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外為リアルタイムレビュー: 2010年3月23日バックナンバー

2010年3月23日バックナンバー

今週の米ダウ平均株価は

WS000467.JPG(上記の米ダウ平均株価(日足)は03/23引け後。データはブルームバーグより外為どっとコム総研作成。クリックすると拡大します。)

米ダウ平均株価は先週末に高値10,809.85ドルをつけて1/19高値(10,729.89ドル)を抜き、年初来高値を更新しました。しかし引けでは10,800ドル目前にして2営業日連続で10,700ドル台に押さえれれており、上値の重さを感じさせる場面がありました。

現状では6日移動平均(10,728.14ドル)を引値では上回っており、引値がここを割る場合、調整局面入りの可能性が出てきます。加えて2/5安値からのサポート(3/22時点では10,655ドル付近)を割った場合、その可能性は高まりそうです。その場合の下値目処は昨年安値からのサポートライン(同、10,270ドル付近)を試す展開が予想されます。

そして上値は引値で10,800ドル台乗せと10,863.73ドル(ボリンジャーバンド上限)が注目されそうです。このあたりがクリアできれば11,000ドルトライの局面はありえると見られ、その場合は11,867.11(08年8月高値)や11,750.28ドル(2000年高値)など、11,700ドルから11,800ドルレベルを試す流れにつながるか注目したいと思います。

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ジム・ロジャーズ氏=ギリシャとユーロを語る

世界的投資家、ジム・ロジャーズ氏の通信社系TV出演時のインタビュー(3月19日)の内容です。

●まだこの数年間で別のさらに深い不況を呼ぶ声と、および10年間で金が2,000ドルになるという2つの見通しのまま、彼は強気市場の終わりまでに金のバブルが起こると予想するとのことです。
また、さらに、ロジャーズ氏はユーロとギリシアの救済の見通しに関して話します。

●ギリシアに緊急援助があるでしょう。
ロジャーズ氏は、欧州連合(EU)か国際通貨基金(IMF)のどちらかがギリシアを救済すると見ています。しかしながら、ギリシアを破産させておかれるようにしておくべきで、これによって通貨連合における加盟国は、目を覚まし、支出においてさらなる訓練ができるようになるでしょう。

それから後に、多分ユーロはドルと競争できるようになるでしょう。しかし、それは現在の状況ではありません。

●現在のギリシアにとって良いCDS
投資家はちょうどギリシャの政治家がしたことに反応していて、投機家はギリシャ債務危機の根本の原因でありません。
ヨーロッパでCDSを禁止するという提案は、ギリシャが身を落とした深い債務の穴から救ってくれるわけではありません。

●ロジャーズ氏は、ユーロについて「大規模な量のユーロ・ショート」を保有していますが、英ポンドでは何のポジションも取っていません。 彼は、英ポンドの見通しが巨大な貿易赤字により長期ベースでは「非常にひどい」状態であるとの見通しを確信しています。彼は「自分が生きている間は英ポンドは持たない」と予期しています。

●ユーロに関する私の意見
広範なベースでのユーロの弱さは対ドル、対円、および特に対商品通貨において、短期から中期の間でまだ予想される。
しかしながら、EU内でのいさかいにもかかわらず、ギリシアの救済の解決は結局、起こるべきだ。
この見地からは、ユーロが現在売られ過ぎであり、救済が最終的に現実化する時、ユーロは(引き戻されるので)後方にしっかりとした留め金を持っているべきです。

1.38以上のブレークは強気の動きに。1.34以下の下値があると売りサインになる。

===

非常に素直に見通しを語っている気がいたします。



 

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NY時間の見どころ:米中古住宅販売件数


23:00 (米) 2月中古住宅販売件数 前回:505万件 予想:500万件

昨年11月以降は、新規住宅取得者への減税措置を4月まで延長したにもかかわらず、
中古住宅販売は減少傾向が続いており、昨年6月以来の500万件割れも視野に入ってきています。
米国の指標は3月に入り、雇用や小売には改善の兆しがみられるだけに
住宅市場の回復が待たれるところで、明日の新築住宅販売件数とあわせて注目の発表となります。

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英国 予算提出は吉と出る?

 明日24日、英国ではブラウン首相が来年度予算案を提出する予定になっています。この予算案提出に伴い、今後の経済戦略も打ち出される予定となってます。

 ブラウン首相率いる労働党の方針は、「英景気は拡大支出あるが、依然として脆弱なため、経済支援策を継続する必要がある」というもの。しかし、これまでの経済支援策のためにすでに英国は大量の国債を発行してきており、同国の財政赤字は対GDP比12%前後まで膨れ上がっています。

 こうした中、英国最大の野党である保守党は、投資家の信認回復のための大規模な歳出削減の必要性を主張し、国民の支持を得ています。ギリシャやスペインなど財政赤字に懸念が示されている国々と並んで英国の財政赤字への懸念は強く、足元では保守党の支持率が上がれば(緊縮財政への期待から)ポンドが買われる要因になる場面すらみられているのです。ただし、英金融政策委員会(MPC)のメンバーらからは英国の2番底リスクについて懸念を示す向きもあり、世論が手放しで保守党を支持しているわけでもないのが難しいところですね。

