリスク・オフ気運に立脚した欧州通貨売り、資源国通貨売り、ドル買い、円買いの流れが続いています。(先週の為替相場の動きとその背景、評価等については土曜日にまとめて書き込んでありますので、コチラからご確認ください)

本日の東京市場では主な経済指標の発表予定がなく、海外でも独4月製造業受注、米4月消費者信用残高ぐらいしか見当たらないので、注目すべきは引き続き、国内外の株式市場動向およびそれに影響を及ぼしうる政策に関する話題になりそうです。

先週末の米国株価の大幅下落と円高進行を受けて、本日の日本株が寄り付きから安いであろうことはある程度織り込まれているとみられますが、その後の日本株や上海株の動きが注目されるほか、本邦の新政権発足に伴い注目されている要人の発言などが、日中の相場の値動きの手掛かりにされる可能性があります。

欧州発の金融不安に端を発するグローバルな株安の連鎖現象がなかなか収束の兆しを見せない中で、ドル円相場のみならず、ストレートドル相場、クロス円相場も引き続き国内外の株価と政策にらみの神経質な展開を余儀なくされることになりそうです。

今日も一日よろしくお願いいたします。

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