サイト内検索:

外為リアルタイムレビュー: 2010年3月30日バックナンバー

2010年3月30日バックナンバー

NY時間の見どころ

23:00 (米) 3月消費者信頼感指数 前回:46.0 予想:51.0


2/23に発表された2月の数値は46.0と市場予想の55.0を大幅に下回ったことを受けて、ドル/円は下落しました。今回の市場予想は前月よりも大幅に良い数値が予想されていますが、前回同様に期待を裏切るような内容になると、ドル安・円高が進みそうです。

動画でも解説しています。よろしければご覧くださいませ

ご質問、ご感想などはこちらから

ユーロ/円をチャートで見ると

2010330EURYEN1850.jpg

(上記のユーロ/円チャート(日足)は03/30の18:50現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)

上記はユーロ/円のボリンジャーバンド とスローストキャスティクス(日足、13日)を組み合わせたものです。
ボリンジャーバンドの上限でしっかりと押さえられていますね。

思うに、ユーロ/円は、もうしばらく、122?125円でのもみ合いの時間を経ないと、125円以上(127円ターゲット?)へと上がっていかないのではないでしょうか?いまひとつ上昇に力不足の感が否めません。


 ユーロ/円が上がれば、ドル/円も綺麗に上がるのでしょうけれども・・・。

今日のドル/円もレンジ相場のような感じですが、92.70円以上はとても重たいですね。
 

ご質問、ご感想などはこちらから

カナダ/円、緩やかながらも上昇か

CADJPY_100330.JPG(上記カナダ/円のチャート(日足)は03/30の18:30現在。クリックすると拡大します。)

カナダ/円は3/25に高値91.09円をつけて1月高値からのWボトム意を完成させました。より広い視点で見ますと、2009年1/21安値(68.35円)より下値を切り上げ、上値は90円台で押さえられており、三角もち合いが継続しております。 

チャートの形から判断すると、もち合い下限が切り上がる展開は徐々に買いが強くなっていると解釈でき、もち合い上限を突破できれば一段高も予想されます。それだけにカナダ/円の現在の立ち位置は91円をしっかり抜けるか、それとも三角もち合いの上限が91円前半に修正されるかの分岐点にあると考えられるため、攻防の行方には注目が集まりそうです。

上値は3/25高値(91.09円)よりも、引値での91円台定着をポイントに挙げたいと思います。仮に91円台が定着した場合、まずは93.04円(昨年11/27安値からのN計算値)よりも、レンジ脱却で勢いがついている可能性から98.85円(1/8高値から2/4安値の値幅を、1/8高値から伸ばした値)への上昇を予想したいと思います。

下値は6日移動平均(90.11円)を割った場合、12日移動平均(89.53円)よりも20日移動平均(88.74円)を割るかに注目したいと思います。移動平均線は6,12,20日いずれも上向きのため、ここから下降トレンドに移行すると考えるよりも、まずは三角もち合い下限(84.30円付近)が試されそうです。

もし下落に勢いがない場合、ボリンジャーバンド下限(86.09円)や200日移動平均(85.67円)がサポートとして機能する展開も予想されます。反対に三角もち合い下限(84.30円付近)を割った場合、前述の昨年安値から1年以上続いた緩やかな上昇トレンドが終了となり、相場の流れが変わることが予想されるため、注意したいところです。

ご質問、ご感想などはこちらから

中国商務部長の発言、微妙に変化?

中国国務院の陳徳銘商務部長のウェブサイトでの情報発信として、

・人民元相場の調整では米中の貿易不均衡を是正できない
・問題解決に向け、米国との対話と協力を維持する
・政治的圧力や通商上の威嚇で問題解決はできない

などが伝わってきています。

昼間に伝わって来た中国人民銀行の政策委員の発言内容とは趣がかなり違います。

先ほども書きこみましたが、中国の為替政策を司る国務院には27ぐらいの部局と国務大臣がいて、それぞれの立場から人民元政策に対する考え方や対外的に発言する場合の立場は微妙に違っていて、大雑把にいうと・・・

(1)人民銀行は元高容認に比較的前向き
(2)国家発展改革委員会は中立ないしやや慎重
(3)商務部は慎重姿勢維持の傾向が強い

・・・という役割分担のようです。

今回の陳商務部長の発言は従来の流れに概ね沿ったものですが、米国でシューマー上院議員が対中報復関税法案でアドバルーンを上げた直後の「・・・通貨・通商戦争を仕掛けてきた場合、中国も傷つくが米国も傷ついて、米国企業と米国民も犠牲になる・・・」といった主旨の発言にくらべると、今回のは大分穏やかになっている感じがします。