 最新の世論調査データによると、与党労働党の支持率は32%、野党保守党の支持率は36%と、保守党が支持率を上回っています。しかし、この差はわずかで、ブラウン首相はこの24日の予算案と経済戦略をもって支持率逆転を図る狙いとみられます。この対策が発表された後、一旦は財政赤字拡大という点が注目されてポンドは下落するかもしれませんが、市場で支持を受けて英国株の上昇につながれば、ポンドは反転して上昇する可能性もあります。


 ただ、これで労働党の支持率が盛り返したとしても、少数与党政権となる可能性は依然として高いので、中期的に好悪を判断するのは難しいです・・・・ とりあえず、なりゆきを見守りましょう!

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英消費者物価指数やや低い→ポンド売り

18時30分に発表された英経済指標は以下の通り。

・消費者物価指数[前月比]
前回:-0.2% 予想:+0.5% 結果:+0.4%

・消費者物価指数[前年比]
前回:+3.5% 予想:+3.1% 結果:+3.0%

・コアCPI[前年比]
前回:+3.1% 予想:+3.1% 結果:+2.9%

すべて市場予想を下回りました。特に、コアCPIが3%を下回った点が大きいですね。これで英国のインフレ懸念が一旦引っ込む形で、初動はポンド売りとなっています。


 

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夜の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/23/18:00)

WS0004661.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円は82.50円より下の買いがやや増え、ポンド/円は135.00円前後に買いが少し集まってきました。

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夜の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/23/18:00)

WS001340.JPG


提供は(株)外為どっとコムです。
相変わらず状況はほとんど変わらないですね。
ドル/円はどちらにも動きにくい状況です。
ユーロ/円は板が薄いだけに、121.00まではダラダラと下げそうです。

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ヒルデブランドSNB総裁発言を受けユーロ/スイス乱高下

EURCHF_100323.jpg(上記ユーロ/スイスチャート(5分足)は03/23の16:55現在。データはブルームバーグを基に外為どっとコム総研作成。クリックすると拡大します。)

16時30分過ぎのヒルデブランドSNB(スイス中銀)総裁の発言を受け、ユーロ/スイス相場は乱高下する場面が見られました。

総裁の発言直後、ユーロ/スイス相場は以下の発言を受け、一時1.4370フランまで反発しました。
・スイス中銀は行き過ぎたフラン高に対し断固とした行動を取る
・デフレリスクにつながるフラン上昇を容認せず

その後以下の発言を受け、「実はフラン高容認なのでは?」と市場が解釈し、ユーロ/スイスは日本時間午後5時過ぎには1.4328フランまで急降下しました。
・中銀の予想、物価安定が短期的に危うくないことを示唆
・中銀予想、指摘的な金融政策の長期間維持がふけのうであることを示す

その後17時過ぎにはブルームバーグにて、スイスの金融大手UBSが3か月以内のユーロ/スイスの見通しを1.40フランに修正する記事が出ていました。

とはいえ発表後のスイス/円やドル/スイスはスイス安となっており、少なともスイス/円についてはドル/円に影響を受けて下落しているものと推測されます。

ユーロ/スイスの流れが他のスイス通貨に波及するには、まだ時間がかかるのかも知れません。少なくともスイスの出口戦略は、今月に量的緩和の再拡大を行った日本や、ギリシャ問題で揺れる欧州、そして政局の不安が影を落としている英国よりは早くに行われるものと見られます。

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財政再建は2011年に始めるべし=IMF

国際通貨基金(IMF)は、経済成長を損なう恐れのある金融危機後の財政再建の上で、米英などの先進国に問題が迫っている、と警告しています。

ジョン・リプスキー(IMF筆頭副専務理事)の発言です。

・高い水準の国家債務と財政赤字が既に多くの国々において増大するリスクにつながっている。
・そのような問題が中期間に渡り経済成長を遅らせ、より高い国債利回りの引き金となりうる。
・先進国経済で危機後の公的債務水準をずっと保っていると、危機前の経済と比較して、毎年0.5%に相当する潜在成長を損なうかもしれない。
・「最先進経済」の財政再建は2011年に本気で始まるべきである。単に景気刺激プログラムを解除するだけでは十分ではない。
・ドイツとカナダ以外の全てのG7国家群には2014年までは対GDP比の債務が100%に近いか100%を超えているという証拠がある。
・健康面や年金出費からの支出圧力が上昇し重なっているとき、政府債務への大きな波が起こっている。
・世界経済が2010年に4%、2011年に4.25%の成長率で回復する。しかしながら、 IMFが「新興アジア」地域と呼ぶ、 中国とインドを含む地域で、8.25%の経済成長率が(本年度は通常ペースの2倍以上での成長として)見積もられるであろう。
 
