昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/25金)

147円台に反発で下攻め一巡 5・10日で買い先行も来週のイベントラッシュを前にフォロースルーは期待しにくい金曜日
———–7/24ドル円相場————————–
日銀利上げ再開の思惑で145.851まで下落も円買い続かず 米失業保険減少で147.022まで反発
OP146.426 HI147.022 LO145.851 CL147.010

———-7/24主な出来事—————————-
08:20 ベッセント米財務長官
「トランプ大統領が関税合意の履行に不満なら日本の関税率は25%に戻ることもある」
16:15 フランス7月製造業PMI・速報値 48.4
前回48.1
予想48.5
16:15 フランス7月サービス業PMI・速報値 49.7
前回49.6
予想49.6
16:30 ドイツ7月製造業PMI・速報値 49.2
前回49.0
予想49.5
16:30 ドイツ7月サービス業PMI・速報値 50.1
前回49.7
予想50.0
17:00 ユーロ圏7月製造業PMI・速報値 49.8
前回49.5
予想49.7
17:00 ユーロ圏7月サービス業PMI・速報値 51.2
前回50.5
予想50.7
17:30 イギリス7月製造業PMI・速報値 48.2
前回47.7
予想48.0
17:30 イギリス7月サービス業PMI・速報値 51.2
前回52.8
予想53.0
21:15 ECB政策金利を2.00%に維持
「金利据え置きは、経済・金融の最新データ、基調的なインフレの動向、金融政策の波及効果の強さを踏まえたもの」
「金融政策の適切なスタンスは、データ依存かつ会合ごとに判断されるアプローチによって決定される」
「特定の金利経路に事前にコミットすることはしない」
21:45 ラガルドECB総裁
「金利を据え置き、足元は様子見の状況にある」
「今後の金融政策決定はデータに基づき、会合ごとに決定される」
「不確実性がどれだけ早く解消されるかは、現状ではまだ分からない」
「足元の経済状況は良好な状態、成長は予想と一致もしくはやや上回っている」
22:45 アメリカ7月製造業PMI・速報値 49.5
前回52.9
予想52.7
22:45 アメリカ7月サービス業PMI・速報値 55.2
前回52.9
予想53.0
23:00 アメリカ6月新築住宅販売件数(年率換算) 62.7万件
前回62.3万件
予想65.0万件
29:50 トランプ米大統領
「パウエル議長解任は不要、FRBは正しい対応を取る」
「パウエル氏に辞任の圧力はかけていない」
「次期FRB議長の候補者は念頭にある」
———-7/24株式・債券・商品———————-
日経平均 41826.34△655.02
豪ASX 8709.409▼27.747
上海総合 3605.727△23.429
英FT 9138.37△76.88
独DAX 24295.93△55.11
NYダウ 44693.91▼316.38
日10年債利回り 1.606%△0.019
豪10年債利回り 4.3545%△0.0606
英10年債利回り 4.622%▼0.013
独10年債利回り 2.702%△0.063
米02年債利回り 3.9162%△0.0362
米10年債利回り 4.3957%△0.0159
NY原油 66.03△0.78
NY金 3373.50▼24.10
———–7/25注目材料————————–
<国内>
08:30 7月東京都区部消費者物価指数
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
<海外>
08:01 7月英Gfk消費者信頼感指数
15:00 6月英小売売上高
17:00 7月独Ifo企業景況感指数
21:30 6月米耐久財受注
———–7/25きょうのひとこと———————-
ドル円はきのう、146円割れから147円どころに反発してほぼ高値引け。下攻めが一巡したことを物語る動きでした。そして、来週は30日にFOMC、31日に日銀、1日に米雇用統計と、ビッグイベントラッシュが待っています。FOMC、日銀ともに政策変更の可能性はほぼゼロで、焦点は「次回以降」ではありますが、金曜日(きょう)に様子見を決め込む理由としては十分でしょう。よほどの追い風が吹かない限り、もう一度下値を攻める機運が高まることはなさそうです。一方、きょうは5・10日とあってショートカバーが先行していますが、こちらも追い風が吹かないことにはフォロースルーを期待しにくいタイミングです。
本日もよろしくお願いします。