いずれにしろ、中国の為替政策は最終的には国務院で決まるようなので、

今後も発言内容の変化を追うべきキーマンは、

温家宝国務院総理に、張平国家発展改革委員会主任、周小川人民銀行長、陳徳銘商務部長の3閣僚を加えた4名が最重要で、各部局の幹部クラスや研究員クラスの要人はそれに次ぐ位置づけだと思われます。

ご質問、ご感想などはこちらから

夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/30/18:00)

WS000575.JPG
 
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は15時過ぎに高値85.34円をつけたため、85.50円に売り注文が集まっている以外、まばらとなっています。ポンド/円も同じく140.00円に大量の売り注文がある一方、こちらは買いストップもそれなりにあるのがポイントのようです。

ご質問、ご感想などはこちらから

夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/30/18:00)

WS001387.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。

ドル/円は午後の上昇で買いの水準がお昼よりも上がりましたね
ユーロ/円も124.50に買いがずらっと入りました。

ご質問、ご感想などはこちらから

豪州の経済指標への期待感

3月の豪ドル/円は上昇トレンドを辿っていますね。この上昇を後押しするのは、豪州経済の先行きに対する強気な見方です。

先週は豪州準備銀行(RBA)のロウ総裁補佐が豪州経済の先行きについてかなり強気な見方を示した他、29日にはスティーブンス総裁がラジオ番組にて「必要以上に政策金利を低い水準に据え置く事は賢明ではない」と発言するなど、将来の政策金利引き上げについて前向きな見方を示しており、市場では追加利上げ期待が高まっています。

こうした中で発表される同国の2月小売売上高および住宅建設許可件数には注目が集まっています。
2月小売売上高は前月比+0.3%と、1月の同+1.2%に比べてやや上げ幅を縮小しながらもプラスの市場予想が出ています。一方、2月住宅建設許可件数は+2.1%と、前月の?7.0%に対して大幅な改善見込みです。それぞれの結果が市場予想を上回れば、早期追加利上げ観測は一層高まると考えられます。

豪州の主要輸出品目の一つである鉄鉱石を筆頭に金や原油価格が上昇している中で、豪州の経済指標結果まで良い内容のものが並べば、豪ドル/円は1月11日に付けた年初来高値の86.18円を突破する可能性も考えられますね。明日朝9時30分の発表には注目です

ご質問、ご感想などはこちらから

本日から明朝の注目材料!

午前中はやや軟調だったドル/円相場は午後に入って円売り優勢となっています。このままドル/円は93円台乗せを試す展開になるのか、今後の材料を確認してみましょう。

3/30(火)
17:30   (香港) 2月小売売上高
17:30   (英) 第4四半期GDP・確報値
17:30   (英) 第4四半期経常収支
21:30   (加) 2月鉱工業製品価格 
22:00  (米) 1月S&P/ケース・シラー住宅価格指数 
23:00☆(米) 3月消費者信頼感指数

3/31(水)
08:01  (英) 3月GFK消費者信頼感調査
09:30☆(豪) 2月小売売上高
09:30☆(豪) 2月住宅建設許可件数


手掛かり材料とされる可能性があるのは、米3月消費者信頼感指数です。前回は55.0という市場予想に反して46.0という結果になったことで、ドル/円相場ではドル安・円高が進みました。今回は51.0という市場予想が出ていますが、これを下回る結果がでると、再びドル売り・円買いの展開になるとみられます。


♪動画「外為番付 日々解説」はこちらから ←「米3月消費者信頼感指数」の事前解説があります!
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから

ご質問、ご感想などはこちらから

続報:豪ドル堅調、85円台に上昇・・・

日本時間15:00過ぎから豪ドル相場の上昇が目立つ展開となり、1月15日以来の85円台を回復しました。

先ほど書きこんだ3つの要因に加え、

(4)日本時間15:00前後を境にして上海株が下げ幅圧縮から前日比上昇ゾーンに切り返してきた
(5)国内外の株価上昇に触発されたリスクオンによるクロス円全般の持ち直し

なども材料にされているようです。

ご質問、ご感想などはこちらから

中国の中銀金融政策委員より人民元についての発言

中銀金融政策委員に任命された李稲葵委員の発言が伝わりましたので記します。
・中国は9月よりも前に人民元相場を調整すべき

趣旨は米国の11月の中間選挙前に行動した方が好ましい、とのことです。中国内部から人民元についての発言が出たことで、この発言に続くような発言が出るのか注目されそうです。

今のところドル/円はその影響が見られないものの、短期的には円高要因になりえるので、これから先は人民元をめぐる思惑にも注意したいところです。

ご質問、ご感想などはこちらから

豪ドル相場堅調の背景は?