===
要するに、世界金融危機対応で、政府債務が膨れるだけ膨れて危険な状態にあるので、先進国は2011年からでも財政再建に着手すべし、とのことです。
それが簡単にできるのなら、問題はないんでしょうけれども・・・。

 

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米中通貨摩擦:続報・・・

米国と中国の人民元政策をめぐるブラフの応酬が続いています。

中国が人民元政策を改めなければ中国製品への貿易制裁も辞さないという米国議会の対中強硬派の動きに対する中国側の発言として、

温家宝・総理
「米中間の貿易戦争に反対する」

陳徳銘・商務部長
「米国が通商戦争を始めたら中国も傷つくが米国民と企業がより打撃を受ける」
「米国が貿易制裁を行った場合、中国は報復措置を講じる」

周小川・人民銀行長
「人民元政策について、国際間の協議は可能だが、雑音が多すぎるのは有益ではない」

など硬軟入り混じった複雑なリアクションが返ってきています。

当面は、今後4月15日に公表が予定されている米国の半期為替報告書で中国を操作国認定するのか否かが注目されますが、かなり微妙な判断が要求されそうですね。5月に米中戦略・経済対話を控えているというタイミングも考慮すると、個人的には今回は操作国認定見送りの可能性の方が高いような気がします。

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今夜から明日朝の注目材料

東京市場の為替市場は動意を欠く展開ですが、夕方になってユーロが下落してきています。今後の手掛かり材料を確認しながら、方向性を考えてみましょう。

3/23(火)
18:00  (南ア) 第4四半期経常収支
18:30☆(英) 2月消費者物価指数 
18:30☆(英) 2月小売物価指数 
21:30  (加) 2月景気先行指数 
23:00☆(米) 2月中古住宅販売件数
23:00  (米) 3月リッチモンド連銀製造業指数 
23:00  (米) 1月住宅価格指数
 
3/24(水)
06:45  (NZ) 第4四半期経常収支
08:50  (日) 2月通関ベース貿易収支

最も注目されるのは、英消費者物価指数です。イングランド銀行(BOE)は物価上昇について一時的とみているものの、ターゲットの2%+1%である3%を超えた状態が長続きすれば、当然インフレ懸念が意識されます。前月は前年比3.5%、今回の結果は前年比3.1%になると予想されていますが、それを上回る結果が出るようだと、インフレ懸念が急速に広がるでしょう。ただ、これが単純にポンド買い要因となるか、スタグフレーション懸念からポンド売りとなるかは、蓋を開けてみないと分かりません。発表の瞬間の動きを見定めたいですね。


♪動画「外為番付 日々解説」はこちらから ←「英2月消費者物価指数」の事前解説があります!
♪経済指標の予測カレンダーはこちらから
♪本日の為替の見通しはこちらから

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欧州時間の見どころ:英CPI

18:30 (英) 2月消費者物価指数 [前年比] 前回:+3.5% 予想:+3.1%

英中銀のインフレ目標である2%を大きく上回っており、
キング総裁はCPI上昇は一時的と説明しているが、2月も高止まりするようなら、
量的緩和拡大観測は大きく後退しポンド買い材料となる。
また、総裁の予言どおり、前月からの低下が鮮明となれば、
量的緩和拡大観測につながりやすく、ポンド売り要因となる。
ただ、リスク回避的色彩の強いマーケットの地合いでは、
CPI低下のポンド売りのほうに反応が強く出やすい事に注意が必要。


 

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豪ドル/米ドル、頭打ちの様子

AUDUSD_100323.JPG
(上記豪ドル/米ドルのチャート(日足)は03/23の14:40現在。レジスタンスやサポートのレベルもその時点でのデータとなります。クリックすると拡大します。)
 

米ドル/豪ドルは先週17日には高値0.9251ドルまで上昇しましたが、11/16高値(0.9405)からのレジスタンスライン(0.9245ドル前後)に阻まれ、今週は0.91ドル台を中心にした取引が続いております。

仮にレジスタンスラインにて上値を押さえられる状況が続いた場合、豪ドル/米ドルは頭の重さから調整局面に入りが予想されます。その時はサポートとレジスタンスラインの中間ライン(0.8830ドル前後)を短期での目標ポイントに、その後はサポートライン(0.8430ドル前後)を試す展開が予想されます。

反対に上抜けた場合、0.9326ドル(昨年10/21と今年1/14の高値)を試す展開が予想されます。しかしながら現状では2回既に跳ね返されており、チャート上のポイントとして戻り売りが出やすい事を考えますと、越えれば一段高もありえるため、攻防の分岐点として注目されそうです。

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ギリシャ支援に関するEU諸国の小田原評定・・・

ギリシャに対する金融支援策を巡るゴタゴタが相変わらず続いています。当面の注目点は、「今週25日から26日にかけて開催されるEU首脳会談でギリシャ支援の具体策が提示されるか否か」という事になっていますが、これまでユーロ圏やEUの要人たちどこかでが集まるたびに、同じようなコメントを一体何度耳にしたか、やや食傷気味になりますね。

