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ユーロ/ドル、ギリシャ国債発行に注目
- 2010年3月29日(月)15:54
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今日(29日)、あるいは明日(30日)にもギリシャが国債の発行を計画している事が伝えられています。ギリシャにとって、欧州連合(EU)の支援策合意を資金調達コスト引き下げにつなげたいとの思惑が強く、支援合意を待っての発行を決めたようです。
ギリシャでは4-5月に約200億ユーロの国債の償還が予定されており、財政再建という大目標達成のためには、国債のスムーズな借り換えが不可欠な状況であり、今回の国債発行が重要な意味を持つ事になります。万が一、札割れ(発行予定額に入札額が届かず)などの事態が起きれば、ギリシャの自力での財政再建は困難との見方が広がり、EUとIMF(国際通貨基金)による協調融資の発動も視野に入る事になります。そうなるとユーロ/ドルの下落は避けられないと見られます。
ただ、ユーロ圏の指標国債であるドイツの10年債と、ギリシャ国債との利回り格差が3%程度と比較的高利回りである事や、欧州中央銀行(ECB)が、2010年以降もギリシャ国債を資金供給オペの適格担保として受け入れる意向である事などから、今回の入札については、好調な結果が予想されます。この結果は、一旦はユーロ買い材料となりそうですが、米国の雇用統計の発表を2日に控え、米雇用環境の改善期待が高いことからドル買い意欲も強そうであり、ユーロ/ドルの大幅上昇は考えづらいかもしれません。