今週に入って、豪ドルの相場の堅調が目立っています。

豪ドル円は85円手前まで来ると重たい印象ですが、豪ドル米ドルは金曜引け前に記録した0.9000界隈から足下の0.9190前後まで、まるで一次関数のようなチャートの形状で上昇しています。

背景として指摘されているのは・・・

(1)週明けの豪州中銀総裁の景気強気、金融政策タカ派発言
(2)本邦鉄鋼大手とブラジル資源大手による鉄鉱石9割値上げ合意に関する報道
(3)中国金融政策委員による早期人民元高容認発言

などが挙げられます。

(3)の解釈は難しいですが、中国政府が元高を容認するということは、それだけ景気回復に自信を持ち始めている証左であるとの解釈に加え、人民元の対ドル相場の上昇は、ドル建てで取引される天然資源全般に対する中国の購買力向上につながるとの期待もあるようです。

いずれにしろ、明日の朝9:30に発表が予定される豪州2月小売売上高の内容が、より一段と注目されることになりそうです。

ご質問、ご感想などはこちらから

米ドル/加ドル、小さな三角もち合い形成か

USDCAD_100330.JPG(上記米ドル/加ドルのチャート(日足)は03/30の12:50現在。クリックすると拡大します。)

米ドル/加ドルは3/19に安値1.0068加ドルから反発しており、30日の12:30現在では1.02加ドル前半まで値を戻しております。日足上では小さいながらも三角もち合いが形成されており、上下どちらに抜けるかを注目したいと思います。 なお6日移動平均(1.0225)はすでに上向きに転じ、20日移動平均(1.0219)は下落基調から横ばいとなりつつあるため、どちらかといえばもち合いは上抜けが予想されます。

まず上値は1.0270加ドル付近(3/30時点でのもち合い上限)に位置しており、ここが越えられれば2/25から続いた下降トレンドに変化が出る事が予想されます。仮に越えた場合は1.0344加ドル(ボリンジャーバンド上限)から1.0361加ドル(2/22安値)のゾーンを取りに行くと見られますが、200日移動平均(1.0671)は下向きのため、突破には時間がかかることが予想されます。

そして下値は1.0190加ドル付近(同、もち合い下限)のすぐ近くには12日移動平均(1.0188)が位置しており、割れると3/19安値(1.00068)からのサポートラインが切れることにもなるため、流れは3/19安値のリトライが予想されます。しかし1.00加ドル台は連日ヒゲで返されていることから、1.00加ドル台に実体部が入り込む場合は1.00加ドル割れに現実味を帯びるものと思われます。

ご質問、ご感想などはこちらから

中国金融政策委員の元高容認発言の背景は?

中国人民銀行の新しい金融政策委員に任命された夏氏が、一部通信社のインタビューに答えて、

・金融危機以前に採用していた為替の管理フロート制を、できるだけ速やかに再開すべきだ

と話したそうです。

最近の傾向として言えるのは、

中国の為替政策をつかさどる国務院内の関係部局のうち、

(1)人民銀行は元高容認に比較的前向き
(2)国家発展改革委員会は中立ないしやや慎重
(3)商務部は慎重姿勢維持の傾向が強い

という印象
ですが、中国景気の回復とともに、今後も徐々に元高誘導再開の機運は高まっていくと思われます。ただし、元高再開に比較的前向きな人民銀行関係者の発言でさえ、2005年7月21日のような突発的な大幅切り上げをすべきという内容になっていないところをみると、来るべき人民元の切り上げは、今回の夏発言にあるような危機以前に採用していた「日々の微細な変化を積み上げる漸進的な高め誘導方式」になる可能性が高そうです。

一方、冷めた見方としては、「4月15日の米国財務省の半期為替報告の公表を前に、為替操作国認定を回避させる時間稼ぎのための戦略的方便かもしれない」という意見もあります。最終決定権を持っているのが中国である以上、正直に言って部外者が元切り上げの時期を合理的に予測するのは困難です。

地道にドル人民元の観察を続けるしかなさそうです・・・

ご質問、ご感想などはこちらから

やや円高気味の動きの背景は?