現在の状況を大雑把に整理すると、

(1)ギリシャ政府の立場としては、今年削れと言われた分の財政赤字に関する政策は既に実施を約束した訳なので、どのような形で資金繰り支援をするかどうか、今度は支援する側が決める番だと思っている。

(2)EUやドイツやフランスの側では、できれば国民にとても不人気なギリシャ支援の具体策を出さずに済むなら出したくないと思っており、今回のギリシャの自助努力を市場が評価して自力ファイナンスができる可能性に淡い望みをつないでいる。

(3)でも正直に本音を言ってしまうマーケットが失望するので、そうとも言えず、「ギリシャは今回頑張った」とか、「万が一の場合は支援する合意は出来ている」とか言ってお茶を濁そうとしてきたが、どうもそれでは市場が納得してくれない雰囲気になって来たので困っている。

(4)ギリシャ支援にIMFの関与を要請する、或いは認めてしまえば楽になるのかもしれないが、それをやるとユーロ圏内で自力の問題解決能力が無いことを認めてしまうような気もするし、米国に助けてもらって解決という感じになるのも何となくプライドが傷つけられるような気もして、イマイチその選択肢にも踏み切れない。

(5)欧州通貨基金(EMF)など、域内の財政破たん国救済の仕組みを作ろうと言う話も出ているが、まとめるのには結構時間がかかりそうなので、取敢えず手っ取り早いのは独仏等の大国による2国間支援が良さそうなのだが、そこまで話が来ると、さっきの(2)に戻ってしまう。

(6)そんな感じで小田原評定を続けているうちに、ギリシャ政府は来月から再来月にかけて、短中長期債合計で200億ユーロ強の国債の償還時期を迎えつつある。今の状態でギリシャの債務借り換えがちゃんと乗り切れるかどか、瀬戸際支援交渉でお茶を濁す作戦も、微妙に不安になって来た。

・・・という複雑な状況になっているとみられます。「借金を約束通り返せないかもしれません」という人が出てくると、通常その解決策は揉めるのですが、そろそろ支援する側がなんらかの結論を出さないといけないという雰囲気になってきました。

ギリシャ問題の根本解決には向こう何年間にもわたるギリシャの自助努力が必要なことはいうまでもありませんが、今週のEU首脳会談で目先の懸念だけでもとりあえず除去しないことには、何時までたってもラチがあきません。

だんだん嫌気がさしてきている人も多いかと思いますが、そうはいっても注目せざるを得ないところがこの問題の一番厄介なところです。

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欧州の商業用不動産の問題

3月18日の英紙テレグラフは、「欧州は商業用不動産時限爆弾を抱える」という記事を記載しています。

・欧州は債務残高が1兆ユーロ近くに上る商業用不動産の時限爆弾を目の前にしている。その4分の1が焦げ付きそうである。

・英国が合計額約9700億ユーロのうちの34%を占め、2番目にはドイツの24%である。

・英国の商業用不動産の銀行の負債の規模は、経済の回復と銀行への脅威となる。これが欧州の悩みの種。

・資産代理機構によると、2070億ユーロの負債が、質の悪い不動産で高い融資担保割掛け目となっており、返済に懸念があり危険。このうち43%の890億ユーロはの貸出は英国からで、690億ユーロはドイツからである。

・また、負債は1年につき1550億ユーロの割合で償還になっている。全体のほぼ半分が2012年の終わりまでに償還になる。

・未払い債務の影響に懸念がある。貸出額の残高が担保価値を割りこんでいる。2007年以降の商業的な資産価値の急激な落下の後でである。

・「ドイツと英国は、2006?07年の不動産市場が最も高い時に、高いレバレッジの貸出を行い、それに起因しているかなりの問題負債を持っていそうだ」

・銀行がそれらの資産を健康に治癒するためには、不動産会社との合弁事業や資産管理契約(アセット・マネジメント)の方に向かいそうであると識者は言う。

・ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドとロイズ銀行の貸出帳簿についての知識をもつカンヌの主要代理店は、彼らが買い手の需要が弱い地域の、ロンドンの郊外に第二のオフィスとショッピングセンターへの大きな債務残高を持つと強調した。広範囲にわたる資産売却は難しい。

・この問題を処理するのに10年かかるという識者もいる。

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英国はアングロサクソン民族であるだけに、米国と同じ住宅ローンの問題を抱えているのかと思ったら、商業用不動産においても、同じような問題を抱え、また、ドイツの銀行までそれに加わっていた状況が分かります。

