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モノライン不安再び? アムバック破産の可能性
- 2010年3月25日(木)17:35
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米モノライン大手アムバック・フィナンシャル・グループが事前調整型の破産法適用申請を行う可能性があることが発表されました。
目下のところ、同社はウィスコンシン州保険規制当局の勧告に従い、アムバック・アシュアランスの負債の一部を別勘定に移す方針だそうです。
「モノライン」とは金融保証会社のことで、金融債務のみを対象に保証を行います。その債務がデフォルトした際には、発行元に代わって元利払いを行います。サブプライム問題を契機にさまざまな金融商品がデフォルトしたことで、モノライン各社の経営不安が注目されたのは2008年の秋でした。その後はあまり話題になることはありませんでしたが・・・。
この背景には、米国で急速に地方債がデフォルトしていることが背景にあります。
米国の地方債はもともとデフォルト率が極めて低く、大手モノラインは責任準備金の140倍にも上る地方債を引き受けることが可能でした。
しかし、サブプライムショック後の米経済悪化でデフォルトする住宅ローン担保証券(RMBS)が相次ぐと、モノライン各社は多額の保証料を支払わなければならなくなった上、次第にモノライン大手各社自体がそうした多額の支払いによって経営不安が取りざたされ、格付けは引き下げ。これにより、大手モノラインは新たな債券の保証を引き受けられなくなりました。そうなると、今度は地方自治体が借り換えに伴う保証を受けることが出来ずにデフォルト。モノライン各社はまた保証料負担・・・・という悪循環に陥っていた模様です。
同国の公共債のデフォルトに関する月報が報じたところによると、デフォルトした地方債は2007年は31本で3億4800万ドル、2008年は162本で81億5000万ドル、2009年は183本63億5000万ドルと確実につみあがっていました。そうした中で今回のアムバック破たんの可能性のニュースが台頭した格好になります。
アムバック以外にも、最大手MBIAや、アシュアード・ギャランティーなども同様に苦境に陥っているようです。
今後、ひさしぶりにモノラインへの注目が高まるかもしれません。引き続き関連報道を追っていきたいですね。