朝から、ドル/円はやや円高気味に推移していますが、その背景として、以下のニュースがありました。

中国人民銀行(中央銀行)の金融政策委員に任命された夏斌氏は30日、一部通信社とのインタビューで、・(中国は)今回の金融危機前に採用していた為替相場の管理フロート制を、できるだけ速やかに再開すべきだ
と述べた。

中国人民銀行の委員の話であり、政府の高官の話ではないので、通常はあまり重要視されず、普通であれば、あまり反応しないニュースなのかもしれませんが、動意の薄いマーケットですので、こういった材料にも飛びついているのかもしれません。

また、日本株は上昇基調を続けていますが、4月1日の第一生命上場がうまくいくよう、それまでは株式市場はもつのではないか、との意見が株式市場関係者からありました。

ご質問、ご感想などはこちらから

ユーロ/円 125.20円近辺の攻防は?

WS001384.JPG
ユーロ/円日足チャートです。赤線が20日、黄線が60日の移動平均線です。


この図をみると、125.20円がちょうど上値抵抗線になっている印象です。昨日も跳ね返されています。今日は材料もないので、よほどのことがなければこのラインを突破するのは難しい気がします。週末の明日以降は重要指標の発表も多いので、ひょっとしたら…とは思いますが。

なお、このラインを超えると、2月3日高値の126.98円が次の上値目処になりそうです。

ご質問、ご感想などはこちらから

指数移動平均で見た、現状のドル/円相場

 

20100330YEN1205.jpg


(上記のドル/円チャート(時間足+15分足)は03/30の12:05現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)

右下のチャート:時間足のMACD
左上のチャート:15分足の指数移動平均
左下のチャート:時間足の指数移動平均

 

『15分足の20EMA』(左上チャートの赤い線):92.34円
『15分足の70EMA』(=『60分足の20EMA』)(左上チャートの青い線):92.45円

『60分足の20EMA』(左下チャートの赤い線):92.44円
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』(左下チャートの青い線):92.30円

ドル上昇の推進力が弱くなってきたようにも見えます。
右下の時間足MACDは、下げ相場のパターンになってきました。

左上の15分足の指数移動平均(順張り系のチャートでかなり足が早いもの)は、赤い線(早い線)が明確に青い線(遅い線)を下回ってきました。これまでの上げ相場にちょっとした変調が出てきているようです。

左下の時間足の指数移動平均においては、取引値は『60分足の20EMA』(赤い線)を上値抵抗線としつつあります
また、『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』(青い線)が横這いになってきており、今後の動きでは、取引値の動きに引っ張られると思います。

やはり、目先的に92.30円を下回ってきたのが、ポイントのようですね。

ここからは、

92.00円
91.75円

が意識される展開となってくるでしょうか?

※本日のポイント、見通しはコチラの方をご覧ください。



 

ご質問、ご感想などはこちらから

昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/30/12:00)

WS000571.JPG
 
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は84円前半にかけて、ポンド/円は138.00円より下の買い注文が厚みを増しております。

ご質問、ご感想などはこちらから

昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/30/12:00)

WS001383.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は上の売りも厚いんですが、下の買いも結構ありますね。方向感が出にくいかもしれません。

ご質問、ご感想などはこちらから

菅財務相:4月3-4日の訪中で人民元も話題になる可能性が

菅直人副総理兼財務相の本日の会見内容です。

・4月3、4日の両日、北京で開催される日中経済対話に出席のため訪中する。

・温家宝首相や李克強副首相らと会談する。

・世界経済、地域経済、日中両国の経済や成長戦略、両国・両省間での議題として意見交換を行う。特に新成長戦略で協力関係がつくれないか議論したい。

・(人民元については)この問題は中国政府が特に米国との関係で非常に気にしているテーマだ。私もこの問題が重要であることは十分認識している。行ってからの話の中でどのような意見交換ができるのか。事前にあまりどうと言うことは控えたい。