銀行の問題がトータルで解決するのには、まだまだ時間がかかりそうですね。
 

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ドイツのギリシャ支援を取り付けられるか

・EU首脳会議でギリシャ支援を議論する必要ない=メルケル独首相

・ギリシャは必要ならば国際通貨基金(IMF)の支援を頼るべき=独メルケル首相の側近
 

こうした発言を背景に、ギリシャ支援への不透明感が強まっており、
ユーロ/ドルは22日の欧州市場で3週間ぶりの安値となる1.3462ドルまで下落しました。

他のEU諸国は、25-26日のEU首脳会議までに、
ギリシャ支援をめぐる合意を取りまとめたい意向のようですが、
ドイツでは5月に地方選挙を控えており、
世論よりもユーロ圏最大国としての責任を果たすよう説得する事は難しそうな印象です。

ちなみに、22日付のフィナンシャル・タイムズ(FT)紙に掲載された世論調査の結果では、
ドイツ国民の62%が政府によるギリシャ支援に反対、賛成は20%となっています。

EU首脳会議までの3日間で、62%の反対を押し切って、
ドイツをギリシャ支援の方向に動かす事が出来るでしょうか?


 

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米国の医療保険改革法案とドル相場・・・

連休中の日本のニュースでも比較的大きく取り上げられていましたが、米国の下院は21日夜、日本時間昨日午後に、オバマ大統領が最重要課題と位置付けていた医療保険改革法案を賛成219票、反対212票の僅差で可決しました。同法案の成立により、米国内で無保険者の数が3200万人も減少して95%程度の米国民が医療保険に加入することになるのだそうです。

で、問題の為替相場の反応ですが、歴史的な法案の成立であるという割には、それを材料にして大きく動いた痕跡は、今までのところ見当たりません。何故でしょうか?

(1)同法案の成立によって財政赤字が膨張するとの批判があるが、財政赤字の膨張問題は、欧英日にも共通の話題になっており、為替相場で一方的なドル売り材料にはしにくい面がある。

(2)同法案の成立によって、ドル弱気派は財政赤字の膨張懸念を指摘する傾向があるが、ドル強気派は米国景気の浮揚効果に期待する傾向があり、どちらが正しいのか、即断をしにくい状況にある。

(3)米国内でも賛否両論があった法案の成立が、11月の中間選挙に向けて、オバマ政権にとって追い風になるのか向かい風になるのかを見極めたいと言うムードが濃厚である。

・・・など、さまざまな解釈が挙げられています。テーマがあまりに大き過ぎて、にわかにはどう反応していいのか分からないと言うのが正直なところなのかもしれません。

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3/19発表のIMMポジション

IMM_YEN_100319.JPG(上記チャートの為替データは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)

3/19に発表されました国商品先物取引委員会(CFTC)の国際通貨先物市場(IMM)のポジションによりますと、円の買い持ちは1万枚を越える減少となりました。内訳は円ロングが1万枚を越える縮小となった反面、円ショートは1,000枚程増加となっており、ドル/円の90円定着を理由に円を買っていた参加者の買い戻しもしくはポジション解消が出た可能性があります。 そのため91円台にしっかりと乗せてくる場合、円ロングが巻き戻されることによる円売りフローが出ることも予想されるだけに、引き続き相場は分岐点にある様子です。

そのほか動きの目立ったのがユーロです。前週の過去最大のショートから3万枚近くショートが解消されました。集計が16日時点で会ったことを考えますと、ギリシャの財政再建問題に対して楽観的な観測が出ていたことが理由かと見られます。先週末には先行きに対しIMF管理下に入ることをにおわせる発言が出るなど不透明感を増しており、ショートが再び増加する可能性がありそうです。

3/19に発表されたIMMポジションは以下の通りです。

通貨枚数前週比
15197枚ロング11091枚減
ユーロ46341枚ショート28210枚減
ポンド63987枚ショート514枚増
スイスフラン5233枚ショート88枚増
カナダドル69640枚ロング8241枚増
豪ドル63494枚ロング2209枚増
ニュージーランドドル2809枚ロング438枚減

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昼の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/23/12:00)

WS0004621.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル/円朝の時点と比べ売り注文の厚さに比べ買い注文が薄く、ポンド/円は買い注文が少し厚みを帯びているようです。

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昼の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/23/12:00)

WS001337.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は90.10と90.00に買い注文が増えましたね。
一方、ユーロ/円は買いも売りも減少しています・・・・、

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シカゴ連銀発言にも反応薄

中国を訪問中のエバンズ・米シカゴ連銀総裁は上海で記者団に対し

・「米経済は今年3?3.5%成長する可能性」
・「米失業率は容認できないほどの高水準をしばらく維持するだろう」
・「米国の金融政策はしばらくの間緩和的である公算が大きい」

などと述べましたが、為替相場は殆ど反応しませんでした。
確かに、FOMCの投票権を持たない同総裁の発言では、ドルを売って、
ギリシャ問題がくすぶるユーロや、アメリカより低金利の長期化が予想される円を
買う動きにはつながりにくいのでしょう。
 

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米ハーバード大教授フェルドシュタイン氏=ユーロ安は一時的

米ハーバード大教授で、著名エコノミストのマーティン・フェルドシュタイン氏の
本日(3月23日)、香港における発言です。

・米政府が静観すれば、中国人民元切り上げの自由度が増す。
・ドル高・ユーロ安は一時的、ユーロはドルに代わる唯一の主要通貨

==

フェルドシュタイン教授は、中国には「北風」戦略でなく、「太陽」戦略が有効であり、最終的に人民元を切り上げるかどうかの判断は中国に委ねた方がいい、との言説です。

また、ドルに有事の際の受け皿はユーロしかない、との立場を貫いています。

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一目均衡表から見た豪ドル/円

AUDJPY_100323.JPG(上記の豪ドル/円チャート(日足)は03/23の11:00現在。クリックすると拡大します。)

豪ドル/円は23日に81.70円まで下落したものの、引けにかけては82円後半に値を戻してきました。足形では首つり線出現となり、しかも下落の中で出たことで買い意欲の強さが伺える、とも受け取れますが、本日の時点でこの動きが「買い意欲が旺盛で押し目買いが出た」と見て良いのか、判断に迷うところです。

理由としましては以下の点を挙げたいと思います。
(1)昨日の足形により、チャネル中間地点(本日82.95円付近)を割り込みました。トレンド的にはチャネルラインの中間地点を割り込んだことで、目先の流れがチャネル中間地点(82.90円付近)からチャネル下限(本日80.80円付近)での推移に変わった可能性があります。

(2)遅行線(82.79円)が雲の中(81.35円から83.24円)に突入しており、ローソク足を見ると82.78円(2/22高値)が近く、あと4営業日後にぶつかるのか上回るのか結果が出ます。

仮に22日の下ヒゲに対し陰線の実体部が食い込む展開となった場合、豪ドル/円は一段安の展開も予想されるだけに、これから数日でどのような足形を形成するかに注目したいところです。

○サポート
引値で82.67円(転換線)
82.27円(3/11安値)
81.17円(雲の上限)
80.80円付近(チャネル下限

○レジスタンス
82.95円付近(チャネル中間地点
83.64円(3/17高値)

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日銀金融政策決定会合の議事要旨、公表されましたが・・・

2月17-18日開催分の日銀の金融政策決定会合の議事要旨が発表されました。

内容的に話題になったのは、

(1)複数の委員が現在の日銀の金融政策の枠組みは従来のインフレターゲットを進化させたものであり、最近の国際的な議論を先取りしたものであると指摘していた

(2)複数の委員が物価下落のすそ野が拡がっている可能性を指摘

(3)複数の委員が、消費者物価の動きが中間評価に比べ、幾分下振れ気味となっていると指摘

(4)ある委員が、GDPギャップの改善が想定ほど物価に波及していない可能性や、デフレ報道の活発化によって中長期的なインフレ予想が下振れている可能性を指摘した一方、別の委員は、中長期的なインフレ予想の下振れは、これまでのところみられていないと述べた・・・ 

などです。市場参加者の声としては。

(1)に関しては、「インフレターゲットが議論されていたのか」という反応と、「結局今のやり方が最新ということはインフレターゲットは導入しないというなのか」という反応と、両方ある感じです。

(2)から(4)の物価に関する議論は、それも踏まえて出てきた結論が、先週の追加金融緩和の決定だったということを再確認させる材料という受け止め方が一般的な感じです。

日銀が追加金融緩和を決める前に出てきたらもう少し話題になって相場を動かしたのかもしれませんが、先週結果が出た後で、その前の月の段階での議論が出てきても、反応の仕様がないという印象が強いです。手順前後の感は否めず、ドル円相場が反応しようとする兆候は認められません・・・

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日銀金融政策決定会合の議事要旨

今朝発表された日銀の2月金融政策決定会合の議事要旨は以下の通りです。

・我が国の金融環境は、依然として厳しい中、改善しつつある
・消費者物価の動きは中間評価と比較し、幾分下振れ気味
・生産性向上を支えるため、必要なら迅速に行動を起こす
・インフレターゲットの採用国・非採用国とも共通して柔軟な枠組みを取っている
・GDPギャップ改善が想定していたほど物価に波及していない可能性がある
・日銀と政府が一体となり早期に物価上昇率がプラスになるよう取り組むことが重要
・2009年度の成長率見通しは若干、中間評価対比で上振れ

予想の範囲内ということもあり、相場はほとんど材料視していません・・。

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米国の公定歩合引き上げ観測について・・・

先週土曜日にも書き込みましたが、先週の木曜日以降、為替市場参加者の一部において、「米国の公定歩合追加引き上げ」の可能性が噂されています。

ここに来て再び米国で公定歩合変更の可能性が取りざたされている一因として、ちょうど先週の木曜日が2月18日に公表された公定歩合引き上げから4週間後にあたり、公定歩合での貸出期間が最長28日間から1日限りに戻されたことが背景になっていると見られます。

米国の公定歩合は現在、FRBが設定しているFF金利誘導目標界隈で、自力の資金調達ができなかった金融機関がFRBに泣きついてお金を借りる時の罰則金利という位置づけになっているのですが、これまではリーマンショックで勃発した金融危機の後遺症が残っているかもしれないということで、公定歩合の金利も低め、貸出期間も長めで運用されていました。