・(温首相との会談で人民元を取り上げる可能性について)話によってはそういうことも話題になろうかと思っている

・ギョーザの問題もあるいは話題になろうかと思っているが、ポイントとしては前向きな話をしていきたい。

===

菅財務相は、イカルイトでG7が開催される前に「中国人民元をG7の議題に取り上げよう」と言っていましたから、中国のより柔軟な為替レートが世界経済のバランスの取れた成長に貢献することは百も承知なのでしょう。

しかし、その部分であまり中国を攻撃しても、相手の心証を悪くするだけなので、いいことはありませんので、通り一辺倒で常識的な言い方に終始するのではないかと思われます。

ギョーザの問題についても、日本の要人が中国訪問の前になって犯人が捕まり、何だか良く分からない展開です。これで日本の対中国感情の沈静に努めているのかもしれませんが。

ご質問、ご感想などはこちらから

今朝発表の日本の経済指標

相場で特に材料視されている様子はありませんが、今朝発表の本邦経済指標は以下の通りです。

【失業率】
前回:4.9% 予想:4.9% 結果:4.9%

【有効求人倍率】
前回:0.46倍 予想:0.47倍 結果:0.47倍

【鉱工業生産(前月比)】
前回:2.7% 予想:-0.5% 結果:-0.9%

雇用関連指標は予想どおりです。
鉱工業生産は前月比は予想を上回る減少となりましたが、前回が+2.7%の大幅な回復だったので、その反動とみられています。前年比は+31.3%なので、堅調に回復しているといえそうです。

ご質問、ご感想などはこちらから

一目均衡表から見た豪ドル/円

AUDJPY_ichimoku_100330.JPG(上記の豪ドル/円チャート(日足)は03/30の10:30現在。クリックすると拡大します。)

豪ドル/円はチャネル中間地点(3/30は83.80円前後)サポートとなり、チャネル上限(同、86.00円付近)をうかがう展開となっています。大陽線ではありますが直近の高値(3/25の84.64円)を上抜いており、遅行線も雲の上で推移していることから、基調は強いと見られます。そのため85円を試す力はまだあるものと見られ、越えた場合は85.29円前後で頭打ちとならないかに注意したいところです。

さきほど「大陽線では」と書いたのは、上昇が急であったため下落も急となる可能性があるためです。まずは84.32円(昨日実体部の38.2%戻し)を維持できるのか、その攻防の行方が気になります。 なおチャネル中間地点をを割った場合、チャネル下限(同、81.70円前後)基準線(81.54円)が近いことからも攻防のポイントとして見られそうです。


○サポート
84.32円(3/29実体部の38.2%戻し)
83.80円前後(3/30時点でのチャネル中間地点)

○レジスタンス
85.00円(節目のため)
85.29円(昨年10/23高値)
86.00円付近(3/30時点でのチャネル上限)

***
もし昨日高値で天井を打った場合、日柄面では直近の高値(昨年10/23から今年1/11)が56営業日であり、ちょうど本日がその56営業日にあたります。 昨年7月の安値以降、50から60営業日のサイクル(特に高値-高値間は55営業日前後で高値形成している)が存在する可能性があり、そのサイクルで見るとこれから半月から1カ月の間、下値模索の動きへと流れが変わる可能性がありそうなので注意したいところです。

ご質問、ご感想などはこちらから

豪州中銀総裁補佐:金融政策審議で住宅ローン金利上昇を考慮


オーストラリア準備銀行(RBA)のデベル総裁補佐の30日のシドニーでの講演です。

・住宅ローン金利が主要政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートよりも上昇しているが、RBAはこうした変化を金融政策審議において考慮に入れることができる

・RBAが決定するキャッシュレートは今なお、住宅ローン金利を含む豪州の金利構造を決める要因となっている

===

これは豪州の住宅ローン金利の上昇ペースが主要政策金利を上回っていることは金融政策を審議する際の検討項目の一部であるので、借り入れコストを正常な水準に戻すのに必要な利上げの回数が少なくなる可能性を示唆しています。
つまり、RBAが利上げ期待がある中で、銀行はRBAの政策金利引き上げ以上に住宅ローン金利を引き上げていると言うことになります。
 
また、1年1カ月内に総選挙を控える現ラッド政権は住宅ローン金利上昇に不快感を表明しているとのことです。

過度な金利上昇期待に対する警鐘を鳴らしているということではないかと思われます。

 