これを正常な状態に戻していこうと言うのが最近の動きで、米国では先月2月の18日に公定歩合が0.50%から0.75%に引き上げられたのを皮切りに、その丁度4週間後にあたる先週の木曜日、3月18日に公定歩合での貸出期間が金融危機前の1日限りに予定通り戻されたという訳です。2月18日の公定歩合引き上げから4週間以上が経過した現在、公定歩合での資金貸付残高の動きなど、短期金融市場への影響を見極めた上で、今週以降、FRBが何らかの判断を下す可能性はあります。

必要があれば公定歩合を追加で引き上げる可能性もありますが、現在FRBはFF金利と公定歩合の通常格差の見直しも同時に行っているといわれており、場合によってはFF金利の上限0.25%、公定歩合0.75%、その差0.5%ポイントという今の状態を今後は維持するという決定をする可能性もあります。この場合、FF金利を挙げるまでは公定歩合の追加引き上げも打ち止めという情報が市場に伝播することになります。

もちろん、米国の公定歩合に関して当面は政策変更を決定しないと言う判断の可能性もあります。よって、今週、米国の公定歩合に関しては、

(1)何も発表が無い
(2)追加引き上げが実施される
(3)当面の打ち止め感がひろがる

という3つの可能性があると思われます。前回の公定歩合引き上げは、米国株が引けた後の日本時間6:30という予想外のタイミングで実施され、それなりの驚きと値動きをもたらしました。今週以降、同じようなタイミングで何らかの変更がアナウンスされた場合は、その内容によってドル円相場にも相応のインパクトはあるかもしれません。

ただし、米国における公定歩合の変更は、最重要の政策金利であるFF金利誘導目標の変更とは直接的には何の関係も無い政策です。そのことは、前回公定歩合の変更を実施した直後のバーナンキFRB議長以下、米国の中銀関係者の丁寧な説明によって、ある程度市場参加者の理解が進んでいるように思われます。今週以降、米国の公定歩合に関して、何らかの政策変更があったとしても、ドル円相場への影響は比較的短命かつ軽微に終わるのではないでしょうか。

これまで何度も申し上げてきましたが、今年のドル円相場の趨勢を決する最も大切な要素は、米国景気の回復力の強弱であり、それを反映して決まる米国の金融緩和の出口までの距離感です。近年の米国の2年債利回りとドル円相場の強い相関などから判断する限り、今後米国景気が良くなって最初の利上げまでの距離感が縮まってくればドル円相場に上昇圧力が掛ると思われますが、逆に遠のいて行くようならドル円相場には下落圧力が掛るというシンプルな構図はあまり変わっていないように思われます。

残念ながら現時点ではそれを見極めるだけの材料がそろっていないので、その日暮らしの値幅作りの売買が続いているという感じで、公定歩合の変更などという金融政策の本筋とは違ったテーマまでが、市場で材料視される状態になっているという感じです。米国の景気実態に合わせて昔のようにFF金利が動かされるようになれば、公定歩合はほぼ自動的に上下するだけの存在になる訳ですからね。

その意味では、いつも月末はそうなってしまうのですが、今後のドル円相場の趨勢を考える上では、今週というより、来週金曜日の米国雇用統計の結果が注目されることになりそうです。ちょっと気が早いかもしれませんが、早く結果が知りたいですね。

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【商品雑記】インドショックでも金は下げない!?

金曜日、インドが急きょレポ金利とリバースレポ金利を0.25%ずつ引き上げました。この引き締めを受け、世界有数の金消費国であるインドの金の需要が減退するのでは、との観測が広がりました。さらに、このニュースを受けた新興国の引き締め観測からリスク回避志向が高まったこともあり、NY金は1126ドルから1103ドルまで急落。この軟調な流れは月曜まで続き、一時は1093ドルの安値を付けましたが、やはり1100ドル割れの水準では実需の買い、あるいはその期待感からの買いにより、底堅く推移しています。


インドでは金の輸入関税が上がるとの話もあり、インドの金消費がますます減退する可能性があります。とはいえ、現状のようにそれ以外の新興国の金需要が高い間は、いくら投機資金の利益確定やリスク回避から金価格が下落しようと、1000ドルの大台は保たれそうな感じもあります。


2009年に金の生産量が世界第2位となった豪ドルなどには下支え要因になりそうですね。

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朝の注文状況(豪ドル/円&ポンド/円:03/23/09:00)

WS000458.JPG
(株)外為どっとコム提供
ご参考までに。

豪ドル円は83円台での売り注文が壁となって並んでおります。ポンド/円は137.00円と138.00円に売り注文が見られる以外、全般的に薄い板となっています。

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朝の注文状況(ドル/円&ユーロ/円:3/23/09:00)

WS001334.JPG

提供は(株)外為どっとコムです。
ドル/円は、90円台半ばから上の売りがすごいことになってますね・・・。

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日経平均、Wトップが意識される

N225_100319.JPG(日経平均(日足)は3/19大引け後。クリックすると拡大します。)

日経平均株価は前週は高値警戒感が漂うなかでスタートするどころか、3/17には10,864.30円まで上昇する場面が見られました。 足形を見ますと3/17に高値を付けて以降、高値がわずかに切り下がってきており、引き続き高値警戒感を感じながらの値動きが見込まれます。

チャートの形ではWトップが想像されるところであり、仮に1/15高値(10,982.10円)を前に下落に転じ、Wトップ完成を意識する流れとなった場合、ネックラインにあたる2/9安値(9,867.39円)を試す展開もありそうです。 もっともその前に今までの三角もち合いの下限(10,315円前後)でのサポートも想定されるところです。いずれにせよ、今週どのような足形を形成するかに注目したいと思います。

まず上値は前述の1/15高値(10,982.10円)など11,000円リトライ、越えた場合は目標値を11,700円のシナリオ(11,691.00円(2008/3/17安値)や11,773.08円(昨年11/27安値からのN計算値)が点灯するのではないかと見られます。

そして下値はチャート上の2つの窓(ひとつめは3/11高値(10,664.95円)から3/12安値(10,699.30円)の間、ふたつめは3/5高値(10,376.41円)から3/8安値(10,514.28円)の間)をめぐる攻防に加え、三角もち合い下限(10,315円前後)にてサポートされるかに注目したいと思います。

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本日、ドル円のポイントは?

20100323YEN0820.jpg


上記のドル/円チャート(日足)は03/23の08:20現在。為替レートは外為どっとコム提供。クリックすると拡大します。)

ドル/円は動かない相場になってきていますが、気のせいか少しずつ上値を切り下げているような気がします。

90.80円と89.60円のどちらにタッチするのが早いでしょうか????

■上値ポイント
(1)91.56円:200日線
(2)90.94円【重要】:ラインC:93.78円(1/8高値)と92.14円(2/19高値)を結んだ上値抵抗線の本日の場所
(3)90.59円:ラインD:92.14円(2/19高値)と91.08円(3/12高値)とを結んだ上値抵抗線の本日の場所
(4)90.54円:60日線(やや下落)


■下値のポイント
(1)89.89円:20日線(やや下落)
(2)89.60円:先々週の安値圏(下がるのなら、89.60円を綺麗にクリアするはず)
(3)88.77円【重要】:ラインB:84.79円(11/27安値)と88.12円(3/4安値)を結んだ下値支持線の本日の場所

■なお、注目の時間足の指数移動平均に関してですが、

『60分足の20EMA』は90.24円です。
『60分足の70EMA(=4時間足の20EMA)』の上値抵抗は90.35円になります。(08:20現在)
現状は取引値が指数移動平均を下回っているので、上記の指数移動平均値(赤字、青字、特に青字)に近づくところでは普通は戻り売りを1度は検討するべき箇所になると見られます。

 

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ドル円、上値の重さと下値の堅さが共存する展開続く・・・

おはようございます。

昨日のドル円相場は、日本市場が祝日で商いは薄め、手掛かりとなる経済指標などもほとんどない中で、ケジメ無く乱高下する展開となりました。時系列に動きを追ってみると・・・

(1)アジア時間帯は東京市場祝日の影響もあって90円41銭から52銭の極小値幅で動意薄。

(2)欧州勢力の参入が始まる時間帯に小規模なドル買い円売りの動き。日本時間16:00頃、ドル円相場は一時90円77銭まで上昇するが、追随勢力には乏しく、すぐに90円50銭台に押し返されてニューヨーク勢力の参入を待つ展開に。

(3)ニューヨーク勢力参入後は一転して比較的大規模なドル売り円買い仕掛けが優勢な展開に。ストップロスを巻き込んで日本時間22:20頃に一時89円82銭まで急落するが、90円割れの水準では相変わらず下値も堅く、90円前後まで反発。

(4)米国株価、国際商品市況、クロス円相場などを横目に見ながら89円95銭から90円19銭の値幅で一進一退となり、90円10銭界隈で連休明けの東京市場にバトンタッチ。

・・・という流れでした。

ドル円相場で直接の手掛かりとなる材料が乏しい中、局所的な需給由来の振幅は生じるものの、相変わらず(1)90円台後半の上値が固く、(2)89円台後半の下値が固いという状況が続いています。

本日の東京市場も引き続き材料難。18:30に英国の2月消費者物価指数、23:00に2月の米国中古住宅販売とリッチモンド連銀製造業指数の発表が予定されています。内容次第でポンド円やドル円に相応の振幅を喚起する可能性がありますが、マクロ指標系の材料としてはやや小粒の感が否めず、ドル円相場の趨勢に長く余韻を残すほどのインパクトを期待するのは難しいかもしれません。

今日も一日よろしくお願いいたします。
 

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