※オーストラリアで起こっている住宅バブル(?)問題の再考については、コチラをご覧ください。

ご質問、ご感想などはこちらから

昨日のギリシャ国債入札とギリシャ支援策の再評価・・・

EU首脳会談でまとまったギリシャ支援策への評価を見る上で注目されていた、50億ユーロ規模のギリシャ7年国債の入札が終わりました。結果に対する評価はマチマチですが、きちんと国債入札ができるかどうかすら心配されていた一時の事を思うと、それなりの評価は可能なのではないでしょうか。

少し落ち着いたところで、改めて今回提示されたギリシャ支援策の内容、評価、ユーロ相場への影響、などについて簡単に私見をまとめておきたいと思います。

まず先週のEU首脳会談でまとまった「ギリシャ支援策」の概要ですが、

ギリシャ政府が自力資金調達を諦めて資金繰り支援を要請した場合のみ、欧州中銀(ECB)の審査とユーロ圏16カ国の全会一致の承認に基づき、ユーロ加盟国と国際通貨基金(IMF)が協調融資を実施する

という形にようやく落ち着きました。

協調融資の実施に際しては、ECBへの出資比率等に基づきユーロ参加国が融資額の3分の2程度を負担し、残りの3分の1程度はIMFの出資を仰ぐという形になるとのことです。また、協調融資の金利については、あくまでその時点でのギリシャの市場調達金利がベースとなり、過去の財政破たん国に対する救済融資にありがちな低利融資という優遇措置は適用しないことになったようです。

で、問題の評価ですが、それなりに評価すべき点と積み残された問題点があると思います。

まず、評価すべき点として・・・

(1)昨年から延々と続いていたEU諸国のギリシャ支援を巡る「小田原評定」が一応収束し、ギリシャの債務不履行という最悪の事態は回避される可能性が高まった。

(2)IMFの参加によって、ユーロ圏諸国の資金負担が軽減された

(3)ギリシャの直接救済が目的では無く、金融市場の不安除去が目的であるとの大原則を貫いた

・・・などを挙げることができると思います。

一方、評価すべき点と問題点は表裏一体の関係になっている面もあります。問題今回の支援策で問題含みな点としては・・・

(1)今回のような『瀬戸際支援モデル』では、ギリシャの財政再建を直接支援する形にはならない。通常、資金支援は低利融資の形をとる事が多いが、今回はそうなっていないので、支援を受けても受けなくても、ギリシャの金利負担はあまり変わらない。現在、ギリシャ景気はかなり悪化しており、見込み通りの税収を得て、今年提出した財政再建計画の第一歩が予定通り成功するかどうかには不安が残る。

(2)身内の放漫財政の尻拭いの一部をIMF支援に頼ったことで、現時点においてはユーロ圏諸国に問題の自力解決の意思と能力が備わっていないという印象を一部の市場参加者に再確認させた。

(3)今回のユーロ圏諸国からの支援にはポルトガルやスペインなども含めた全ての国が原則としては参加するという建前になっているようだが、PIIGSがPIIGSを助けるという仕組みに対し微妙な違和感を持つ人も少なくない。

(4)『欧州通貨基金構想』や『新安定成長協定』など、今後こうした問題が起きた場合に包括的に対応するための仕組みや、今後こうした問題が起きることを予防するための財政規律監視ルールの設定に関する議論については、EU大統領が設置する作業部会で年内に報告書を提出して、来年以降に先送りになった・・・

・・・などが挙げられると思います。

上記の諸点を考慮すると、今回の支援策定時によって、当面のギリシャのデフォルト懸念は一旦ほぼ消滅したものの、今後の経済・政治情勢次第では、追加格下げの可能性も残るため、ギリシャ等の問題国のソブリンリスクへの要警戒ムードは根強く市場に残存すると思われます。

今後、南欧諸国の緊縮財政がユーロ圏景気に及ぼす影響などにも注意する必要があり、今回の支援策はユーロを借りてきてまで一方的に売り込んだ筋の人達の買い戻しを促す材料にはなりましたが、これを境に劇的にユーロ域内のソブリン問題への市場の認識が変わり、多くの人々が前向きな気持ちになって積極的にユーロの上値を追求したくなる程の材料にはならなかったように感じます。

今後の為替市場では、一旦落ち着いた状態で欧米景気や金融政策動向など、いわゆる本筋の材料に対する検討も始まるとみられ、根強く残る南欧諸国の財政再建問題も含め、より包括的な材料を織り込む形でユーロドル相場の方向感の模索が始まるものと考えられます。

ご質問、ご感想などはこちらから

朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/30/09:20)

WS000567.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は85.00円の売り注文が厚く、ポンド/円は139.00円と140.00円に売り注文が、138円より下に買い注文が集まりつつある様子です。

ご質問、ご感想などはこちらから

朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/30/09:20)

WS001380.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
相変わらずドル/円は92円台後半の売りが厚いです。
ユーロ/円の125円台もかなり売りがありますね。

ご質問、ご感想などはこちらから

本日、ドル円のポイントは?

20100330YEN0810.jpg

(上記のドル/円チャート(日足)は03/30の08:10現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)

昨日もヘッジファンドや、国内資本筋(生保)のヘッジ外しのドル/円買いが出ましたが、その割には上がらず、逆にこれまで買っていたプレイヤーのポジション外しも出ていたようです。

日足に上ヒゲも出てきて、それなりに買い疲れ感もあるので、多少は下落するのかもしれません。
しかし、この感じだと、ドル/円の買い遅れもそれなりに見えるので、売られても下値のどこかではサポート(下値支持)されそうな感じにも見えます。
サポートされるべきところ(例えば91.60円近辺)でサポートされないと、ガラガラと下がって行きそうですが。
上がり続けのであれば、その間はある程度の水準では下値は止められるのではないかと思います。

■上値ポイント
(1)93.78円:1月08日高値
(2)92.95円:3月25日高値

■下値のポイント
(1)92.30円:3月26日安値
(2)91.75円:3月25日安値
(3)91.57円(上記緑色のライン:2009/4からの下落トレンドライン)、3月25日にサポートされたライン
(4)91.47円:200日線
(5)90.66円:ラインC:93.78円(1/8高値)と92.14円(2/19高値)を結んだ上値抵抗線(下値支持線に転換)の本日の場所
(6)90.72円:20日線(上昇)
(7)90.55円:60日線(やや上昇)

■なお、注目の時間足の指数移動平均に関してですが、
『60分足の20EMA』は92.54円です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』は92.31円になります。(08:15現在)

『60分足の20EMA』が久々に横這い気味になってきています。調整気味の動きになります。
久々に『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA』に近接する動きになってきました。


現状は取引値が指数移動平均を上回っているので、この指数移動平均値(青字)に近づくところでは普通は押し目買いを1度は検討するべき箇所になると見られます。



 

ご質問、ご感想などはこちらから

ドル円、方向感模索モードで地球を一周。本日は・・・?

おはようございます。

週明けのドル円相場は「東京時間帯が最も動く」というかなり珍しい展開となりましたが、値幅そのものは比較的限定的で、ロンドン、ニューヨークと地球を一回りしてくる間、92円台半ばで方向感のない揉み合いに終始しました。一応、時系列の動きを記録しておくと・・・

(1)東京市場序盤、薄商いを狙った売りなどの影響から一時92円35銭まで下落するが、その後はショートカバー優勢となり、仲値を92円48-50銭界隈で通過した後は92円77銭まで上値試し。その後92円50-60銭で方向感のない揉み合いとなって欧州勢の参加待ち。

(2)ロンドン勢力参入後、ドル売り・円買いの動きがやや優勢になるが、92円42銭で下値は堅い。ニューヨーク時間に入り、唯一の注目点とされていた米2月の個人消費支出と個人消費価格指数がともに事前の市場予想通りの結果になったことで手掛かり材料難の雰囲気が一段と強まる。上昇しても92円70銭前後が非常に重たい一方、下落しても92円40銭手前が固い事を確認。

(3)92円50銭台で東京市場にバトンタッチ。

・・・・という感じでした。

昨日に関しては、特筆すべき派手な動きやその背景について記述するのは難しく、いわゆるブログ書きを困らせる相場展開だったと言えます。

本日のマーケットですが、経済指標系の材料は日独仏英加米の主要各国でそれなりに数はあるのですが、市場の事前の注目度としては小粒な印象が強いものばかりです。よほどショッキングな内容にでもならない限り為替相場を直撃する材料になることは期待しにくいかもしれません。

今日も一日よろしくお願いいたします。

ご質問、ご感想などはこちらから

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
RSSで購読

カテゴリ

最新の記事

外為どっとコム